積極補強のモンツァ、地元出身のイタリア代表MFペッシーナをアタランタからレンタル

2022.07.07 11:07 Thu
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セリエAに初昇格したモンツァは6日、アタランタのイタリア代表MFマッテオ・ペッシーナ(25)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。

ペッシーナは2023年6月30日までの1年間のレンタルで、特定の条件に達した場合は買い取り義務のオプションがついているとのことだ。
1997年にモンツァで生まれたペッシーナは、ユース出身で、2015年1月にファーストチームに昇格。同年7月にはミランに完全移籍していた。

その後、レッチェ、カターニャ、コモへとレンタル移籍を繰り返すと、2017年7月にアタランタへと完全移籍。アタランタでもスペツィア、エラス・ヴェローナへとレンタル移籍を繰り返したが、2020年8月に復帰すると、2020-21シーズンは公式戦40試合で4ゴール2アシストを記録。イタリア代表デビューも果たす。

2021-22シーズンも公式戦37試合で2ゴール1アシストを記録していた。なお、イタリア代表として14試合に出場し4ゴールを記録。ユーロ2020にも出場していた。

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エンポリ、ユベントスからMFラノッキアをレンタルで獲得!昨季はモンツァでプレー

エンポリは17日、ユベントスからイタリア人MFフィリッポ・ラノッキア(22)をレンタル移籍で獲得した。 ペルージャの下部組織で育ったセントラルMFのラノッキアは、2019年1月にユベントスの下部組織に移籍。2018-19シーズンはそのままペルージャにレンタルされると、当時の指揮官であったアレッサンドロ・ネスタ監督に見いだされ、弱冠17歳ながらトップチームデビューを飾った。 ユベントスに復帰した2020-21シーズンは、BチームであるU-23ユベントスに昇格すると、セントラルMFの主力として公式戦31試合に出場し4ゴール3アシストを記録。2021-22シーズンはセリエBのヴィチェンツァにレンタル移籍し、リーグ戦30試合に出場した。 この活躍が認められ、昨シーズンはクラブ史上初のセリエA参戦となったモンツァにレンタル移籍。しかし、マッテオ・ペッシーナやニコロ・ロベッラ、ステファノ・センシらレギュラー陣の壁は厚く、公式戦16試合出場でわずか671分のプレータイムにとどまっていた。 2023.07.18 06:30 Tue

イタリアがUNLファイナルに臨む26名を発表! CL決勝に臨むインテル、ECLに臨むフィオレンティーナからの招集はなし

イタリアサッカー協会(FIGC)は29日、UEFAネーションズリーグ2022-23・ファイナルに臨むイタリア代表メンバー26名を選出した。 ドイツ代表やイングランド代表らと同居したリーグA・グループ3を首位で通過し、2大会連続のファイナル進出となったイタリア。 チャンピオンズリーグ(CL)決勝を控えるインテルとヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)決勝を控えるフィオレンティーナの選手が招集外となった中、ロベルト・マンチーニ監督はレッチェに所属するDFフェデリコ・バスキロットを初招集。 そのほか、GKジャンルイジ・ドンナルンマ(PSG)やDFレオナルド・ボヌッチ(ユベントス)、MFマルコ・ヴェッラッティ(PSG)、ジョルジーニョ(アーセナル)、FWフェデリコ・キエーザ(ユベントス)らを順当に選出。 一方、ロレンツォ・インシーニェ(トロントFC)やマッテオ・ポリターノ(ナポリ)、サンドロ・トナーリ(ミラン)らが招集外となった。 イタリアは、UNLファイナル準決勝でスペイン代表(6/15)とホームで対戦。オランダ代表かクロアチア代表と決勝か3位決定戦(6/18)を戦う。 今回発表されたイタリア代表メンバーは以下の通り。 ◆イタリア代表メンバー GK ジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン/フランス) アレックス・メレト(ナポリ) グリエルモ・ヴィカーリオ(エンポリ) DF フェデリコ・バスキロット(レッチェ) アレッサンドロ・ボンジョルノ(トリノ) アレッサンドロ・フロレンツィ(ミラン) ラファエウ・トロイ(アタランタ) レオナルド・スピナッツォーラ(ローマ) フェデリコ・ガッティ(ユベントス) レオナルド・ボヌッチ(ユベントス) ジョバンニ・ディ・ロレンツォ(ナポリ) MF マッテオ・ペッシーナ(モンツァ) ダビデ・フラッテージ(サッスオーロ) マヌエル・ロカテッリ(ユベントス) ロレンツォ・ペッレグリーニ(ローマ) ブライアン・クリスタンテ(ローマ) マルコ・ヴェッラッティ(パリ・サンジェルマン/フランス) ジョルジーニョ(アーセナル/イングランド) FW ウィルフレッド・ニョント(リーズ・ユナイテッド/イングランド) マテオ・レテギ(ティグレ/アルゼンチン) ニコロ・ザニオーロ(ガラタサライ/トルコ) フェデリコ・キエーザ(ユベントス) チーロ・インモービレ(ラツィオ) マッティア・ザッカーニ(ラツィオ) ドメニコ・ベラルディ(サッスオーロ) ジャコモ・ラスパドーリ(ナポリ) 2023.05.30 06:35 Tue

