低調スタートのエバートン指揮官、選手たちに警告「隠れる場所はない」

2019.09.24 18:20 Tue
Getty Images
エバートンを率いるマルコ・シウバ監督が、低調なパフォーマンスが続く自軍の選手たちに対して強い口調で奮起を求めている。イギリス『スカイ・スポーツ』がポルトガル人指揮官のコメントを伝えている。

昨夏からビッグ6を除くプレミアリーグのクラブの中で移籍市場に積極的に資金を投下しているエバートン。
今夏もMFファビアン・デルフやFWアレックス・イウォビ、FWモイゼ・ケアン、MFジャン=フィリップ・グバミン、DFジブリル・シディベなど新戦力の獲得に成功した。

しかし、チームは開幕6試合でビッグ6との対戦が一度もなかったにも関わらず、2勝3敗1分けの14位と低迷。とりわけ、直近2試合ではボーンマス、シェフィールド・ユナイテッド相手に複数失点を喫しての連敗中となっている。

24日にEFLカップ(カラバオカップ)3回戦でシェフィールド・ウェンズデイとの対戦を控える中、公式会見に出席したシウバ監督は、選手たちに対して「隠れる場所はない」と、ここからの奮起を促している。
「(プレーヤーたちに対して)誰も隠れることはできないと話した」

「(シェフィールド・ユナイテッド戦の敗戦後に)それをロッカールームで伝えた。我々には隠れる場所がなく、強いキャラクター、パーソナリティを示す必要があるということもね」

「我々はフットボールを通じて負うべき責任がある。私自身、いつでもファンのためにここ(会見場)に立っている。私は逃げも隠れもしないし、それは他の人も同様だ」

また、シウバ監督はリーグ戦での失態を払しょくする上で今回のシェフィールド・ウェンズデイ戦が「本当に重要」と語り、この試合での勝利を今後のリーグ戦に繋げたい考えであることを明らかにした。

「我々はこのコンペティション、自分たちの目標に敬意を表し、その中で自分たちができ得ることを達成したいと思っている」

「我々は強くなる必要があり、次のラウンドに到達したいと考えている。それこそが自分たちの求めているものであり、この一戦に対するリアクションだ」

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スパーズら関心のアンドレアス・ペレイラが移籍も? 「代理人と話し合って決める」

フルアムのブラジル代表MFアンドレアス・ペレイラ(28)が将来を巡り、代理人との協議予定を明らかにした。 マンチェスター・ユナイテッドでは燻り続け、母国強豪のフラメンゴにローン移籍をした時期もあったが、2022年夏からフルアムに完全移籍のA・ペレイラ。その1年目からマルコ・シウバ監督のもと、攻撃的MFとして輝く。 2年目の今季も公式戦44試合の出場数とともに、ゴール関与も3得点9アシストをマーク。フルアムとの契約はあと2年残るが、最近ではトッテナム、ニューカッスル・ユナイテッド、アストン・ビラの関心が取り沙汰される。 フルアムでの活躍ぶりから、今年3月に2018年9月以来の返り咲きを果たした代表でも来るコパ・アメリカ2024のメンバーに含まれ、右肩上がりのキャリアを過ごすが、ブラジル『UOL』でひと段落後に代理人と検討するようだ。 「今は代表チームに完全に集中しているし、自分の将来を話すのは難しい。タイトルを手にしてから、神のご加護があれば、クラブでの将来を考えていくつもり。代理人と話し合って将来を決める」 ウィリアンを失う可能性があるフルアムからすれば、A・ペレイラも移籍となれば痛手。その一方で、クラブにはエミール・スミス・ロウの獲得に熱心との報道もあるが、年齢的にも脂の乗るA・ペレイラの去就やいかに。 2024.06.06 14:00 Thu

アーセナルで苦しむスミス・ロウに移籍の可能性、フルアムが今夏の獲得を模索か

アーセナルのイングランド代表MFエミール・スミス・ロウ(23)に対して、フルアムが関心を示しているようだ。 アーセナルのアカデミー出身であり、2021-22シーズンにはプレミアリーグで二桁ゴールの活躍を見せたこともあるスミス・ロウ。しかし、鼠径部の負傷もあって現在は大きく序列を落とし、今シーズンは公式戦19試合に出場するもプレミアリーグでの先発はわずか3試合と、ほとんど存在感を発揮できず1年を終えた。 イギリス『イブニング・スタンダード』によると、苦しむスミス・ロウについてアーセナルは今夏の売却にも応じる方針の模様。現在はフルアムが獲得に具体的な関心を示しているという。 フルアムのマルコ・シウバ監督は攻撃力強化を望んでおり、スミス・ロウを高く評価。クラブ上層部に対して、自分を支持するための動きを見せてほしいと働きかけているようだ。 選手側も出場機会を望んでおり、今夏の移籍を希望する可能性はあるとのこと。ファンからの人気は依然として高いが、背番号「10」を背負うスミス・ロウはどのような決断を下すだろうか。 2024.06.04 16:10 Tue

