FC東京GK廣末陸がラインメール青森へ移籍 今季は町田にレンタルも出場ゼロに

2021.01.12 15:43 Tue
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FC東京は12日、GK廣末陸(22)が日本フットボールリーグ(JFL)のラインメール青森に完全移籍することを発表した。

廣末は2017年に青森山田高校からFC東京に入団。しかし、トップチームで出場機会を得られず2019年はレノファ山口FC、2020年は町田へと期限付き移籍した。
それでも一度も出番が回ってこないまま町田を退団。この度、青森への移籍も決定し、FC東京の公式サイトでは別れの言葉を残している。

「FC東京では2年間、期限付き移籍先でも2年間お世話になりました。この4年間は自分にとっては苦しいことの方が多かったのですが、必死にもがいてきたこの期間は自分にとって価値のある4年間だったと確信しています」

「本当はお世話になったFC東京に結果という形で恩返しをしたかったのですがなかなか叶わず申し訳ない気持ちでいっぱいです。ですが、念願のリーグ制覇に向けて進んでいくFC東京を僕は常に応援しています。僕もまた青森で結果を残し、必ずJ1の舞台に這い上がってきます!」
「4年間本当にありがとうございました!」

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JFL青森は開幕2戦未勝利…GK廣末陸が痛感した課題「自分たちで話し合って修正する力を」

ラインメール青森のGK廣末陸が高知ユナイテッドSC戦を振り返った。 17日、日本フットボールリーグ(JFL)第2節の高知ユナイテッドSCvsラインメール青森が行われ、アウェイに乗り込んだ青森は0-1と敗れた。 第1節はミネベアミツミFCと敵地でドロー。廣末としてはこの試合、18分にロングボール対応の処理がやや中途半端となり、ミネベアの先制点に直結。それでも90+4分、味方が獲得したPKをきっちり沈め、GKながらもJFL4年連続ゴールに。1-1のドローに持ち込んだ。 そんな一戦を経て臨んだ高知戦。前半から一進一退の攻防が続き、0-0で迎えた56分、MF平田海斗がボックス左角から絶妙な内巻きコントロールショット。決まっていればスーパーゴールの決定機だったが、相手GKに間一髪で弾き出される。 結局、青森は試合も終盤の80分に先制点を与え、0-1の敗戦に。公式記録上のシュート数は90分間でわずか「3」本。後半は前述の1本にとどまり、開幕2試合未勝利となっただけでなく、ゴールもPKによる1点だけとなっている。 Jリーグ参入を目指すなか、このように厳しい船出となった2024シーズンの青森。それでも、ゲーム主将を担うこともある廣末は痛感した課題を口にしつつ、言葉の節々には常に一歩先を見据えた、チームリーダーとしての風格を漂わせた。 「前半とても良い入りができて、ボールを保持する時間も長かったんですが、なかなか決定機につなげることができませんでした。後半は相手も修正してきて、自分たちがやりたかったことを、相手にやらせてしまったという感じです」 「1試合を通じ、“自分たちで話し合って修正できる力”を身につけていかなければと感じました。『やりたいことをできなくなったときに立ち返る場所』というのが見つかっていないので、ベースを構築することで結果もついてくるのではと思っています」 「昨季も混戦、今季も混戦になりそうなJFL。まだ開幕2試合ですので、ここからしっかり連勝できるようにしていきたいと思います」 また、話は第1節ミネベア戦に遡るが、4年連続ゴールとなったPK弾についても問いかけてみた。 「(自身がPKを蹴る)その状況は本来、あまりチームとしては良くないと思います。まずはやっぱりGKとしてビハインドの状況を作りたくないですね。PKそのものは自信がありますので、必要とされれば蹴りにいきます」 「まだもう少し先になってしまうんですが、ホーム開幕戦(4月14日/第6節ヴィアティン三重戦)に向けて、僕たちも集客を頑張ってますので、多くの方に足を運んでいただきたいです」 高校時代は青森山田で冬の選手権初優勝に大貢献...地元の期待を背負い、見事に栄冠をもたらした廣末。時は流れて2024年、今年26歳となる守護神は、Jリーグ参入を目指すラインメール青森で腕章も巻き、チームをけん引する。 2024.03.18 17:50 Mon

昨季最下位の沖縄SVが開幕2連勝で首位キープ! 新宿は2試合連続の4失点大敗【JFL第2節】

17日、日本フットボールリーグ(JFL)第2節の6試合が各地で行われた。 ◇沖縄 1-0 浦安 昨季最下位(入替戦勝利で残留)もクリアソン新宿に4発圧勝で今季首位発進の沖縄SVと、昨季2位も今季黒星発進のブリオベッカ浦安。 昇格2年目どうしの一戦はゴールレスで迎えた90分、沖縄がロングスローからこぼれ球に詰めたMF有田朱里の得点で先制。1-0と勝利し、沖縄は地域リーグ時代含め、対浦安初白星となった。 ◇高知 1-0 青森 開幕戦でヴィアティン三重を3-0と一蹴した高知ユナイテッドSCと、GK廣末陸の試合終盤PK弾で勝ち点1を拾ったラインメール青森。 強い雨が降りしきるなか、一進一退の展開で迎えた80分、高知はカウンターの流れから、右サイドバックのDF吉田知樹がボックス右角から右足を振り抜き先制点。この1点を守り抜き、高知が昨季2戦2敗の青森から3年ぶりに勝利を挙げた。 ◇V三重 4-0 新宿 開幕戦で躓いたJリーグ参入を目指す両チーム。V三重は高知に蹴散らされ、北嶋秀朗新監督率いる新宿はホームで昨季最下位の沖縄に粉砕された。 新宿にとっては悪夢の開幕2試合に。この日も21分にV三重に先制を許すと、前半終盤にも追加点を献上…後半もさらに2失点を喫し、72分時点で開幕戦と同じ大量4失点に。反撃も叶わず、2試合連続となる0-4で敗れている。 今季初白星のV三重にとっては充実の一戦に。西日本一帯の天候が優れなかったなか、ホーム初戦で1327人の観客動員を記録。来季のJ3参入を見据え、ここから集客も伸ばしていきたい。まずは上出来の数字と言えるだろう。 ◇鈴鹿 3-1 滋賀 心機一転「アトレチコ鈴鹿」に生まれ変わった鈴鹿と、Jリーグからの大型補強に今季へ懸ける並々ならぬ本気度を感じさせるレイラック滋賀。 滋賀は開幕戦で栃木シティに勝利も、早くも第2節で今季初黒星。9分にクリアボールを拾われたところから先制を許すと、27分にも自陣深くでの不用意なパスミスから2点目、さらに45+2分にも3点目を献上…前半で3点ビハインドに。 堪らずハーフタイムで3枚替えを敢行し、投入された1人のMF南拓都は横浜F・マリノスから今季完全移籍加入の新戦力。その南が54分に強烈ミドルを突き刺して1点を返すも、反撃もここまでとなった。 ◆第2節結果 ▽3月17日(日) 沖縄SV 1-0 ブリオベッカ浦安 高知ユナイテッドSC 1-0 ラインメール青森 ヴィアティン三重 4-0 クリアソン新宿 アトレチコ鈴鹿 3-1 レイラック滋賀 ソニー仙台FC 2-0 ヴェルスパ大分 横河武蔵野FC 3-1 ミネベアミツミFC ▽3月16日(土) 栃木シティ 2-1 FCティアモ枚方 FCマルヤス岡崎 1-1 Honda FC ◆順位表 1位 沖縄SV | 勝ち点6 | +5 2位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点6 | +4 3位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点6 | +3 4位 横河武蔵野FC | 勝ち点4 | +2 5位 Honda FC | 勝ち点4 | +1 5位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点4 | +1 7位 ヴィアティン三重 | 勝ち点3 | +1 8位 ソニー仙台FC | 勝ち点3 | +1 9位 レイラック滋賀FC | 勝ち点3 | ±0 10位 栃木シティ | 勝ち点3 | -1 11位 FCティアモ枚方 | 勝ち点1 | -1 12位 ラインメール青森 | 勝ち点1 | -1 13位 ミネベアミツミFC | 勝ち点1 | -2 14位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点0 | -2 15位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点0 | -3 16位 クリアソン新宿 | 勝ち点0 | -8 2024.03.17 18:20 Sun