「彼はゴールスコアラー」イタリア代表初招集から2戦連発のレテギをマンチーニ監督は称賛も「時間がまだ必要」

イタリア代表のロベルト・マンチーニ監督が、マルタ代表戦を振り返った。イタリアサッカー連盟(FIGC)が伝えた。 26日、ユーロ2024予選グループC第2節でイタリアはマルタとアウェイで対戦した。 初戦でイングランド代表に敗れていたイタリア。格下と言われるマルタを相手に乗り込むと、15分にCKからマテオ・レテギがヘディングで合わせ、ユーロ予選2試合連続ゴール。幸先良く先制すると、27分にはマッテオ・ペッシーナが追加点を奪う。 主導権を握って試合を進めていたが、その後はゴールが遠く、0-2のままタイムアップ。勝利を収めたものの、消化不良の試合となってしまった。 マンチーニ監督は試合を振り返り、勝利に満足も、よ入り良い試合ができたはずだとした。 「このような試合は、失うもの全てがある試合だ。我々は良いこともあれば、そうでないこともあった。重要なのは勝つことだったが、もっと上手くやれたはずだ」 「先手を奪うと、もっと落ち着いてプレーすることができる。だから、全てが上手くいく必要があった」 また、初招集から2試合連続ゴールのレテギについても言及。ストライカーとしての才能を評価も、南米でプレーを続けているため、ヨーロッパのサッカーを知る必要があると成長を促した。 「彼はゴールスコアラーだ。ゴールを決めることができ、センターフォワードにとってはそれは重要な特徴だ」 「しかし、彼には時間がまだ必要で、ヨーロッパのサッカーを良く知る必要もある」 <span class="paragraph-title">【動画】初招集から2戦連発、レテギの豪快ヘッド</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="pl13JqKVu-s";var video_start = 113;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.03.27 11:55 Mon

