PSV、降格シュツットガルトからU-21ドイツ代表DFバウムガルトルを完全移籍で獲得

2019.07.26 06:12 Fri
Getty Images
PSVは25日、ブンデスリーガ2部に降格したシュツットガルトからU-21ドイツ代表DFティモ・バウムガルトル(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2022年6月30日までの3年間で、移籍金は1000万ユーロ(約12億1000万円)とのことだ。

2014年11月にシュツットガルトでプロデビューを飾ったセンターバックのバウムガルトルは、シュツットガルトでこれまで公式戦121試合に出場。昨季は負傷の影響もあってシーズン後半に欠場が続いた中、ブンデスリーガで18試合に出場して1ゴールを決めていた。また、6月に行われていたU-21欧州選手権ではドイツ代表の一員として全5試合にフル出場し、準優勝に貢献していた。
PSVでは今夏、RBライプツィヒからポルトガル代表FWブルマや、バレンシアからU-21スペイン代表DFトニ・ラト、ニースからU-21フランス代表DFオリヴィエ・ボスカリらを獲得している。

ティモ・バウムガルトルの関連記事

2部でも苦しむシャルケ、試合後の監督批判で主軸DFを処分…U-23チームに飛ばされる

シャルケは24日、ドイツ人DFティモ・バウムガルトルを規律違反で処分することを発表した。 問題が起きたのは23日に行われた2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のザンクト・パウリ戦後のこと。3-1で敗れたあと、ドイツ『スカイ・スポーツ』のインタビューに応じたバウムガルトルが問題のある発言をしたという。 バウムガルトルは「もちろん、僕たちはヤバいことになる。僕たちがやっていることはとても危険なことだ」とコメント。「それであれば、ただ失点するだけの問題になる。これは事実だ」とコメント。トーマス・レイス監督の戦い方を公に批判する発言をしていた。 シュツットガルトで長らくプレーし、今夏PSVから完全移籍で加入したバウムガルトル。降格したチームに加わった中、開幕戦は欠場も、第2節からはフル出場を続けていた。 しかし、チームは結果がなかなか出ず、ザンクト・パウリ戦では85分で途中交代していた。 この発言を問題視したクラブはバウムガルトルを呼び、スポーツ・ディレクター(SDのアンドレ・ヘッヘルマン氏、レイス監督と会談を行わせたとのこと。その中で、クラブの規定違反が認められたという。 クラブによれば、話し合いの中でバウムガルトルが謝罪したとのこと。ヘッヘルマンSDは「ティモは会話に洞察力があり、最初から自分の間違いを認めて謝罪した。我々はこれを受け入れた」とした。 これにより、バウムガルトルは25日からのトレーニングをU-23チームで過ごすことが決定。また、罰金も支払うこととなり、本人は受け入れたという。 バウムガルトルはクラブを通じてコメントしている。 「僕の発言が引き金となったことは、僕が意図したことではないし、僕のような経験のある選手にはあってはならないことだ」 「だからこそ、トーマス・レイスとアンドレ・ヘッヘルマンに謝罪し、彼らがそれを受け入れてくれたことをとても嬉しく思う」 「僕は今、自分が挑戦者であることを理解している」 2023.09.24 20:57 Sun

2部降格のシャルケ、PSVのDFバウムガルトルを完全移籍で獲得

シャルケは26日、PSVのドイツ人DFティモ・バウムガルトル(29)をフリートランスファーで獲得したことを発表した。 契約期間は2025年6月30日までの2年間。背番号は「25」をつける。 バルムガルトルはシュツットガルトの下部組織育ち。2015年1月にファーストチームへと昇格する。 シュツットガルトでは4年半プレーし、公式戦121試合に出場し2ゴールを記録。2019年7月にPSVへと完全移籍を果たした。 PSVでは2シーズン在籍し、公式戦36試合に出場し2ゴール。チームにフィットできずにいると、2021年夏から2シーズンにわたってウニオン・ベルリンへレンタル移籍。ウニオンでは公式戦43試合に出場し1ゴール。ただ、2022-23シーズンはチームの力になれず、ブンデスリーガで8試合の出場に終わっていた。 吉田麻也が退団し、2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)に降格したシャルケにとっては経験値のあるバウムガルトルの加入は大きなものとなりそうだ。 2023.07.27 11:25 Thu

クラブ史上初のCL出場目前のウニオン、主力SHのジーセルマンが退団

ウニオン・ベルリンは26日、ドイツ人DFニコ・ジーセルマン(31)が契約満了をもって今季で退団することを発表した。 ジーセルマンの他、DFティモ・バウムガルトル(27)、MFレビン・エツナリ(27)、MFティム・マチイェフスキ(22)の3選手も契約満了をもって退団することが発表されている。 ジーセルマンは2020年夏にデュッセルドルフからウニオンに加入。左サイドハーフの主力としてプレーし、今季はブンデスリーガ25試合に出場していた。 ウニオンは最終節を前に4位に位置。クラブ史上初のチャンピオンズリーグ出場に王手をかけている。 2023.05.27 06:30 Sat

