インテルMF、ファンとの関係に亀裂か。久々の勝利の裏でトラブル
2018.02.12 23:59 Mon
▽インテルは10日のセリエA第24節でボローニャ戦で9試合ぶりの勝利を手にした。しかし、喜びに沸くサンシーロで新たな火種も出てきている。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えた。
▽新たな問題は、MFマルセロ・ブロゾビッチだ。58分にラフィーニャとの交代を命じられた同選手は、ホームの観客からブーイングを浴びた。低調なパフォーマンスだった選手に対する反応としてはよくある光景だが、ブロゾビッチのリアクションがまずかった。ブーイングを浴びせるファンに皮肉を込めた拍手で反応し、怒りを買っている。
▽インテルのルチアーノ・スパレッティ監督は試合後、「テレビで彼のことを見なければいけない。マルセロは少し苛立ちがあったのだろう」と話した。
▽インテルに勝利をもたらした若手ウインガーのヤン・カラモーは、先輩を擁護。「彼にとって複雑な状況だったけど、問題は僕たち全員にある。僕たちはひどい時期を過ごしていた。僕たちが良くないのはファンのせいじゃなくて、僕たちがもう少しできないことにあるんだ」とコメントしている。
▽ボローニャ戦で先制点をアシストしたのはブロゾビッチだった。チームの復調ですぐに関係を修復したいところだ。
▽新たな問題は、MFマルセロ・ブロゾビッチだ。58分にラフィーニャとの交代を命じられた同選手は、ホームの観客からブーイングを浴びた。低調なパフォーマンスだった選手に対する反応としてはよくある光景だが、ブロゾビッチのリアクションがまずかった。ブーイングを浴びせるファンに皮肉を込めた拍手で反応し、怒りを買っている。
▽インテルのルチアーノ・スパレッティ監督は試合後、「テレビで彼のことを見なければいけない。マルセロは少し苛立ちがあったのだろう」と話した。
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今日の誕生日は誰だ! 12月21日は、現役時代「7つの肺を持つ男」「二つの心臓と四つの肺をもつ男」と呼ばれた豊富な運動量の持ち主
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◆マティアス・アルメイダ 【Profile】 国籍:アルゼンチン 誕生日:1973年12月21日 クラブチーム:サンノゼ・アースクエイクス(アメリカ) 役職:監督 身長:173㎝ 体重:70㎏ ▽『今日の誕生日は誰だ!』本日、12月21日は元アルゼンチン代表MFマティアス・アルメイダ氏だ。 ▽ブレノスアイレス州出身のアルメイダは、1991年に地元リーベル・プレートのトップチームに昇格してプロキャリアをスタートした。1996年にリーグ優勝を果たした後、セビージャを経てラツィオに加入。在籍3年間でセリエAを1度、コッパ・イタリアを2度制覇してラツィオの黄金期を築いた。 ▽その後、パルマ、インテル、ブレシアとラツィオ時代を含めて7年間イタリアのクラブを渡り歩き、2005年にアルゼンチンのキルメスで現役を引退した。しかし、そこから2007年にノルウェーのリンで現役復帰して、1年間プレーした後に再び現役引退。さらに、2009年に36歳で当時アルゼンチン4部のフェニックスで2度目の現役復帰を果たすと、同年8月に古巣であるリーベル・プレートに移籍して2シーズンプレーして、現役引退と同時に同クラブの指揮官に就任した。 ▽アルゼンチン代表としてはフランス・ワールドカップや日韓・ワールドカップのメンバーに選出されるなど35試合に出場。豊富な運動量と機動力を武器に中盤の底でチームに安定感をもたらすプレーに「7つの肺を持つ男」「二つの心臓と四つの肺をもつ男」とも称された。人気サッカーゲーム『ウイニングイレブン』で長い間スタミナの能力値がMAX値である99が与えられてたことを想像すれば、どれだけの運動量の持ち主であるか理解に難くないだろう。 ▽指導者としては、リーベル・プレート、バンフィエルドの監督を経て、昨シーズンはグアダラハラを初の北中米カリブ海王者に導いている。 ※誕生日が同じ主な著名人 ベン・チルウェル(サッカー選手/レスター) 松浦拓弥(サッカー選手/ジュビロ磐田) TAKUYA∞(歌手/UVERworld) 草野マサムネ(歌手/スピッツ) 本木雅弘(俳優/元シブがき隊) 関口和之(ミュージシャン/サザンオールスターズ) 恵俊彰(芸人/ホンジャマカ) 片岡鶴太郎(タレント) 2018.12.21 07:00 Fri5