ユーロ王者・イタリア代表が発表! 注目集めるアルゼンチン出身のレテギが初招集《ユーロ2024予選》

イタリアサッカー連盟(FIGC)は17日、ユーロ2024予選に臨むイタリア代表メンバー30名を発表した。 2021年のユーロを制しながらも、カタール・ワールドカップ(W杯)では予選プレーオフで敗退となり、2大会連続でW杯出場を逃したイタリア。ロベルト・マンチーニ監督が続投した中で、連覇を目指してユーロ予選に臨む。 今回のメンバーにはGKウラジミロ・ファルコーネ(レッチェ)、DFアレッサンドロ・ボンジョルノ(トリノ)、アルゼンチン出身のFWマテオ・レテギ(ティグレ)が初招集を受けることとなった。 その他、GKジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン)やDFレオナルド・ボヌッチ(ユベントス)、MFマルコ・ヴェッラッティ(パリ・サンジェルマン)、FWフェデリコ・キエーザ(ユベントス)らが招集。冨安健洋の同僚であるMFジョルジーニョ(アーセナル)や堂安律の同僚であるFWヴィンチェンツォ・グリフォ(フライブルク)も選出されている。 イタリアはグループCに入っており、イングランド代表、ウクライナ代表、北マケドニア代表、マルタ代表と同居。23日にイングランドとホームで、26日にマルタとアウェイで対戦する。 今回発表されたイタリア代表メンバーは以下の通り。 ◆イタリア代表メンバー30名 GK ジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン/フランス) アレックス・メレト(ナポリ) イバン・プロベデル(ラツィオ) ウラジミロ・ファルコーネ(レッチェ) DF アレッサンドロ・ボンジョルノ(トリノ) アレッシオ・ロマニョーリ(ラツィオ) ラファエウ・トロイ(アタランタ) ジョルジョ・スカルヴィーニ(アタランタ) レオナルド・スピナッツォーラ(ローマ) レオナルド・ボヌッチ(ユベントス) ジョバンニ・ディ・ロレンツォ(ナポリ) マッテオ・ダルミアン(インテル) フランチェスコ・アチェルビ(インテル) フェデリコ・ディマルコ(インテル) MF マッテオ・ペッシーナ(モンツァ) ダビデ・フラッテージ(サッスオーロ) サンドロ・トナーリ(ミラン) ニコロ・バレッラ(インテル) ブライアン・クリスタンテ(ローマ) ロレンツォ・ペッレグリーニ(ローマ) マルコ・ヴェッラッティ(パリ・サンジェルマン/フランス) ジョルジーニョ(アーセナル/イングランド) FW ウィルフリード・ニョント(リーズ・ユナイテッド/イングランド) ジャンルカ・スカマッカ(ウェストハム/イングランド) ヴィンチェンツォ・グリフォ(フライブルク/ドイツ) マテオ・レテギ(ティグレ/アルゼンチン) フェデリコ・キエーザ(ユベントス) マッテオ・ポリターノ(ナポリ) ドメニコ・ベラルディ(サッスオーロ) シモーネ・パフンディ(ウディネーゼ) 2023.03.18 18:45 Sat

セリエA初昇格のモンツァに今夏12人目の新戦力! アーセナルDFパブロ・マリを獲得

モンツァは11日、アーセナルからスペイン人DFパブロ・マリ(28)を1年間のレンタル移籍で獲得した。なお、今回の契約では一定の条件を満たした場合、買い取り義務が生じるとのことだ。 かつてはマンチェスター・シティに在籍し、2020年1月にフラメンゴからレンタルでアーセナルに加入したマリ。同年6月に買い取りオプションが行使され完全移籍に至ったが、2020-21シーズンは前年度から持ち越した足首のケガで合流が遅れると、その後もレギュラーに定着できずにいた。 昨季はアーセナルで3試合の出場にとどまっていた中、今年1月にウディネーゼにレンタル移籍。ウディネーゼでは、レギュラーとしてセリエA15試合に出場し2ゴールを記録していた。 積極補強を敢行しているモンツァでは今夏、クラブ初のセリエAに向けてMFステファノ・センシをはじめ、MFマッテオ・ペッシーナ、FWジャンルカ・カプラーリらイタリア代表歴のある実力者が次々と加入している。 2022.08.12 06:50 Fri

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ネスタがモンツァの指揮官就任、セリエA初挑戦

モンツァは12日、アレッサンドロ・ネスタ監督(48)の招へいを発表した。契約期間は1年で、セリエA残留により自動で契約が1年更新される条項になっている。 現役時代にラツィオやミラン、イタリア代表でセンターバックとして活躍したネスタ氏。2006年ワールドカップ王者でもあるイタリアのレジェンドは2015年に現役を引退後、アメリカのマイアミFCで監督業をスタートし、ペルージャ、フロジノーネを経て、今シーズンからレッジャーナを指揮。セリエBで12位に終わっていた。 セリエB残留により延長オプションが行使される条項となっていたが、この度解消されモンツァ行きとなった。 ミラン時代から旧知の仲にあるアドリアーノ・ガッリアーニ氏がCEO(最高経営責任者)を務めるモンツァでセリエA初挑戦となる中、3季連続セリエA残留を果たせるかに注目だ。 2024.06.13 06:30 Thu

