元リバプールのカイト、フェイエノールト監督就任か…副官にはヘンリク・ラーション氏の名も

2020.05.26 18:30 Tue
Getty Images
現役時代にリバプールやオランダ代表で活躍したディルク・カイト氏が、フェイエノールトの指揮官就任を打診されているようだ。オランダ『テレグラフ』が報じている。

2016-17シーズンを最後に現役生活に幕を下ろしたカイト氏。最後のクラブとなったフェイエノールトは、現役時代に2度も移籍したクラブで、16-17シーズンはリーグ優勝を果たし、引退に花を添えた。
その後、2018年4月に同クラブのU-19チームの監督に就任。UEFA(欧州サッカー連盟)の監督ライセンスを取得しながら指導者としてのキャリアをスタートさせた。

そのカイト氏が今度はトップチームでの指揮を任されることになるかもしれない。現在は昨年10月に就任したディック・アドフォカート監督が務めているが、アシスタントのサイード・バッカティ氏が先日にヤープ・スタム監督が就任したFCシンシナティに移籍したことで、クラブはチームの再編成を企てているようだ。

『テレグラフ』によれば、カイト氏を監督として、その副官に元スウェーデン代表で現役時代はセルティックやバルセロナで活躍したヘンリク・ラーション氏を据えることを目指しているという。
ラーション氏は昨年6月に母国のヘルシンボリの監督に2年半ぶりに再任。しかし、国内カップ戦で3部クラブに敗れSNSで非難されると、就任から2カ月余りで辞任していた。同年9月にはイングランドのサウスエンド・ユナイテッドとの交渉も行っていたようだ。

なお、今季のフェイエノールトは、新型コロナウイルスによって打ち切りとなったエールディビジにおいて、来季のヨーロッパリーグ出場権が得られる3位で終えていた。

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ディルク・カイト監督率いるベールスホットがベルギー1部復帰確実に…指揮官はステップアップを示唆

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エリクソン氏が夢の実現を前に心境明かす 「夢のよう」

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衰え知らずの34歳ブリント、オランダ代表歴代5位の通算「105」キャップ到達へ…偉大な父と比較された時代は遠い過去

オランダ代表DFデイリー・ブリント(34)は、同国のサッカー史に残る偉大な選手だ。 オランダサッカー界の重鎮、ダニー・ブリント氏を父に持つデイリー・ブリント。父も長く在籍したアヤックスからキャリアを歩み始めたサラブレッドは、ことあるごとに父と比較される若手時代を過ごしたが、24歳で見事、マンチェスター・ユナイテッドへのステップアップを果たす。 以後、復帰したアヤックスで2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)4強進出に貢献、浦和レッズ行きも噂されたなかで昨季途中にバイエルンへ。訳あってほとんど出番なく半年で退団したが、今季加入のスペイン1部ジローナでは全世界が驚く大躍進を支えている。 そんなブリントはオランダ代表通算104キャップ(現役最多)。現時点で歴代6位の記録であり、今回の代表ウィークで1試合でも出場すれば、“偉大なるリーダー”ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト氏が持つ「105」キャップと並ぶことになる。 センターバックや左サイドバック、ボランチなど、あらゆるポジションをこなすマルチロールとして名高いブリントだが、現在のオランダ代表ではベテランながらも[3-5-2]の左ウイングバックを主戦場に。走力は間違いなく衰えているだろうが、それを感じさせない頭脳の持ち主だ。 父ダニー氏は1980〜90年代にかけて通算42キャップ。とうの昔に父のキャップ数を追い抜き、34歳となってもなお第一線で活躍するブリントは、オランダのサッカー史に名を残す偉大な選手なのだ。 ◆オランダ代表出場記録「キャップ数」 1位 ヴェスレイ・スナイデル「134」 2位 エドウィン・ファン・デル・サール「130」 3位 フランク・デ・フール「112」 4位 ラファエル・ファン・デル・ファールト「109」 5位 ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト「105」 6位 ディルク・カイト「104」 6位 デイリー・ブリント「104」 8位 ロビン・ファン・ペルシー氏「102」 9位 フィリップ・コクー「100」 10位 アリエン・ロッベン「96」 2024.03.21 16:00 Thu

ベルカンプ、カイト、ラーション、クーマン…イングランドクラブ買収を計画か

名だたる元選手たちが手を組み、イングランドクラブの買収を計画しているようだ。 イギリス『デイリー・メール』によると、買収を考えるクラブの名こそ伏せられたままだが、アーセナルのレジェンドOBとして語り継がれるデニス・ベルカンプ氏ら元選手がリーグ1(3部相当)、あるいはリーグ2(4部相当)のチームを狙っているという。 ベルカンプ氏以外の顔ぶれはというと、元リバプールのディルク・カイト現ベールスホット監督、セルティックやバルセロナ、マンチェスター・ユナイテッドなどを渡り歩いたヘンリク・ラーション氏、バルセロナOBのロナルド・クーマン現オランダ代表監督だ。 その計画が明るみとなったのはフットボールエージェントのロブ・ヤンセン氏が話した内容から。ポッドキャスト『Kieft Jansen Egmond Gijp』で、ベルカンプ氏がアカデミーを指導し、ラーション氏が監督になる絵も含め、こう証言したようだ。 「我々はイングランドのクラブを買収しようとしている。どのクラブかはまだ言えないがね。どんなグループかは言える。ロナルド・クーマン、デニス・ベルカンプ、ヘンリク・ラーション、そしてディルク・カイトだ」 「今はリーグ2か、リーグ1を検討している。周りの何人かと動いているところで、出資者もいる。ロンドンである必要はない。計画は広い意味でフットボールクラブを経営することにある」 「我々が考えるやり方でね。トレーニング、ホスピタリティ、マーチャンダイジング、マーケティング、すべてでだ。我々にはグループがあって、あと1人か、2人が加わるかもしれない」 「私が挙げた名もクラブ内で役割につくだろう。ヘンリク・ラーションは監督を志望している。ベルカンプはアカデミーを立ち上げるだろう。そして、クーマンも仕事をするために来る」 2024.02.28 16:15 Wed

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