降格危機のキエーボがマラン監督を解任!

2018.04.29 20:16 Sun
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キエーボは29日、ロランド・マラン監督(54)を解任したことを発表した。また、今季終了までプリマヴェーラを率いるロレンツォ・ダンナ監督(46)が暫定指揮官を務めることを伝えている。

▽現役時代にキエーボで活躍したマラン監督はヴィチェンツァやカターニャの監督を経て2014年にキエーボの新指揮官に就任。就任以降は常に安定した成績でチームを残留に導いてきたが、今季は昨年12月以降から急激に調子を落とすと、後半戦の16試合では2勝10敗4分けと大不振に。
▽28日に行われた第35節のローマ戦では後半序盤に10人となった相手に1-4の大敗を喫し、今節の結果次第ではSPALに代わって降格圏の18位に転落する可能性が出てきている。

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ジェノア、マルセイユからMFストロートマンをレンタル! ローマ時代以来2年半ぶりのセリエA復帰

ジェノアは14日、マルセイユからオランダ代表MFケビン・ストロートマン(30)を今シーズン終了までのレンタル移籍で獲得したことを発表した。 なお、イタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』によると、今回の契約には買い取りオプションは付かず、給与の一部をマルセイユが支払うという。 ストロートマンは2018年夏にローマから推定2500万ユーロ(約31億5000万円)の移籍金でマルセイユに移籍。以降2シーズンは主力としてプレーしていたが、今季はここまで公式戦13試合の出場で、先発はリーグ開幕戦の1試合のみとなっていた。 一方、現在セリエAで17位に低迷するジェノアは、昨年末にロランド・マラン前監督を解任し、ダビデ・バッラルディーニ氏を招へい。また、戦力外となっていた元デンマーク代表MFラッセ・シェーネと双方合意の下で契約解除していた。 ローマ時代にはセリエA通算100試合以上に出場した経験豊富なオランダ代表MFは、2年半ぶりのイタリアでジェノアを残留に導く働きが期待される。 2021.01.15 01:39 Fri

マラン監督解任のジェノア、バッラルディーニ氏を4度目招へい

ジェノアは21日、新指揮官にダビデ・バッラルディーニ氏(56)を招へいしたことを発表した。 ジェノアでは同日、今季1勝で19位と低迷する成績不振よりロランド・マラン前監督(57)を解任していた。 バッラルディーニ氏はこれまで3度ジェノアの監督に就任しており、今回が4度目となる。ジェノアでは通算77試合の指揮を執り、29勝21分け27敗の戦績を残し、セリエA残留に導く実績を挙げているものの、過去3度はいずれも解任されている。 2020.12.22 00:40 Tue

わずか1勝のジェノア、今夏就任のロランド・マラン監督を解任

ジェノアは21日、ロランド・マラン監督(57)を解任したことを発表した。 カターニャやキエーボ、カリアリなど、母国イタリアのクラブの監督を歴任してきたマラン氏は、今年8月に2年契約でジェノアの招へいを受けた。 それまでセリエAでは通算264試合を指揮した実績のあるベテラン監督だったが、ジェノアでは開幕節のクロトーネ戦での白星を最後に第13節まで未勝利。第12節では首位のミランと引き分けを演じていたが、直近のベネヴェント戦の敗戦を引き金に解任が決まった。 イタリア『スカイ』によると、後任はジェノアを3度率いた経歴を持つダビデ・バッラルディーニ氏(56)が有力となっているようだ。 2020.12.21 19:43 Mon

マラン監督解任のカリアリ、ゼンガ氏を招へい

カリアリは3日、ワルテル・ゼンガ氏(59)を新指揮官に招へいしたことを発表した。契約期間は2021年までとなっている。 カリアリでは同日、11試合勝利から遠ざかっていたロランド・マラン前監督(56)を成績不振により解任していた。 現役時代にイタリア代表やインテル、サンプドリアの正守護神として活躍したゼンガ氏は、引退後にステアウア・ブカレストやツルヴェナ・ズヴェズダ、カターニャ、パレルモ、サンプドリア、ウォルバーハンプトン、クロトーネなどを指揮。カターニャ時代には元日本代表FW森本貴幸を指導していたことでも知られている。直近ではセリエCに在籍していたベネチアを指揮していたが、昨年3月に解任されていた。 2020.03.04 03:30 Wed

