ハーバード大を蹴った新鋭FWバンフォード、イングランド2部の年間最優秀若手選手賞を受賞
2015.04.20 11:29 Mon
▽ミドルスブラのU-21イングランド代表FWパトリック・バンフォード(21)が、2015年におけるフットボールリーグ(イングランド2部リーグから4部リーグを構成)の年間最優秀若手選手賞を受賞した。フットボールリーグ公式サイトが19日に発表している。
▽バンフォードは、今後の去就に言及するとともに、ミドルスブラへ感謝の言葉を残している。
「チェルシーと一緒に今後を考えようと思っている。でも、7月まで考えないようにするよ。このクラブには感謝している。彼らなしには今の僕はいない。監督を含めた皆が僕の家族だよ」
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▽チェルシーからレンタル移籍でミドルスブラに加入したバンフォードは、今シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部)で17ゴールを記録。3位につけるミドルスブラのエースとして活躍している。▽受賞式でトロフィーを受け取ったバンフォードは、「真っ先に考えることは、これから迎える最後の数試合に集中することだね。そして、チームとしてボロ(ミドルスブラの愛称)がプレミアリーグに昇格することを願っている。僕たちにはそれができるはずだ」とコメント。自身の個人タイトルよりもチームのことが第一であると強調した。「チェルシーと一緒に今後を考えようと思っている。でも、7月まで考えないようにするよ。このクラブには感謝している。彼らなしには今の僕はいない。監督を含めた皆が僕の家族だよ」
▽ノッティンガム・フォレストの下部組織出身のバンフォードは、高校時代の優秀な成績により、アメリカのハーバード大学からスカラーシップ(奨学生)のオファーが届いた。しかし、夢であるプロフットボーラーの道に進むため名門大学からのオファーを拒否。その後は2011年にノッティンガム・フォレストでプロデビューを果たすと、翌年にチェルシーに加入した。以降はMKドンズ、ダービー・カウンティで武者修行、2014年にはミドルスブラへレンタルで加入していた。
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