フルアム注目CBが市場に…シウバ監督が退団見通しを認める

フルアムのマルコ・シウバ監督がイングランド人DFトシン・アダラバイヨ(26)の退団可能性を認めた。 マンチェスター・シティのアカデミー育ちで、若き頃から能力が認められる存在だったアダラバイヨ。シティではなかなかその力を示す場がなかったが、2020年10月にフルアム入りすると、ケガを除けば、欠かせぬ戦力としてチームの中心と化す。 フルアムでのパフォーマンスぶりから、周囲からもビッグクラブの関心が紐づく存在として注目を浴びるなか、今季最終年であるフルアムとの契約もあと1カ月と少しに。選手本人はステップアップを目指し、契約延長の拒否を通知したとされる。 イギリス『イブニング・スタンダード』によると、フルアム指揮官も3日の会見でスピードも定評ありの長身センターバックについて、来季のチームに「おそらくいない」と話したという。 そんな指揮官はまた、「トシンは自分の将来をはっきりと決めたなら、明確にすべきで、話さないといけない」とし、こう続けている。 「もちろん、我々としてはこのフットボールクラブの将来のためにできるだけ準備をするためにここにいる」 「彼との契約更新にトライする状況は隠し事ではない。彼だけでなく、契約終了が迫るほかの選手もだが、そう簡単ではないんだ」 2024.05.04 18:25 Sat

今冬レンタル移籍も先発なし…フルアムで苦境のブロヤを指揮官が擁護「あらゆる能力を持っている」

フルアムのマルコ・シウバ監督が、難しい立場に置かれるアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤの状況に言及した。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えている。 チェルシーで思うような出場機会を得られていなかったブロヤは、今年1月にフルアムへレンタル移籍。加入後、全公式戦の60%以上で先発起用されれば、レンタル料が免除される契約内容での加入となっていた。 しかし、それでもマルコ・シウバ監督はここまでブロヤを先発起用せず。プレミアリーグで出場した4試合はいずれも途中出場となっており、いまだゴールは記録していない。 FWロドリゴ・ムニスとの序列争いに勝てず苦しい立場となっているブロヤだが、マルコ・シウバ監督はまだ期待を持っているようだ。指揮官はここまで先発がない理由や、今季終了後の買い取りの可能性についても言及している。 「彼にとっても私にとっても難しくなっている。彼がこのクラブにいる主な理由は私にあるだろう。私は彼をここへ連れてくるよう、本当に一生懸命プッシュしたからね。昨夏にミトロビッチを売却した際も私は彼との契約を望んでいた」 「彼は私が本当に買っている選手だ。最高レベルでプレーするための、あらゆる能力を持っている。ここ数試合は、誰もが出場できる状態だった。そして例えば、イサ・ディオプは今シーズン何度も先発している選手だが、過去3試合はメンバーから外れていた。それでも、彼はチェルシーの選手ではないから誰も話さない」 「プレーしたいという野心を抱くアルマンドにとって、より困難だろう。市場の終盤にレンタルが決まったなら、選手はチームに影響を与えられることを期待するものだ。しかし、ムニスがそうであるようにストライカーがゴールを決めたら、他選手にチャンスは与えられない」 「アルマンドの将来について、話すことはない。彼は我々の選手ではなく、我々だけで決められるものでもないからだ」 2024.04.02 17:25 Tue

現役時代は稲本潤一ともプレー、フルアムの“レジェンド”ボア・モルテ氏が今季限りで退団…ギニアビサウ代表監督就任へ

フルアムは19日、クラブOBでもあり、現在はファーストチームでコーチを務めるルイス・ボア・モルテ氏(46)が今シーズン限りで退団し、ギニアビサウ代表の監督に就任することを発表した。 スポルティングCPの下部組織で育ったボア・モルテ氏は、スポルティングの他、アーセナル、サウサンプトン、フルアム、ウェストハムなどでプレーした。 元日本代表MF稲本潤一とはフルアム時代のチームメイトであり、オールドファンであれば名前を聞いたことがあるかもしれない。左ウイングを主戦場としたポルトガル代表FWで、代表通算28試合1ゴール。プレミアリーグでは296試合で29ゴールを記録していた。 2013年1月に引退すると、スポルティングの下部組織の監督やアーセナルでスカウトを務めることに。2019年7月にマルコ・シウバ監督のアシスタントコーチとしてエバートンで仕事を始めると、2021年7月からはマルコ・シウバ監督と共にフルアムで働いていた。 フルアムでは通算250試合54ゴールを記録しており、クラブのレジェンド的存在。「フルアムの全員がボアの復帰後の働きに感謝し、ルートン・タウンとのシーズン最終戦後に退団するボアの次の章の幸運を祈っている」とエールを送っている。 2024.03.20 11:10 Wed

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エバートンのクラブ買収話が決着か…フリードキン・グループとの基本合意報道

エバートンのクラブ売却話がフリードキン・グループで収まるかもしれない。 ファルハド・モシリ氏がオーナーを務めるエバートンだが、近年の財政難により、クラブ売却の動きが噂に。セビージャなども保有する777パートナーズが買収に動いたが、期限までに書類が揃わず、破談した。 そこでエバートンに救いの手を差し伸ばしたのがローマも保有するフリードキン・グループ。イギリス『BBC』によると、他にも4つの入札者がいたが、エバートンと買収の話を進める方向で基本合意に至ったという。 そんなフリードキン・グループは今週末までにもファルハド・モシリ氏から株式94%を買い取るか否かを近く決断しうるといい、取引の具体的な構造についても柔軟に対応していくスタンスとのことだ。 サウジアラビア王族を含むコンソーシアムらを退け、エバートン買収に近づくというフリードキン・グループはダン・フリードキン氏がトップに立ち、純資産は48億ポンド(約9579億8000万円)にのぼるとされる。 今季のプレミアリーグでリーグが定める収益と持続可能性のルール(PSR)に引っかかり、勝ち点剥奪処分を受けるなど、厳しい財政事情が表面化するエバートンだが、このままフリードキン・グループ入りとなるか。 2024.06.15 15:45 Sat

ユナイテッドがブランスウェイト獲得に1stオファー…これにエバートンは?

マンチェスター・ユナイテッドがイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)を巡り、エバートンにオファーを出したようだ。 今季を通じてやりくりに苦労したセンターバック陣の補強に乗り出すユナイテッド。エリク・テン・ハグ監督の進退が続投でようやく決着してから、補強の話が盛んになるなか、その初手としてブランスウェイト獲りの動きが取り沙汰される。 イギリス『The Athletic』によると、ユナイテッドはさっそく3500万ポンド(約69億8000万円)の1stオファーを提示。このオファーは800万ポンド(約15億9000万円)のアドオンも含むものだが、エバートンは受け入れず、突っぱねると推察されるという。 エバートンはかつてのハリー・マグワイアらに並ぶ価値を見込むといい、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者いわく、少なくとも6500万〜7000万ポンド(約129億7000万〜139億7000万円)のオファーでなければ応じない模様だ。 ブランスウェイトは195cmのサイズながら、スピードにも定評がある若きセンターバックで、左利きという部分にも希少価値あり。プレミアリーグが定める収益性と持続可能性のルール(PSR)と睨み合いながらの今夏となる両クラブは今後も綱引きが続きそうだ。 2024.06.15 12:15 Sat

エバートン史上最多PL出場の主将DFコールマンが1年契約延長「貢献できると感じていなかったらサインしなかった」

エバートンは14日、アイルランド代表DFシェイマス・コールマン(35)との契約延長を発表した。 契約期間は2025年6月までの1年間。エバートンで16シーズン目を迎える。 コールマンは2009年1月に母国アイルランドのスライゴ・ローヴァーズから6万ポンド(約1200万円)でエバートンに加入。公式戦通算422試合で28ゴール29アシストを記録しており、プレミアリーグ通算364試合出場はクラブ史上最多記録となっている。 エバートンの象徴とも言える右サイドバックは、2019年からキャプテンも担当。2023年5月に負ったヒザの大ケガからの復帰を目指して始まった今シーズンは、公式戦15試合でプレーした。 ショーン・ダイチ監督の下でもう1年戦うことを決意したコールマンは、クラブメディアの『エバートンTV』でその喜びを語っている。 「エバートンが僕にとって何を意味するかは誰もが知っている。新しい契約にサインし、世界最高のリーグで戦うこの特別なクラブでプレーし続けられることがとても誇らしいし、光栄に思う」 「僕はこのサッカークラブのために全力を尽くす。ここでの時間を延長できることを本当に嬉しく思っている。全ての瞬間を大切にし、楽しんでいくつもりだ」 「僕にとって、そして全てのエバートンファンにとっての特別な場所であるグディソンでの最後のシーズン(2024-25シーズン限りで移転)になるなんて信じ難いことだ。もちろん僕はその一員でありたい」 「僕はまだピッチ内外でこのサッカークラブのために仕事ができると感じている。グディソンでの最後のシーズンとなれば良い形でシーズンに臨めると思うけど、チームに貢献できると感じていなかったら、契約にはサインしなかっただろう」 「母国のために2試合プレーしたばかりだ。調子は良いし、ピッチ上で選手たちを助けたい。まだ楽しんでいるし、それなら愛するクラブでプレーするのが一番だろう?」 「昨シーズンは監督が僕らのパフォーマンスと共にチームを大いに安定させたと思う。僕はその一員でありたいし、これからもこのサッカークラブの一員であり続けたい」 2024.06.14 20:31 Fri

