ボルシアMG、主将を務めるシュティンドルとの契約を2023年まで延長

2020.12.19 00:01 Sat
Getty Images
ボルシアMGは18日、元ドイツ代表MFラルス・シュティンドル(32)との契約を2023年6月30日まで延長したことを発表した。

同クラブのマックス・エベルSD(スポーツ・ディレクター)は、クラブのキャプテンを務めるシュティンドルとの契約延長について以下のようにコメントしている。
「ラルスがボルシアにあと2年間居てくれることをとても嬉しく思っている。彼はトップ選手であり、リーダーであり、我々にとっての頭脳だ」

2015年の夏にハノーファーからボルシアMGに加入したシュティンドルは、ここまで公式戦188試合に出場し61ゴール41アシストをマーク。近年は足首じん帯結合の損傷や腓骨骨折の大けがを負ったが、それらを乗り越え、今シーズンはブンデスリーガでここまでの全試合に出場。15日に行われた第12節のフランクフルト戦ではハットトリックを達成していた。

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元独代表シュティンドルが今季引退…「素晴らしく濃密な時間だった」 “原点の地“に戻って1年後の決断に

元ドイツ代表MFラルス・シュティンドル(35)が28日、所属先のカールスルーエを通じて、今季限りでの現役引退を表明した。 カールスルーエ、ハノーファー、ボルシアMGでキャリアを紡ぎ、ブンデスリーガ通算376試合(85得点71アシスト)に出場のシュティンドル。かつて清武弘嗣や酒井宏樹、板倉滉とも共闘した過去もあり、2015年夏からボルシアMGに移ると、通算271試合の出場数(83得点62アシスト)をマークした。 そのボルシアMGではキャプテンを務める中心選手だったが、在籍8シーズンを経て、昨季限りで退団。今季からキャリアの原点である2.ブンデスリーガのカールスルーエに戻り、公式戦17試合で4得点5アシストを記録中だが、今年1月中旬のふくらはぎ負傷から欠場が続く。 ドイツ代表としても2017年のデビューから11試合のキャップ数を積み上げ、一時は国際舞台にも活躍の場を広げたシュティンドルは「信じられないほど美しく、濃密な時間だった」とこれまでを振り返りながら、今季限りで現役生活に終止符を打つと報告した。 「最高の瞬間もたくさんあったけど、まったく楽ではないときもあった。僕にとって、昨夏に故郷クラブに戻り、新しいヴィルトパルクでプレーし、そこで最初のゴールを決めたのは夢のような出来事だったよ」 「それらのすべてを可能にしてくれた関係者のみんなに深く感謝している。この1年間は信じられないほど特別なものだった。これからの数週間もできる限りを尽くす。カールスルーエが再び立つべき場所のために」 2024.03.29 15:30 Fri

ボルシアMGに痛手、ホフマンが肩の脱臼で離脱…W杯には間に合う見込み

ボルシアMGは19日、ドイツ代表MFヨナス・ホフマンが負傷したことを発表した。 ホフマンは18日に行われたDFBポカール2回戦のダルムシュタット戦に先発出場したが、前半で肩を負傷すると、ハーフタイムでMFラルス・シュティンドルと交代していた。 そして検査の結果、肩の脱臼と診断されたようだ。なお、詳細な離脱期間は明かされていないが、11月20日に開幕するカタール・ワールドカップまでには復帰できると明かしている。 今季のホフマンはここまで公式戦全試合に出場。12試合で5ゴール5アシストを記録していた。 2022.10.20 10:55 Thu

ボルシアMG主将シュティンドルが負傷離脱…指揮官明かす

ボルシアMGの元ドイツ代表MFラルス・シュティンドルが負傷離脱するようだ。ドイツ『キッカー』が伝えている。 シュティンドルは21日のトレーニング中にヒザを負傷。翌日に行われたブンデスリーガ第20節のウニオン・ベルリン戦ではメンバー外となっていた。 アディ・ヒュッター監督が試合後、ドイツ『スカイ』のインタビューでシュティンドルについて、ヒザの内側側副じん帯の損傷を報告した。 「シュティンドルは少し膝に引っかかった感じがあったが、内側の靭帯が切れていたようだ。確実に2、3週間は離脱するだろう。それが4〜6週間なのか、5〜7週間なのかは治り具合による」 シュティンドルは2015年夏にハノーファーから加入。在籍7シーズンで公式戦232試合に出場し、72得点52アシストを記録しており、昨年9月にはクラブの歴代トップスコアラーとなった。 2016年からはキャプテンを務め、その翌年にはドイツ代表にも選出。今季も主力として公式戦21試合に出場し、3得点4アシストをマークしていた。 2022.01.24 15:15 Mon

