ラミス土壇場弾で乾先発のエイバルが敵地で無失点勝利! リーガ4戦負けなし《リーガエスパニョーラ》
2018.02.11 04:30 Sun
▽日本代表MF乾貴士の所属するエイバルは、10日にリーガエスパニョーラ第23節のアラベス戦をアウェイで行い、1-0で勝利。乾は85分まで出場した。
▽前節セビージャに5-0の大勝を収めたリーガ3試合負けなしの7位エイバル(勝ち点32)が、同じくリーガ3戦負けなしの12位レガネス(勝ち点29)のホームに乗り込んで行った一戦。乾はこの試合も中盤左のポジションで先発となった。
▽前線からの精力的なプレスや素早いサイド攻撃に特色を持つ似たもの同士の対戦は、中盤でぶつかり合うにらみ合いのような時間帯が続く。
▽エイバルはダニ・ガルシアを起点に、ワイドに張る乾やオレジャーナに素早くボールを当てようとするが、なかなか通らない。27分には右サイドを上がったペーニャがアーリークロスを入れたものの、ボックス中央のキケ・ガルシアには合わなかった。
▽36分にも、右CKのキッカーをダニ・ガルシアが担当し、鋭くカーブしたクロスを供給する。ボックス内のシャルレスが頭で合わせたが、競り合いの中でファウルがあったとしてチャンスにはならない。
▽前半は、お互いに好機を作り出すことができないまま終了。白熱の試合はゴールレスで折り返しを迎えることとなった。
▽後半の立ち上がりは、エイバルが攻勢をかける。50分には相手ボックス内でルーズになったボールにシャルレスが飛び込んでいく。しかし、シュートは得点とはならない。
▽さらに60分、左サイドでボールを持った乾が右足でアーリークロスを入れる。反応したオレジャーナのヘディングシュートは阻まれたが、徐々にチャンスを作っていく。
▽66分には、ショートカウンターからボックス左でボールを持った乾が左足でシュートを放つ。しかし、これはバーを越えた。
▽エイバルのペースで試合が進んでいくものの、決め切れない時間帯が続く。77分にもセットプレーの流れから競り勝ったDFラミスがヘディングシュートを放ったが、GKクエジャールにキャッチされた。
▽白熱した試合は84分、シオバスがキケ・ガルシアと交錯した際にファウルを犯したとして、この日2枚目のイエローを提示され退場に。10人の相手に一気に畳み掛けたいエイバルは、直後の85分に乾に代えてアレホを投入する。
▽すると試合終了間際の94分にドラマが待ち受けていた。右CKの場面でダニ・ガルシアのクロスにうまく相手DFの背後を取ったラミスが頭で合わせる。地面に叩き付けられたヘディングシュートはGKクエジャールの牙城を崩し、値千金の土壇場弾となった。
▽直後に試合が終了。この結果、エイバルは苦しみながらも白星を飾り、リーガ4試合負けなしで連勝に突入することに。対するレガネスはリーガ4試合ぶりに敗北を喫した。
▽前節セビージャに5-0の大勝を収めたリーガ3試合負けなしの7位エイバル(勝ち点32)が、同じくリーガ3戦負けなしの12位レガネス(勝ち点29)のホームに乗り込んで行った一戦。乾はこの試合も中盤左のポジションで先発となった。
▽前線からの精力的なプレスや素早いサイド攻撃に特色を持つ似たもの同士の対戦は、中盤でぶつかり合うにらみ合いのような時間帯が続く。
▽36分にも、右CKのキッカーをダニ・ガルシアが担当し、鋭くカーブしたクロスを供給する。ボックス内のシャルレスが頭で合わせたが、競り合いの中でファウルがあったとしてチャンスにはならない。
▽さらに42分、エイバルはショートカウンターから左サイドでボールを持った乾が、ドリブルでの突破を試みる。しかし、相手DFに阻まれて決定機に繋げることはできない。
▽前半は、お互いに好機を作り出すことができないまま終了。白熱の試合はゴールレスで折り返しを迎えることとなった。
▽後半の立ち上がりは、エイバルが攻勢をかける。50分には相手ボックス内でルーズになったボールにシャルレスが飛び込んでいく。しかし、シュートは得点とはならない。
▽さらに60分、左サイドでボールを持った乾が右足でアーリークロスを入れる。反応したオレジャーナのヘディングシュートは阻まれたが、徐々にチャンスを作っていく。
