バイエルンとのPK戦を制したドルトムントが2年連続決勝進出《DFBポカール》
2015.04.29 06:55 Wed
▽28日にDFBポカール準決勝のバイエルンvsドルトムントが行われ、1-1(PK:0-2)でドルトムントが勝利した。この結果ドルトムントが2年連続の決勝進出を果たした。なお、ドルトムントの香川は70分までプレーした。
▽一方、準々決勝で延長戦の末にホッフェンハイムを下したドルトムントは、クロップ監督の今季限りでの退任が発表されて以降、2戦2勝と好調。ドルトムントは25日のフランクフルト戦からスタメンを2選手変更。ギンター、ムヒタリャンに代え、ロイスとギュンドガンが先発に復帰。ほぼベストな布陣で今季4度目の宿敵バイエルン戦に臨んだ。
▽昨季のファイナルと同一カードとなった試合は、シャビ・アロンソをアンカーに配置した[3-5-2] の布陣で臨んだバイエルンが、立ち上がりからドルトムントを押し込む展開となる。両サイドから崩しにかかるバイエルンは14分に獲得した左CKから、ミュラーがファーストシュートを放つも、これはゴール左に外れた。
▽その後も圧倒的なボール支配率で攻勢をかけるバイエルンは、30分にロングカウンターからゴールを奪う。香川のラストパスを自陣でカットしたベナティアがロングパスを出すと、このボールにレヴァンドフスキが反応。ボックス左から侵入したレヴァントフスキのシュートは一度左ポストにはじかれるも、再びボールを拾ったレヴァンドフスキが落ち着いてゴールに流し込んだ。
▽バイエルンは、55分にもベルナトのスルーパスに抜け出したレヴァンドフスキがボックス左からシュート。クロスバーに弾かれたこぼれ球を拾ったミュラーのコントロールしたボールがシュメルツァーの腕に当たったが、主審はノーファウルの判定を下した。さらに57分にはミュラーの右クロスからチアゴが決定機を迎えたが、シュートはGKランゲロフの好セーブに防がれた。
▽一方、後半半ばを迎え、徐々にボールを持てる時間が増え始めたドルトムントは、70分に香川を下げ、ムヒタリャンを投入。すると75分、バイタルエリア中央でボールを受けたブワシュチコフスキのクロスボールをボックス左に上がったムヒタリャンがダイレクトで折り返すと、逆サイドに走りこんだオーバメヤンがゴールに流し込んだ。
▽同点に追いついたドルトムントは、80分に右クロスを受けたムヒタリャンの強烈なシュートがバイエルンゴールを強襲。さらに82分にも、ムヒタリャンのパスをボックス手前で受けたロイスが左足でゴールを狙うも、ノイアーの好セーブに阻まれ、試合は1-1のまま延長に突入した。
▽迎えた延長前半、最初のチャンスはバイエルンに生まれる。101分、バイタルエリア右でシュバインシュタイガーがフンメルスに倒されFKを獲得。シャビ・アロンソのFKをボックス中央でシュバインシュタイガーがヘディングで合わせるも、わずかにゴール上に外れた。
▽延長後半に入り108分、ドルトムントはドリブルで持ち上がったシュバインシュタイガーを後ろから引き倒したカンプルが、この試合2枚目のイエローカードで退場。数的不利となると、バイエルンは115分にJ・ボアテングの左クロスをボックス中央に走りこんだシュバインシュタイガーがヘディングで流し込む。しかし、このシュートはGKランゲロフがファインセーブ。その後は、数的有利のバイエルンがドルトムントゴールに迫ったが勝ち越しゴールは奪えず、決着はPK戦に委ねられた。
▽先攻のバイエルンは、1人目のラームが足を滑らせて失敗すると、2人目のシャビ・アロンソ、3人目のゲッツェ、4人目のノイアーが立て続けにPKを失敗。これに対し、ドルトムントは3人目のフンメルスが失敗したものの、ギュンドガンとケールがきっちりと決め、PK戦を勝利。2年連続のファイナルに駒を進めた。
▽なお、ドルトムントは決勝では29日に行われるヒーレフェルト(3部)vsヴォルフスブルクの勝者と5月30日に対戦する。