11戦未勝利のカリアリがマラン監督の解任を発表…現在3連敗中

カリアリは3日、ロランド・マラン監督(56)の解任を発表した。また、クリスティアン・マラネル助監督とアナリストのジャンルカ・マラン氏もクラブを去ることとなる。 マラン氏は、ビレシアやバーリ、ヴィチェンツァ、カターニャ、キエーボなどで指揮を執っており、2018年7月からカリアリの監督に就任。2018-19シーズンは、セリエAで15位と低迷。しかし、今シーズンはここまで8勝8分け9敗の11位に位置している。 しかし、昨年12月2日の第14節サンプドリア戦の勝利を最後に、11試合勝利から遠ざかり、その間の成績は4分け7敗と全く結果を残せていなかった。 2020.03.03 21:57 Tue

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2021年消滅のキエーボで会長務めたカンペデッリ氏、英雄ペリッシエル氏らへの法廷闘争を開始

2021年に消滅したキエーボ・ヴェローナ。会長を務めたルカ・カンペデッリ氏が元関係者らに対する法廷闘争を始めた。『フットボール・イタリア』が伝えている。 長年のカルチョファンに親しまれたキエーボ。セリエA初挑戦となった2001-02シーズンの序盤戦で一時首位に立ち、最終順位も5位という大躍進を遂げ、ミラクル・キエーボという今なお語り継がれる代名詞も誕生した。 その後もカルチョのプロヴィンチャ(中堅クラブ)として一定の地位を築いたが、財政難に端を発する様々な財務違反・不正会計が発覚。セリエBで昇格プレーオフを戦った直後の2021年7月にセリエDへの強制降格を命じられ、さらにその翌月、リーグへの登録期限までに買い取り先が見つからなかったことにより、1929年創立の由緒あるクラブは解散を余儀なくされた。 元凶となったのはクセありワンマン会長として知られたカンペデッリ氏だったわけだが、クラブ解散の同月、ミラクル・キエーボ時代の中心選手だった元イタリア代表FWセルジオ・ペリッシエル氏が発起人・オーナーとなり、事実上の後継クラブであるFCキエーボ2021(現:FCクリヴェンセ)がヴェローナの地に誕生した。 ペリッシエル氏自らも現役復帰して盛り上げたクラブは今季からセリエDへ昇格し、プロリーグであるセリエCまであと一歩。そんななか、カンペデッリ氏から横槍が入った。 イタリア『TuttoMercatoWeb』によると、カンペデッリ氏はイタリアサッカー連盟(FIGC)とガブリエレ・グラヴィーナ会長、そしてFCクリヴェンセとペリッシエル氏の計4者を相手取り、ヴェネツィア地方裁判所で告訴、受理されたという。 FIGCとグラヴィーナ会長に対しては「2021年のセリエBからの不当な排除」、FCクリヴェンセとペリッシエル氏に対しては「スポーツの商標登録に関する所有権侵害」を訴えており、総額1億4000万ユーロ(約221億3000万円)の賠償を求めているとのことだ。 キエーボの会長時代から何かと悪名高い存在だったカンペデッリ氏。FIGCはともかく、ペリッシエル氏とFCクリヴェンセを応援しているファンにとっては堪ったものではないだろう。 2023.09.14 21:35 Thu

サンプドリア、破産キエーボからFWデ・ルカを獲得

サンプドリアは11日、イタリア人FWマヌエル・デ・ルカ(23)を獲得したことを発表した。 192cmの大型ストライカーであるデ・ルカは、インテルとトリノの下部組織出身。トリノではトップチームデビューを飾れず、これまでアレッサンドリア、ヴィルトゥス・エンテッラなど下部リーグのクラブにレンタルに出されていた。 そして昨年9月、キエーボに加入。キエーボではセリエB32試合に出場して6ゴールを挙げていた。 キエーボは新シーズン、財政難によりセリエB登録を認められず破産扱いとなってアマチュアリーグのセリエDから再スタートを切ることが決まっていた。 2021.08.12 01:30 Thu

