Jリーグは12日、10月の「2021明治安田生命Jリーグ KONAMI月間ベストゴール」を発表した。
明治安田生命J2リーグでは、10月24日に行われた第35節、東京ヴェルディvs
ジェフユナイテッド千葉の一戦で、千葉のMF
田口泰士が決めたゴールが受賞している。
1-1の同点で迎えた33分、MF末吉塁のパスからMF見木友哉が左サイドを持ち上がり、末吉にリターン。ファーストタッチでボックス左に侵入すると、マイナスのクロスを供給する。これに走り込んだ田口が体を倒しながらの右足ボレーで合わせた。
田口は、月間ベストゴール選出を喜ぶとともに、素晴らしいクロスでアシストしてくれた末吉らチームメイトに感謝している。
「月間ベストゴールへ選出をしていただき光栄です。あの場面は、仲間を信じて走り込んで塁の名前を読んだら、素晴らしいクロスが来たので、しっかり合わせることができました。自分一人で決められるゴールは一つもないのでチームメイトに感謝をしたいです」
「今後も、チームの勝利に貢献できるようにゴールを狙っていきたいと思います。ありがとうございました」
◆選考理由
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原博実委員
「左サイド末吉からのクロス、スピードに乗って倒れ込みながらのボレーシュート。難しいシュートをいとも簡単に決めた田口のシュートテクニックは素晴らしい。周りの選手の驚いている表情が印象的」
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播戸竜二委員
「ペナルティーボックスを少し入った場所からのスーパーボレー!左からのクロスを、カラダを倒しながら、尚且つ抑えを効かせて思い切り振り抜いたボレー!かなり難易度が高く、みんながやりたいと思うボレーシュート!」
・柱谷幸一委員
「スーパーボレーシュート!左からのクロスの軌道をしっかりと見定めながら身体を倒してボールを捕らえる技術が素晴らしかった」
・寺嶋朋也委員
「美しく豪快なジャンピングボレー。ボランチの選手がエリア内まで駆け上がって決めたところにも価値がある」
なお、J1リーグからはガンバ大阪戦で豪快なロングシュートを沈めた北海道コンサドーレ札幌のMF
高嶺朋樹、J3リーグからはテゲバジャーロ宮崎戦で後ろからのボールをダイレクトボレーで決めた藤枝MYFCのFW
岩渕良太のゴールが選ばれている。