遠藤航が“日本人離れした”豪快ミドルシュート!本人も「幸せ」

日本代表MF遠藤航が今シーズンのリーグ戦3ゴール目を挙げた。 遠藤が所属するシュツットガルトは15日、ブンデスリーガ第33節でボルシアMGと対戦。遠藤は[3-4-2-1]のダブルボランチの一角で33試合連続スタメンとなった。 試合はホームのボルシアMGがやや押し込む展開で推移すると、前半終了間際にMFラルス・シュティンドルのゴールが生まれ、シュツットガルトは1点ビハインドで前半を折り返す。 それでも72分、MFフィリップ・フェルスターのパスをペナルティーアーク手前で受けた遠藤が反転から右足一閃。強烈なミドルシュートは相手GKヤン・ゾマーに触れられず、ゴールネットに突き刺さった。 シュツットガルトは77分に逆転のゴールを奪い、2-1で勝利。9位に浮上している。 今季3点目を挙げた遠藤は試合後に自身のツイッターを更新。後半アディショナルタイムに今季5度目の警告を受けたことで次節のアルミニア・ビーレフェルト戦に出場できないことを残念がりながらも、ゴールを喜んだ。 「ゴールと勝ち点3を獲得できて幸せ。残念ながら今シーズンの最後の試合は出場できませんが、勝ちましょう。団結を」 <span class="paragraph-title">【動画】遠藤航の“日本人離れした”豪快ミドルシュート!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">シュトゥットガルト<a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%81%A0%E8%97%A4%E8%88%AA?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#遠藤航</a><br>72分に豪快ミドル!!!<br><br>現在1️⃣-2️⃣ で <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%83%88?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#シュトゥットガルト</a> がリード!<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%96%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ブンデスライブ</a> <a href="https://t.co/FtUxeR2ZuX">pic.twitter.com/FtUxeR2ZuX</a></p>&mdash; ブンデスリーガ スポーツライブ+ powered by スカパー! (@skyperfectv) <a href="https://twitter.com/skyperfectv/status/1393586690426507269?ref_src=twsrc%5Etfw">May 15, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.05.16 13:30 Sun

密集を打ち砕く豪快弾!近距離からの強烈シュートにDF、GK成す術なし/2020-21【インクレディブル・ゴールズ】

サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。 今回は、ボルシアMGの元ドイツ代表MFラルス・シュティンドルが決めたゴールだ。 <div id="cws_ad">◆豪快シュートがネット上部に突き刺さる<br/><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJXVTFReTQ0ZSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> </div> カイザースラウテルンでキャリアをスタートさせたシュティンドルは、ハノーファーでのプレーを経て2015年夏にボルシアMGに加入。主力として定着し、ここまで公式戦206試合に出場している。 状況判断能力の高さと正確なプレーを持ち味に、クラブの主将も務めるシュティンドルだが、2020年3月20日に行われたブンデスリーガ第26節のシャルケ戦では、豪快なゴールを決めている。 0-0で迎えた15分、ボックス内でボルシアMGがチャンスを作ると、相手のクリアボールを拾ったMFフロリアン・ノイハウスがシュート。このシュートも相手に弾かれたものの、ゴール前でフリーになっていたシュティンドルの前へボールが転がると、シュティンドルが豪快なダイレクトシュート。ゴール上部のネットに突き刺さる強烈シュートでゴール前にブロックに入った相手選手全員を無効化し、見事な先制ゴールを挙げた。 先手を取ったボルシアMGは、そのまま追加点を加え、3-0で大勝している。 <span data-sg-movie-id="1011" data-sg-movie-title="【密集を打ち砕く】近距離からの強烈シュートにDF、GK成す術なし"></span> 2021.03.27 08:00 Sat