ジェノア、キエーボのクロアチア人GKセンパーを獲得

ジェノアは11日、キエーボのクロアチア人GKアドリアン・センパー(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。 U-21クロアチア代表歴を持つセンパーは、ディナモ・ザグレブの下部組織出身。2018年にキエーボへ移籍し、キエーボでは正GKとして公式戦83試合に出場した。 ジェノアでは新シーズン、トリノを退団したイタリア代表GKサルバトーレ・シリグ(34)を獲得しており、センパーはシリグと正GKを巡って争うことになる。 2021.08.12 00:00 Thu

財政難キエーボ、セリエB登録認められず破産… セリエDに降格

レガ・カルチョは26日、セリエBに所属するキエーボの登録を認めずセリエDに降格することを発表した。 税金の未払いがあったキエーボに関しては、シーズン中の破産を避けるべく、クラブの財政状態をレガ・カルチョに報告するよう命じられていた。 しかし審査の結果、登録が許可される財政状態にはなく、アマチュア扱いとなるセリエDへの降格が決まってしまった。 キエーボは2000年代前半、ルイジ・デル・ネーリ監督の下『ミラクル・キエーボ』と称され、セリエAで4位になるなど旋風を巻き起こした。 しかし、2019-20シーズンに12季ぶりにセリエBに降格。昨季は8位に終わってセリエA昇格プレーオフには臨んだものの、セリエA復帰は果たせなかった。 2021.07.27 08:00 Tue

駅で捨てられていた子供を養子に…イタリア人FWフローロ・フローレスが現役引退

ウディネーゼやサッスオーロで活躍したイタリア人FWアントニオ・フローロ・フローレス(36)が現役引退を発表した。 ナポリのユース出身のフローロ・フローレスは、ナポリやウディネーゼ、サッスオーロ、キエーヴォ、ジェノア、バーリなどでプレー。また、スペインのグラナダでもプレーした。 2018-19シーズンからセリエCのカゼルターナに所属。2019-20シーズンはリーグ戦11試合1ゴール、コッパ・イタリアで1試合に出場していたが、1月29日に自身のインスタグラム(floroflores83official)を更新。感謝の気持ちを述べるとともに引退を表明した。 「私の心は少年のままだが、体はそうではない。今日、私はスパイクを脱ぐことにした。私はあなた(サッカー)に手紙を書きます」 「あなたを愛し何度も追いかけました。一緒に喜び、一緒に傷つきました。でも、あなたが私を導いてくれて、夢を見させてくれて、説明できないほどの感情を与えてくれたので、感謝したいと思う」 「僕を人間にし、家族を思う人となり、タフになり、多くの愛を持ってプライベートな時間を持つことができました。人生において、朝起きる理由になり、キャンプへ行き、考え、最後の一滴まで汗をかかなければいけないと思わせました」 「夢を実現したかったので、セリエAでプレーし、アイドルやチャンピオン、素晴らしい監督に出会わせてくれました。人として成長し、トレーニングを助けてくれた多くの人に会わせてくれました」 「全ての瞬間、全ての行動、全ての目標、全ての人が、自分の道に従って通り過ぎて行きました。時々、私は自分のキャラクターのために、ボールを壊しました。そして感謝したいです。あなたを知ったことは、大きな誇りです」 フローロ・フローレスは、セリエAで275試合に出場し52ゴール30アシスト、セリエBで202試合に出場し44ゴール8アシスト、コッパ・イタリアで33試合に出場し9ゴール1アシストの記録。また、ラ・リーガでは10試合1ゴール、ヨーロッパリーグでは7試合2ゴール2アシストを記録していた。 A代表の経験はないものの世代別のイタリア代表ではU-17からU-21まで経験がある。 また、2014年にはイタリアの鉄道の駅に捨てられていた生後間もない男の子を養子に引き取るなど、人格者としても知られている。 2020.02.01 17:22 Sat

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