CB補強に動くユナイテッド、ブランスウェイトと個人合意? エバートンは160億円求む

マンチェスター・ユナイテッドがイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)を巡り、エバートンとの交渉に入るようだ。 イギリス『BBC』が報じたところによると、ユナイテッドは選手の代理人と個人条件ですでに合意しているといい、14日イングランドの今夏移籍ウィンドーが開いてから、エバートンとの話し合う見込みだ。 ただ、エバートンは将来の代表でもレギュラーになるとの期待をかけるブランスウェイトを手放したくなく、移籍金もかつてのハリー・マグワイアやヨシュコ・グヴァルディオルと同じレベルを求めるという。 その額は最低でも8000万ポンド(約160億3000万円)。エバートンは今月末までにプレミアリーグが定める収益性と持続可能性のルール(PSR)をクリアするために選手売却を迫られているとも報じられている。 ユナイテッドの方ではケガ人の多さが主因だが、今季を通じてやりくりに苦労したセンターバック陣を補強ポイントの1つに。すでにラファエル・ヴァランの退団が決まっている。 2024.06.14 10:15 Fri

ローマのオーナーがエバートンを買収か? 売却失敗の中で候補者が複数浮上

クラブ売却話が頓挫してしまったエバートン。救世主として浮上したのは、ローマのオーナーであるダン・フリードキン氏だという。イギリス『BBC』が伝えた。 エバートンは、現オーナーであるファルハド・モシリ氏がクラブの売却を考え始めると、アメリカの投資会社「777パートナーズ」に株式の94%を売却することで合意に達していた。 しかし、クラブの売却期限だった今月1日までに取引が行われず。クラブの売却は成立しなかったことが発表されていた。 そんな中、新たな買い手として浮上したのがローマを保有するダン・フリードキン氏。純資産は48億ポンド(約9629億円)とも言われているアメリカ人の実業家で、モシリ氏が持つ94%の株式を全て購入することを目指しているという。 なお、その他にも、エバートンに1億5800万ポンド(約313億8000万円)を貸し付けたMSPスポーツキャピタル、地元の実業家であるアンディ・ベル氏とジョージ・ダウニング氏も買収を目指しているとされている。 また、クリスタル・パレスの共同オーナーであるジョン・テクスター氏もエバートンに興味を示しており、クリスタル・パレスの株式45%を売却することを検討し始めたとも言われている。 いずれにしても、買い手の候補はいくつかいる中で、エバートンの将来がどうなるのか注目を集める 財政的に問題を抱えていたエバートン。2023-24シーズンのプレミアリーグでは、プレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則(PSR)の違反のため、勝ち点8をマイナスされていたが、なんとか残留を果たしていた。 2024.06.09 12:01 Sun

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ユナイテッドが来週から男子トップチーム施設の改修開始! 投資額は100億円…「また最高水準に」

マンチェスター・ユナイテッドが14日に男子トップチームの施設を改修すると発表した。 改修工事は来週から。5000万ポンド(約99億7000万円)を投じてのプロジェクトとなり、建物内のあらゆるエリアが改装され、これからの成功の礎となるポジティブな環境を備えた世界トップクラスのフットボール施設に生まれ変わるという。 この工事は来季にもまたがり、最初に着手するのはジム、メディカル部門、食事、リカバリーエリアで、施設内のその他に関しても順次、改修が行われる見込みだ。 ユナイテッドでは昨夏に1000万ポンド(現レートで約19億9000万円)で女子チーム、およびアカデミー用の施設を最新鋭に新装。今回のをあわせると、この2年間で施設向上に6000万ポンド(約119億7000万円)が投じたことになる。 新組織作りとともに、補強に乗り出すなか、施設の改修にも動く共同オーナーのジム・ラトクリフ氏は「我々はチームが勝つためにワールドクラスの環境を作りたい」とコメントした。 「キャリントンのトレーニング施設を徹底的に調査するなかで、男子トップチームの選手たちと話をしても、他のクラブと比べて基準の低さが明らかだった。このプロジェクトにより、マンチェスター・ユナイテッドのトレーニング場はまた最高水準に改修される」 2024.06.15 13:15 Sat

ユナイテッドがブランスウェイト獲得に1stオファー…これにエバートンは?