▽66分には、ショートカウンターからボックス左でボールを持った乾が左足でシュートを放つ。しかし、これはバーを越えた。
▽エイバルのペースで試合が進んでいくものの、決め切れない時間帯が続く。77分にもセットプレーの流れから競り勝ったDFラミスがヘディングシュートを放ったが、GKクエジャールにキャッチされた。
▽白熱した試合は84分、シオバスがキケ・ガルシアと交錯した際にファウルを犯したとして、この日2枚目のイエローを提示され退場に。10人の相手に一気に畳み掛けたいエイバルは、直後の85分に乾に代えてアレホを投入する。
▽すると試合終了間際の94分にドラマが待ち受けていた。右CKの場面でダニ・ガルシアのクロスにうまく相手DFの背後を取ったラミスが頭で合わせる。地面に叩き付けられたヘディングシュートはGKクエジャールの牙城を崩し、値千金の土壇場弾となった。
▽直後に試合が終了。この結果、エイバルは苦しみながらも白星を飾り、リーガ4試合負けなしで連勝に突入することに。対するレガネスはリーガ4試合ぶりに敗北を喫した。
エイバルの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
|
エイバルの人気記事ランキング
1
ジダンの次男、GKリュカ・ジダンがエイバルから降格したグラナダに完全移籍! エイバルでは正守護神としてプレー
グラナダは6日、エイバルのフランス人GKリュカ・ジダン(26)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は3年間で、2027年夏までとなる。 リュカ・ジダンはその名からも分かるとおり、元フランス代表のジネディーヌ・ジダン氏を父に持っている。 レアル・マドリーのアカデミー育ちで、2019年1月にファーストチームに昇格、ラシン・サンタンデールへのレンタル移籍を経験すると、2020年10月にラージョ・バジェカーノへ完全移籍。2022年9月にはエイバルへ完全移籍した。 マドリーでは公式戦2試合に出場したのみ。その後もなかなか大きく飛躍はできなかったが、セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)を戦うエイバルでは正守護神としてプレー。公式戦77試合に出場した。 2022-23シーズンはリーグ戦31試合、2023-24シーズンはリーグ戦42試合に出場。グラナダは最下位で2部に降格した中、再び2部で輝きを放てるか注目だ。 2024.07.06 10:55 Sat2
元マドリーのペドロ・レオン、シティ行きに待ったをかけた人物がいた
エイバルのスペイン人MFペドロ・レオンが、かつてレアル・マドリーに在籍していた2010-11シーズンを振り返った。イギリス『メトロ』が伝えている。 現在、日本代表MF乾貴士が所属するエイバルでプレーするペドロ・レオンは、2010年夏にヘタフェからマドリーに現在のレートでおよそ960万ユーロ(約11億4700万円)の移籍金で加入。しかし、スター選手が揃う銀河系軍団でポジションを確保することは難しく、思うようなシーズンを過ごせないでいた。 同選手はそのシーズンの冬の移籍マーケットで移籍を考慮。スペインメディアのインタビューで「マンチェスター・シティやチェルシー、ミランからオファーがあったよ」と明かしている。 しかし、ペドロ・レオンの移籍を阻んだのが、当時マドリーを率いていたジョゼ・モウリーニョ監督だ。同監督はペドロ・レオンについて「彼は練習での努力が足りない。メディアの君たちは彼をジダンやマラドーナ、ディ・スティファノみたいな選手のように話すが、少し前までヘタフェでプレーしていた選手だぞ」と、評価していたにもかかわらず、手元に残しておくことを望んだようだ。 そんなモウリーニョ監督の言葉に対しペドロ・レオンは「回避できる状況だった。だけど、批判を受けたのはなにも僕だけじゃなかった」とコメント。結局、マドリーでの公式戦出場は14試合にとどまり、わずか1年で古巣のヘタフェに戻ることになった。 2019.10.15 16:30 Tue3
【ラ・リーガ第25節プレビュー】CL控える2強はいずれもボトムハーフと対戦! 乾貴士がカンプ・ノウに乗り込む!
