2位・鹿児島は鳥取に6失点大敗…辛勝の藤枝が昇格圏肉薄【明治安田J3第26節】

2022.09.24 21:15 Sat
24日、明治安田生命J3リーグ第26節の2試合が各地で行われた。

上位3チームが勝ち点「1」差にひしめくなか、2位の鹿児島ユナイテッドFCは14位・ガイナーレ鳥取と敵地で対戦。思いがけないスコアとなった。
鳥取は前半に澤上竜二が2ゴールを挙げ、リードを奪って試合を折り返すと、後半開始早々の51分には見事なパスワークから石井光輝が追加点を奪取。直後には田村亮介が加点すると、65分には田口裕也、86分には石川大地が豪快な一撃を沈め、守ってもクリーンシートを達成して6-0の大勝でゲームを終えた。直近のホーム4戦では16得点無失点と、本拠地で好調を保っている。

一方の鹿児島はクラブワーストタイ記録の失点に。昇格レースの真っ只中で得失点差においても痛手を被り、順位を1つ落としてしまった。

ニンジニアスタジアムでは7位・愛媛FCと4位・藤枝MYFCが激突。ゴールレスで前半を終えると、チャンスを作りながらも枠やGK徳重健太の好セーブに遭っていた藤枝が72分にようやく均衡を破る。
ボックス手前右から鈴木惇が強烈な左足の一撃を見舞うと、GKが弾いたボールを渡邉りょうがコントロールから頭で押し込む。鈴木大誠のクリアも間に合わず、先制点を奪った。

ビハインドを負った愛媛も反撃に出るも、松田力のシュートはクロスバー、三原秀真のヘディングは左ポストと、運にも見放されて最後までゴールを割れず。

藤枝が中2日の連戦の中で大きな1勝を挙げ、松本山雅FC、鹿児島に勝ち点「1」差と迫った。

◆明治安田生命J3リーグ第26節

▽9/24(土)
ガイナーレ鳥取 6-0 鹿児島ユナイテッドFC
愛媛FC 0-1 藤枝MYFC

▽9/25(日)
《13:00》
いわきFC vs FC岐阜
《14:00》
SC相模原 vs ヴァンラーレ八戸
カマタマーレ讃岐 vs カターレ富山
テゲバジャーロ宮崎 vs FC今治
《15:00》
福島ユナイテッドFC vs ギラヴァンツ北九州
松本山雅FC vs Y.S.C.C.横浜
《18:00》
AC長野パルセイロ vs アスルクラロ沼津

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「この地で愛される選手になりたい」J3福島のFW澤上竜二が完全移籍移行! 昨季途中にC大阪からレンタル

福島ユナイテッドFCは4日、セレッソ大阪から期限付き移籍で加入中のFW澤上竜二(30)について、今シーズンより完全移籍に移行すると発表した。 澤上は奈良県出身で、大阪体育大学から2016年にC大阪へ入団。ただ、なかなかC大阪では定着できず、期限付き移籍を繰り返し、2023シーズン途中にはレンタル先がガイナーレ鳥取から福島に変更…福島でJ3リーグ17試合2得点を記録した。 完全移籍移行にあたっては、「今年も福島ユナイテッドFCで戦わせていただけることになりました。プロになってから初めての完全移籍となるので、まずはしっかり福島の選手として、この地で愛される選手になりたいと思います。クラブのために全力でがんばりますので、応援よろしくお願いします」と、福島公式サイトで意気込みを綴っている。 2024.01.04 15:35 Thu

