レンジャーズの
ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト監督がヨーロッパリーグ(EL)準優勝を悔やんだ。『UEFA.com』が伝えている。
レンジャーズは18日に行われたEL決勝で、ドイツの
フランクフルトと対戦した。立ち上がりから主導権を握られながらも粘り強い守備で耐えると、後半に相手のミスを見逃さず、MFジョー・アリボのゴールで先制に成功。しかし、69分に追いつかれ、延長戦の末にPK戦に持ち込まれると、MF
アーロン・ラムジーの失敗が響いて力尽きた。
EL初制覇の夢が潰えたファン・ブロンクホルスト監督は試合後、全力を尽くしたと強調。厳しい試合を戦い抜いたにもかかわらず、トロフィーを手にできなかったことを悔やんだ。
「我々は勝つためにあらゆることを試みた。PK戦はくじ引きのようなものであり、今夜は適切な場所にいられなかった。選手たちはすべてを出し切ったと思うが、最終的に非常にタイトなゲームになってしまったね。あと少しでトロフィーを手にできたから、とても残念だ。勝てば一生ものの思い出になるが、負ければ痛みがある」
「体力的にも厳しかったよ。選手たちは、ピッチの上ですべてを出し切ったのだ。両チームとも疲れており、選手を入れ替える必要があった」
「我々はPKに向けて準備した。何人かの選手はPKを蹴るのに適した状態ではなかったが、ラムジーはできる状態だった。彼は本当に落ち込んでおり、他の選手も気分が悪く、がっかりしている。彼は責務を果たしてくれたが、残念ながら決められなかった」
「最終的に、我々には勝つための素晴らしいチャンスがあった。(ライアン・)ケントは得点するため、あらゆることをしていたと思う。だが、結果的には特に最後の数分で、得点をしなければならなかった」