2024JFL開幕! 昨季最下位ギリギリ残留の沖縄SVが新宿を4発粉砕で首位発進【JFL第1節】

10日、日本フットボールリーグ(JFL)第1節の全8試合が全会場同時キックオフで行われた。 ついに開幕した2024シーズンのJFL。開幕戦から昨季王者Honda FCとソニー仙台FCによる国内企業クラブの頂上決戦が実現し、J3参入を見据えるクラブも各地で熱戦を繰り広げた。 ◇Honda 1-0 ソニー JFL優勝通算10回を誇る絶対的盟主Honda FCと、誉高き“SONY”を引っ提げて戦うソニー仙台FC。名実ともに国内企業クラブの2強だ。 40分、Hondaは敵陣ボックス内でDF川浪龍平が相手からボールを奪ってクロス。ファーへ飛び込んだMF佐々木俊輝が強烈なヘディング弾を叩き込み、これが決勝点となった。 ◇浦安 0-1 マルヤス 昨季JFL準優勝の都並敏史監督率いるブリオベッカ浦安と、Hondaを指揮してJFL優勝通算5回の井幡博康監督率いるFCマルヤス岡崎。 30分過ぎからマルヤスペースで進んだなか、ハーフタイムを挟んだ58分にMF林雄飛のPK弾で先制。その後劣勢を強いられる時間帯もあったマルヤスだが、PKによる1点を守り抜いた。 ◇滋賀 3-1 栃木C 昨季最終節で2位から3位に転落…あと一歩で入替戦行きを逃したレイラック滋賀と、関東サッカーリーグ1部より今季昇格の栃木シティ。 自力を見せたい滋賀は45+4分にDF小野寺健也、56分にFW菊島卓がネットを揺らし、栃木Cも73分にFW鈴木国友のゴールで1点を返したが、ほどなくして滋賀はFW榎本大輝が追加点…3-1で昇格組栃木Cを振り切った。 ◇高知 3-0 V三重 昨季の天皇杯で“話題性枠”を独占した南国土佐から高知ユナイテッドSCと、JFL有数の観客動員を誇る伊勢湾からヴィアティン三重。 ともにJ3参入を見据える両チームの一戦は、33分、39分と立て続けに2点を奪ったホーム高知に軍配。高知は90+3分にFW小林心のPKでダメ押し…3-0快勝で最高のスタートを切った。 ◇新宿 0-4 沖縄 本拠地問題がありながらもJ3ライセンスを交付されていたクリアソン新宿と、今季から高原直泰氏が社業に専念する新生・沖縄SV。 この一戦を制したのは、昨季最下位、入替戦でギリギリ残留を果たした沖縄。MF荒井秀賀のPK弾を皮切りに大量4得点で新宿を粉砕した。 ◇ミネベア 1-1 青森 Hondaらに次ぐ企業勢のミネベアミツミFCと、青森県から2番目のJ参入を目指すラインメール青森。今季もあの男がネットを揺らした。 ミネベア1点リードで迎えた90+4分、青森は土壇場で獲得したPKをGK廣末陸が蹴り込み同点に。廣末はJFL4年連続でのゴールとなった。試合は1-1で終了…ともに引き分け発進だ。 ◆第1節結果 ▽3月10日(日)13:00 Honda FC 1-0 ソニー仙台FC ブリオベッカ浦安 0-1 FCマルヤス岡崎 レイラック滋賀 3-1 栃木シティ ヴェルスパ大分 1-2 アトレチコ鈴鹿 高知ユナイテッドSC 3-0 ヴィアティン三重 クリアソン新宿 0-4 沖縄SV FCティアモ枚方 1-1 横河武蔵野FC ミネベアミツミFC 1-1 ラインメール青森 ◆順位表 1位 沖縄SV | 勝ち点3 | +4 2位 高知ユナイテッドSC | 勝ち点3 | +3 3位 レイラック滋賀 | 勝ち点3 | +2 4位 アトレチコ鈴鹿 | 勝ち点3 | +1 5位 Honda FC | 勝ち点3 | +1 5位 FCマルヤス岡崎 | 勝ち点3 | +1 7位 ラインメール青森 | 勝ち点1 | ±0 7位 FCティアモ枚方 | 勝ち点1 | ±0 7位 横河武蔵野FC | 勝ち点1 | ±0 7位 ミネベアミツミFC | 勝ち点1 | ±0 11位 ヴェルスパ大分 | 勝ち点0 | -1 12位 ブリオベッカ浦安 | 勝ち点0 | -1 12位 ソニー仙台FC | 勝ち点0 | -1 14位 栃木シティ | 勝ち点0 | -2 15位 ヴィアティン三重 | 勝ち点0 | -3 16位 クリアソン新宿 | 勝ち点0 | -4 2024.03.10 16:55 Sun