C大阪がFW澤上竜二と契約満了…今季途中から福島でプレー「クラブを離れることはすごく残念」

セレッソ大阪は6日、FW澤上竜二(30)の契約満了を発表した。 澤上は2016年に大阪体育大学からC大阪に加入。同年の明治安田生命J2リーグ第3節のザスパクサツ群馬戦でJリーグデビューを飾ると、大卒ルーキーながらリーグ戦30試合に出場した。 しかし、その後はクラブがJ1昇格を果たしたことや負傷もあり出場機会が減少。これまでFC今治、SC相模原、ガイナーレ鳥取へのレンタル移籍を繰り返し、今年8月からは福島ユナイテッドFCに期限付き移籍で加入した。 福島ではシーズン途中加入ながら、明治安田生命J3リーグ17試合に出場して2ゴールを記録。しかし、クラブはJ3で15位に終わり、目標としていたJ2昇格は果たせなかった。 福島からも移籍期間満了が発表された澤上は、両クラブを通じてコメントしている。 ◆セレッソ大阪 「今シーズンで契約満了となりました。セレッソ大阪に加入してからケガも多くチームの力になれないままクラブを離れることはすごく残念です。セレッソ大阪でプレーできた期間は短いですが、選手、スタッフ、サポーター、セレッソ大阪に関わる全てのみなさまに感謝しています。本当にありがとうございました!」 ◆福島ユナイテッドFC 「短い期間でしたが、すごく濃い時間を過ごさせていただきました。もっと結果でチームに貢献したかったです。毎試合、たくさんの応援をありがとうございました」 2023.12.06 15:45 Wed

福島、C大阪FW澤上竜二を期限付き移籍で獲得! 今季は鳥取でプレーも先発は3試合にとどまる「チームに貢献できるように全力でプレー」

福島ユナイテッドFCは9日、セレッソ大阪からFW澤上竜二(29)の期限付き移籍加入を発表した。加入期間は2024年1月31日までとなる。 奈良県出身の澤上は、2016年に大阪体育大学からC大阪に加入。プロ一年目から明治安田生命J2リーグで30試合に出場するなど上々の成績を残したが、以降は度重なる負傷もあり出場機会を失うと、FC今治、SC相模原を経て、昨シーズンはガイナーレ鳥取に期限付き移籍で加入した。 今シーズンも期限付き移籍期間を延長して鳥取にとどまった澤上は、J3リーグで16試合に出場。ただし、先発はここまで3試合にとどまっていた。 同じJ3の福島に活躍の場を移すことになった澤上は、両クラブを通じてコメントしている。 ◆福島ユナイテッドFC 「はじめまして、澤上竜二です。リーグ途中からの加入となりますが、1日でも早くチームに貢献できるように全力でプレーします。まだまだ上位に食い込むチャンスはあると思うので、最終戦まで諦めずに結果にこだわって戦います。応援よろしくお願いします」 ◆ガイナーレ鳥取 「福島ユナイテッドFCに移籍することになりました。このタイミングでの移籍ということですごく悩みましたが、もっと試合に出たいという気持ちが強く、移籍する決断をしました。選手、スタッフ、フロント、サポーター全てが最高のチームでした。1年半の間ありがとうございました」 2023.08.09 17:37 Wed

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3位横浜FCが5連勝! 18位鹿児島は後半ATの逆転弾で9試合ぶり白星【明治安田J2第20節】

