UEFAがCLのシード方法を変更へ 国内王者が第1ポットに

2014.10.10 04:00 Fri
▽UEFA(欧州サッカー連盟)は、来シーズンからチャンピオンズリーグ(CL)のシード方法を変更するようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』など主要メディアが報じている。
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▽UEFAのジャンニ・インファンティーノ事務総長は、CLのグループステージにおけるシード方法に関し、ポット1に入る8チームが前年のCL覇者とUEFAリーグランキングの上位7カ国の国内王者に変更する予定だと語っている。「この計画は、(UEFA)の実行委員会によって後ほど批准される予定だ。各国リーグ協会からの推薦を受け、来シーズンからこのシードシステムに変更する」
「チャンピオンズリーグの優勝クラブはポット1に入る。残りのポット1の7クラブは、UEFAにおける係数の上位7クラブではなく、UEFAリーグランキングの上位7カ国で優勝した7クラブだ。このシステムは抽選に新たな楽しみをもたらし、そのやり方でグループステージが決まる。来シーズンからこのレギュレーションが承認されるだろう。それぞれのリーグのチャンピオンは、勝者に応じた賞与がほしいと感じていたはずだ」

「過去数年のリーグチャンピオンは、必ずしも上位のポットに入るわけではなかったため、その理解に苦しんだことだろう。それは、フランスやイングランドで起こった。そういった国のチャンピオンが、第3ポットに組み込まれ、リーグ戦で下位のチームより低いポットに入ることを理解できなかったはずだ。フットボールは勝利することだ。競争することがスポーツのメリットである。このような特別措置が勝者に与えられるのは、ごく自然なことのように思う」
▽CLのグループステージにおける抽選方法は通年、UEFAの係数で上位のクラブから第1ポット、第2ポット、第3ポット、第4ポットと振り分けられていた。しかし、この方法だと、ここ数年でビッグクラブに成り上がったマンチェスター・シティパリ・サンジェルマンといった国内リーグ王者が第1ポット以下のポットに組み込まれる状況となっていた。

▽この方法が正式に決定すれば、現時点におけるUEFAリーグランキングの上位7カ国であるスペイン、イングランド、ドイツ、ポルトガル、イタリア、フランス、ロシアの国内リーグ王者がポット1に組み込まれる。なお、第2ポット以下の選定に関しては明かされていない。

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