岡崎&本田弾でハリルジャパン初陣を勝利で飾る《キリンチャレンジカップ2015》
2015.03.27 21:41 Fri
▽ハリルホジッチ監督を新指揮官に迎えた日本代表は27日、大分スポーツ公園総合競技場でキリンチャレンジカップ2015のチュニジア代表戦に臨み、2-0で勝利した。
▽八百長問題によってアギーレ前監督を解任した日本は、ブラジル・ワールドカップでアルジェリア代表をベスト16に導いたボスニア・ヘルツェゴビナ出身のハリルホジッチ監督を招へい。31名の代表選手を招集し、4日間の合宿を経て迎えた初陣のスタメンに本田や香川、岡崎といった常連組の名はなく、永井や川又、山口に藤春といった新戦力たちが多数起用された。
▽注目の日本のシステムは川又を1トップとする[4-2-3-1]。立ち上がりは日本がハイプレスをかけるアグレッシブな入りを見せた。ボールホルダーに鋭く寄せる日本は、両ウイングの永井と武藤が守備に戻るなど、指揮官の要求通り“全員守備”を敢行していった。
▽一方、日本と同じ[4-2-3-1]のシステムを敷くチュニジアも、立ち上がりこそ日本のハイプレスに慌てる素振りを見せたものの、個々の技術の高さを生かして丁寧にビルドアップを図っていく。そして、守備に回ってもタイトに寄せて日本に自由を与えなかった。
▽シュートの少ない拮抗した展開で推移する中で21分、日本に決定機が訪れる。清武の左CKから川又が打点の高いヘディングシュートを放った。しかし、ボールは惜しくもバーに直撃する。さらに25分にはFKの流れから藤春が右足でシュートに持ち込むも、枠を捉えきれない。
▽両チーム選手交代なく迎えた後半も日本が押し込む展開で推移。ただ、水際で身体を張るチュニジア相手にやはりシュートに持ち込めなかった。60分には、永井と清武に代えて、本田と香川の両主力を同時に投入。本田は右サイドに、香川はトップ下に入った。
▽両選手がボールに絡んで流れを引き寄せにかかる日本は66分、本田の右CKから吉田のヘディングシュートがネットを揺らしたが、その前にファウルを取られてノーゴールとなってしまう。さらに67分にはダイレクトパスを使った流れから川又がシュートを放つも、ミートしきれなかった。
▽なかなかゴールをこじ開けられない日本は、72分に再び2枚代えを敢行。川又と武藤に代えて、岡崎と代表デビューの宇佐美を投入。岡崎が最前線に、宇佐美は左ウイングに入った。すると78分、主軸3選手のプレーで均衡を破る。香川のスルーパスをボックス左で受けた本田がファーサイドへクロスを上げると、フリーで待っていた岡崎がヘッドでゴールへ叩き込んだ。
▽さらに83分にも岡崎、香川、本田のトリオによってゴールがもたらされる。岡崎がバイタルエリアでタメを作ってスルーパスを供給。これをボックス左で受けた香川がクロスを入れて混戦を呼び、最後はルーズボールを本田が押し込んだ。
▽その後も3点目を狙う日本は、86分に香川が枠を捉えたミドルシュートを放てば、89分にも香川のスルーパスに抜け出したボックス左の宇佐美が右ポスト直撃のシュートを放つなど、チュニジアを圧倒。さらなる追加点こそ生まれなかったが、2-0のまま勝利した日本がハリルジャパン初陣を白星で飾った。
▽八百長問題によってアギーレ前監督を解任した日本は、ブラジル・ワールドカップでアルジェリア代表をベスト16に導いたボスニア・ヘルツェゴビナ出身のハリルホジッチ監督を招へい。31名の代表選手を招集し、4日間の合宿を経て迎えた初陣のスタメンに本田や香川、岡崎といった常連組の名はなく、永井や川又、山口に藤春といった新戦力たちが多数起用された。
▽一方、日本と同じ[4-2-3-1]のシステムを敷くチュニジアも、立ち上がりこそ日本のハイプレスに慌てる素振りを見せたものの、個々の技術の高さを生かして丁寧にビルドアップを図っていく。そして、守備に回ってもタイトに寄せて日本に自由を与えなかった。
▽シュートの少ない拮抗した展開で推移する中で21分、日本に決定機が訪れる。清武の左CKから川又が打点の高いヘディングシュートを放った。しかし、ボールは惜しくもバーに直撃する。さらに25分にはFKの流れから藤春が右足でシュートに持ち込むも、枠を捉えきれない。
▽前半の半ば以降、トップ下の清武がボールに絡んでリズムを作る日本は、3人目の動きを絡めた連動性ある崩しでチュニジアの強固な守備を打開にかかった。32分にはスローインの流れから見事な崩しを見せて清武がシュートを放つも、ミートしきれない。前半終盤にかけても押し込み続けた日本だったが、チュニジアの守備ブロックを攻略できず、シュートに持ち込めない状況が続いた。
▽両チーム選手交代なく迎えた後半も日本が押し込む展開で推移。ただ、水際で身体を張るチュニジア相手にやはりシュートに持ち込めなかった。60分には、永井と清武に代えて、本田と香川の両主力を同時に投入。本田は右サイドに、香川はトップ下に入った。
▽両選手がボールに絡んで流れを引き寄せにかかる日本は66分、本田の右CKから吉田のヘディングシュートがネットを揺らしたが、その前にファウルを取られてノーゴールとなってしまう。さらに67分にはダイレクトパスを使った流れから川又がシュートを放つも、ミートしきれなかった。
▽なかなかゴールをこじ開けられない日本は、72分に再び2枚代えを敢行。川又と武藤に代えて、岡崎と代表デビューの宇佐美を投入。岡崎が最前線に、宇佐美は左ウイングに入った。すると78分、主軸3選手のプレーで均衡を破る。香川のスルーパスをボックス左で受けた本田がファーサイドへクロスを上げると、フリーで待っていた岡崎がヘッドでゴールへ叩き込んだ。
▽さらに83分にも岡崎、香川、本田のトリオによってゴールがもたらされる。岡崎がバイタルエリアでタメを作ってスルーパスを供給。これをボックス左で受けた香川がクロスを入れて混戦を呼び、最後はルーズボールを本田が押し込んだ。
▽その後も3点目を狙う日本は、86分に香川が枠を捉えたミドルシュートを放てば、89分にも香川のスルーパスに抜け出したボックス左の宇佐美が右ポスト直撃のシュートを放つなど、チュニジアを圧倒。さらなる追加点こそ生まれなかったが、2-0のまま勝利した日本がハリルジャパン初陣を白星で飾った。
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