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ボルシアMG、ドルトムントU-19から逸材FWヘアマンを獲得! 世代別代表ではU-17欧州選手権、W杯の2冠獲得に貢献

ボルシアMGは10日、ドルトムントU-19に所属するU-17ドイツ代表FWチャールズ・ヘアマン(18)を完全移籍で獲得した。 かつてヴォルフスブルクなどで活躍し、現役引退後にはガーナ代表監督を務めたチャールズ・アコナー氏を父に持つヘアマン。2020年の夏にハノーファーのユースからドルトムントのユースへ移籍。 爆発的なスピードや足元のテクニックを特長としており、左右のウイングに加え、左サイドバックでプレー可能。ドルトムントではトップチームでのプレー経験はなかったが、リザーブチームや世代別のドイツ代表で活躍しており、2023年に行われたU-17欧州選手権とU-17ワールドカップではチームの優勝に貢献していた。 ボルシアMGのスポーツディレクターを務めるローランド・ヴィルクス氏は、ヘアマンの獲得について以下のように喜びを語った。 「ヘアマンが入団を決めてくれたことを嬉しく思う。彼は若く才能ある選手で、より高いレベルに行ける可能性を秘めている。しかし、まずはここに馴染まなければならない。我々は、彼が成長するための機会と時間を与えるつもりだ」 2024.06.11 08:01 Tue

ボーフム残留の立役者・シュテーガーがボルシアMG加入! 「ハングリー精神にあふれている」

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チェルシー保有ハッチンソンにオランダ&ドイツのCL組が関心…今季イプスウィッチで昇格貢献の20歳

チェルシー保有のジャマイカ代表FWオマリ・ハッチンソン(20)。レンタル先のイプスウィッチ・タウンでプレミアリーグ昇格に貢献も、夏でイングランドを離れる可能性もあるようだ。 ハッチンソンはイングランド生まれのジャマイカ代表ウインガー。アーセナルの下部組織で育まれたのち、22年7月にチェルシーへ。現在U-21チームに籍を置く一方、今季チャンピオンシップ(イングランド2部)のイプスウィッチへレンタル移籍する。 ここではリーグ戦44試合出場10得点6アシスト。シーズンが深まるにつれてジョーカー要員から不動のスタメンとなり、最終的に2部昇格から1年でのプレミア昇格に貢献した。 オランダ『Voetbal International』によると、そんなハッチンソンは今夏フェイエノールトかアヤックスへ完全移籍する可能性があるとのこと。多くの選手を売却したいチェルシーがハッチンソンの完全移籍放出にも前向きなのは間違いないとみられている。 イプスウィッチが買い取りに動くかどうかは現状不明だが、ハッチンソンにはドイツからシュツットガルト、ボルシアMGも関心を寄せているとのことだ。 なお、ハッチンソンとイプスウィッチのレンタル契約は今月31日までとなっている。 2024.05.22 13:05 Wed

