▽日本サッカー協会(JFA)は23日、クラブチームの世界一を決める「FIFAクラブワールドカップ(FCWC)」が3年ぶりに日本で開催することを発表した。なお、2015年大会、2016年大会の開催が決定している。
▽2012年大会を最後にモロッコで開催されていたFCWC。2015年大会は12月10日(木)から20日(日)まで開催される。出場クラブは、6つの大陸連盟のクラブチームチャンピオンに加え、開催国代表として今シーズンの明治安田生命J1リーグチャンピオンが出場する。なお、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2015に出場しているG大阪、鹿島、柏の3クラブ(浦和は敗退)がACLで優勝した場合には、日本以外のACL2015での最上位のクラブが開催国代表枠で出場する。
▽なお、各大陸のクラブ王者が決定する日程は以下の通り。
■各⼤陸連盟代表決定スケジュール
・オセアニアサッカー連盟代表…4⽉26⽇
・北中⽶カリブ海サッカー連盟代表…4⽉29⽇
・欧州サッカー連盟代表…6⽉6⽇
・南⽶サッカー連盟代表…8⽉5⽇
・アフリカサッカー連盟代表…11⽉6⽇
・アジアサッカー連盟代表…11⽉21⽇
・開催国代表(J1王者)…12⽉5⽇
※⽉⽇はすべて現地時間。スケジュールは予定。
▽また、今回のFCWC開催に関して、国際サッカー連盟(FIFA)のジェローム・ヴァルク事務総長と、JFAの大仁邦彌会長がコメントを残している。
◆FIFA ジェローム・ヴァルク事務総⻑ コメント
「FIFAイベントの開催について、⽇本は6度のクラブワールドカップ開催が成功したことを含め、これまで確かな実績を残してきました。本⼤会が再び⽇本で開催されることになりましたが、多くの観客が集まる素晴らしい雰囲気の中、最⾼のものになるに違いありません。⼤会の⼈気と注⽬度は毎年増しており、今後も⽇本の多⼤なる⽀援のもと、続いていくものと確信しています」
◆JFA ⼤仁邦彌会⻑コメント
「クラブ世界⼀を決定する最⾼峰の⼤会を、これまで36回にわたり⽇本でホストしてきました。本⼤会が⽇本サッカーの発展に果たしてきた役割は計り知れず、選⼿にとってもファンにとっても世界の潮流を知る貴重な機会になっています。クラブチーム世界⼀を決する本⼤会は、最⾼⽔準のサッカーを観る楽しみだけではなく、各国のリーグ事情や出場国のクラブ⽂化を知る楽しみももたらしてくれます」
「現在、JリーグのクラブがAFCチャンピオンズリーグを戦っていますが、是⾮、アジアチャンピオンとして出場し、Jクラブのホームタウンの⼈々にも世界舞台に挑む喜びや誇りを感じてもらいたいと思っています。FIFA(国際サッカー連盟)とともに⼤会の成功に全⼒を尽くし、その経験を東京2020オリンピック・パラリンピック競技⼤会の成功、そして⽇本のサッカーのさらなる発展に⽣かしたいと考えています」