PR
▽バイエルンは準々決勝のレバークーゼン戦を苦戦しながらもPK戦で勝利し、準決勝進出を決めた。リーグ、DFBポカール、CLの3冠を狙うバイエルンは、25日のヘルタ・ベルリン戦(1-0)から先発メンバー5人を変更。スタメンにはヘルタ戦で温存されたシャビ・アロンソやチアゴ、ベルナトが名を連ねた。また、負傷明けのロッベンがベンチ入りした。▽昨季のファイナルと同一カードとなった試合は、シャビ・アロンソをアンカーに配置した[3-5-2] の布陣で臨んだバイエルンが、立ち上がりからドルトムントを押し込む展開となる。両サイドから崩しにかかるバイエルンは14分に獲得した左CKから、ミュラーがファーストシュートを放つも、これはゴール左に外れた。
▽その後も圧倒的なボール支配率で攻勢をかけるバイエルンは、30分にロングカウンターからゴールを奪う。香川のラストパスを自陣でカットしたベナティアがロングパスを出すと、このボールにレヴァンドフスキが反応。ボックス左から侵入したレヴァントフスキのシュートは一度左ポストにはじかれるも、再びボールを拾ったレヴァンドフスキが落ち着いてゴールに流し込んだ。
▽後半に入っても、試合を優位に進めるバイエルンは47分、バイタルエリア右でボールを受けたヴァイザーがカットインからボックス右へスルーパス。このパスに抜け出したミュラーがシュートに持ち込むも、ボールはフンメルスのスライディングブロックに防がれた。
▽バイエルンは、55分にもベルナトのスルーパスに抜け出したレヴァンドフスキがボックス左からシュート。クロスバーに弾かれたこぼれ球を拾ったミュラーのコントロールしたボールがシュメルツァーの腕に当たったが、主審はノーファウルの判定を下した。さらに57分にはミュラーの右クロスからチアゴが決定機を迎えたが、シュートはGKランゲロフの好セーブに防がれた。
▽一方、後半半ばを迎え、徐々にボールを持てる時間が増え始めたドルトムントは、70分に香川を下げ、ムヒタリャンを投入。すると75分、バイタルエリア中央でボールを受けたブワシュチコフスキのクロスボールをボックス左に上がったムヒタリャンがダイレクトで折り返すと、逆サイドに走りこんだオーバメヤンがゴールに流し込んだ。
▽同点に追いついたドルトムントは、80分に右クロスを受けたムヒタリャンの強烈なシュートがバイエルンゴールを強襲。さらに82分にも、ムヒタリャンのパスをボックス手前で受けたロイスが左足でゴールを狙うも、ノイアーの好セーブに阻まれ、試合は1-1のまま延長に突入した。
▽迎えた延長前半、最初のチャンスはバイエルンに生まれる。101分、バイタルエリア右でシュバインシュタイガーがフンメルスに倒されFKを獲得。シャビ・アロンソのFKをボックス中央でシュバインシュタイガーがヘディングで合わせるも、わずかにゴール上に外れた。
▽延長後半に入り108分、ドルトムントはドリブルで持ち上がったシュバインシュタイガーを後ろから引き倒したカンプルが、この試合2枚目のイエローカードで退場。数的不利となると、バイエルンは115分にJ・ボアテングの左クロスをボックス中央に走りこんだシュバインシュタイガーがヘディングで流し込む。しかし、このシュートはGKランゲロフがファインセーブ。その後は、数的有利のバイエルンがドルトムントゴールに迫ったが勝ち越しゴールは奪えず、決着はPK戦に委ねられた。
▽先攻のバイエルンは、1人目のラームが足を滑らせて失敗すると、2人目のシャビ・アロンソ、3人目のゲッツェ、4人目のノイアーが立て続けにPKを失敗。これに対し、ドルトムントは3人目のフンメルスが失敗したものの、ギュンドガンとケールがきっちりと決め、PK戦を勝利。2年連続のファイナルに駒を進めた。
▽なお、ドルトムントは決勝では29日に行われるヒーレフェルト(3部)vsヴォルフスブルクの勝者と5月30日に対戦する。
PR
|
関連ニュース