【Jリーグ移籍情報まとめ/12月26日】ポルトガル1部で9戦7発のチアゴ・サンタナが清水入り! 湘南は一挙に16選手と契約更新

2020.12.27 07:30 Sun
Getty Images
Jリーグ移籍情報まとめ。12月26日付けのJリーグ各クラブにおける移籍動向を一挙にお届け。

【J1】
◆ベガルタ仙台
《契約更新》
DF平岡康裕(34)
◆横浜F・マリノス
《契約更新》
GK梶川裕嗣(29)
DF伊藤槙人(28)
FWオナイウ阿道(25)

[OUT]
《完全移籍》
DF山本義道(25)→ジュビロ磐田

《期限付き移籍》
DF生駒仁(21)→ギラヴァンツ北九州
◆湘南ベルマーレ
《契約更新》
GK富居大樹(31)
GK堀田大暉(26)
DF大野和成(31)
DF大岩一貴(31)
DF岡本拓也(28)
DF舘幸希(23)
DF毛利駿也(25)
DF石原広教(21)
DF畑大雅(18)
MF梅崎司(33)
MF山田直輝(30)
MF茨田陽生(29)
MF古林将太(29)
MF三幸秀稔(27)
MF柴田壮介(19)
FWタリク(32)

[IN]
《完全移籍》
FW町野修斗(21)←ギラヴァンツ北九州

◆清水エスパルス
《契約更新》
DFヴァウド(28)
MFヘナト・アウグスト(28)
FWカルリーニョス・ジュニオ(26)

[IN]
《完全移籍》
FWチアゴ・サンタナ(27)←CDサンタ・クララ(ポルトガル)

◆サンフレッチェ広島
[IN]
《期限付き満了》
MF長沼洋一(23)←愛媛FC

[OUT]
《期限付き移籍》
MF川村拓夢(21)→愛媛FC

◆大分トリニータ
《契約更新》
DF羽田健人(23)
FW伊佐耕平(29)

◆サガン鳥栖
《契約更新》
GK板橋洋青(19)
DF大畑歩夢(19)
MF松岡大起(19)
MF本田風智(19)

【J2】
◆モンテディオ山形
《契約更新》
MF加藤大樹(27)

◆水戸ホーリーホック
[OUT]
《完全移籍》
DFンドカ・ボニフェイス(24)→東京ヴェルディ

◆ザスパクサツ群馬
[IN]
《内定》
DF城和隼颯(22)←法政大学

◆大宮アルディージャ
《契約更新》
三門雄大(34)

[OUT]
《完全移籍》
MF川田拳登(23)→AC長野パルセイロ

◆東京ヴェルディ
[IN]
《完全移籍》
DFンドカ・ボニフェイス(24)←水戸ホーリーホック

◆ジュビロ磐田
[IN]
《完全移籍》
DF山本義道(25)←横浜F・マリノス

◆アルビレックス新潟
[OUT]
《期限付き移籍》
DF渡邊泰基(21)→ツエーゲン金沢

◆ツエーゲン金沢
[IN]
《期限付き移籍》
DF渡邊泰基(21)←アルビレックス新潟

◆レノファ山口FC
《契約更新》
GK吉満大介(27)
GK山田元気(26)

◆愛媛FC
[IN]
《期限付き移籍》
MF川村拓夢(21)←サンフレッチェ広島

[OUT]
《期限付き満了》
MF長沼洋一(23)→サンフレッチェ広島

◆アビスパ福岡
《契約更新》
DFカルロス・グティエレス(29)

◆ギラヴァンツ北九州
《契約更新》
DF岡村和哉(33)

[IN]
《期限付き移籍》
DF生駒仁(21)←横浜F・マリノス

[OUT]
《完全移籍》
FW町野修斗(21)→湘南ベルマーレ

◆FC琉球
[OUT]
《完全移籍》
MF山口和樹(25)→AC長野パルセイロ

【J3】
◆ヴァンラーレ八戸
[IN]
《完全移籍》
DF赤松秀哉(27)←ラオ・トヨタ(ラオス1部)

[OUT]
《完全移籍》
MF國分将(25)→ブラウブリッツ秋田

◆ブラウブリッツ秋田
[IN]
《完全移籍》
MF國分将(25)←ヴァンラーレ八戸
MF普光院誠(27)←アスルクラロ沼津

◆AC長野パルセイロ
[IN]
《完全移籍》
MF川田拳登(23)←大宮アルディージャ
MF山口和樹(25)←FC琉球

◆FC岐阜
[OUT]
《契約満了》
FW前田遼一(39)

◆カターレ富山
《契約更新》
MF末木裕也(23)
FW松澤彰(23)

◆アスルクラロ沼津
《契約更新》
DF深井祐希(24)
DF井上航希(19)
MF佐藤尚輝(24)
FW今村優介(22)

[OUT]
《完全移籍》
MF普光院誠(27)→ブラウブリッツ秋田

◆鹿児島ユナイテッドFC
《契約更新》
GK大西勝俉(30)
MF野嶽惇也(26)

[OUT]
《引退》
GK畑実(31)

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5月の月間優秀監督賞、J1は首位と勝ち点で並んだ鹿島・ランコ・ポポヴィッチ監督…J2は仙台・森山佳郎監督、J3は福島・寺田周平監督がいずれも初受賞