マンチェスター・ユナイテッドがイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)を巡り、エバートンにオファーを出したようだ。 今季を通じてやりくりに苦労したセンターバック陣の補強に乗り出すユナイテッド。エリク・テン・ハグ監督の進退が続投でようやく決着してから、補強の話が盛んになるなか、その初手としてブランスウェイト獲りの動きが取り沙汰される。 イギリス『The Athletic』によると、ユナイテッドはさっそく3500万ポンド(約69億8000万円)の1stオファーを提示。このオファーは800万ポンド(約15億9000万円)のアドオンも含むものだが、エバートンは受け入れず、突っぱねると推察されるという。 エバートンはかつてのハリー・マグワイアらに並ぶ価値を見込むといい、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者いわく、少なくとも6500万〜7000万ポンド(約129億7000万〜139億7000万円)のオファーでなければ応じない模様だ。 ブランスウェイトは195cmのサイズながら、スピードにも定評がある若きセンターバックで、左利きという部分にも希少価値あり。プレミアリーグが定める収益性と持続可能性のルール(PSR)と睨み合いながらの今夏となる両クラブは今後も綱引きが続きそうだ。 2024.06.15 12:15 Sat

監督探しのブライトン、ヒュルツェラー氏招へいが決定的…プレミア最年少指揮官に

ブライトン&ホーヴ・アルビオンの新監督はドイツの青年指揮官で決まりのようだ。 ロベルト・デ・ゼルビ監督の退任により、後任探しに着手するブライトン。当初のターゲットだったイプスウィッチ・タウンのキーラン・マッケンナ監督は契約延長による残留が決まり、招へいが叶わず、その後に白羽の矢を立てたのがザンクト・パウリ指揮官のファビアン・ヒュルツェラー氏(31)だ。 ヒュルツェラー氏とは早くに個人条件で合意に至り、ザンクト・パウリとの補償金を巡る話し合いが焦点とされるなか、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、このクラブ間でのやりとりも成立。ブライトンとの契約は2027年夏までの3年になるという。 また、ドイツ国内の移籍に精通するジャーナリストのフロリアン・プレッテンベルフ氏によれば、補償金の額は600万~700万ユーロ(約10億1000万〜11億7000万円)。こちらはまだ詰めが残るとするが、ロマーノ記者と同じくブライトン行きが確実視される状況を主張した。 このままブライトン行きが決まれば、38歳のジェームズ・ミルナーよりも7歳下の指揮官に。プレミアリーグでは最年少指揮官となる。 2024.06.15 10:45 Sat

ララナがサウサンプトン帰還! 「すべてが始まった場所に戻れてすごく嬉しい」

来季からプレミアリーグ復帰のサウサンプトンは14日、元イングランド代表MFアダム・ララナ(36)の加入を発表した。契約は1年となる。 セオ・ウォルコット氏や、ガレス・ベイル氏らとともに、サウサンプトンのアカデミー育ちと知られるララナにとって、実に10年ぶりの古巣復帰に。原点のクラブに帰還を果たす36歳MFは喜びの思いとともに、決意を語った。 「僕からすると、馴染み深い場所。息子がアカデミーにいるから、僕も見に行ったりするけど、こんなにも身近に感じるのは初めてだし、アメージングだ。現実離れした感じがあるけど、すごくありがたい機会だし、楽しみだよ」 「ラッセル(・マーティン)と話し始めて、少し興味があるのがわかったとき、すぐに自分の心のなかで、この機会を逃すわけにはいかないと感じた。すべてが始まった場所に戻れてすごく嬉しいよ。おとぎ話のようだけど、僕にはまだやるべきことがあるし、このクラブにまだ多くをもたらせるという自信がある」 サウサンプトンのトップチーム入りから通算265試合で60得点45アシストをマークし、2014年夏にリバプール行きのララナは2020年夏からブライトン&ホーヴ・アルビオンへ。そこで4シーズンを過ごし、今季で契約満了となった。 2024.06.15 09:25 Sat

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