低調アーセナルがWBAに3失点で完敗…チェフ負傷も重なり厳しいリーグ連敗に《プレミアリーグ》
2017.03.18 23:28 Sat
▽プレミアリーグ第29節、WBAvsアーセナルが18日にザ・ホーソンズで行われ、ホームのWBAが3-1で勝利した。
▽2試合未消化ながらリーグ戦でトップ4圏外の5位に位置するアーセナルは、直近のFAカップ準々決勝でイングランド5部のリンカーン・シティ相手に5-0で大勝し、公式戦の連敗をストップ。巻き返しを図る今節は、リーグ戦2連敗と調子を落とす8位WBAとのアウェイゲームに臨んだ。リンカーン戦からのメンバー変更は2点。ギブスに代わってモンレアルが左サイドバックに入り、ジルーに代わってウェルベックが1トップに入った。なお、エジルはハムストリングのケガでベンチ外となった。
▽戦前の予想通り、1トップのロンドンを最前線に残して[4-5]のコンパクトな2ラインで自陣深くにこもるホームチームに対して、ボールを保持するアーセナルが押し込む入りとなる。開始6分にはボックス左でサンチェスのスルーパスに抜け出したモンレアルがグラウンダーのクロスを狙うが、これは中央で待ち構えるウォルコットの前でGKフォスターが弾き出す。
▽一方、カウンターからゴールを目指すWBAは11分、相手陣内の左サイドを持ち上がったマクレーンが右足のミドルシュートを放つが、これはGKチェフの好守に遭う。それでも、このプレーで得た左CKの場面でキッカーのシャドリの絶妙なボールに反応したゴール前のドーソンが頭で薄く触ったボールがゴール右隅に吸い込まれた。
▽難所でいきなり先制点を奪われたアーセナルだったが、頼れるエースがすぐさま試合を振り出しに戻す。15分、ボックス手前中央でウォルコットが落としたボールを、ジャカが左足ダイレクトでボックス左フリーのサンチェスにパスを通す。これを胸トラップしたチリ代表FWは、冷静にシュートコースを見極めて右足のシュート。クロスバーの下側を叩いたボールがそのままゴールネットを揺らした。
▽前半終盤にかけてはアーセナルにアクシデント。38分、ふくらはぎを痛めたチェフがプレー続行不可能となり、控えGKオスピナが緊急投入される。守護神の負傷交代でリズムを失ったアーセナルは、前半のうちに勝ち越しゴールを奪えないまま、1-1のイーブンで試合を折り返した。
▽迎えた後半、50分に左サイドのブラントのクロスに反応したロンドンが際どいヘディングシュートを放つなど、ホームのWBAが良い入りを見せる。この流れの中で54分にロンドンを下げてロブソン=カヌを投入すると、この交代策が勝ち越しゴールをもたらす。
▽55分、シャドリの浮き球パスに反応したマクレーンがGKオスピナとDFベジェリンの交錯を誘う。そして、オスピナのクリアボールをボックス中央で拾ったロブソン=カヌが左足で無人のゴールへ流し込んだ。
▽再びビハインドを背負ったアーセナルは、65分にウォルコットを下げてジルーを投入。長身のフランス代表FWを最前線に据え、攻め方を変える。同選手の投入直後のセットプレーではウェルベックが決定的なヘディングシュートも、このシュートはクロスバーを叩いた。
▽この選手交代で一気に攻勢をかけたいアーセナルだが、徹底的に中央を固めるWBAの堅守をこじ開けられない。すると75分、WBAに与えた右CKの場面でマクレーンのクロスを先制点と似たような形からドーソンに豪快なヘッドで叩き込まれ、痛恨の3失点目を喫した。
▽格下相手に負けられないアーセナルは、失点直後の78分にエースのサンチェスを下げて、最後の交代カードとしてイウォビを投入。だが、ジルーに続きイウォビの投入も全く機能せず、前半以上に決定機を作れないアーセナルは、このまま1-3で敗戦。低調なパフォーマンスでリーグ2連敗のチームは、厳しい状態でインターナショナルウィークに突入することになった。