【ブンデスリーガ日本人選手】ブンデス通算384試合目の出場となった長谷部のラストマッチはフランクフルトが2点差を追いつきドロー決着…

ブンデスリーガ最終節が週末にドイツ各所で行われた。 今シーズンのブンデスリーガには、日本代表で活躍するボルシアMGのDF板倉滉、シュツットガルトのDF伊藤洋輝、フライブルクのMF堂安律、ボーフムFW浅野拓磨に加え、フランクフルトでクラブ史上最年長出場記録を保持するDF長谷部誠が在籍している。 今シーズンも多くの選手が活躍する中、最終節では板倉、伊藤、堂安が先発出場、長谷部、浅野、福田師王、原口元気が途中出場している。 今季限りでの引退を表明している長谷部がベンチスタートとなったフランクフルトは、ホームでRBライプツィヒと対戦。スコアが動いたのは41分、ドリブルでボックス左から侵入したシャビ・シモンズがゲッツェに倒され、ライプツィヒがPKを獲得。このPKをシャビ・シモンズ自身がゴール中央に決めた。 先制を許したフランクフルトは、後半開始早々に再び失点する。46分、自陣でのボール奪取からカウンターを狙うと、ザイヴァルトの縦パスをバイタルエリア中央で受けたシェシュコが右足一閃。強烈なミドルシュートがゴール左に突き刺さった。 2点を追う展開となったフランクフルトは56分、セットプレーのから二次攻撃を仕掛けると、ボックス右横でこぼれ球を拾ったクナウフのクロスをエキティケがヘディングシュートを叩き込み、1点を返す。 さらにフランクフルトは77分、強引な突破でボックス右深くまで侵入したマーモウシュがヘンリクスに倒されると、オンフィールドレビューの末にPKを獲得。これをマーモウシュ自身が決め、同点に追いついた。 試合を振り出しに戻したフランクフルトは、後半アディショナルタイムにチャイビとゲッツェを下げてとなる現役ラストマッチとなる長谷部と、同じく今季限りでの引退を表明しているローデを投入。 結局、試合はそのまま2-2でタイムアップ。ブンデス通算384試合目となった長谷部のラストマッチはドロー決着で幕を閉じた。 また、伊藤が先発したシュツットガルトと板倉が先発したボルシアMGによる日本代表対決は、23分にスコアが動く。ボックス中央で受けたギラシーの落としをボックス左で受けたミロがクロスをゴール前にポジションを取り直したギラシーがヘディングでゴールに叩き込み、シュツットガルトが先制した。 先制したシュツットガルトは31分にも、カラソルのパスをペナルティアーク右前で受けたギラシーが素早いターンでライツをかわし、ボックス内に侵入。カットインから左足を振り抜くと、これが右ポストに当たりゴールに吸い込まれた。 2-0で迎えた後半もシュツットガルトが主導権を握ると、75分に再びスコアを動かす。ウンダブのパスで右サイドを抜け出したギラシーがボックス内まで切り込み折り返しを供給。これを逆サイドから走り込んだチョン・ウヨンがダイレクトシュートで流し込んだ。 3点を追うボルシアMGは79分にコネを下げて福田を投入。対するシュツットガルトは80分に伊藤を下げると。83分に追加点。センターライン付近でボールを受けた14がドリブルで相手ボックス内まで切り込むと、ボックス右から強烈なシュートをニアサイドに突き刺した。 その後、4点差としたシュツットガルトは85分に今季限りでの退団が発表された原口を投入。結局、試合はそのまま4-0でシュツットガルトが大勝。同時刻開催のバイエルンが敗れたため、クラブ最高位タイとなる2位でシーズンを終えた。 その他、浅野が67分からプレーしたボーフムはアウェイでブレーメンと対戦し1-4で敗戦。堂安がフル出場したフライブルクはアウェイでウニオン・ベルリンと対戦し1-2で敗戦。堂安は85分に今季7ゴール目を記録した。 ★板倉滉[ボルシアMG] ▽5/18 シュツットガルト 4-0 ボルシアMG ◆フル出場 ★福田師王[ボルシアMG] ▽5/18 シュツットガルト 4-0 ボルシアMG ◆79分からプレー ★長谷部誠[フランクフルト] ▽5/18 フランクフルト 2-2 RBライプツィヒ ◆101分からプレー ★堂安律[フライブルク] ▽5/18 ウニオン・ベルリン 2-1 フライブルク ◆フル出場 ★伊藤洋輝[シュツットガルト] ▽5/18 シュツットガルト 2-2 ボルシアMG ◆80分までプレー ★原口元気[シュツットガルト] ▽5/18 シュツットガルト - ボルシアMG ◆85分からプレー ★浅野拓磨[ボーフム] ▽5/18 ブレーメン 4-1 ボーフム ◆67分からプレー 2024.05.19 01:20 Sun