ラインメール青森がGK廣末陸と契約更新! 3年連続「1」得点の絶対的守護神「JFL優勝、Jリーグ昇格を!」

日本フットボールリーグ(JFL)のラインメール青森は10日、GK廣末陸(25)の2024シーズン契約更新を発表した。 世代別の日本代表歴を持つ廣末。8日に4度目の全国高校サッカー選手権大会制覇を成し遂げた青森山田の出身で、自身は同校の大会初制覇(第95回大会)に正守護神として貢献。2017シーズンにFC東京へと入団する。 ただ、J1の壁は厚く、レノファ山口FC、FC町田ゼルビアへのレンタル移籍を経て、2021シーズンからJFL青森へ。青森ではすぐさま正GKに定着し、2023シーズンまで3年連続で「1」得点をマークするという偉業も達成している。 2024年は青森で4年目のシーズンに。慣れ親しんだ地で、クラブを悲願のJリーグ加盟へと導けるか。契約更新にあたり、クラブ公式サイトで意気込みを綴っている。 「来シーズンもラインメール青森で戦うことになりました。今年でチーム在籍4年目となりますが、今年こそは全員で必ず悲願のJFL優勝、Jリーグ昇格を成し遂げましょう!また1年間宜しくお願いします!」 2024.01.10 13:40 Wed

遠のく来季J3参入…ヴィアティン三重&クリアソン新宿のJFL優勝消滅、“継続審議”青森4位転落で滋賀3位浮上! 6位高知は首位Hondaとドロー【JFL第26節】

28~29日にかけ、日本フットボールリーグ(JFL)第26節の7試合が各地で行われた。 ◆高知ユナイテッドSC 1-1 Honda FC Jリーグ入会申請が「継続審議」となっている高知。何はともあれ、まずは今節を含め、残り5試合で「JFL2位以内(※Jリーグ入会申請が承認されているクラブは優勝ならJ3自動昇格、2位ならJ3の19位との入替戦へ進む)」を掴みたいところであり、今節は本拠地・春野陸上競技場で”Jへの門番”として名高い首位Hondaと対戦した。 決定機を作れずに迎えた65分、HondaのDF川浪龍平にボックス手前から右足ミドルを叩き込まれて失点。それでも77分、76分に投入されたばかりのFW新谷聖基がDFと競り合いながらも流し込んだ一撃で同点とする。 同点直後には入場者数が今シーズン最多の「2156人」と発表され、ボルテージが上がる高知の選手とスタンド。しかし、逆転弾は奪えず、1-1のドロー決着に。「JFL2位以内」の確保に向け、かろうじて希望を繋いだ格好だ。 ◆ソニー仙台FC 1-1 ヴィアティン三重 Jリーグ入会申請が条件付きで承認されたV三重。「JFL2位以内」を掴めるか否かとなっているが、今節は2位ソニーとの対戦となり、残り5試合で勝ち点差は「9」。ここで敗れて「12」まで開くようなら、来季のJ3参入は絶望的だ。 観衆1395人を集めた前節のホームゲーム(ブリオベッカ浦安戦/1△1)は終盤の被弾により、ドロー。2試合白星から遠ざかるなか、今節は32分、ソニーのFW鈴木啓太郎に先制点を叩き込まれ、1点ビハインドで前半を終える。 まずはなんとか追いつきたいところだが、0-1のまま時計の針だけが進んでいき、いよいよ後半もアディショナルタイムへ突入。90+1分、GKからのロングボールに抜け出したFW梁賢柱が右足弾を流し込み、ようやく同点とした。 かろうじて1-1のドローに持ち込んだV三重。しかし、この結果により、JFL優勝の可能性が消滅。残り4試合で2位ソニーとは勝ち点「9」差のまま。来季のJ3参入が極めて厳しい状況となった。 ◆ラインメール青森 0-1 ヴェルスパ大分 高知と同じくJリーグ入会申請「継続審議」の青森&V大分。どちらもホームゲームの観客動員が伸び悩むなか、今節は青森ホームでの対決に。弘前市運動公園陸上競技場で行われた一戦は観衆「1516人」を記録した。 試合はアウェイのV大分が0-1で勝利。V大分は74分、カウンターからFW中井崇仁が抜け出し、一度は青森のGK廣末陸に阻まれるも、こぼれ球を拾って最後はFW松木駿之介がシュート。廣末が処理し損ねたように見えるが、記録上は松木のゴールとなった。 V大分が12位から8位まで浮上した一方、青森はレイラック滋賀にかわされる形で4位転落。来季のJ3参入に可能性を残すチームの中で最上位の青森だが、ここにきて手痛い黒星に。それでも残り4試合で2位ソニーとは勝ち点「4」差。2位以内の確保を諦めるにはまだ早い。 ◆クリアソン新宿 なお、今節試合のなかった新宿も、V三重とともにJリーグ入会申請が条件付きで承認されている。だが、こちらもV三重とともに残り4試合で2位ソニーとの勝ち点差が「11」まで開き、JFL優勝の可能性が消滅し、来季のJ3参入が厳しくなっている。 ◆レイラック滋賀FC 3-0 東京武蔵野ユナイテッドFC その一方、滋賀が“継続審議組”で今節の勝ち組に。14位に沈み、最下位転落&地域リーグとの入替戦行きもチラつく武蔵野にホームで3-0と快勝をおさめ、青森をかわして4位に浮上している。県勢初のJリーグ参入を目指す滋賀、これで3連勝&4試合無敗だ。 ◆JFL第26節 ▽10月28日(土) ブリオベッカ浦安 1-1 FCティアモ枚方 ▽10月29日(日) 高知ユナイテッドSC 1-1 Honda FC ソニー仙台FC 1-1 ヴィアティン三重 沖縄SV 2-1 鈴鹿ポイントゲッターズ ラインメール青森 0-1 ヴェルスパ大分 ミネベアミツミFC 0-0 FCマルヤス岡崎 レイラック滋賀FC 3-0 東京武蔵野ユナイテッドFC ※今節試合なし クリアソン新宿 ◆順位表 1 Honda 44 +19 2 ソニー 40 +11 3 滋賀 39 +8 4 青森 36 +5 5 浦安 36 +2 6 高知 33 +4 7 V大分 32 -3 8 鈴鹿 32 -5 9 V三重 31 +4 10 マルヤス 31 ±0 11 新宿 31 -7 12 枚方 30 -7 13 ミネベア 28 -4 14 武蔵野 26 -8 15 沖縄 22 -19 2023.10.29 18:05 Sun