Jリーグは11日、5月度の明治安田Jリーグ月間優秀監督賞を発表した。 5月度は明治安田J1リーグが鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督、明治安田J2リーグがベガルタ仙台の森山佳郎監督、明治安田J3リーグが福島ユナイテッドFCの寺田周平監督の受賞となった。いずれの監督も、これが初受賞となる。 ポポヴィッチ監督率いる鹿島は、5月の6試合で5勝1分けと絶好調。チームはFC町田ゼルビアと勝ち点で並ぶ2位にまで浮上している。 選考委員会の総評とポポヴィッチ監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「色々な選手をポジションチェンジし、マネジメントがよくできている」 槙野智章委員 「ゴールの時の喜ぶ姿もいい。勝ちに対して貪欲。勝者のメンタリティーがあり、負け無しで勝負強さを見せた戦いをしている。神戸との上位決戦もものにした」 北條聡委員 「見事、鹿島を常勝軍へ。中盤の最適解を見出し、名古を覚醒させ、チャヴリッチを切り札に使う采配が的中。次々と勝ち点を積み上げた」 丸山桂里奈特任委員 「得点力も凄いが、後から投入した選手が得点に絡み、交代で試合をコントロールしていた。広島、神戸の上位対決をキッチリ勝って首位争いに絡んだ」 ◆ランコ・ポポヴィッチ(鹿島アントラーズ) 「Jリーグというレベルの高いリーグで数多くの素晴らしい監督がいる中、このような賞をいただくことができ、大変光栄です」 「私の力だけでとった賞ではなく、支えてくれたスタッフ、クラブ関係者、そして、日々のトレーニングから集中して自分たちのやるべきことに真摯に取り組んでいる選手たちのおかげであり、クラブ全体でいただいた賞だと思います」 「また、常に背中を押してくれるファン・サポーターの皆さんにも心から感謝しています。これからも良い成績を継続して残せるよう、目標達成のために全員で戦っていきます」 森山監督率いる仙台は、5月の5試合で4勝1敗。白星を掴んだ試合はいずれも1点差での勝利であり、粘り強さを示して上位争いに参戦している。 選考委員会の総評と森山監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「初めてのプロチームの監督。ようやく森山色が浸透してきて、乗ってきた」 山本昌邦委員 「見事に修正して、ぐんぐん上位に上がってきた。しぶとく勝点を拾っていくところが特徴でもあり、勝ちにこだわることがチームに浸透してきた」 寺嶋朋也委員 「プロ1年目の序盤戦でしっかり結果を出してきている」 丸山桂里奈特任委員 「粘り強い勝ち方で4連勝。特に連勝の始めとなった山口戦では後半アディショナルタイムに投入した名願選手の仕掛けから決勝点のPKをゲットで、采配も冴えていた」 植松隼人特任委員 「4月に比べ勝ちが上がってきており、勝つイメージが掴めてきている。4月月間14位に対して、5月月間は2位」 ◆森山佳郎監督(ベガルタ仙台) 「このたびは、身に余る表彰を受けることになり大変うれしく思います。この賞はベガルタ仙台の選手、スタッフの努力とハードワークで勝ち得たものでしかなく、私は選手、スタッフを代表していただいているものと認識しています」 「まだまだチームには安定感が足りておらず、1試合1試合成長していく必要があります。私自身もJリーグの監督としての経験が足りませんが、チームと共に成長する作業を積み重ねていけることに幸せを感じながら、日々を大切に過ごしていきたいと思っています。このたびは本当にありがとうございました」 寺田監督率いる福島は、5月の4試合で3勝1敗。徐々にチームを軌道に乗せ、6位にまで浮上している。 選考委員会の総評と寺田監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「彼が積み上げてきたものがでてきて躍動している。結果も含め文句なしの選出」 JFA技術委員 「自らのスタイルを維持しながら4連勝しているのが素晴らしい」 平畠啓史委員 「5月3連勝は文句なし。自分達で主体性を持ってゲームを進める福島のサッカーはおもしろい。加えて、一人少なくなった今治戦では勝利への執念を感じさせる逆転勝利。開幕から積み上げたものが実を結んでいる印象」 橋本英郎委員 「3連勝だけでなく、4月からの連勝継続の点でも高評価。開幕当初の苦戦から現在のサッカースタイルを貫き、チームへの浸透がみられた。今の福島のサッカーはこれだ!とわかるスタイル作りで勝ちもしている」 丸山桂里奈特任委員 「3戦全勝でぐっと順位を上げた。後半のゴールの多さ、1点差ゲームを勝ち切れるチームになっているのが素晴らしい」 ◆寺田周平(福島ユナイテッドFC) 「このたびは、選出していただきありがとうございます。優秀監督賞ではなく、優秀チーム賞として全員で受賞を喜びたいと思います。勝てない期間もありましたが、どんなときも方向を見失うことなく、選手やスタッフが毎日ポジティブに取り組んだ結果だと思います」 「苦しいときに、声援を送り続けてくださったファン、サポーターのみなさまには心から感謝しています。今後も勝利を積み重ねることで、クラブに関わる全てのみなさまを笑顔にし、多くの喜びを一緒に味わいたいと思います」 「今回の受賞を大きな糧とし、J2昇格に向けて、チーム全員でゴールを目指し、奪い、勝ち切れるようがんばります。引き続き、応援をよろしくお願いいたします」 2024.06.11 17:10 Tue

5月のJ1月間ヤングプレーヤー賞にFC東京のドリブラー俵積田晃太! 「もう一段階レベルアップした姿を」

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