15日、明治安田J2リーグ第20節の2試合が各地で行われた。 リーグ戦4連勝中と波に乗る3位横浜FC(勝ち点37)は、12位藤枝MYFC(勝ち点24)とのアウェイゲーム。押し込む横浜FCは20分、中野嘉大のドリブルでの崩しから、折り返しに小川慶治朗が合わせて先制。4分後には小川が2点目を奪い、アウェイチームが2点リードで折り返す。 追いかける藤枝は後半開始早々、矢村健がクロスを押し込んで反撃の狼煙を上げるが、その3分後、ボックス外に飛び出したGK内山圭がファウルで決定機を阻止し、一発退場。数的優位を得た横浜FCは、85分に室井彗佑が流し込んで1-3の勝利とし、5連勝で上位2チームにプレッシャーをかけた。 14位のモンテディオ山形(勝ち点22)は、18位鹿児島ユナイテッドFC(勝ち点16)との敵地戦。氣田亮真の右ポスト直撃のシュートもあった山形は、26分にリード。ボックス内の味方の落としから、走り込んできた小西雄大が左足ダイレクトでゴールに突き刺した。 鹿児島は1点ビハインドで終盤に突入するが、80分に待望の同点弾。左クロスに有田光希が頭で合わせた。さらに後半アディショナルタイム、右サイドのFKから井林章がヘディングで逆転ゴールを奪い、鹿児島が2-1で劇的勝利。9試合ぶりの白星と長いトンネルを抜けた。 ◆明治安田J2第20節 ▽6/15(土) 藤枝MYFC 1-3 横浜FC 鹿児島ユナイテッドFC 2-1 モンテディオ山形 ▽6/16(日) 《16:00》 いわきFC vs ヴァンフォーレ甲府 《15:00》 水戸ホーリーホック vs ブラウブリッツ秋田 《18:00》 愛媛FC vs 清水エスパルス ロアッソ熊本 vs ファジアーノ岡山 大分トリニータ vs 栃木SC ベガルタ仙台 vs V・ファーレン長崎 《18:30》 ザスパ群馬 vs レノファ山口FC 《19:00》 ジェフユナイテッド千葉 vs 徳島ヴォルティス 2024.06.15 21:23 Sat

【Jリーグ出場停止情報】J2から5名、J3から1名が追加…一発退場の群馬DF川上エドオジョン智慧は反スポーツ的行為と判断

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岩渕弘人4戦連発も岡山は鹿児島と痛み分け、山形と大分もドロー決着【明治安田J2第19節】

9日、明治安田J2リーグ第19節の2試合が行われた。 2試合負けなしも5試合1ゴールと得点力不足に悩むモンテディオ山形、4試合連続ドローから前節黒星の大分トリニータ。 22分、ホームの山形は後藤優介が先制点かと思われたが、オフサイド判定で認められず。一貫して大分を押し込むなか、なかなか最初の1点が生まれない。 後半途中から次第に盛り返した大分は73分、宇津元伸弥のCKに合わせた渡邉新太がネットを揺らすが、クロスがゴールラインを割っており、こちらも認められず。 結局、0-0のドロー決着となり、藤原優大ら一部主力を欠きながらも踏ん張った大分は勝ち点1確保の一方、6試合未勝利に。山形も最後まで1点が遠かった。 J1昇格プレーオフ圏に喰い込むファジアーノ岡山は、ホームで下位の鹿児島ユナイテッドFCと対戦。55分、GKスベンド・ブローダーセンの何気ないビルドアップがカットされ、ンドカ・チャールスにロングシュートを叩き込まれる。 追う立場となったなか70分、途中出場した背番号10、田中雄大のスルーパスに抜け出した岩渕弘人がループシュートを流し込み同点に。今季いわきFCから加入の岩渕は4試合連続ゴールだ。 しかし、岡山は逆転ならず1-1ドローで2試合未勝利に。対して鹿児島。相手のミスを突く形で浅野哲也新監督体制最初のゴールが生まれたが、これで8試合未勝利…守備の強度は確認できた。 ◆第19節 ▽6月9日(日) モンテディオ山形 0-0 大分トリニータ ファジアーノ岡山 1-1 鹿児島ユナイテッドFC ▽6月26日(水) [19:00] V・ファーレン長崎 vs いわきFC ▽6月8日(土) ブラウブリッツ秋田 1-1 ロアッソ熊本 清水エスパルス 1-0 藤枝MYFC 徳島ヴォルティス 0-1 横浜FC ヴァンフォーレ甲府 1-1 ベガルタ仙台 愛媛FC 1-0 水戸ホーリーホック レノファ山口FC 1-2 ジェフユナイテッド千葉 栃木SC 1-1 ザスパ群馬 2024.06.09 21:07 Sun

ルヴァンカップのニューヒーロー賞、第1回途中集計結果! POラウンド進出クラブからは3選手

Jリーグは3日、2024JリーグYBCルヴァンカップのニューヒーロー賞第1回途中集計結果を発表した。 同賞は過去の受賞者を除く21歳以下(2024年12月31日に満21歳以下)の選手を対象に報道関係者の投票で決められ、今回は1stラウンド終了時の途中集計結果となった。 プレーオフラウンドに勝ち進むチームからは土肥幹太、吉田温紀、越道草太がノミネート。また、今大会から出場のJ2&J3勢からは計5選手が占める結果となった。 ◆第1回途中集計結果(順不同) MF堀内陽太(浦和レッズ/20歳) 出場数:1試合 DF土肥幹太(FC東京/20歳) 出場数:1試合 ★ MF吉田温紀(名古屋グランパス/21歳) 出場数:2試合 ★ MF越道草太(サンフレッチェ広島/20歳) 出場数:2試合 ★ FW末永透瑛(レノファ山口FC/19歳) 出場数:1試合 MF平原隆暉(ギラヴァンツ北九州/21歳) 出場数:2試合 FW横山歩夢(サガン鳥栖/21歳) 出場数:2試合 DF小島凛士郎(鹿児島ユナイテッドFC/19歳) 出場数:1試合 FW武星弥(鹿児島ユナイテッドFC/20歳) 出場数:1試合 MF岡澤昂星(FC琉球/21歳) 出場数:2試合 ★=プレーオフラウンド進出クラブ 2024.06.03 14:35 Mon

監督解任の鹿児島が浅野哲也氏を監督に招へい、J3に昇格させた指揮官に託す「喜びと覚悟を感じております」

鹿児島ユナイテッドFCは28日、新監督に浅野哲也氏(57)を招へいすることを発表した。28日のトレーニングから指揮を執っている。 浅野氏は、現役時代は名古屋グランパスや浦和レッズ、FC東京、川崎フロンターレでプレー。日本代表としても8試合に出場していた。 引退後は解説者など務めたなか、2007年に湘南ベルマーレのヘッドコーチに就任。2008年にコーチになると、2009年にはユースの監督に就任した。 2010年にはアビスパ福岡でヘッドコーチとなると、2011年8月に監督に就任。その後、なでしこリーグの伊賀フットボールクラブくノ一 で監督を務め、2015年に鹿児島の監督に就任していた。 当時JFLを戦っていた鹿児島の監督に就任すると、見事J3参入を果たし、クラブのJリーグ挑戦時の初代監督も務めると同年で退任。その後、AC長野パルセイロの監督を務め、2019年からwyvernアカデミーダイレクターを務めていた。 自身2度目となる鹿児島での指揮に、浅野氏はクラブを通じてコメントしている。 「この度、鹿児島ユナイテッドFCの監督に就任しました浅野哲也です。再び、この鹿児島で闘える喜びと覚悟を感じております」 「改めまして、徳重代表を始めご尽力下さった関係スタッフの皆様に感謝を申し上げます。鹿児島ユナイテッドFCに関わる全ての皆様と共に、残り21試合を全力で闘って参ります。皆様の更なる熱いご声援とご支援のほど、宜しくお願い致します!」 今シーズンはJ2に復帰した鹿児島だったが、苦戦を強いられており、現在は6戦未勝利で降格圏の18位に位置。26日に大島康明監督を解任していた。 2024.05.29 09:45 Wed

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首位独走中・大宮の連勝は「3」でストップ…2位沼津に4発大勝の松本は6位に浮上【明治安田J3第17節】

明治安田J3リーグ第17節の8試合が16日に各地で行われた。 3連勝中で首位独走の大宮アルディージャ(勝ち点39)は11位カターレ富山(勝ち点21)のホームに乗り込んだ。前半は両チーム共にチャンスを作り、特に富山の喜平翼がゴールまであと一歩に迫ったが、大宮守備陣の集中した守備に阻まれ、ハーフタイムを迎える。 後半も無得点のまま終盤まで推移すると、耐えていた大宮に待望の先制点。82分、アルトゥール・シルバがゴール左隅を射抜き、4試合連続ゴールを記録する。しかし、その6分後に碓井聖生がダイレクトシュートを突き刺して富山が同点。大宮は連勝が「3」でストップした。 2連勝中で2位につけるアスルクラロ沼津(勝ち点28)は、9位松本山雅FC(勝ち点23)とのアウェイゲーム。序盤から先手を取ったのは松本で、9分に左サイドのスローインの流れから樋口大輝がヘディングで先制点。5分後には浅川隼人がゴール前に詰めて追加点を奪う。 松本の2点リードで迎えた後半、開始直後に浅川が右クロスを押し込み、3点差とすると、78分には山口一真がダメ押し。2試合連続の4得点で2連勝とした松本は6位に浮上し、敗れた沼津は大宮との勝ち点差が「12」に広がった。 その他、3位FC琉球(勝ち点27)と6位福島ユナイテッドFC(勝ち点23)との上位対決は、2点を先行した福島に軍配が上がり、5位に上昇。5位SC相模原(勝ち点25)は10位FC今治(勝ち点23)に2-1で敗れ、勝利した今治は8位に順位を上げた。 ◆第17節 ▽6/16(日) ヴァンラーレ八戸 0-0 テゲバジャーロ宮崎 松本山雅FC 4-0 アスルクラロ沼津 カマタマーレ讃岐 0-1 ツエーゲン金沢 ギラヴァンツ北九州 2-1 奈良クラブ カターレ富山 1-1 大宮アルディージャ いわてグルージャ盛岡 3-2 AC長野パルセイロ FC今治 2-1 SC相模原 FC琉球 1-2 福島ユナイテッドFC ▽6/15(土) FC大阪 2-1 ガイナーレ鳥取 Y.S.C.C.横浜 1-2 FC岐阜 2024.06.16 21:17 Sun

FC大阪FWエフライン・リンタロウがミャンマーへ、今年末までの期限付き移籍

FC大阪は16日、FWエフライン・リンタロウ(32)がミャンマー・ナショナルリーグ所属のシャン・ユナイテッドへ期限付き移籍すると発表した。移籍期間は2024年12月31日までとなる。 エフライン・リンタロウは中京高校の出身で、柏レイソル、FC岐阜、ブラウブリッツ秋田、FC琉球、ヴィアティン桑名(現:ヴィアティン三重)、ラインメール青森、鈴鹿アンリミテッドFC(現:アトレチコ鈴鹿クラブ)でプレー。2022年にFC大阪に加入した。 2023年はシーズン途中の8月にヴィアティン三重へ期限付き移籍。FC大阪に復帰した今シーズンはここまで出番がなかった。 ミャンマーに新天地を求めたエフライン・リンタロウはクラブを通じてコメントしている。 「シャン・ユナイテッドFCへ期限付き移籍することに決めました! プロのサッカー選手になり、日本のサッカーで14年間プレーしてきました。今、人生の新しい段階に挑戦するため、FC大阪を離れることにしました。FC大阪の一員でいられて本当に嬉しかったです。FC大阪が目標を達成できるよう応援しています」 2024.06.16 13:11 Sun
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FC大阪が舘野俊祐の2ゴールで暫定3位! 岐阜は実に10試合ぶりの白星【明治安田J3第17節】

明治安田J3リーグ第17節の2試合が15日に行われ、FC大阪が暫定3位に浮上した。 和歌山県立紀三井寺公園陸上競技場でのホーム戦に16位ガイナーレ鳥取を迎え撃った4位FC大阪。37分に鳥取が温井駿斗の直接FKで先にスコアを動かしたが、その2分後に舘野俊祐のクロスがそのまま吸い込まれ、FC大阪がすぐさま追いつく。 前半のうちに試合を振り出しに戻したFC大阪は69分にもロングカウンターから美馬和也のパスを舘野が押し込み、逆転。このまま勝ち切ったFC大阪は今季3度目の連勝とし、鳥取は4連敗&6戦未勝利となっている。 12位FC岐阜は15位Y.S.C.C.横浜のホームに乗り込み、2-1で勝利。18分に田口裕也のゴールで先手を奪い、そのまま折り返した岐阜だが、76分にYS横浜も菊谷篤資の一発で食いさがる。 そうして最終盤に入った岐阜だが、44分に粟飯原尚平のゴールが生まれ、そのまま試合をクローズ。岐阜が実に10試合ぶりの白星を掴み、YS横浜は今季初の3連敗となっている。 ◆第17節 ▽6/15(土) FC大阪 2-1 ガイナーレ鳥取 Y.S.C.C.横浜 1-2 FC岐阜 ▽6/16(日) 《13:00》 ヴァンラーレ八戸 vs テゲバジャーロ宮崎 松本山雅FC vs アスルクラロ沼津 《14:00》 カマタマーレ讃岐 vs ツエーゲン金沢 ギラヴァンツ北九州 vs 奈良クラブ 《14:05》 カターレ富山 vs 大宮アルディージャ 《18:00》 いわてグルージャ盛岡 vs AC長野パルセイロ FC今治 vs SC相模原 《19:00》 FC琉球 vs 福島ユナイテッドFC 2024.06.15 20:25 Sat

J1の5月度KONAMI月間MVPは4G2Aの鹿島FW鈴木優磨! J2は仙台FW中島元彦、J3は琉球MF富所悠が選出

Jリーグは11日、5月度のKONAMI月間MVPを発表した。 5月度は明治安田J1リーグが鹿島アントラーズのFW鈴木優磨、明治安田J2リーグがベガルタ仙台のFW中島元彦、明治安田J3リーグがFC琉球のMF富所悠となった。 鈴木は通算2度目の受賞。中島と富所はKONAMI月間MVP初受賞となる。 鈴木は5月、J1の6試合に出場し、4ゴール2アシストを記録。得点数ではチームメイトの名古新太郎、アレクサンダル・チャヴリッチと並び、得点関与数は3アシストの名古が上回ったが、鈴木はハードワークでチームをけん引する姿勢なども評価された。 選考委員会の総評と鈴木のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「色々なポジションをやりながらハードワークしている。チームを好調の波に乗せている」 山本昌邦委員 「鹿島の勢いを引っ張る存在」 槙野智章委員 「厳しい試合の時に必ずゴールに絡み、決めるべき時に決める。好調鹿島の攻撃をけん引」 北條聡委員 「常勝鹿島の水先案内人。自ら点を取るだけでは飽き足らず、鋭いラストパスで仲間のゴールをお膳立て。無論、精神的支柱でもあった」 ◆FW鈴木優磨(鹿島アントラーズ) 「5月の明治安田J1リーグKONAMI月間MVPを受賞することができ、非常に嬉しく思います。僕一人の力ではなく、監督、チームメート、スタッフ、アントラーズに関わるすべての人たちのおかげで、このような賞をいただくことができました」 「引き続き、目の前の1試合1試合を地に足をつけて全員で戦い、シーズンの最後に良い結果を得られるよう、全力を尽くしていきたいと思います。ありがとうございました」 中島は、チームが4勝1敗の成績を残した5月の5試合で4得点を記録。中位から浮上し、現在4位につける仙台の好調の原動力となった。 選考委員会の総評と中島のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「仙台が順位を上げてきている大きな要因に」 山本昌邦委員 「上位に進出してきたところで、チームの全8得点中4点に絡んでいて価値がある。接戦の試合が多い中であきらめない泥臭いところの活躍が印象に残っている」 寺嶋朋也委員 「前線でゲームメイクもこなしつつ、5月は4ゴールでチームに勝点3をもたらした」 丸山桂里奈特任委員 「今月4ゴールでチームを引っ張る。大事なところで決めてくれる印象」 植松隼人特任委員 「5月だけで4得点の貢献でチームを勝利に導いている事が大きな理由」 ◆FW中島元彦(ベガルタ仙台) 「5月の明治安田J2リーグMVPに選んでいただき、ありがとうございます。サポーターのみなさんを含めたチーム全体で、5月に多くの勝利をつかみ取れたことが今回の受賞につながったと思っています」 「個人的な成績については、まだまだできたと思うところもあります。シーズン折り返しとなりますが、個人としてもチームとしても前半戦以上の成績を残せるように、さらに成長していきたいと思います」 富所は2勝1分けの無敗で5月を乗り切った琉球で、3試合1得点を記録。シュート関与パス数はリーグ3位を記録し、34歳のベテランとして一時2位まで上り詰めたチームを精神的にも引っ張った。 選考委員会の総評と富所のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「琉球の核となる選手。彼のパフォーマンスの良さがチームを引っ張っている。今月、チームの成績を上げた立役者」 平畠啓史委員 「5月、2勝1分、順位も2位に浮上した琉球を牽引。今季はポジションを一列上げ、攻撃の局面で重要な役割を果たしていた。14節宮崎戦の決勝点となる直接FKも見事だった。まさにミスター琉球の働き」 橋本英郎委員 「ベテランとしてのパフォーマンスだけではなく、ゲームを決定付ける仕事もし、そして琉球の順位を安定して引き上げる事に貢献していた」 ◆MF富所悠(FC琉球) 「明治安田Jリーグ KONAMI 5月の月間MVPに選んでいただきありがとうございます。とにかく楽しんでプレーする、ということを今季の個人テーマにしていて、こうして賞をいただけたことをうれしく思います」 「順位が混戦の中、6月の戦いが鍵になります。一戦一戦にしっかり向き合って、勝ち点3を積み重ねていきたいと思います」 2024.06.11 18:13 Tue