今季ユナイテッドでトップデビューの若きWGがイタリアへ! フォーソンがモンツァにフリー加入

モンツァは11日、マンチェスター・ユナイテッドからU-20イングランド代表FWオマリ・フォーソン(19)の加入を発表した。契約は2028年夏までの4年となる。 ウェストハム、トッテナム、そしてユナイテッドのアカデミーを渡り歩き、2021年夏にプロ契約のフォーソンは今年1月のFAカップでシニアデビューしてから、2月のプレミアリーグでも初出場。その試合で決勝アシストをマークしたりと爪痕も残し、最終的にトータルで7試合に出場した。 同じくユナイテッドアカデミー出身で、これまた今季デビューのウィリー・カンブワラとともに、今後が楽しみな才能の1人だったが、今月末で契約切れに。ユナイテッドは先日に新契約の打診を明らかにしたが、来季でセリエA初昇格から3年目を迎えるモンツァにフリー加入を決めた。 2024.06.12 14:40 Wed

ユナイテッドが新契約打診も…アカデミー出身フォーソンがモンツァにフリー加入へ

マンチェスター・ユナイテッドのU-20イングランド代表FWオマリ・フォーソン(19)がイタリアに渡るようだ。 ユナイテッドアカデミー産のウインガーは今年1月のFAカップでシニアデビューしてから、2月のプレミアリーグでも初出場。その試合で決勝アシストをマークしたりと爪痕も残し、最終的にトータルで7試合に出場した。 ウィリー・カンブワラとともに今後が楽しみな才能の1人だが、今季が契約最終年。ユナイテッドからは先日に新契約を打診した旨が明らかにされ、動向が注目されたが、フリーでの新天地行きを決断した模様だ。 移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍先はモンツァで、2028年夏までの契約に合意。来季からセリエA挑戦を果たすという。 なお、アドリアーノ・ガッリアーニ氏が最高経営責任者(CEO)を務めるモンツァは今季のセリエAを12位でフィニッシュ。初昇格から2年連続の残留に成功している。 2024.06.11 10:15 Tue

「バローニが新監督」 ラツィオ会長が認める! 歓迎ぜずの声にも「ガッリアーニが望んだのには理由があるはず」

ラツィオの新監督はマルコ・バローニ氏(60)で決まりのようだ。 フェリペ・アンデルソンに続いて、鎌田大地が去り、ルイス・アルベルトも中東行きとされるなか、イゴール・トゥドール監督がチーム作りや補強方針などを巡ってのこじれにより、就任からわずか3カ月の任期で退任したラツィオ。来季の監督としてはエラス・ヴェローナの指揮を執るマルコ・バローニ氏の名が浮かぶ。 そのなか、イタリア『スカイ』によると、ラツィオのクラウディオ・ロティート会長が『Il Messeggero』のインタビューで「ヴェローナとはすべてが解決した。バローニがラツィオの新監督になる。我々が彼を望んだのは彼が優れた監督であり、正しいプロフィールの持ち主だからだ」と噂の人物が新指揮官と明言した。 この監督人事を巡り、一部では懐疑的な声もあるが、「彼を望まぬ者たちはおそらく(シモーネ・)インザーギや、(ステファノ・)ピオリ、(ウラジミール・)ペトコビッチを望まなかった人々だろう」と歴代監督の名を挙げながら反論。さらに、同じくバローニ氏の招へいに動いたモンツァの重役を口にし、選択の正しさを主張した。 「(モンツァの最高経営責任者を務めるアドリアーノ・)ガッリアーニのような勝者がバローニを望んだのには理由があるはず。4人の会長から祝福の連絡があった」 なお、ラツィオはバローニ氏と2年契約を結ぶといわれ、サラリーは100万ユーロ(約1億6000万円)強+ボーナスになるようだ。 2024.06.10 17:15 Mon