ボルシアMGvsフランクフルトはドロー…板倉vs長谷部は実現せず【ブンデスリーガ】

ブンデスリーガ第33節のボルシアMGvsフランクフルトが11日に行われ、1-1の引き分けに終わった。ボルシアMGのDF板倉滉はフル出場、フランクフルトのDF長谷部誠はベンチ入りも出場機会はなかった。 リーグ戦4試合勝利のない13位ボルシアMG(勝ち点33)は、前節ドローに終わったブレーメン戦のスタメンからGKニコラスに代えて守護神オムリンを4試合ぶりに起用。板倉は3バックの右でスタメン出場した。 一方、2連敗中の6位フランクフルト(勝ち点45)は、惨敗した前節のレバークーゼン戦のスタメンからエンクンクに代えてクナウフをスタメンで起用した。長谷部はベンチスタートとなっている。 試合は早い時間にスコアが動く。ボルシアMGは9分、GKオムリンのロングフィードを左サイドで収めたスカリーがドリブルでボックス左まで侵入。折り返しを走り込んだハックが右足で合わせると、このシュートがゴール左隅に吸い込まれた。 先制を許したフランクフルトだが、徐々にボール支配率を高めていく。すると35分、相手の中途半端なクリアを敵陣中盤でカットしたディナ・エビンベがボックス手前まで持ち上がると、ゴール前のエキティケとのパス交換からボックス中央まで侵入したディナ・エビンベがゴール左隅にシュートを流し込んだ。 迎えた後半は立ち上がりからフランクフルトが主導権を握る。50分にはゲッツェがボックス右から供給したループパスのこぼれ球をチャイビが右ボレーで合わせたが、これは板倉のブロックに防がれた。 対するボルシアMGは58分、ディナ・エビンベのバックパスを中盤でカットしたクヴァンカラがボックス左手前まで切り込みシュート。ゴール右隅を狙ったシュートはわずかにゴール右に外れた。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。結局、最後までスコアは動かず1-1のまま試合終了。ボルシアMGはホーム最終戦を勝利で飾ることはできなかった。 2024.05.12 00:37 Sun

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今夏来日のドルトムント、フンメルスも退団決定…合計13年在籍で508試合出場「大きな名誉であり喜びだった」

ドルトムントは14日、ドイツ代表DFマッツ・フンメルス(35)の退団を発表した。 バイエルンの下部組織で育ったフンメルス。2007年1月にファーストチームに昇格するも、2008年1月にレンタル移籍でドルトムントに加入。レンタル期間が終了した2009年7月に完全移籍で加わった。 その後、ドルトムントでプレーを続けるも、2016年7月にバイエルンへと完全移籍。それでも2019年7月に再びドルトムントに加入した。 合計13シーズンをドルトムントで戦ったフンメルス。公式戦通算508試合に出場し38ゴール23アシストを記録。ユルゲン・クロップ監督時代には2度のブンデスリーガ制覇やDFBポカールで優勝。エディン・テルジッチ監督の下でも2020-21シーズンにDFBポカールを制している。 2023-24シーズン限りで契約が満了を迎え、退団の話も出ていた中、正式にチームを去ることに。すでに先に退団が決まっていた元ドイツ代表MFマルコ・ロイスと共に、一時代を築いた1人がまたチームを去ることとなった。 フンメルスはクラブを通じてコメントしている。 「ファンのみんな、合計13年以上に及ぶ僕の黒と黄色の時代が終わりを迎える。長い間ドルトムントでプレーできたこと、そして2008年1月から今日のボルシア・ドルトムントに至るまでの旅に参加できたことは、僕にとって大きな名誉であり喜びだった」 「ファンのいるこのクラブはとても特別なものであり、僕にとってはそれ以上のものだ」 「また、このクラブのために素晴らしい仕事をしてくれたドルトムントのスタッフ全員、そしてもちろん、ここで出会うことができた数えきれないほどの素晴らしい監督やチームメイトにも感謝したい」 「できるだけ早く、みんなががボルジクプラッツ(広場)で再会してお祝いできるよう、僕は心から願っている。それまでは遠くから、できればスタジアムで時々応援したいと思う。これから寂しくなるよ」 2024.06.14 21:00 Fri

「信頼してくれてありがとう」 サンチョが退任テルジッチに深く感謝

イングランド代表FWジェイドン・サンチョがドルトムントで共闘したエディン・テルジッチ監督に感謝した。 今季のマンチェスター・ユナイテッドで開幕からしばらくしてエリク・テン・ハグ監督との対立で干され、今年1月にシーズンローンでドルトムントに舞い戻ったサンチョ。ドルトムントの11年ぶりとなるチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に貢献するなどで息を吹き返した。 そんな24歳FWを思った以上に早く試合勘を取り戻させ、輝かせたのがテルジッチ監督で、自身のもとで公式戦21試合に起用。もちろん、CL決勝でも87分までプレーさせ、大きな信頼を寄せた41歳のドイツ人指揮官だが、クラブに自ら辞任を申し出て、話し合いで退任が決まった。 自身もユナイテッドが完全売却を視野に入れるとあって、さらなるローン契約での引き留めを目指すドルトムントに残れるか微妙な状況のなか、テルジッチ監督の退任を知ったサンチョはインスタグラムのストーリーでメッセージを発信した。 「僕を信頼してくれてありがとう。ずっと感謝する。次の章での幸運を祈る!」 2024.06.14 17:58 Fri

