低予算でもヒット補強連発のナポリ、来夏フリーのアダマ・トラオレに関心か

2022.11.26 14:51 Sat
Getty Images
ナポリウォルバーハンプトンのスペイン代表FWアダマ・トラオレ(26)に関心を寄せているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じている。

昨季途中から古巣バルセロナにレンタル加入したが、思うようにいかず、今季からウォルバーハンプトンに復帰したトラオレ。今季のチームが中断期間までにプレミアリーグ最下位と波に乗れず、自身も12試合でわずか1得点とカタール・ワールドカップのスペイン代表からも漏れ、苦しい日々が続いている。
そんなトラオレだが、契約は2023年6月までで、今季終了後にフリーとなる見込み。そんななか、苦しい財政状況でも今夏に安価で獲得したMFクヴィチャ・クワラツヘリアやDFキム・ミンジェがブレイクし、セリエAの首位に立つナポリがトラオレの獲得を検討し始めたという。

ナポリの首脳陣らは来季に向けた補強計画を進行中で、トラオレがウォルバーハンプトンで250万ユーロ(約3億6000万円)というさほど高額ではない年俸であることに注目。移籍金が発生しない来夏の獲得を目論んでいるようだ。

一方、トラオレを迎え入れるには放出も必要と考えているようで、ポジションが被るメキシコ代表FWイルビング・ロサーノの売却を念頭に置いているとされている。

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開幕戦白星のフルアム、アダマ・トラオレをフリーで獲得!延長OP付きの2年契約を締結

フルアムは12日、昨季限りでウォルバーハンプトンを退団した元スペイン代表FWアダマ・トラオレ(27)をフリーで獲得した。契約期間は2025年6月30日までで、1年間の延長オプションが付随している。 フルアムに加入が決定したトラオレは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「新たな一歩だ。僕はこのクラブが好きだし、ラウール(・ヒメネス)からも情報をもらっている。ここで100パーセントの力を発揮できることに興奮しているし、ワクワクしているよ」 筋骨隆々の肉体から屈指のフィジカルモンスターに数えられるアダマ・トラオレ。バルセロナのカンテラ育ちで、バルセロナB、アストン・ビラなどを経て2018年夏にウォルバーハンプトンへ加入し、クラブ通算181試合13得点19アシストを記録している。 爆発的なスピードとフィジカルが魅力である一方、プレーバリエーションの少なさが積年の課題で、ここ2シーズンはブレイクした頃ほど重宝されず、2021-22シーズンの後半戦には古巣バルセロナにレンタル移籍していた。 バルセロナからローンバックの昨季もゴールやアシストが伸びてこなかったが、スピードとパワーはいまだずば抜けたものがあり、公式戦40試合の出場数をマーク。ウルブスは残留交渉を行ったが合意に至らず、昨季限りでチームを退団していた。 なお、フルアムは12日に2023-24シーズンのプレミアリーグ開幕節でエバートンと対戦し、デコルドバ=リードの決勝点で勝利している。 2023.08.13 06:01 Sun

コーディのレスター加入が目前に? 新指揮官マレスカが獲得を熱望

ウォルバーハンプトンのイングランド代表DFコナー・コーディ(30)は、レスター・シティ加入に近づいているようだ。 慢性的な債務を負い、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)に抵触する恐れがあっるウォルバーハンプトンは、今夏の移籍市場でポルトガル代表MFルベン・ネヴェスをサウジアラビアのアル・ヒラルに売却。今後も複数の選手売却に向けて動くと見られている。 そんな中で、イギリス『ミラー』によると、レスターがコーディの獲得に近づいているとのことだ。すでに交渉は大詰めを迎えており、今週末には正式発表に至る可能性があるという。 今季のプレミアリーグを18位で終え、まさかの降格となったレスターは、マンチェスター・シティでアシスタントコーチを務めていたエンツォ・マレスカ氏を指揮官に招へい。新監督は統率力のあるセンターバックを求めており、コーディ獲得を熱望している。クラブもまた、イングランド代表DFを獲得することにより、1年でプレミアリーグ復帰を目指す姿をアピールしたい模様だ。 コーディは2015年夏にウォルバーハンプトンへ加入すると、今季はエバートンにレンタルで加入。公式戦25試合に出場したが、クラブは完全移籍に動かず今夏に復帰が決定した。 なお、ウォルバーハンプトンはコーディ以外に、元スペイン代表FWアダマ・トラオレ(27)が契約満了による退団に近づくほか、アイルランド代表DFネイサン・コリンズ(22)、イングランド人DFマキシミリアン・キルマン(26)にも引き抜きの噂があり、主力の大量流出の危機に直面している。 2023.06.28 17:53 Wed

ミラン、まもなくフリーのアダマ・トラオレと接触…フィジカルモンスターがイタリア上陸か

元スペイン代表FWアダマ・トラオレ(27)にミラン行きの可能性が浮上している。 筋骨隆々の肉体から屈指のフィジカルモンスターに数えられるアダマ・トラオレ。バルセロナからローンバックの今季もゴールやアシストが伸びてこなかったが、スピードとパワーはいまだずば抜けたものがあり、公式戦40試合の出場数をマークした。 だが、ウォルバーハンプトンとの契約は今季限り。クラブからは残留交渉中の旨が明らかにされ、動向が注目されるが、イタリアの移籍市場に精通するジャンルカ・ディ・マルツィオ記者によると、ミランが28日に選手の代理人と接触したという。 ステファノ・ピオリ監督がサイドの代役として見込み、ゴーサインを出したというアダマ・トラオレを巡ってはローマにも狙う動きがあるものの、現時点でミランがボールの主導権を握り、その気になれば獲得できる状況にあるとのことだ。 ウォルバーハンプトンとの契約があと数日で切れるところまできたなか、ミランの関心が浮かぶアダマ・トラオレ。年齢的にもまだステップアップを狙えるが、果たして。 2023.06.28 09:30 Wed

ウォルバーハンプトン、モウティーニョ&ジエゴ・コスタが退団…今季で契約切れのアダマ・トラオレとは残留交渉

ウォルバーハンプトンは2日、ポルトガル代表MFジョアン・モウティーニョ(36)と元スペイン代表FWジエゴ・コスタ(34)の契約満了による退団を発表した。 クラブ在籍5年目のモウティーニョはクラブ通算212試合で5得点25アシストを誇り、今季も36試合で2アシスト。昨年9月にサーシャ・カライジッチの長期離脱で緊急的に1年契約で加入したジエゴ・コスタは25試合出場で1ゴールだった。 また、バルセロナからローンバックの今季も40試合で3得点2アシストの元スペイン代表FWアダマ・トラオレ(27)も5年契約の最終月に。スポーツディレクター(SD)のマット・ホブス氏が引きとめに向け、交渉中である旨を明らかにしている。 今季のウォルバーハンプトンは11勝8分け19敗の13位で終戦。出遅れが影響して残留争いを強いられるなど、一度もトップハーフに顔をのぞかせられなかった。 2023.06.03 09:30 Sat

ウルブス退団確実のアダマ・トラオレ、希望通り今夏スペイン復帰が濃厚?

ウォルバーハンプトンのスペイン代表FWアダマ・トラオレ(27)は母国復帰が濃厚のようだ。イギリス『90min』が伝えている。 世界屈指のフィジカルモンスターとして知られるアダマ・トラオレ。バルセロナのカンテラ育ちで、バルセロナB、アストン・ビラなどを経て2018年夏にウォルバーハンプトンへ加入し、クラブ通算181試合13得点19アシストを記録している。 爆発的なスピードとフィジカルが魅力である一方、プレーバリエーションの少なさが積年の課題で、ここ2シーズンはブレイクした頃ほど重宝されず、昨季後半戦は古巣バルセロナにレンタル移籍していた。 バルセロナも獲得に動くことはなく、ウォルバーハンプトンからも契約満了に伴う今季限りでの退団が確実視されているアダマ・トラオレ。新天地には、ナポリやトッテナム、リーズ・ユナイテッドも挙げられるが、現在はアトレティコ・マドリーと交渉中とのこと。以前から「契約満了後にスペインへ帰りたい」と公言しており、現段階ではこの線が強いと考えられている。 なお、アトレティコは今夏、アダマ・トラオレ以外にもプレミアリーグでフリーとなる選手を獲得する可能性がある。昨夏以降、しきりに接触が報じられるレスター・シティのトルコ代表DFチャグラル・ソユンジュ(26)についても、選手側と現在交渉を行っているとのことだ。 2023.02.28 21:29 Tue

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今季ラ・リーガ得点王ドフビクがイタリアクラブとの接触認める…ナポリやミランが候補か

ジローナのウクライナ代表FWアルテム・ドフビク(26)はイタリア行きの可能性もあるようだ。スペイン『アス』が伝えた。 今シーズンはラ・リーガで3位フィニッシュの躍進を遂げ、クラブ史上初となるチャンピオンズリーグ(CL)出場も決めたジローナ。主砲として24ゴールの活躍を見せたドフビクは、ラ・リーガの得点王にも輝いた。 そんな189cmのストライカーにはアトレティコが関心。ジローナは2500万ユーロ(約42億3000万円)のオファーを受け取り、これをすぐさま拒否したと報じられていた。 ドフビクと2028年6月までの契約を結ぶジローナは、移籍金3500万ユーロ(約59億2000万円)を望んでいるとのこと。しかし、狙っているのは国内のクラブにとどまらず、セリエAのナポリとミランも獲得に動いているという。 ユーロ2024に向けウクライナ代表で活動中のドフビクは、代理人とイタリアのクラブとの接触の噂に対して「そうだね、彼はそのことについて話している」とコメント。クラブは明らかになっていないが、何らかの動きがあることを認めた。 また、「僕に関するニュースがあるけど、全て冷静に受け止めている」とも語ったドフビク。まずはユーロに集中し、グループステージ突破に全力を注ぐつもりだ。 「このユーロではチームとしてのポテンシャルを最大限に発揮したい。僕個人としては特別な目標は設定しない」 「少なくとも3つの難しい試合が待っているから、しっかり準備してベストを尽くさなければならない」 7日にポーランド代表との国際親善試合を行ったウクライナは、ドフビクのゴールがありながらも1-3で敗戦。11日のモルドバ代表との親善試合を経て、17日のルーマニア代表とのユーロ初戦に臨む。 2024.06.09 16:17 Sun

ナポリがミゲル・グティエレスに関心…コンテが多才な左SB獲得をリクエストか

ナポリが、ジローナのスペイン代表DFミゲル・グティエレス(22)獲得へ動きを見せているようだ。 先日にアントニオ・コンテ新監督の就任が決定したナポリ。この体制変更に伴い、チームは新指揮官の重用する[3-4-3]へのシステム変更が見込まれ、現有戦力で適任不在のウイングバックは優先度の高い補強ポジションとなる。 イタリア『カルチョメルカート』の伝えるところによれば、コンテ監督は左ウイングバックのトップターゲットとしてグティエレスを求めているという。また、真偽は怪しいものの、選手自身もこの移籍に前向きであるとも主張している。 今シーズンのラ・リーガで3位フィニッシュを成し遂げたミラクル・ジローナの中心選手であるグティエレスは、スタートポジションこそサイドバックであるものの、可変式の布陣の中でウイングバックやインテリオールの役割をカバーする多才なプレーヤー。また、単純なアスリート能力も高くマンチェスターの両雄に加え、買い戻し条項を有する古巣レアル・マドリーといった錚々たるクラブからの関心も伝えられる。 ただ、現状では選手自身の意思に加え、放出を望まないジローナとのクラブ間交渉を含め、決して簡単なオペレーションとはならないはずだ。 2024.06.08 22:00 Sat

コンテ監督就任のナポリ、トリノの人気銘柄ボンジョルノがCBの本命か

ナポリが守備強化を図ろうとしている。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じた。 アントニオ・コンテ氏の監督就任を発表したナポリ。ジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(23)やイタリア代表DFジョバンニ・ディ・ロレンツォ(30)の退団阻止など、新指揮官が求めるチーム作りが公式発表前から報じられ、獲得を望む選手の名前も多数挙がっている。 そんななか、コンテ監督と共に補強を進めるスポーツ・ディレクター(SD)のジョバンニ・マンナ氏は優先事項の1つにセンターバックの獲得を掲げているとのこと。数人の選手の加入を望んでいるという。 ここ数週間のリストでトップにあるのが、欧州各国のビッグクラブが注目するトリノのイタリア代表DFアレッサンドロ・ボンジョルノ(25)。本人はユーロ2024に向け、イタリア代表で戦っている最中だが、コンテ監督のお気に入りDFを射止めるべく、代理人との話し合いを本格化させているという。 また、トリノに対しての最初のオファーは3500万ユーロ(約59億4000万円)+ボーナス500万ユーロ(約8億5000万円)で、資金面ではさらなる努力が必要とのこと。それでも獲得を実現すべく、前へ進んでいるようだ。 そのほか、1月にも獲得を検討していたスタッド・レンヌのベルギー代表DFアルトゥール・テアテ(24)やウディネーゼのアルゼンチン代表DFネウエン・ペレス(23)の名前も。現在アル・アハリでプレーするトルコ代表DFメリフ・デミラル(26)に加え、サイドバックではトリノのイタリア代表DFラウル・ベッラノーバ(24)にも目をつけている模様だ。 2024.06.06 16:17 Thu

チェルシーがルカク巡って求むは完全移籍オファー…その額は73億円

チェルシーはベルギー代表FWロメル・ルカク(31)の完全売却を目指しているようだ。イギリス『BBC』が報じた。 ここ2シーズンにわたり、インテル、ローマといずれもローン移籍のルカク。今季も最終的に公式戦21ゴールを積み上げたストライカーだが、依然としてチェルシーに戻る道なく、来季も他で出番を求めるのが確実視されるところだ。 といっても、チェルシーは次のマーケットで売りたく、これまでのローン話を受けつけないスタンス。求める移籍金額はおよそ3700万ポンド(約73億7000万円)で、ローマは引き留めに興味ありだが、要求額に応じれないという。 また、恩師のアントニオ・コンテ監督を招へいしたナポリや、ミランも関心を示すと報じられるが、ローマを含め、イタリアのクラブは予算的に厳しく、チェルシーがスタンスを軟化させるか否かを見極めていく必要性があるそうだ。 ちなみに、2021年夏にチェルシーが連れ戻す際に投じた移籍金額は9750万ポンド(現レートで約194億3000万円)。今回の売却でその一部を取り戻したく、売れれば週給32万5000ポンド(約6000万円)の給与削減にもなる模様だ。 2024.06.06 12:00 Thu

コンテ新監督たっての希望? ケフラン・テュラム獲得へナポリが本腰か

ナポリがU-23フランス代表MFケフラン・テュラム(23)の獲得へ本腰か。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 偉大なるリリアン・テュラム氏の次男、ケフラン・テュラム。今季は兄マルクスが若い日の父も躍動したイタリアでセリエA優勝を成し遂げ、ケフランもこれに続けと言わんばかりにビッグクラブ移籍の噂が存在する。 昨年父と兄に続いてA代表デビューを飾ったなか、現在はパリ五輪を控えたU-23代表候補に選出され、順当に行けば本大会行き当確か。 その最中、自身の生まれ故郷でもあるイタリアでは、アントニオ・コンテ新監督を迎えたナポリがケフランに対する関心を強めているといい、これは指揮官たっての希望だという。 現ナポリの中盤を支える1人はスロバキア代表MFスタニスラブ・ロボツカだが、どうやらコンテ新監督が自らのサッカーに合致しないタイプだと捉えた模様。若くてフィジカル能力に長けたケフランをご所望のようだ。 ケフランと現所属ニースの契約は25年6月までとなっており、5年間所属する選手側に延長の意志なし。本来、今夏望んでいたのはパリ五輪よりもユーロ2024…ステップアップの意向が強まっているとされる。 なお、イタリアではケフランに関心を寄せるクラブが多数。兄が所属するインテル、父の古巣ユベントス、そしてミラン…ただ、いずれも代替案としてのケフランで、最も関心度合いが高いのがナポリとされている。 また、ナポリはケフランの代替案として、バレンシアのU-21スペイン代表MFハビ・ゲラ(21)をリストアップしているとのことだ。 2024.06.05 20:35 Wed

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