スアレス決勝弾でクラシコ制したバルサがマドリーとの差を4ポイントに広げる《リーガエスパニョーラ》
2015.03.23 07:05 Mon
▽リーガエスパニョーラ第28節、首位バルセロナvs2位レアル・マドリーのエル・クラシコが22日にカンプ・ノウで行われ、2-1でバルセロナが勝利した。
▽一方、バルセロナを1ポイント差で追うマドリー。アンチェロッティ監督は、2-0で勝利した前節のレバンテ戦から先発を2選手変更した。GKケイロル・ナバスとルーカス・シウバに代えて、GKカシージャスとクロースを先発に戻している。
▽天候くもり、気温12℃、湿度72%のコンディションでスタートした試合は、緊張感のある立ち上がりとなる。守備時はベイルが右サイドハーフに下がって[4-4]の2ラインでセットするマドリーに対し、ホームのバルセロナはいつも通り能動的に仕掛けていく。
▽そんな中、先に決定機を演出したのはアウェイチームだった。12分、左サイドからカットインしてバイタルエリアに侵攻したマルセロが、ボックス左のベンゼマにパス。最後は、ボックス右のC・ロナウドがベンゼマのクロスにダイレクトで合わせたが、シュートはバーに弾かれた。
▽先行したバルセロナは、30分に追加点のチャンスを得る。ルーズボールを拾ったボックス右のスアレスのシュートは当たりそこねるも、ゴール正面に流れたボールに反応したネイマールが押し込みにいく。しかし、ネイマールもミートさせることができず、シュートは力なくGKにキャッチされた。
▽すると、ピンチを免れたマドリーがエースのゴールで同点に追いつく。31分、モドリッチの縦パスをボックス右に流れたベンゼマがピケを引き連れながら中央にさばく。スペースに流れたボールをC・ロナウドが押し込み、マドリーが試合を振り出しに戻した。
▽C・ロナウドの今季31ゴール目で追いついたマドリーは、そこからハーフタイムにかけて攻勢に出る。40分には、ボックス左からベンゼマが上げたクロスをC・ロナウドが逸らすと、最後はファーサイドで詰めたベイルがネットを揺らす。しかし、これはオフサイドの判定でゴールは認められない。
▽その後、マドリーは43分にC・ロナウドが強烈なミドルシュートを枠内に飛ばす。しかし、これはGKブラーボの好守に防がれて追加点とはならなかった。
▽1-1で迎えた後半、先にゴールへ近づいたのはマドリーだった。49分、C・ロナウドとのワンツーでゴール正面に侵入したベンゼマが枠内にシュートを放つも、これはコースが甘くGKブラーボに弾かれる。
▽前半の半ば以降はマドリーのペースだったが、56分にバルセロナの抜け目ない新加入FWがゴールを陥れる。ダニエウ・アウベスのフィードを相手ディフェンスライン裏で受けたスアレスが、冷静にGKカシージャスの牙城を破って追加点をもたらした。
▽その後、よりオープンな展開となると、マドリーは78分にベンゼマのミドルシュートがDFにディフレクトして枠の右を捉えるも、GKブラーボの好守を前にゴールとはならない。一方、バルセロナは86分にジョルディ・アルバ、87分にメッシが枠内シュートに持ち込んだが、いずれもGKカシージャスのファインセーブに阻まれる。
▽結局、終盤は途中出場のブスケッツやチャビを中心にバルセロナが試合をクローズしにかかり、そのまま逃げ切りに成功。クラシコを制したバルセロナがマドリーとの勝ち点差を4ポイントに広げた。
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▽水曜日にマンチェスター・シティを退けて8年連続のチャンピオンズリーグ8強入りを決めたバルセロナは、最近の公式戦18試合で17勝1敗と絶好調だ。ルイス・エンリケ監督は、GKテル・シュテーゲンをリーガ担当のGKブラーボを代えた以外、シティ戦と同様のメンバーを起用。負傷明けのブスケッツはベンチスタートとなった。▽天候くもり、気温12℃、湿度72%のコンディションでスタートした試合は、緊張感のある立ち上がりとなる。守備時はベイルが右サイドハーフに下がって[4-4]の2ラインでセットするマドリーに対し、ホームのバルセロナはいつも通り能動的に仕掛けていく。
▽そんな中、先に決定機を演出したのはアウェイチームだった。12分、左サイドからカットインしてバイタルエリアに侵攻したマルセロが、ボックス左のベンゼマにパス。最後は、ボックス右のC・ロナウドがベンゼマのクロスにダイレクトで合わせたが、シュートはバーに弾かれた。
▽枠に助けられたバルセロナは、勢いに乗るマドリーにペースを掴まれかけるも、すぐさまポゼッションを高めて、主導権を渡さない。すると、バルセロナが最初の決定機を得点に結びつける。19分、ボックス左角の手前でFKを獲得すると、キッカーを務めたメッシがクロスを入れる。これにセルヒオ・ラモスのマークを外してゴール前へ飛び込んだマテューが頭で合わせてネットを揺らした。
▽先行したバルセロナは、30分に追加点のチャンスを得る。ルーズボールを拾ったボックス右のスアレスのシュートは当たりそこねるも、ゴール正面に流れたボールに反応したネイマールが押し込みにいく。しかし、ネイマールもミートさせることができず、シュートは力なくGKにキャッチされた。
▽すると、ピンチを免れたマドリーがエースのゴールで同点に追いつく。31分、モドリッチの縦パスをボックス右に流れたベンゼマがピケを引き連れながら中央にさばく。スペースに流れたボールをC・ロナウドが押し込み、マドリーが試合を振り出しに戻した。
▽C・ロナウドの今季31ゴール目で追いついたマドリーは、そこからハーフタイムにかけて攻勢に出る。40分には、ボックス左からベンゼマが上げたクロスをC・ロナウドが逸らすと、最後はファーサイドで詰めたベイルがネットを揺らす。しかし、これはオフサイドの判定でゴールは認められない。
▽その後、マドリーは43分にC・ロナウドが強烈なミドルシュートを枠内に飛ばす。しかし、これはGKブラーボの好守に防がれて追加点とはならなかった。
▽1-1で迎えた後半、先にゴールへ近づいたのはマドリーだった。49分、C・ロナウドとのワンツーでゴール正面に侵入したベンゼマが枠内にシュートを放つも、これはコースが甘くGKブラーボに弾かれる。
▽前半の半ば以降はマドリーのペースだったが、56分にバルセロナの抜け目ない新加入FWがゴールを陥れる。ダニエウ・アウベスのフィードを相手ディフェンスライン裏で受けたスアレスが、冷静にGKカシージャスの牙城を破って追加点をもたらした。
▽その後、よりオープンな展開となると、マドリーは78分にベンゼマのミドルシュートがDFにディフレクトして枠の右を捉えるも、GKブラーボの好守を前にゴールとはならない。一方、バルセロナは86分にジョルディ・アルバ、87分にメッシが枠内シュートに持ち込んだが、いずれもGKカシージャスのファインセーブに阻まれる。
▽結局、終盤は途中出場のブスケッツやチャビを中心にバルセロナが試合をクローズしにかかり、そのまま逃げ切りに成功。クラシコを制したバルセロナがマドリーとの勝ち点差を4ポイントに広げた。
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