デ・リフトにユナイテッド注視! 現在の本人はユーロ意識も「何が起こるか見守りたい」

バイエルンのオランダ代表DFマタイス・デ・リフト(24)が去就に言及した。 アヤックスでのブレイクからユベントスでのプレーを挟み、2022年夏からバイエルンに移ったデ・リフト。今季はキム・ミンジェ&ダヨ・ウパメカノのコンビに遅れをとったが、シーズンが進むにつれ、エリック・ダイアーを相棒に序列を高め、公式戦30試合の出場数をマークした。 だが、シーズン中から移籍話がつきまとい、バイエルンはヴァンサン・コンパニ新体制の来季に向け、つい先日にシュツットガルトから伊藤洋輝を獲得。さらに、レバークーゼンからもヨナタン・ターの獲得が濃厚視されており、センターバック陣のテコ入れが活発化している。 ドイツ『スカイ』によると、そのバイエルンは2027年夏まで契約を残すデ・リフトに関して、適切なオファーがあれば放出しうるといい、今季を通じてセンターバックの固定に苦しみ続け、今夏の補強を目指すマンチェスター・ユナイテッドが注視しているという。 続投見通しのエリク・テン・ハグ監督にとってアヤックス時代の教え子であり、今もお気に入りの選手ということで、ユナイテッドから視線が注がれるなか、デ・リフト本人も13日に代表先でその件に口を開いたようだ。 「新しい監督(新たにバイエルンを指揮するヴァンサン・コンパニ氏)との話はまだだ。でも、ユーロ中だし、当たり前さ。今はユーロを戦っていて、それが一番大事。僕はそこに全神経を集中させている」 そうユーロ2024の戦いに意識を向けたデ・リフトだが、「バイエルンでの2年にはすごく満足している。今はユーロに集中しているけど、その後は何が起こるか見守りたい」とも語ったという。 2024.06.14 12:15 Fri

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テルジッチ監督が電撃退任のドルトムント、後任はクラブOBのシャヒン氏でほぼ決まりか?

エディン・テルジッチ監督(41)が電撃的に退任したドルトムント。衝撃が起きた中、すでに後任監督の目星はつけているとされている。 13日、テルジッチ監督は、ドルトムントに対して契約解除を要請。クラブもこれに同意し、両者の関係は終了した。 スカウトから始まったテルジッチ氏のドルトムントでのキャリアは、下部組織のコーチや暫定監督なども務め、監督にまで昇格。2023-24シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)で決勝までチームを導いた一方で、ブンデスリーガでは5位に終わっていた。 クラブ内外での評価の低さなどを気にしていたというテルジッチ氏。しかし、クラブに動揺はなく、すでに後任監督は目星がついていたという。 ドイツ『ビルト』によれば、後任はアシスタントコーチを務めていたヌリ・シャヒン氏(35)になるとのこと。クラブOBでもあり、大きな人気を誇った男が指揮を執ることになるという。 『ビルト』によれば、問題は契約期間と条件面などの詳細を詰めることだとされ、合意しないことはほとんどないと見られている。 シャヒン氏は、ドルトムントの下部組織育ちで、2005年7月にファーストチームに昇格。ユルゲン・クロップ監督の下でブンデスリーガとDFBポカールを制しており、フェイエノールト、レアル・マドリー、リバプール、ブレーメン、アンタルヤスポルでもプレーしていた。 引退後はアンタルヤスポルで監督を務めると、2024年1月からアシスタントコーチに就任。すでにチームを理解しており、CL決勝進出を支えた1人として評価されている。 なお、アシスタントコーチには、クラブOBのスベン・ベンダー氏(35)が就任すると見られている。 2024.06.14 09:55 Fri
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