クロップ「アーセナルは勝利に値した」

2014.11.27 11:31 Thu
ボルシア・ドルトムントは26日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループD第5節でアーセナルと対戦し、敵地で0-2と敗れた。ユルゲン・クロップ監督は、パフォーマンスで相手に劣っていたと認めている。

第4節までに4連勝してグループ突破を決めていたドルトムントは、首位通過を決めるために結果を求めていたが、立ち上がりに失点すると、後半にも1点を加えられ、敵地で敗れている。

クロップ監督は試合後、ドイツ『スカイ』で次のように振り返った。

「もちろん、試合への入り方は望ましくなかった。(最初の失点の場面では、)相手選手3人に対し、我々は5人で守ったが、1人は競り合いに入らず、 もう1人は足を滑らせ、相手選手の1人をフリーにさせている」

「相手を圧倒できなかったのは明らかだ。もっと強引にチャンスを生かし、ゴールを決めなければいけなかった。ラストパスの1つ前のプレーで正しい選択ができていれば、良い状況をつくれたと思う。でも、そうしなかったことにより、ほとんどの場面で、最終的にはチャンスにすらならなかったんだ」

ドルトムント指揮官は、攻守のバランスが悪かったと感じている。

「ラインとラインの間の距離が開きすぎていた。前方でプレスかけても、後方から 押し上げがなかったんだ。そういうプレーすることもあるが、もっと勇敢なプレー を目指していた。もっと勇敢な走りで相手スペースを潰せば、アーセナルはもっと苦労しただろう」

「それをすべて改善していかなければいけない。CLに限らず、全コンペティション においてね」

内容で劣っていたことを認めている。

「アーセナルの方が良いプレーを見せた。彼らの勝利は妥当だよ。それでも、我々に は1点を挙げるチャンスは間違いなくあった。だが、それを決めなかったことも確かだね」

それでも、ネガティブなことばかりではない。

「我々にとって、今日の試合に関するポジティブな側面は、負傷者を出さなかったこと。そして、アーセナルに対し、得失点差で負けていないことだ。アンデルレヒトとの試合で1ポイントを加えれば、首位でグループを突破できるからね。もちろん、それが我々の目標だ」

ドルトムントは30日、アウェーでフランクフルトと対戦する。
提供:goal.com

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