プレミア移籍を夢見るベルアンダ

▽ディナモ・キエフに所属するモロッコ代表MFユネス・ベルアンダ(24)は、依然としてプレミアリーグ移籍を夢見ているようだ。

▽フランス代表FWオリヴィエ・ジルー(現アーセナル)とともに2011-12シーズンのモンペリエのリーグ優勝に貢献したモロッコ代表MFは、昨夏ヨーロッパの多くのクラブが獲得に関心を示す中、ウクライナの名門への移籍を決断した。

▽当初、プレミアリーグへの移籍を希望する発言を行っていた同選手の意外な決断を受けて、周囲からは“お金のためにディナモ・キエフ行きを決めた”などの批判の声が挙がっていたが、実際にはプレミアリーグのチームから正式なオファーはなかったようだ。

▽フランス『France Foottball』のインタビューでベルアンダは「多くの人は僕がアストン・ビラへの移籍を蹴って、お金のためにディナモ行きを決めたと言っているけど、アル・ジャジーラを除いてどのクラブからも正式なオファーはなかったんだ。本当に僕が金銭を重視していたなら、ディナモの給与の倍の額を掲示していたアル・ジャジーラへ移籍していたはずだよ」と、ディナモ・キエフ行きの経緯を説明した。

▽また、同選手はプレミアリーグへの憧れを改めて語っている。

▽「僕はイングランドでプレーすることを夢見ているんだ。そして、いつかそれを実現させたいと思っているよ。好きなクラブ? もちろん、アーセナルだよ。多くのフランス人選手がいるからね。ニューカッスルもフランス人は多いけど、少しレベルは落ちるね。それ以外ではマンチェスター・シティやリバプールも刺激的なクラブだね」