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安斎颯馬のプロ初得点でFC東京が追いつく! リカルド・グラッサ弾の磐田とドロー【明治安田J1第18節】

16日、明治安田J1リーグ第18節のFC東京vsジュビロ磐田が味の素スタジアムで行われ、1-1の引き分けに終わった。 ホームの6位FC東京は、前節のサガン鳥栖戦で5試合ぶりの白星。その後のYBCルヴァンカップではサンフレッチェ広島に2連敗したが、天皇杯2回戦ではヴィアティン三重に3-0で勝利した。連勝が懸かる今節は鳥栖戦から4人入れ替え、仲川輝人がトップ下、森重真人、長友佑都、中村帆高が最終ラインに入った。 対する16位ジュビロ磐田は、前節のサンフレッチェ広島戦で0-2の敗戦。天皇杯2回戦ではテゲバジャーロ宮崎に敗れて公式戦2連敗となった。前節からは右サイドバックが変わり、植村洋斗がスタメン復帰。ベンチには負傷離脱していたジャーメイン良が戻ってきた。 序盤はせめぎ合いの様相。両チーム共にファイナルサードを攻略できない時間が続く。 しかし、磐田がセットプレーからゴールをこじ開ける。立て続けにCKを得ると、平川怜の右クロスからリカルド・グラッサがドンピシャヘッド。20分に先制ゴールを叩き込んだ。 その後はリードを奪われたFC東京が押し込み始め、33分には俵積田晃太が左サイドで仕掛けてから鋭いクロスを供給。ファーに飛び込んだ安斎颯馬が足を伸ばしたが、わずかに届かない。 38分には俵積田のクロスからディエゴ・オリヴェイラがヘディングを狙うがこちらも合わず。42分には逆にピンチを迎えるが、山田大記の右ポケットからのシュートはGK野澤大志ブランドンがセーブし、こぼれ球も中村が間一髪でクリアした。 磐田の1点リードで後半に入ると、立ち上がりから俵積田が仕掛けてカットインシュート。惜しくも枠の右に外れる。 55分にはスルーパスに抜け出したディエゴ・オリヴェイラが前線で競り勝ち、GK川島永嗣との一対一に。右足で狙ったシュートは右ポストに跳ね返された。 同点弾にあと一歩及ばないFC東京は、先発のGK野澤と共にU-23日本代表のアメリカ遠征に参加していた荒木遼太郎と松木玖生を投入。一方の磐田は山田がミドルシュートで追加点を狙っていくなか、ジャーメイン良と金子翔太をピッチに送り出した。 磐田はマテウス・ペイショットとジャーメイン良をターゲットに攻め、FC東京は俵積田の仕掛けや松木のオーバーヘッド気味のシュートがあったが、スコアは動かないまま終盤へ。ホームチームはまずは追いつくべく、ジャジャ・シルバと徳元悠平の投入で交代枠を使い切る。 81分には徳元が左サイドの仕掛けからクロスを上げ、クリアボールに高宇洋が反応。ダイレクトで狙ったが、ゴールの右へ外れてしまう。 それでも84分には念願の同点弾。左サイドのボックス手前でFKを得ると、徳元のファーへのクロスに安斎。ヘディングでプロ初ゴールを記録した。 これで勢いに乗った安斎は、右サイドをドリブルで駆け上がり、ボックスのぎりぎり外でFKを獲得。原川力のクロスにエンリケ・トレヴィザンが合わせたが、GK川島にキャッチされた。 もう一度勝ち越したい磐田は後半アディショナルタイムにブルーノ・ジョゼと中村駿を投入するも、流れを変えられず。逆転ゴールは許さずに終了し、1-1の痛み分けに終わった。 FC東京 1-1 ジュビロ磐田 【FC東京】 安斎颯馬(後39) 【磐田】 リカルド・グラッサ(前20) <span class="paragraph-title">【動画】FC東京に勝ち点1をもたらした安斎颯馬のJ初ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>この左足は素晴らしい<br>\<br><br>徳元悠平のFKに合わせたのは安斎颯馬<br>今季初ゴールは値千金の同点弾に‼<br><br>明治安田J1第18節<br>FC東京×磐田<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信<a href="https://twitter.com/hashtag/FC%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%A3%90%E7%94%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#FC東京磐田</a> <a href="https://t.co/1zmPGOblGT">pic.twitter.com/1zmPGOblGT</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1802293990252798195?ref_src=twsrc%5Etfw">June 16, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.16 20:28 Sun

5月のJ1月間ヤングプレーヤー賞にFC東京のドリブラー俵積田晃太! 「もう一段階レベルアップした姿を」

Jリーグは11日、5月度の明治安田Jリーグ月間ヤングプレーヤー賞を発表した。 J1リーグではFC東京MF俵積田晃太が受賞。FC東京のアカデミーから昇格2年目のドリブラーは主に左ウイングのポジションを任され、ここまでのJ1リーグでは16試合で1得点2アシストをマークする。 5月は7試合のすべてで先発で使われ、第12節の北海道コンサドーレ札幌戦で右サイドからのクロスに左足ダイレクトで合わせてシーズン初ゴール。これからが楽しみな20歳FWは喜びつつ、決意を新たにした。 「このような素晴らしい賞をいただき、嬉しさと感謝の気持ちでいっぱいです。選出いただいたJリーグ選手OBや関係者の方々をはじめとするみなさまに、自分のプレーを少しは認めてもらえたのかなと思っています」 「今シーズン、個人としては満足のいくプレーは全然できていませんし、相手に対策されることも増えてきています。その壁を乗り越え、もう一段階レベルアップした姿をピッチで表現し、得点やアシストなどの数字にもこだわり、チームの勝利に貢献したいと思っています」 また、Jリーグ選考委員会による総評では槙野智章委員が「昨年から注目していて、いつかブレイクするだろうと思っていた」と賛辞の言葉を送ると、山本昌邦委員もこう評し、今後の活躍にも期待を寄せた。 「スピードもあり、ポテンシャルが高い。五輪の代表候補にも入っている。ペナルティーエリア内の精度が上がればさらにすごい選手になる。彼がFC東京を勝たせるようになれば、代表チームにも声がかかる選手になると思う」 そして、J2リーグからは栃木SCから5月の全5試合に先発し、2ゴールのFW南野遥海。J3リーグからは3試合で2ゴールのツエーゲン金沢MF梶浦勇輝が輝き、2選手もそれぞれ次のようにコメントしている。 ◆南野遥海 「明治安田J2リーグ月間ヤングプレーヤー賞を受賞でき、大変嬉しく思います。受賞できたのはチームメイト、スタッフのサポートのおかげだと思っています。とても感謝しています。この賞に満足せず、常に上を目指して頑張ります。そして、リーグ後半戦は「個」をもっと磨いてチームを勝たせられる選手になります。栃木SCファン、サポーターの皆様、引き続き熱い応援よろしくお願いします」 ◆梶浦勇輝 「いつも応援ありがとうございます。この度、月間ヤングプレーヤー賞に選出していただき、大変嬉しく思います。今回このような賞をいただけたのは、監督・スタッフ・チームメイト、そしていつも応援してくださっているサポーターの皆さんのおかげだと思っています。これからもチームの勝利に貢献できるよう努力を続け、J2昇格という目標を達成できるように精進します」 2024.06.11 17:05 Tue