▽2試合未消化ながらリーグ戦でトップ4圏外の5位に位置するアーセナルは、直近のFAカップ準々決勝でイングランド5部のリンカーン・シティ相手に5-0で大勝し、公式戦の連敗をストップ。巻き返しを図る今節は、リーグ戦2連敗と調子を落とす8位WBAとのアウェイゲームに臨んだ。リンカーン戦からのメンバー変更は2点。ギブスに代わってモンレアルが左サイドバックに入り、ジルーに代わってウェルベックが1トップに入った。なお、エジルはハムストリングのケガでベンチ外となった。
▽戦前の予想通り、1トップのロンドンを最前線に残して[4-5]のコンパクトな2ラインで自陣深くにこもるホームチームに対して、ボールを保持するアーセナルが押し込む入りとなる。開始6分にはボックス左でサンチェスのスルーパスに抜け出したモンレアルがグラウンダーのクロスを狙うが、これは中央で待ち構えるウォルコットの前でGKフォスターが弾き出す。
▽難所でいきなり先制点を奪われたアーセナルだったが、頼れるエースがすぐさま試合を振り出しに戻す。15分、ボックス手前中央でウォルコットが落としたボールを、ジャカが左足ダイレクトでボックス左フリーのサンチェスにパスを通す。これを胸トラップしたチリ代表FWは、冷静にシュートコースを見極めて右足のシュート。クロスバーの下側を叩いたボールがそのままゴールネットを揺らした。
▽スコアがタイに戻ってからもアーセナルのポゼッション、WBAのカウンターと互いに持ち味を発揮する流れで拮抗した状況が続く。31分には得意の攻撃参加でボックス左に抜け出したラムジーが角度のないところからシュートを狙うが、これは相手GKに阻まれる。続く34分にはボックス右でリバモアの縦パスを引き出したフレッチャーに決定機も、枠の左隅を捉えたシュートはGKチェフのビッグセーブに防がれた。
▽前半終盤にかけてはアーセナルにアクシデント。38分、ふくらはぎを痛めたチェフがプレー続行不可能となり、控えGKオスピナが緊急投入される。守護神の負傷交代でリズムを失ったアーセナルは、前半のうちに勝ち越しゴールを奪えないまま、1-1のイーブンで試合を折り返した。
▽迎えた後半、50分に左サイドのブラントのクロスに反応したロンドンが際どいヘディングシュートを放つなど、ホームのWBAが良い入りを見せる。この流れの中で54分にロンドンを下げてロブソン=カヌを投入すると、この交代策が勝ち越しゴールをもたらす。
▽55分、シャドリの浮き球パスに反応したマクレーンがGKオスピナとDFベジェリンの交錯を誘う。そして、オスピナのクリアボールをボックス中央で拾ったロブソン=カヌが左足で無人のゴールへ流し込んだ。
▽再びビハインドを背負ったアーセナルは、65分にウォルコットを下げてジルーを投入。長身のフランス代表FWを最前線に据え、攻め方を変える。同選手の投入直後のセットプレーではウェルベックが決定的なヘディングシュートも、このシュートはクロスバーを叩いた。
▽この選手交代で一気に攻勢をかけたいアーセナルだが、徹底的に中央を固めるWBAの堅守をこじ開けられない。すると75分、WBAに与えた右CKの場面でマクレーンのクロスを先制点と似たような形からドーソンに豪快なヘッドで叩き込まれ、痛恨の3失点目を喫した。
▽格下相手に負けられないアーセナルは、失点直後の78分にエースのサンチェスを下げて、最後の交代カードとしてイウォビを投入。だが、ジルーに続きイウォビの投入も全く機能せず、前半以上に決定機を作れないアーセナルは、このまま1-3で敗戦。低調なパフォーマンスでリーグ2連敗のチームは、厳しい状態でインターナショナルウィークに突入することになった。
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