英2部WBA、サウサンプトンFWオースティンとウェストハムMFディアンカナを獲得

2019.08.09 00:00 Fri
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チャンピオンシップ(イングランド2部)のWBAは8日、サウサンプトンからイングランド人FWチャーリー・オースティン(30)、ウェストハムからイングランド人MFグレーディ・ディアンカナ(21)を獲得した。

サウサンプトンから完全移籍での加入となるオースティンは、2021年6月30日までの2年契約にサイン。レンガ積み職人として働く傍らイングランドの下部リーグを渡り歩いてきたオースティンは、スウィンドンやバーンリー、QPRといったクラブを経て2016年冬にサウサンプトンへ完全移籍した。
そのサウサンプトンではレギュラーに定着できず、昨季はプレミアリーグ25試合に出場したが、先発出場は11試合に留まっていた。

一方、ウェストハムから今シーズン終了までのレンタル移籍で加入となるディアンカナは、2016年にプロ契約を結ぶと、2018年9月のEFL杯3回戦でトップチームデビューした。

昨シーズンはサブ要員ながら公式戦30試合に出場すると、今年1月にはウェストハムと2025年までの長期契約を結んでいた。

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FWチャーリー・オースティンが豪ブリスベン・ロアーに移籍

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チャンピオンシップ(イングランド2部相当)のQPRが元イングランド代表FWチャーリー・オースティン(31)の加入を発表した。契約期間は2023年6月30日までとなる。 レンガ積み職人として働く傍ら、イングランドの下部リーグを渡り歩くなかで、着実にステップアップを図ってきたオースティン。2013年夏にチャンピオンシップのQPRへと加入し、プレミアリーグ昇格に導いた。 その後はサウサンプトンを経て、2019年夏にWBAに加入したが、振るわず。今年1月から古巣のQPRへとレンタル復帰すると、19試合出場で8ゴールを記録し、復活を印象づけたが、保有元のWBAが先日に契約満了による退団を発表した。 来季以降もQPRでプレーすることが決まったオースティンはクラブ公式サイトを通じて「僕はこのクラブのすべてが好きなんだ。QPRは家族のようなものであり、僕に合ったクラブだよ」と喜んだ。 2021.06.04 11:30 Fri

WBAがロブソン=カヌやイバノビッチら7名の退団を発表

チャンピオンシップ(イングランド2部相当)に降格したWBAは27日、7選手の退団を発表した。 今シーズン限りで退団が発表された選手は、FWハル・ロブソン=カヌ(32)、FWチャーリー・オースティン(31)、FWカイル・エドワーズ(23)、MFカミル・グロシツキ(32)、DFブラニスラフ・イバノビッチ(37)、DFリー・ペリティエル(34)、GKアンディ・ロナーガン(37)となる。 2016年の夏にWBAに加入したロブソン=カヌは、在籍5シーズンで公式戦154試合に出場し24ゴールを記録。今季もプレミアリーグ19試合を含む公式戦21試合で5ゴールに終わっていた。 オースティンは2019年の夏に加入。加入初年度はチャンピオンシップで10ゴールを記録し昇格に貢献したが、今季は出場機会に恵まれず、今年1月からは古巣のQPRにレンタル移籍していた。 昨夏にゼニトから加入したイバノビッチは、3年半ぶりの復帰となったプレミアリーグで13試合に出場にとどまっていた。 また、2018年にエクセター・シティからレンタルバックしたエドワーズは今季公式戦8試合に出場。昨冬に加入したグロシツキは、今季公式戦5試合に出場。同じく昨冬に加入したペリティエルは、今季公式戦7試合に出場。今冬に加入したロナーガンは、EFLカップ1試合の出場となっていた。 2021.05.28 07:15 Fri

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