「かなり昂っている」全体合流した長友佑都、1年半ぶりの出番を待ち侘びる「選手として来ている以上は戦わないと」

日本代表DF長友佑都(FC東京)が、改めて日本代表への想いを口にした。 2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦う日本。アウェイでのミャンマー代表戦も0-5で完勝を収め帰国。最後の試合をエディオンピースウイング広島で戦うこととなる。 試合を前に10日にはスタジアムで前日トレーニング。冒頭15分が公開された中、長友もしっかりと合流していた。 トレーニング後、長友はメディア取材に応じ自身のコンディションについて言及。「練習は全体的にできています」と、ミャンマー戦前は別メニューでコンディションを調整していた長友は、ミャンマー戦でベンチ外に。それでも帰国し、9日のトレーニングから全体合流しているという。「準備はいつでもできています。心はいつでもできています」と、長友らしい回答。トレーニングでも盛り上げて声を出していたが、らしさを注入しているようだ。 改めて代表活動に参加した長友。「緊張感があって、練習だけじゃなく、ホテルでの生活でもかなり昂っていました」と、気合は十分だ。 3月の北朝鮮代表との連戦で1年ぶりに復帰を果たした中、ホームゲームはベンチで見守ると、アウェイゲームが突如s中止となり出番がなかった。 「来るだけではね」と、悔しさを口にした長友。「ここの場所は戦う場所なので、ピッチの上にいないと意味がないと思っています」と、プレーしなければ意味がないと語った。 ただ「ピッチ外でも僕の経験を伝えるとか、色々やれることはあるんですけど、選手として来ている以上は戦わないとという強い思いは誰よりもあるかなと思っています」と語り、やるべきことはありながらも、ピッチ上で見せていきたいとらしさをのぞかせた。 2024.06.10 22:55 Mon

加藤陸次樹2戦連発の広島が連勝でベスト8! FC東京は17歳FW尾谷デビュー弾で一矢報いるも完敗…【YBCルヴァンカップ】

YBCルヴァンカップ プレーオフ(PO)ラウンド第2戦のサンフレッチェ広島vsFC東京が9日にエディオンピースウイング広島で行われ、ホームの広島が3-1で勝利。2戦合計5-2とした広島のプライムラウンド進出が決まった。 5日にFC東京ホームで行われた第1戦は前半序盤の連続得点を守り抜いたアウェイの広島が2-1で先勝した。 苦手とする相手に敵地で先勝した広島は中3日で臨んだホームゲームで先発1人を変更。志知孝明に代えて塩谷司をボランチで起用した。 一方、敵地で逆転突破を狙うFC東京は先発2人を変更。負傷の木本恭生に代えて森重真人、同じくベンチ外のジャジャ・シルバに代えて中村帆高を起用。安斎颯馬を右ウイングに移した。 立ち上がりから球際でバチバチとやり合う激しい展開に。徐々に相手の圧力に慣れ始めた広島は、切り替えの精度、連動性で上回って効果的にフィニッシュの場面を作り出していく。 11分には新井直人の右からのクロスに反応したボックス中央のピエロス・ソティリウが鋭いシュートを放つが、これは枠の右に外れる。さらに、右CKの場面で飛び出した相手GK波多野豪が被ったところで大橋祐紀がヘディングシュートを飛ばすが、ここはDF中村のゴールカバーに遭う。その後もサイドを起点とした攻めから東俊希、松本泰志と決定的なダイレクトシュートを放ったが、いずれも枠を捉え切れない。 先制点は奪えずも優勢に進める広島だったが、アクシデント発生。ディエゴ・オリヴェイラとの交錯で右足首付近を痛めた荒木隼人がプレー続行不可能となり、34分に越道草太がスクランブル投入される。これで新井が3バックに落ちて越道が右ウイングバックに入った。 その後、ボックス内でGK川浪吾郎と激しく交錯した安斎の治療もあってプレーが止まってどっちつかずの展開に。7分が加えられた前半アディショナルタイムでは互いにゴール前での攻防を繰り広げたが、ソティリウ、中村の際どいシュートはいずれも枠の右に外れた。 ゴールレスで迎えた後半、立ち上がりこそイーブンな入りとなったが、徐々にギアを上げたホームチームが畳みかける攻めを見せる。 まずは53分、押し込んだ流れからボックス手前左の東がゴール前に差し込んだパスのこぼれに反応した加藤陸次樹が体勢を崩しながらも右足で巻き込む形でのシュートをゴールネットに流し込む。 続く55分には自陣左サイドでのスローインから塩谷のフィードに抜け出した加藤がボックス左に持ち込んでグラウンダーのクロス。DFに当たって中央に流れたところを大橋が右足でダイレクトシュート。コースは甘かったが、GK波多野がはじき出すことができずにゴールネットに吸い込まれた。 厳しい連続失点で2戦合計3点差を付けられたFC東京は62分に2枚替えを敢行。中村、安斎を下げて原川力、野澤零温を投入。小泉慶が右サイドバックにポジションを移した。 以降も危なげなく試合を進める広島は68分、鮮やかなコンビプレーからトドメの3点目を奪い切る。中盤でクリアボールに反応した塩谷が背後を狙う加藤へ絶妙な浮き球ダイレクトパスを通す。スムーズなトラップで反転してボックス内に持ち込んだ加藤はDF森重を先に滑らせて右足シュートをゴール左隅に突き刺す。これで勝利を確信したミヒャエル・スキッベ監督は殊勲の大橋、ソティリウを下げてエゼキエウ、ドウグラス・ヴィエイラをピッチに送り出す。 一方、敗退濃厚のピーター・クラモフスキー監督は主力を下げて岡哲平、2種登録で17歳でのトップチームデビューとなるFW尾谷ディヴァインチネドゥらを投入。すると、この交代策が即ゴールに繋がった。 77分、左サイドにポジションを移した野澤がスペースでドリブルを仕掛けてGKとディフェンスラインの間に絶妙なクロスを供給。これをファーから内側に絞った尾谷が頭で合わせ、トップデビューからわずか3分でゴールを挙げた。 17歳新鋭のゴールで一矢報いたアウェイチームが息を吹き返し、後半終盤にかけてはゴール前での攻防も目立つオープンな展開が続いたが、これ以上スコアは動くことなくタイムアップを迎えた。 この結果、FC東京に2連勝の広島が2戦合計5-2でのベスト8進出を決めた。 サンフレッチェ広島 3-1(AGG:5-2) FC東京 【広島】 加藤陸次樹(後8、後23) 大橋祐紀(後10) 【FC東京】 尾谷ディヴァインチネドゥ(後32) 2024.06.09 20:33 Sun