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ラツィオがエラス・ヴェローナのマルコ・バローニ監督(60)と契約合意か。 低調なシーズン、マウリツィオ・サッリ前監督との実質的な喧嘩別れ、長年主軸を担うルイス・アルベルトの退団発言、鎌田大地の急転退団(確実)…そして、それに伴うかのようにイゴール・トゥドール監督(46)が一転して退任へ。 低調かつ激動、非常にカオスなシーズンを送ってきたラツィオだが、イタリア『カルチョメルカート』によると、クラウディオ・ロティート会長はこの度、ヴェローナで指揮を執るバローニ監督の招へいへ大きく前進したという。 バローニ監督は現役時代にローマやナポリ、ボローニャ等でプレー。2000年の引退後、シエナやユベントスU-19、ペスカーラ、フロジノーネ等で指揮を執り、2021年夏から2年間のレッチェ指揮を経て、今季より現職だ。 今季の采配はそれなりに評価されているようで、モンツァとカリアリが早くからバローニ監督に接触。ただ、同監督はラツィオからの連絡でこちらに一本化。ヴェローナは後任としてパオロ・ザネッティ氏(41)を確保済みとされる。 このように、ラツィオはトゥドール監督退任とバローニ新監督就任がかなり濃厚。ヴェローナはザネッティ氏を来季からベンチに据え、バローニ新監督を断念したモンツァはアレッサンドロ・ネスタ氏(48)の招へいへ向かう。 また、モンツァで現職のラッファエレ・パッラディーノ監督(40)は来季からフィオレンティーナ。ヴィオラのヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督(46)はボローニャへ。ボローニャからはチアゴ・モッタ監督(41)がユベントスへ。 さらに、イバン・ユリッチ監督(48)が去るトリノはベネツィアでセリエA昇格の元イタリア代表DF、パオロ・ヴァノーリ監督(51)から就任OKを貰い、招へいがほぼ確実。ベネツィアもセリエB内からの引き抜きが濃厚とされる。 今夏はイタリア国内で指揮官大移動だ。 2024.06.07 11:40 Fri

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マッシモ・アンブロジーニ氏が、稀代の名将ジョゼップ・グアルディオラをカルチョへ誘う。『フットボール・イタリア』が伝える。 ミランのレジェンド、アンブロジーニ氏。「黒子」という言葉はこの男のためにあるのではないか、と思うほど脇役に徹したボランチだっだが、時代を彩ったまごうことなき名選手だ。 氏はこの度、合法スポーツベット『OLGB』のインタビューで古巣ミランなどについて語るうち、次第に話題はユベントスのチアゴ・モッタ新監督へ。そこから「指揮官論」へと入っていき、こんな質問を投げかけられた。 “カルチョで指揮を執ってほしい監督は?” 「イタリア人なら誰しも、ペップ・グアルディオラをカルチョで観てみたいと思っているんじゃないかな。イングランドと同じく、ここイタリアでもペップは史上最高の監督の1人として尊敬されているしね」 「ペップがマンチェスター・シティに対する愛着を語っている様子をよく見るよ。『クラブへの愛』、それはカルロ・アンチェロッティがレアル・マドリー愛を口にするのと同じだ」 「私も同じクラブ(ミラン)で17年間プレーしたから、愛着を持つ場所を離れる難しさはよくわかる。ペップがシティを易々と離れることもなかっただろう?」 「しかし、いつかはカルチョで指揮を執って欲しいものだね。少なくともピッチ上での変化は恐れない男だ。新しい挑戦なら、ここイタリアが最適かもしれない」 選手キャリアの全盛期は下部組織時代から過ごすバルセロナだったペップ・グアルディオラだが、30歳で突如としてセリエAのブレシアへ移籍し、その後ローマでもプレー。今なお流暢なイタリア語を話せることで知られる。 キャリア晩年は当時まだ主流とは言えなかった中東カタールへ向かい、最後は北中米メキシコでスパイクを脱いでいる…ペップ・グアルディオラとは冒険家なのだ。 2024.06.14 16:00 Fri

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