チアゴ・シルバが劇的同点弾、120分間の激闘制したPSGがベスト8進出《CL》

2015.03.12 07:44 Thu
▽CL決勝トーナメント1回戦2ndレグのチェルシーvsパリ・サンジェルマンが、11日にスタンフォード・ブリッジで開催され、1-1で90分間の戦いが終了。2戦合計スコアで完全に並んだ両者は延長戦で1点ずつを奪い合い、2戦合計3-3で試合を終えるもアウェイゴール数で上回ったパリ・サンジェルマンがベスト8進出を決めた。

▽敵地での1stレグを1-1のドローで終えたチェルシーは、その後に行われたリーグカップで今季初タイトルを手にするなど、シーズン3冠に向けて順調に歩みを進めている。また、FAカップ敗退に伴い、先週末に試合がなかったチームは、心身ともにリフレッシュした状態でホームでの2ndレグに臨んだ。1stレグからのメンバー変更はウィリアンに代わってオスカルが起用された1点のみとなった。

▽対するPSGはホームでの1stレグで勝ち切れなかったものの、負傷者続出という苦しい台所事情の中で好内容の試合を見せた。昨季、苦杯を舐めたスタンフォード・ブリッジでリベンジを狙うブラン監督率いるチームは、1stレグから先発2人を変更。モッタがアンカーポジションに復帰し、D・ルイスは本職のセンターバックで起用された。また、ラベッシに代わってパストーレが3トップの一角で先発した。
▽前回対戦と同様に緊迫感のある立ち上がりとなった。守備的な入りが予想されたホームのチェルシーは前から積極的にプレスに行くことはないものの、マイボール時はサイドバックも攻撃参加を見せるなど、能動的な戦いを見せた。一方、ベスト8進出に向けてゴールが必要なPSGはパストーレとカバーニが盛んにポジションチェンジを見せるなど、前線で攻撃に変化を付けようとしていたが、必要以上に攻守のバランスを崩すような仕掛けは少なかった。

▽互いにシュートシーンが少ない堅い展開が続く。チェルシーは左サイドのアザールの個人技を軸にサイドを崩す場面を作るが、チアゴ・シルバを中心にソリッドな対応を続けるPSGの守備を破ることができない。対するPSGは自由に動いてボールを引き出すパストーレを起点にカウンターを仕掛けるが、こちらもラストプレーの精度を欠いた。
▽その後も緊迫した攻防が繰り広げられた中、30分過ぎに試合の流れを決定付けるアクシデントが発生する。32分、オスカルとイブラヒモビッチがイーブンなボールを競り合った際にイブラヒモビッチのタックルがアフター気味にオスカルの右足に入ってしまう。すると、カイペルス主審はこのプレーでイブラヒモビッチにレッドカードを掲示する。悪質なファウルではなかったものの、PSGは残り時間をエース不在プラス10人で戦うことになった。

▽イブラヒモビッチの退場以降、やや荒れ気味となった試合だったが、守備の局面では互いに粘り強い対応をみせ、前半はゴールレスで終了した。

▽迎えた後半、先に動きを見せたのは2戦合計スコアで優位に立つチェルシー。モウリーニョ監督は精彩を欠いたオスカルを下げてウィリアンを右ウイングで起用。この交代でセスクがトップ下に上がり、ラミレスがマティッチと共に中盤の底に入った。

▽数的優位を生かしてボールを保持するチェルシーは48分、相手陣内右サイドで得たFKの場面で機転を利かせたキッカーのウィリアンが意表を突いてニアポストを狙ったシュートを放つ。だが、このシュートはGKシリグが何とか弾き出した。

▽後半も耐える時間が続くPSGだったが、57分に千載一遇のゴールチャンスを迎える。巧みな動き直しでパストーレのスルーパスを引き出したカバーニがボックス左で飛び出したGKクルトワをかわして左足のシュートを放つ。だが、このシュートは左ポストを叩いた。

▽10人の相手に決定的な場面を作られて肝を冷やしたチェルシーだったが、その後は無難に試合をコントロールする。だが、攻撃の場面ではなかなか数的優位を生かせず、ゴールチャンスを作ることができない。それでも、勝負強さを見せるチームはセットプレーからゴールをこじ開ける。81分、右CKの流れからテリーが頭で落としたボールをヂエゴ・コスタがボレーで狙うも、これをミートできない。しかし、このボールがケイヒルへのラストパスとなると、イングランド代表DFが抑えの利いたハーフボレーでゴールネットを揺らした。

▽耐えていた守備が決壊し先制を許したPSGだったが、元ブルーズのブラジル代表DFが意地の同点ゴールを奪う。86分、右CKの場面で途中出場のラベッシが入れたクロスボールに反応したD・ルイスがニアサイドで豪快に頭で合わせた。そして、土壇場で2戦合計スコアをタイに戻したPSGが延長戦に持ち込んだ。

▽土壇場で同点に追いつかれたチェルシーは後半終盤にマティッチに代えてズマを投入したのに続き、延長前半からドログバを投入。すると96分、チェルシーに勝ち越しゴールが生まれる。セットプレーの場面でズマと競り合ったDFチアゴ・シルバがボックス内でのハンドを取られ、チェルシーにPKが与えられる。これをアザールが冷静に決めた。

▽キャプテンのミスから痛恨の勝ち越しゴールを許したPSGは、すぐさま反撃に転じる。だが、守りを固めたチェルシーの守備を攻略できぬまま、延長前半が終了した。

▽だが、数的不利を背負いながらも諦めずに攻め続けるPSGに、最後の最後で勝利の女神が微笑む。114分、右CKの場面でラベッシが入れたクロスをチアゴ・シルバが頭で合わせるも、枠を捉えたヘディングシュートはGKクルトワのビッグセーブに阻まれる。しかし、PSGはこのプレーで得た左CKでモッタがファーサイドに上げたクロスを再びDFに競り勝ったチアゴ・シルバが頭で合わせると、このシュートがゴール左隅に吸い込まれた。

▽このゴールで2戦合計3-3で並ぶもアウェイゴール数で優位に立ったPSGが、形振り構わぬ猛攻を見せたチェルシーの反撃を最後まで凌ぎ切って試合はタイムアップ。D・ルイスとチアゴ・シルバのセレソンセンターバックコンビの活躍で昨季のリベンジを果たしたPSGが、劇的な形でベスト8進出を決めた。一方、モウリーニョ監督のチームらしからぬセットプレーでの2失点で敗れたチェルシーは、シーズン3冠の夢が潰えた。

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