フライブルク、シュトライヒ監督がコロナ陽性…ウニオン指揮官に続きEL不在の可能性

フライブルクは5日、クリスティアン・シュトライヒ監督が新型コロナウイルスの陽性判定となったことを明かした。 クラブの発表によると、シュトライヒ監督とアシスタントコーチのラース・フォスラー氏、フロリアン・ブランズ氏の3名が最新のPCR検査で陽性判定が出たという。そのため、シュトライヒ監督は6日に行われるヨーロッパリーグ(EL)のナント戦に向けた公式会見をオンラインで参加した。 ドイツ『キッカー』によると、試合当日の検査で陰性が確認された場合、シュトライヒ監督のベンチ入りは認められるというが、陽性の場合は指揮官を含め、コーチングスタッフ2名を欠く形で3連勝を目指すフランス古豪とのホームゲームに臨むことになる。 なお、ここ最近ドイツでは再び新型コロナウイルスの感染者が増えており、フライブルクと同様にELのマルメ戦を控えるウニオン・ベルリンでは、ウルス・フィッシャー監督とDFティモ・バウムガルトル、MFティム・マチイェフスキの3名に欠場の可能性がある。 2022.10.06 00:10 Thu

ウニオン・ベルリン、DFバウムガルトルのレンタルを1年延長

ウニオン・ベルリン14日、PSVのドイツ人DFティモ・バウムガルトル(26)と1年間のレンタル延長で合意したことを発表した。 シュツットガルトの下部組織出身であるセンターバックのバウムガルトルは、2019年夏にPSVへ完全移籍。しかしPSVでは主力になりきれず2021-22シーズンはウニオン・ベルリンにレンタル移籍していた。 そしてウニオンではブンデスリーガ25試合に出場して1ゴール2アシストを記録。ヨーロッパリーグ出場に貢献していた。 2022.06.15 07:00 Wed

PSVの関連記事

「僕はそこにいない」アトレティコ退団確実のデパイがPSV復帰を否定

オランダ代表FWメンフィス・デパイ(30)が古巣復帰の可能性を排除した。オランダ『Voetbal International』が伝える。 メンフィスはPSVでプロデビュー後、若くして移籍したマンチェスター・ユナイテッドで挫折を味わい、一旦リヨンへ移籍し質実剛健なアタッカーに進化。脂が乗ってきた頃にビッグクラブ返り咲き、バルセロナ行きを勝ち取った。 ただ、スペイン上陸を境にケガが増え、指針なきクラブ経営にも振り回される形でバルセロナを1年半で退団。昨年1月からアトレティコ・マドリー所属も、やはり1年半で退団へ。今夏の契約満了を本人も代理人も認めている。 若手時代から注目を浴びてきたメンフィスも今年で30歳。まだまだ老け込む年齢ではないが、選手キャリア後半に差し掛かっていることもあり、ここ最近浮上していたのが「古巣PSVへ復帰する可能性もあるのでは?」という噂。 ただ、今月14日開幕のユーロ2024に備えて一時帰国のメンフィスはこれを否定。「PSVは僕の家。彼らが今季好調で嬉しかったし、リーグを獲り、来季はチャンピオンズリーグ(CL)を戦う。でも、僕はそこにいない」と語る。 続けて「僕はどこへでも自由に移籍できるらしい。これからのユーロに集中している一方、次のクラブがどうとかはあんまり心配してないな」とコメント。まだ新天地に関する具体的な情報が少ないメンフィスだが、来季はいかに。 2024.06.02 22:00 Sun