FC東京のMF佐藤龍之介がフランス遠征中のU-19日本代表から離脱…直近のインドネシア戦では得点記録

FC東京は9日、MF佐藤龍之介のU-19日本代表からの離脱を発表した。 1日から活動を行っているU-19日本代表は、フランスで開催のモーリスレベロトーナメントに参戦中。佐藤はクラブ事情のため離脱となる。 佐藤は3-4で敗れた4日のグループB初戦、U-21イタリア代表戦で82分までプレー。4-1で勝利した8日のU-20インドネシア代表戦には後半から出場し、右足のシュートでチーム3点目を記録していた。 FC東京でプロ2年目を迎えている17歳の佐藤は、4月21日に行われた明治安田J1リーグのFC町田ゼルビア戦でJリーグデビュー。今シーズンはここまでJ1で2試合、YBCルヴァンカップで1試合に出場している。 2024.06.09 11:06 Sun

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苦しむ川崎Fに痛手…ここまで14戦5発のエリソンが左大腿二頭筋肉離れ

川崎フロンターレは16日、FWエリソンの負傷を報告した。 今季から川崎FでJリーグ初挑戦のエリソン。ここまで出場した公式戦14試合で5ゴールのストライカーだが、2日に行われた第17節の名古屋グランパス戦に続いて、16日に行われた第18節のヴィッセル神戸戦でもメンバー外だった。 クラブによると、9日のトレーニング中に負傷したといい、左大腿二頭筋肉離れと診断。全治は明らかにされていないが、しばらくの離脱となりそうだ。 今節の川崎Fは9試合ぶり無得点で3試合ぶりの黒星。ここまで5勝5分け8敗の14位となっている。 2024.06.16 20:57 Sun
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雷雨で45分遅延した一戦、名古屋vs湘南の死闘は1-1の痛み分け【明治安田J1第18節】

16日、明治安田J1リーグ第18節の名古屋グランパスvs湘南ベルマーレが豊田スタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。 直近は2試合勝利がない名古屋と、2連敗中の湘南の一戦。名古屋は上位への足がかりに、湘南は残留争いから抜け出す足がかりにしたい一戦となる。 名古屋は中断前のリーグ戦から5名を変更。内田宅哉、三國ケネディエブス、和泉竜司、倍井謙、キャスパー・ユンカーが外れ、野上結貴、吉田温紀、山中亮輔、永井謙佑、山岸祐也が入った。 対する湘南も5名を変更。岡本拓也、杉岡大暉、平岡大陽、鈴木淳之介、鈴木章斗が外れ、小野瀬康介、髙橋直也、阿部浩之、舘幸希、ルキアンが入った。小野瀬と舘はケガからの復帰となる。 両チームにとって大事な試合だったが、雷雨の影響でキックオフ時間が遅れることに。45分間遅れてスタートした時には、全く雨の影響がない状況だった。 立ち上がり積極的に入ったのは湘南。前からのプレスをかけつつ、ボールを握っていく展開となる。 名古屋は鋭いカウンターで応戦。互いに譲らない展開のまま、シュートがなく進んでいく。すると湘南は17分、小野瀬がビッグチャンスを迎える。相手のビルドアップ時にハ・チャンレからルキアンがボールを奪うも、これはクリア。しかし、小野瀬が左サイドで拾うと、ドリブルで持ち出しボックス手前で右足一閃。しかし、GKランゲラックがわずかに触り、クロスバーを直撃する。 両チーム通じて最初のシュートとなったが、得点の匂いがした攻撃。湘南がポゼッションして時間を使っていく展開は変わらない。 名古屋は23分にチャンス。FKからの山々のクロスを、吉田がダイレクトボレー。しかし、左に外れてしまう。さらに26分にもビッグチャンス。中山がダイレクトパスで裏に完全に抜け出し、GKソン・ボムグンもかわしてシュートも、無人のゴールに流し込めず。しかし、その前にオフサイドの判定となった。 徐々に押し込み出した名古屋は29分にネットを揺らす。素早いリスタートから永井のパスを引き出した山岸がボックス内からシュート。GKとの一対一を決めたが、わずかにオフサイドでゴールとはならなかった。 湘南ゴールに迫っていく名古屋はついにスコアを動かす。33分、ロングボールをボックス内右で森島が収めるもクリアされる。それでもこぼれ球を拾って繋ぐと、右サイドから吉田がクロス。これを外から入ってきた永井がボックス中央でダイレクトボレー。これが決まり、名古屋が先制に成功する。 先制した試合は6戦全勝の名古屋。すると35分にはボックス手前でパスを受けた山岸からの横パスを、森島がコースを狙ってシュートも、わずかに左に外れていく。 押し込まれ続けた湘南だったが、最終盤には福田やルキアンがゴールに迫るもののそのまま終了。名古屋の1点リードで試合を折り返した。 互いに交代なしで迎えた後半、名古屋はファーストプレーで中山がシュート。わずかに舘幸希が触ってゴールから外れていく。 後半も名古屋が押し込んでいく展開が続く中、60分に湘南が反撃。田中聡がボックス手前で粘ってパスを繋ぐと、小野瀬がボックス内左にカットインして右足シュート。これがサイドネットに決まり、湘南が同点に追いつく。 このゴールの前に山下良美主審にボールがわずかに当たっていたとして、名古屋の選手が猛抗議。リプレイでは確かにわずかにコースが変わっているようにも見えるが、認められずゴールが決まった。 追いついた湘南は69分に逆転に成功。前線へのパスが代わって入ったばかりの奥野耕平が前にパスを出すと、これが椎橋慧也に当たってラインの裏に良いボールが転がることに。これに反応したルキアンが独走し、最後はGKランゲラックとの一対一を冷静に流し込んだ。 しかし、これにVARチェックが入り、オフサイドが確認されることに。かなり時間をかける際どい判定となった中、わずかにルキアンの足の一部が出ていたとして、このゴールは認められなかった。 逆転を逃した湘南だったが、74分にもビッグチャンス。スロインのミスから再びルキアンが完全にフリーとなりシュートも、GKランゲラックがしっかりと反応してセーブ。ゴールを許さない。 すると83分に両チーム合わせて5名が一気に変更。名古屋は山中、山岸、椎橋が下がり、久保藤次郎、榊原杏太、パトリックを投入。一方の湘南は、阿部と福田を下げて、山田直輝と鈴木章斗を投入した。 なかなかゴールが奪えない中、アディショナルタイムは8分の表示。湘南は髙橋、舘を下げて、杉岡 大暉と大岩 一貴を投入。するとアディショナルタイム3分には、相手陣内でボールを奪い、ルキアンのパスを鈴木章がシュートもGKランゲラックがセーブする。 湘南は最後まで名古屋ゴールに迫っていくが、名古屋も最後の最後で身体を張ってシュートを打たせず。死闘は1-1のドローに終わった。 名古屋グランパス 1-1 湘南ベルマーレ 【名古屋】 永井謙佑(前33) 【湘南】 小野瀬康介(後15) 2024.06.16 20:48 Sun
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安斎颯馬のプロ初得点でFC東京が追いつく! リカルド・グラッサ弾の磐田とドロー【明治安田J1第18節】

16日、明治安田J1リーグ第18節のFC東京vsジュビロ磐田が味の素スタジアムで行われ、1-1の引き分けに終わった。 ホームの6位FC東京は、前節のサガン鳥栖戦で5試合ぶりの白星。その後のYBCルヴァンカップではサンフレッチェ広島に2連敗したが、天皇杯2回戦ではヴィアティン三重に3-0で勝利した。連勝が懸かる今節は鳥栖戦から4人入れ替え、仲川輝人がトップ下、森重真人、長友佑都、中村帆高が最終ラインに入った。 対する16位ジュビロ磐田は、前節のサンフレッチェ広島戦で0-2の敗戦。天皇杯2回戦ではテゲバジャーロ宮崎に敗れて公式戦2連敗となった。前節からは右サイドバックが変わり、植村洋斗がスタメン復帰。ベンチには負傷離脱していたジャーメイン良が戻ってきた。 序盤はせめぎ合いの様相。両チーム共にファイナルサードを攻略できない時間が続く。 しかし、磐田がセットプレーからゴールをこじ開ける。立て続けにCKを得ると、平川怜の右クロスからリカルド・グラッサがドンピシャヘッド。20分に先制ゴールを叩き込んだ。 その後はリードを奪われたFC東京が押し込み始め、33分には俵積田晃太が左サイドで仕掛けてから鋭いクロスを供給。ファーに飛び込んだ安斎颯馬が足を伸ばしたが、わずかに届かない。 38分には俵積田のクロスからディエゴ・オリヴェイラがヘディングを狙うがこちらも合わず。42分には逆にピンチを迎えるが、山田大記の右ポケットからのシュートはGK野澤大志ブランドンがセーブし、こぼれ球も中村が間一髪でクリアした。 磐田の1点リードで後半に入ると、立ち上がりから俵積田が仕掛けてカットインシュート。惜しくも枠の右に外れる。 55分にはスルーパスに抜け出したディエゴ・オリヴェイラが前線で競り勝ち、GK川島永嗣との一対一に。右足で狙ったシュートは右ポストに跳ね返された。 同点弾にあと一歩及ばないFC東京は、先発のGK野澤と共にU-23日本代表のアメリカ遠征に参加していた荒木遼太郎と松木玖生を投入。一方の磐田は山田がミドルシュートで追加点を狙っていくなか、ジャーメイン良と金子翔太をピッチに送り出した。 磐田はマテウス・ペイショットとジャーメイン良をターゲットに攻め、FC東京は俵積田の仕掛けや松木のオーバーヘッド気味のシュートがあったが、スコアは動かないまま終盤へ。ホームチームはまずは追いつくべく、ジャジャ・シルバと徳元悠平の投入で交代枠を使い切る。 81分には徳元が左サイドの仕掛けからクロスを上げ、クリアボールに高宇洋が反応。ダイレクトで狙ったが、ゴールの右へ外れてしまう。 それでも84分には念願の同点弾。左サイドのボックス手前でFKを得ると、徳元のファーへのクロスに安斎。ヘディングでプロ初ゴールを記録した。 これで勢いに乗った安斎は、右サイドをドリブルで駆け上がり、ボックスのぎりぎり外でFKを獲得。原川力のクロスにエンリケ・トレヴィザンが合わせたが、GK川島にキャッチされた。 もう一度勝ち越したい磐田は後半アディショナルタイムにブルーノ・ジョゼと中村駿を投入するも、流れを変えられず。逆転ゴールは許さずに終了し、1-1の痛み分けに終わった。 FC東京 1-1 ジュビロ磐田 【FC東京】 安斎颯馬(後39) 【磐田】 リカルド・グラッサ(前20) <span class="paragraph-title">【動画】FC東京に勝ち点1をもたらした安斎颯馬のJ初ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>この左足は素晴らしい<br>\<br><br>徳元悠平のFKに合わせたのは安斎颯馬<br>今季初ゴールは値千金の同点弾に‼<br><br>明治安田J1第18節<br>FC東京×磐田<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信<a href="https://twitter.com/hashtag/FC%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E7%A3%90%E7%94%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#FC東京磐田</a> <a href="https://t.co/1zmPGOblGT">pic.twitter.com/1zmPGOblGT</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1802293990252798195?ref_src=twsrc%5Etfw">June 16, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.16 20:28 Sun

