元ベルギー代表DFヴァンデン・ボーアが29歳で現役引退の意向を表明! 保有元のアンデルレヒトが来週に緊急会談へ

2017.01.11 03:13 Wed
Getty Images
モンペリエに所属する元ベルギー代表DFアントニー・ヴァンデン・ボーア(29)が、現役引退の意向を表明した。保有元のアンデルレヒトが10日、クラブ公式サイトで発表した。

▽今シーズン、アンデルレヒトからモンペリエに1年間のレンタル移籍で加入したヴァンデン・ボーアは、ここまでリーグ戦10試合に出場。だが、昨年11月4日に行われたリーグ・アン第14節マルセイユ戦を最後に出場機会を失っていた。

▽アンデルレヒトは10日、ヴァンデン・ボーアの去就に関して以下のような声明を発表した。
「我々はアントニー・ヴァンデン・ボーアの現役引退という決断に関して、注意を払っている。そして、我々は来週に会談の場を持つ予定だ」

「彼は現在もクラブにとって息子の1人であり、こういった終わり方は残念だ。我々は彼がどのような精神状態でその決断を下したのかを判断しなければならない」
「また、フットボールから離れる彼に関して、我々がどのようなサポートをできるか、考える必要を感じている。だが、そのためには、まず彼と話すことが必要だ」

▽アンデルレヒトのアカデミー出身のヴァンデン・ボーアは、2004年3月に16歳の若さでトップチームデビュー。その後、盟友のベルギー代表DFヴァンサン・コンパニ(現マンチェスター・シティ)と共に、同クラブ期待の若手として台頭した同選手だが、フィオレンティーナやジェノア、ポーツマスといった国外でのクラブでは思うように活躍できず、2013年に古巣アンデルレヒトに復帰。加入後2シーズンはレギュラーとして活躍も、2015-16シーズンのリーグ戦の出場はわずか2試合にとどまっていた。

▽また、2004年に16歳でフル代表デビューを飾ったベルギー代表では、これまで通算29試合に出場し、1ゴールを記録。2014年ブラジル・ワールドカップでは、グループステージ最終節の韓国代表戦に先発出場を果たしていた。

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