先週末に行われた第24節では首位のレアル・マドリーが格下セルタにドローとなり、ヘタフェとの上位対決を制したバルセロナとの勝ち点差が「1」に縮まった。また、第2集団ではバレンシアとアトレティコ・マドリーの上位対決がドローに終わるなど、上位2チームとの勝ち点差を縮めるには至らなかった。 今節は来週ミッドウィークにチャンピオンズリーグ(CL)のビッグマッチを控えるレアル・マドリーとバルセロナの2強の戦いに注目が集まる。 前節、難敵ヘタフェに競り勝ったバルセロナは内容面は要改善もリーグ戦3連勝を達成。25日にナポリとのCLラウンド16初戦を控える中で戦う今節は16位のエイバルを相手に4連勝を目指す。ヘタフェ戦では見事な崩しから2ゴールを奪った一方、ビルドアップの局面では相手のハイプレスに苦戦を強いられており、同じハイプレスを得意とするエイバル相手に前節からの改善を見せたいところ。なお、20日にレガネスから加入が決定したFWブラースヴァイトに関しては登録が間に合ったかは微妙なところだが、今季CL登録外のため展開次第でエイバル戦がデビュー戦になるかもしれない。 一方、MF乾貴士を擁するエイバルは前節、スタジアムの環境問題によってレアル・ソシエダ戦が延期となっており、よりフレッシュな状態で格上のアウェイゲームに臨めそうだ。前々節のアラベス戦ではチームは敗戦も乾自身は途中出場で1アシストを記録しており、2017年5月にドブレーテの活躍を見せたカンプ・ノウを舞台に再び躍動する姿を見せてほしい。 前節、ホームでセルタ相手に痛恨の2-2のドローを喫したレアル・マドリーは首位キープにこそ成功したものの、連勝が「5」でストップ。さらに、26日のCLでは優勝候補のマンチェスター・シティという難敵との対戦を控える。その中で迎える今節は13位のレバンテと敵地で対戦。CLシティ戦を睨んで幾つかのポジションでターンオーバーが予想されるが、第8節グラナダ戦(4-2で勝利)以来のラ・リーガでの複数失点となった前節から守備面の修正を施したい。 前節はメスタージャで白熱のドローゲームを演じた4位のアトレティコと、7位のバレンシアはCLの戦いで大きく明暗を分かつことに。アトレティコがホームで昨季王者リバプールに会心の1-0の勝利を収めた一方、バレンシアは敵地でアタランタに1-4の大敗を喫した。そのリバプール撃破の勢いに乗りたいアトレティコは直近3勝1分けと好調を維持する6位のビジャレアルと対戦する。対してCL大敗のショックを払しょくしたいバレンシアは、前節試合が延期となり休養十分の8位ソシエダとの難しいアウェイゲームに臨む。 その他では20日にヨーロッパリーグ(EL)を戦った3位のヘタフェと5位のセビージャの上位対決にも注目が集まる。前節、バルセロナに惜敗もELでは強豪アヤックスに2-0のスコアで先勝したヘタフェに対し、前節はエスパニョール、ELではクルージュと格下相手に連続ドローのセビージャは公式戦5試合未勝利と苦しい状況で敵地に乗り込む。 最後に18位マジョルカのFW久保建英はフライデーナイト開催の一戦で12位のベティスとのアウェイゲームに臨む。前節、VARの介入によって幻のアシストとなったものの、途中出場でチームの攻撃を活性化させる働きを見せた久保は現地メディアの評価も上々で、6戦ぶりにスタメンへ返り咲く可能性は十分にありそうだ。 《ラ・リーガ第25節》 ▽2/21(金) 《29:00》 ベティス vs マジョルカ ▽2/22(土) 《21:00》 セルタ vs レガネス 《24:00》 バルセロナ vs エイバル 《26:30》 レアル・ソシエダ vs バレンシア 《29:00》 レバンテ vs レアル・マドリー ▽2/23(日) 《20:00》 オサスナ vs グラナダ 《22:00》 アラベス vs アスレティック・ビルバオ 《24:00》 バジャドリー vs エスパニョール 《26:30》 ヘタフェ vs セビージャ 《29:00》 アトレティコ・マドリー vs ビジャレアル 2020.02.21 19:00 Fri4
