G大阪、ブリーラムとドローでACL初勝利ならず《ACL2015》

2015.03.18 20:58 Wed
▽G大阪は18日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2015のグループF第3節でブリーラム(タイ)をホームに迎え、1-1で試合を終えた。

▽大会2連敗でグループ最下位のG大阪が、2連勝で首位に位置するブリーラムをホームに迎えた。リーグ戦で開幕から1分け1敗と調子が上がらないG大阪は、0-1で敗れた直近の鳥栖戦から先発を2選手変更。藤春、倉田に代わって米倉、阿部がスタメンに名を連ねた。

▽強い雨が降る中で始まった一戦は、立ち上がりにG大阪がピンチを迎える。2分、セットプレーからディオゴに頭で合わせられるも、このヘディングシュートはわずかに枠を外れた。続く9分にも決定的なシュートを放たれたG大阪だったが、これをGK東口のファインセーブで凌ぐと、12分に決定機を演出する。ペナルティアーク付近の阿部が横パスを受けてシュートに持ち込んだが、これは相手GKシワラックに弾かれてバーに直撃。先制とはならない。
▽ハーフタイムにかけては、徐々にリズムが出始めたG大阪が縦に速い攻撃で攻勢に出る。34分には宇佐美が強烈なミドルシュートを放つも、わずかにクロスバーの上。それでも、39分には試合の均衡を破った。ゴール正面から宇佐美が放ったシュートはポストに弾かれるも、こぼれ球に阿部が反応。冷静にシュートを流し込み、G大阪が先制した。

▽G大阪は1点リードのまま迎えた後半、立ち上がりから相手の攻勢に遭う。すると62分、ティーラトン・ブンマタンに見事な直接FKでネットを揺らされ、同点に追いつかれてしまう。
▽その後、大森に代えてリンス、宇佐美を下げて赤嶺を投入したG大阪は、攻撃的な姿勢を強調してゴールを目指したものの、逆に押し込まれる場面が目立つ。結局、試合は1-1のまま終了を迎え、G大阪の今季ACL初勝利とはならなかった。

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