G大阪が4連勝&7戦無敗で2位鹿島に迫る! 宇佐美貴史の華麗弾&山田康太の古巣弾で柏を振り切る【明治安田J1第18節】

明治安田J1リーグ第18節の1試合が16日にパナソニック スタジアム 吹田で行われ、ホームのガンバ大阪が柏レイソルを2-1で下した。 前節終了時で3位G大阪は古巣戦の中谷進之介&山田康太が揃って先発。GK松本健太の欠場が続くなか、犬飼智也も負傷離脱の12位柏ではGK佐々木雅士が今季初めて最後尾を託され、センターバックの一角に立田悠悟が入ったほか、代表帰りの細谷真大はベンチからスタートした。 パリ五輪世代の代表で右サイドバックのポジションを争う半田陸と関根大輝もそれぞれ先発し、その2人のアピール合戦も注目どころの一戦。堅守としたたかさで勝ち星を重ねるG大阪が自陣でブロックを作る柏に対して、まずボールの主導権を握って立ち上がる。 次第に柏も相手の縦パスを引っかけるシーンを増やして押し返すが、鈴木徳真の大きな展開が左サイドのウェルトンに通った15分、ボックス左でパスを受けた宇佐美貴史が中に切り込むと見せかけてのフェイントで立田悠悟をヒザから崩して右足。G大阪が先手を奪う。 柏も23分の木下康介に右ポスト直撃のシュートがあったが、26分のG大阪に敵陣右サイドでFKが巡り、宇佐美のキックが跳ね返されたところを鈴木が右足ダイレクト。それがウェルトンに当たって相手DF陣の裏に流れ、うまく抜け出した山田が右足でネットを揺らす。 そこからは柏が攻め返し、43分のマテウス・サヴィオに強烈な右足フィニッシュも。だが、G大阪はGK一森純が好対応で凌ぎ、前半アディショナルタイムにまたも宇佐美の絶妙なスルーパスから山下諒也に決定機が巡ったりとペースを握ってハーフタイムに入る。 後半は細谷の交代カードを切った柏の反撃ムードになり、G大阪が守勢に。細谷が入って早々に立て続けのシュートでフィニッシャーとしての怖さを出すなど、チーム全体で前重心の時間が続くが、G大阪も集中を切らさず。中谷を中心に柏の攻撃を跳ね返し続ける。 その後も交代カードを切りながら、攻め立てる柏は79分にバイタルエリア中央の細谷がフリックでつなぐと、その左で受けたジエゴがボックス中央から豪快な左足フィニッシュで1点差に。ここまで交代も駆使して時間を進めたG大阪だが、ついに守りを崩される。 3試合ぶりの得点で活気づき、押せ押せの柏は最後の交代で山本桜大も送り込み、すべての攻撃的カードを使い切る策。後半に入って受けに回り、なかなか攻められないG大阪も最後の交代に動いたタイミングで5バックにシフトし、逃げ切りにかかる。 後半アディショナルタイムもほとんどが柏の攻めが続いたが、G大阪が苦しみながらも締め切って今季初の4連勝で7戦無敗とし、2位鹿島アントラーズとの勝ち点差も「4」→「2」に。一歩及ばずの柏は今季初の3連敗となり、4試合で白星なしとなっている。 ガンバ大阪 2-1 柏レイソル 【G大阪】 宇佐美貴史(前15) 山田康太(前26) 【柏】 ジエゴ(後34) <span class="paragraph-title">【動画】ガンバエースが華麗なキックフェイントから先制ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>上手い、上手すぎる!<br>これが青黒のNo.7<br>\<br><br>宇佐美貴史が背番号と同じ今季7ゴール目‼<br>キレキレのドリブルで相手DFを交わし冷静なフィニッシュ<br>さすがのクオリティを見せつけた<br><br>明治安田J1第18節<br>G大阪×柏<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信<a href="https://twitter.com/hashtag/G%E5%A4%A7%E9%98%AA%E6%9F%8F?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#G大阪柏</a> <a href="https://t.co/M4SWRfznxx">pic.twitter.com/M4SWRfznxx</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1802271904939532301?ref_src=twsrc%5Etfw">June 16, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.16 20:06 Sun
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新潟が小見洋太弾で先制も…鹿島は藤井智也の豪快弾で追いつき1-1ドロー決着【明治安田J1第18節】

16日、明治安田J1リーグ第18節の鹿島アントラーズvsアルビレックス新潟が県立カシマサッカースタジアムで行われ、1-1のドロー決着となった。 直近8試合7勝1分けで4連勝中の2位鹿島と、今季初の2連勝を目指す15位新潟。 ここのところ盤石の戦いぶりが光る鹿島に対し、決して得点力の低くないアウェイ新潟も応戦。小見洋太や谷口海斗らで構成される攻撃陣は、一定の脅威を鹿島守備陣に与える。 鹿島は27分に波状攻撃。名古新太郎のクロスに師岡柊生がヘディングで合わせるも、新潟のGK小島享介がファインセーブ。続けて濃野公人のパスに名古がシュートも、トーマス・デンのブロックに遭う。決定機が連続した。 新潟は34分に決定機。素早いアタッキングからボックス手前で奥村仁が前を向き、小刻みなドリブルでDFを揺さぶり、左足シュートを放つ。内巻きの一撃は惜しくもゴール左へ外れ、大卒ルーキーの今季リーグ戦2点目ならず。 それでも先制は新潟。 43分、右サイドで前を向いた小見が中央への持ち運びから左サイドへ展開し、ボックス内の谷口にスルーパスが入る。谷口のシュートはGK早川友基に阻まれるも、浮き玉ルーズボールに小見がヘディングで詰めてネットを揺らした。 後半頭に鹿島が同点。 50分、後半頭から途中投入の藤井智也がボックス手前左寄りでボールを受け、小さくカットインしてから右足を振る。GK小島が守るゴールマウスのファーネットへミドルシュートを突き刺した。藤井は今季公式戦初ゴールだ。 その後は互いに互いを攻め、決定機に準ずるようなシーンが何度も到来。新潟は82分、直前に途中出場の松田詠太郎が決定的なワンタッチシュートをフリーで放つが、わずかに枠外へ。値千金の追加点とはならず。 結局、どちらも2点目を奪うに至らず、鹿島ホームの一戦は1-1ドローで決着。鹿島は連勝が4でストップし、新潟は対戦戦績のよくない鹿島を脅かすも、またしても今季初の連勝を逃すことに。今日の反省を次節へ活かせるか。 鹿島アントラーズ 1-1 アルビレックス新潟 【鹿島】 藤井智也(後5) 【新潟】 小見洋太(前43) 2024.06.16 19:55 Sun

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