5月の月間優秀監督賞、J1は首位と勝ち点で並んだ鹿島・ランコ・ポポヴィッチ監督…J2は仙台・森山佳郎監督、J3は福島・寺田周平監督がいずれも初受賞

Jリーグは11日、5月度の明治安田Jリーグ月間優秀監督賞を発表した。 5月度は明治安田J1リーグが鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督、明治安田J2リーグがベガルタ仙台の森山佳郎監督、明治安田J3リーグが福島ユナイテッドFCの寺田周平監督の受賞となった。いずれの監督も、これが初受賞となる。 ポポヴィッチ監督率いる鹿島は、5月の6試合で5勝1分けと絶好調。チームはFC町田ゼルビアと勝ち点で並ぶ2位にまで浮上している。 選考委員会の総評とポポヴィッチ監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「色々な選手をポジションチェンジし、マネジメントがよくできている」 槙野智章委員 「ゴールの時の喜ぶ姿もいい。勝ちに対して貪欲。勝者のメンタリティーがあり、負け無しで勝負強さを見せた戦いをしている。神戸との上位決戦もものにした」 北條聡委員 「見事、鹿島を常勝軍へ。中盤の最適解を見出し、名古を覚醒させ、チャヴリッチを切り札に使う采配が的中。次々と勝ち点を積み上げた」 丸山桂里奈特任委員 「得点力も凄いが、後から投入した選手が得点に絡み、交代で試合をコントロールしていた。広島、神戸の上位対決をキッチリ勝って首位争いに絡んだ」 ◆ランコ・ポポヴィッチ(鹿島アントラーズ) 「Jリーグというレベルの高いリーグで数多くの素晴らしい監督がいる中、このような賞をいただくことができ、大変光栄です」 「私の力だけでとった賞ではなく、支えてくれたスタッフ、クラブ関係者、そして、日々のトレーニングから集中して自分たちのやるべきことに真摯に取り組んでいる選手たちのおかげであり、クラブ全体でいただいた賞だと思います」 「また、常に背中を押してくれるファン・サポーターの皆さんにも心から感謝しています。これからも良い成績を継続して残せるよう、目標達成のために全員で戦っていきます」 森山監督率いる仙台は、5月の5試合で4勝1敗。白星を掴んだ試合はいずれも1点差での勝利であり、粘り強さを示して上位争いに参戦している。 選考委員会の総評と森山監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「初めてのプロチームの監督。ようやく森山色が浸透してきて、乗ってきた」 山本昌邦委員 「見事に修正して、ぐんぐん上位に上がってきた。しぶとく勝点を拾っていくところが特徴でもあり、勝ちにこだわることがチームに浸透してきた」 寺嶋朋也委員 「プロ1年目の序盤戦でしっかり結果を出してきている」 丸山桂里奈特任委員 「粘り強い勝ち方で4連勝。特に連勝の始めとなった山口戦では後半アディショナルタイムに投入した名願選手の仕掛けから決勝点のPKをゲットで、采配も冴えていた」 植松隼人特任委員 「4月に比べ勝ちが上がってきており、勝つイメージが掴めてきている。4月月間14位に対して、5月月間は2位」 ◆森山佳郎監督(ベガルタ仙台) 「このたびは、身に余る表彰を受けることになり大変うれしく思います。この賞はベガルタ仙台の選手、スタッフの努力とハードワークで勝ち得たものでしかなく、私は選手、スタッフを代表していただいているものと認識しています」 「まだまだチームには安定感が足りておらず、1試合1試合成長していく必要があります。私自身もJリーグの監督としての経験が足りませんが、チームと共に成長する作業を積み重ねていけることに幸せを感じながら、日々を大切に過ごしていきたいと思っています。このたびは本当にありがとうございました」 寺田監督率いる福島は、5月の4試合で3勝1敗。徐々にチームを軌道に乗せ、6位にまで浮上している。 選考委員会の総評と寺田監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「彼が積み上げてきたものがでてきて躍動している。結果も含め文句なしの選出」 JFA技術委員 「自らのスタイルを維持しながら4連勝しているのが素晴らしい」 平畠啓史委員 「5月3連勝は文句なし。自分達で主体性を持ってゲームを進める福島のサッカーはおもしろい。加えて、一人少なくなった今治戦では勝利への執念を感じさせる逆転勝利。開幕から積み上げたものが実を結んでいる印象」 橋本英郎委員 「3連勝だけでなく、4月からの連勝継続の点でも高評価。開幕当初の苦戦から現在のサッカースタイルを貫き、チームへの浸透がみられた。今の福島のサッカーはこれだ!とわかるスタイル作りで勝ちもしている」 丸山桂里奈特任委員 「3戦全勝でぐっと順位を上げた。後半のゴールの多さ、1点差ゲームを勝ち切れるチームになっているのが素晴らしい」 ◆寺田周平(福島ユナイテッドFC) 「このたびは、選出していただきありがとうございます。優秀監督賞ではなく、優秀チーム賞として全員で受賞を喜びたいと思います。勝てない期間もありましたが、どんなときも方向を見失うことなく、選手やスタッフが毎日ポジティブに取り組んだ結果だと思います」 「苦しいときに、声援を送り続けてくださったファン、サポーターのみなさまには心から感謝しています。今後も勝利を積み重ねることで、クラブに関わる全てのみなさまを笑顔にし、多くの喜びを一緒に味わいたいと思います」 「今回の受賞を大きな糧とし、J2昇格に向けて、チーム全員でゴールを目指し、奪い、勝ち切れるようがんばります。引き続き、応援をよろしくお願いいたします」 2024.06.11 17:10 Tue

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