スパルタMF斉藤光毅がオランダメディアの選ぶ年間ベストイレブン入り「ディフェンダーを毎週悩ませていた」、最多は王者PSVで6名

スパルタ・ロッテルダムのU-23日本代表MF斉藤光毅がオランダ『AD』のベストイレブンに選出された。 2023-24シーズンのエールディビジも終了。PSVが圧倒的な強さで優勝を掴み取り、日本代表FW上田綺世が所属するフェイエノールトが2位に入り、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)の出場権を確保した。 その他、日本代表DF菅原由勢が所属するAZが4位でヨーロッパリーグ(EL)行き。日本代表FW小川航基、MF佐野航大が所属するNECナイメヘンは6位、そして斉藤と三戸舜介が所属するスパルタ・ロッテルダムは8位となり、7位のユトレヒト、8位のゴー・アヘッド・イーグルスとのプレーオフでカンファレンスリーグの2次予選の出場権を懸けて戦うこととなる。 そんな中、シーズンを通したレーティングをもとに、基本的には22試合以上のリーグ戦に出場した『AD』が2023-24シーズンのベストイレブンを決定。斉藤が左ウイングとして選出されることとなった。 斉藤は「6.33」の平均採点で、今シーズンはハムストリングを痛めてシーズン途中に3カ月ほど離脱。それでも、エールディビジで21試合に出場し3ゴール5アシストと大きく成績は残していないが、「時折見せる独特のアクションでディフェンダーを毎週悩ませていた」と高く評価されていた。 なお、その他は優勝したPSVからは6名が受賞。フェイエノールトが3人、トゥベンテが1人となっている。 また、菅原は惜しくも届かず、ルシャレル・ヘールトライダ(フェイエノールト)が右シドバックに選出されていた。 ◆オランダ『AD』選出のベストイレブン GK ワルテル・ベニテス/PSV(6.62) DF ルシャレル・ヘールトライダ/フェイエノールト(6.63) セルジーニョ・デスト/PSV(6.74) ミーズ・ヒルハース/トゥベンテ(6.38) ダビド・ハンツコ/フェイエノールト(6.92) MF イェルディ・スハウテン/PSV(6.98) マッツ・ヴァイファー/フェイエノールト(6.57) ジョエイ・フェールマン(/PSV6.79) FW ヨハン・バカヨコ/PSV(6.25) ルーク・デ・ヨング/PSV(6.74) 斉藤光毅/スパルタ・ロッテルダム(6.33) <span class="paragraph-title">【動画】斉藤光毅がカットインから見事なゴールをニアサイドに決める</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="yacAdJLIrWE";var video_start = 445;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.21 14:10 Tue

PSVがリーグ優勝に貢献のバイエルンMFティルマンを完全移籍で買い取り

PSVは10日、バイエルンのアメリカ代表MFマリク・ティルマン(21)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月までの4年間となっている。 昨夏、レンタルでPSVに加入した攻撃的MFのティルマンはトップ下や左ウイングを主に務めた中、エールディビジで26試合に出場9ゴール11アシストと活躍。6季ぶりのリーグ制覇に貢献していた。 また、ベスト16に進出したチャンピオンズリーグでは全8試合に出場。3アシストをマークしていた。 PSVへの完全移籍加入を受けてティルマンは「PSVに長く在籍できることが決まってとても嬉しく思う。移籍初年度のシーズンは最高のものになったから今後も同じようにトロフィーを獲得できればと願っている。正しい場所に居ると思うし、ここで成長できている」と居心地の良さを口にした。 2024.05.11 06:30 Sat

デストの大ケガは去就にも影響…PSVが買取OPを行使せず

アメリカ代表DFセルジーニョ・デスト(23)はひとまずバルセロナに戻るようだ。 ダニエウ・アウベスの後継人として加入したバルセロナでは振るわず、ミラン行きの昨季に続くローンで昨夏からPSVに活躍の場を求めたデスト。アヤックスでプレーして以来となるエールディビジへのUターンだったが、公式戦37試合で2得点7アシストと重要なピースと化し、25度目の優勝に貢献した。 調子を取り戻す姿から、1000万ユーロ(約16億7000万円)の買取オプションを持つPSVも引き留めに前向きとされたが、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、行使されそうにないという。 PSVはそんなデストの活躍ぶりに大満足だが、先月23日のトレーニング中にヒザの前十字じん帯を断裂する重傷を負ったため、交渉が進められなくなったとのこと。従って、6月にバルセロナ復帰し、リカバリーに励む模様だ。 この大ケガで夏に迫るコパ・アメリカを棒に振ったが、去就にも影響したようだ。 2024.05.10 16:40 Fri

PSVが6季ぶり25度目のリーグ制覇!斉藤&三戸出場のスパルタに逆転勝利

PSVは5日、エールディビジ第32節のスパルタ・ロッテルダム戦を4-2で勝利し、2017-18シーズン以来25回目のエールディビジ優勝を決めた。 引き分け以上で自力優勝決まるPSVは、開始8分にメティーニョのゴールでスパルタに先制を許したが、19分にオウンゴールで追いつくと、26分にはバカヨコがネットを揺らし、逆転に成功。 しかし、その3分後にボスカリのオウンゴールで追いつかれたPSVだったが、68分にボスカリ、78分にティーゼがゴールを決め、試合はそのまま4-2で勝利した。 これにより、2位フェイエノールトとの勝ち点差を12に広げたPSVは、2節を残してエールディビジ制覇を決めた。なお、スパルタの斉藤光毅はフル出場、三戸舜介は57分からプレーしていた。 昨夏に就任したピーター・ボス監督のもとで6年ぶりのリーグタイトルを目指したPSVは、ここまで28勝1敗3分けの勝ち点87、107得点19失点という王者に相応しい圧巻の数字を残している。 なお、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いでは、2位のフェイエノールトが確定。最後の一枠は、同日に行われた3位トゥベンテ(勝ち点63)との直接対決を制したDF菅原由勢が所属する4位AZ(勝ち点61)のどちらかとなる。 2024.05.06 07:00 Mon

記事をさがす

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly