GS突破を果たしたFCソウルのチェ・ヨンス監督「勝つことだけだと考えていた」《ACL2015》

2015.05.06 00:16 Wed
▽5日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2015のグループH第6節、鹿島とFCソウル(韓国)の一戦は、アウェイのFCソウルがアディショナルタイムのゴールで3-2と勝利を収めた。この結果、鹿島のグループステージ敗退が決定し、FCソウルのグループステージ2位が確定した。

▽試合後、記者会見に出席したFCソウルのチェ・ヨンス監督は、対戦相手となった鹿島を称えつつも、試合に勝利したことを喜んだ。

チェ・ヨンス監督
「簡単ではない相手だと、改めて確認することができた。アントラーズは世代交代中ということだが、死の組ということで相当強い相手だった。我々は(グループを)通過することはできたが、チームには怪我人が多かった。ただ、難しい試合に勝つことができ、我々の力を発揮できたと思う。アントラーズも非常に攻撃的だった。最後まで頑張ってくれた選手を褒めたいと思う」
──今日の試合は熾烈な戦いだったと思う。追いつかれたが、勝敗を分けたポイントは
「今日は内容よりも結果が求められる試合だった。なぜFCソウルの選手がこの舞台にいるのかを見せ、高い集中力で臨み、持てる力を発揮したと思う。今後も今日のような戦い方をしなくてはいけないと思う」

──引き分けではなく勝たなくてはいけないというのは、どの時点で選手に伝えたか
「引き分けではなく勝たなくてはいけないというのは、前々から考えており、ハーフタイムでも試合前のミーティングでも話していた。今日の試合は、相手も攻撃的に出てくるという試合だったが、あくまでも自分たちは攻撃的に行こうとしていた。私はJリーグで何年もプレーしていたので、色々知っていることがある。とにかく、攻撃的に行かなくてはいけない試合だった」
──広州恒大とW・シドニーの試合結果は気にしていなかったのか
「もう一試合については、無視していた。我々が通過するには、自分たちが勝つことだけだと考えていた」

──ラウンド16ではグループFの1位と当たることになるが、どのチームが良いか
「城南FCとG大阪が予想されるが、2チームは互いに長所短所があるので、どちらが良いというのはない。明日試合があるが、G大阪に関しては、シーズンが始まって時間が経つことによって良くなっている。城南FCはKリーグのチームだ。どちらが良いというのはなく、我々にとっては次のステージに上ることが一番重要だと思う」

FWゴ・ヨハン
「今日の試合は良いチームと試合をしている、鹿島の選手は非常に良い選手だなと感じながら試合をしていた。勝てたことがとても嬉しい」

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