スペイン遠征のU-18日本代表が23選手招集 ニューヒーロー賞の早川隼平らがメンバー入り

2023.11.08 17:25 Wed
U-18日本代表はスペインで3試合を予定。
©超ワールドサッカー
U-18日本代表はスペインで3試合を予定。
日本サッカー協会(JFA)は8日、U-18日本代表のスペイン遠征メンバーを発表した。

U-18日本はマラガに飛び、U-18メキシコ代表、U-18イングランド代表、U-18ルーマニア代表との国際親善試合に挑む。
今回は23選手を呼ばれ、ルヴァンカップでニューヒーロー賞に輝いた浦和レッズMF早川隼平らがメンバー入りした。

GK
1.濱﨑知康(川崎フロンターレU-18)
12.中村圭佑(静岡学園高校)
23.染谷奎(ジェフユナイテッド市原・千葉U-18)

DF
5.桒原陸人(明治大学)
20.塩川桜道(流通経済大学付属柏高校)
3.市原吏音(大宮アルディージャU18)
15.飯田陸斗(京都サンガF.C.U-18)
16.梅木怜(帝京高校)
2.本間ジャスティン(ヴィッセル神戸U-18)
4.喜多壱也(京都サンガF.C.U-18)
22.林賢吾(横浜FCユース)
MF
11.行友翔哉(FCファマリカン/ポルトガル)
10.大関友翔(川崎フロンターレ)
17.平賀大空(京都サンガF.C.)
8.保田堅心(大分トリニータ)
18.石渡ネルソン(セレッソ大阪)
19.永田滉太朗(UDオリヴェイレンセ/ポルトガル)
6.神田拓人(尚志高校)
7.早川隼平(浦和レッズ)

FW
14.塩貝健人(慶応義塾大学)
21.石井久継(湘南ベルマーレU-18)
9.貴田遼河(名古屋グランパスU-18)
13.花城琳斗(JFAアカデミー福島U-18)

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U-19日本代表メンバーが発表! 海外組は3名、横浜FMでデビュー済みの慶大FW塩貝健人ら大学生は8名招集【モーリスレベロトーナメント】

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初代王者が16年ぶりJ1復帰、百戦錬磨の指揮官が最年少スカッドと共にサプライズ狙う【J1開幕直前ガイド|東京ヴェルディ】

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白井亮丞、山本丈偉…16年ぶりJ1に臨む東京Vの10代生え抜き若武者がプロ1年目へ決意

16年ぶりにJ1の舞台に臨む東京ヴェルディの10代の若武者2人が、プロ1年目の戦いへ決意を語った。 東京Vは昨シーズン、城福浩監督の下でJ2リーグを3位でフィニッシュし、J1昇格プレーオフを制して16年ぶりのJ1復帰を果たした。 今冬の移籍市場では昨季のチームをベースに育成路線を継続しつつ、若手偏重の補強を敢行。指揮官が求めるハイインテンシティのスタイルに合致したタレントを集めた結果、平均年齢24.1歳という今季J1で最も若いスカッドで久々のトップカテゴリーの戦いに挑む。 そのJ1最年少スカッドにおいて静岡学園から新加入のGK中村圭佑(18)と共に、10代でプロ1年目に臨むのが東京Vユースから昇格したFW白井亮丞(18)、MF山本丈偉(17)の生え抜き2選手。 ジュニアユースから東京Vの下部組織に在籍する白井は、2種登録選手として昨年6月に行われた天皇杯2回戦のザスパクサツ群馬戦でトップチームデビュー。さらに、翌月に行われた天皇杯3回戦のFC東京との東京ダービーでは初ゴールを挙げる活躍を見せた、185cmの本格派ストライカーだ。 ユース所属選手としてスポット参加した昨年とは異なり、プロとして1次、2次を合わせて沖縄で行われた約20日間の濃密なキャンプに参加した白井は、「去年に比べればだいぶ慣れた」と語りながらも体力面を含めてトップチーム適応への課題を口にする。 「去年と比べるとだいぶ余裕になってきましたが、体力面だったり、試合に一緒に入ると、このサッカーにまだついていけない部分もあるので、まだまだ成長していかないといけないです」 「(J1相手の練習試合では)感触的にもっと個の能力の差があって、もっと頭を使ってやらなければいけないと思っていましたが、思いのほか自分の長所だったりは通用する部分もあったので、そこは自信を持ってやっていき、足りない部分も明確になったので、そこを直していきたいです」 「ゴール前でのポジショニングだったり、そういうところで結構チャンスになる場面を作れたり、もう少しで得点できそうなところだったりは、多く作れたと思います。足りない部分は足元の技術だったり、シュートの技術や体力だったり、そういうところはまだ足りないです」 東京ダービーでの鮮烈なトップチーム初ゴールやユース年代での活躍、今回のキャンプにおいてもフィニッシュの局面でポテンシャルの高さを垣間見せた生え抜きのストライカーだが、自身の課題、現状の立ち位置を冷静に見極めるクレバーさも併せ持つ。 「試合に絡んでいきたいという気持ちは本当に強い」と1年目からの活躍を目指しながらも、そのための研鑽に励む。 「自分は得点力があって、攻撃の起点にもなれるという部分で存在感を出していきたい。やっぱり他の選手と一緒ではダメなので、自分のアグレッシブなところを出してやってかないといけないと思っています」 「まだ1年目なんで、どんどんチャレンジして、失敗を恐れずにその後に全力で取り返しに行ったりすればいい。そこは城福さんの目指すサッカーがそういうスタイルでもあるので、どんどんチャレンジしていきたいです」 「試合に絡んでいきたいという気持ちは本当に強いですが、自分の身体的な成長も、まだこのままでは通用しないと思っているので、それも同時にやっていきたい。体力もそうですが、相手と当たったときに勝てずに起点を作ることがまだできていなので、そこからしっかりと鍛えてやっていきたいです」 「やっぱり自分が試合に出て、強い相手ですけど、そういう相手との戦いを通じていろんな刺激を受けて成長に繋げつつ、点も取りたいと思っています」 一方、シント=トロイデンのU-23日本代表MF山本理仁を実兄に持つ、山本はトップチームデビューは果たしていないものの、U-17日本代表としてFIFA U-17ワールドカップ(W杯)に出場した185cmの大型ボランチ。 兄同様にジュニアからクラブに在籍し、1年飛び級での昇格を果たした大器は、「1年早いですけどチームの戦力として考えてもらっているので、そこは遠慮とか全くしないで自分の良さだったり、ストロングをどんどん出してチームの力になれたらと思っています」と、17歳での昇格にも遠慮や気負いを見せない。 プロとして初のキャンプではJ1のチームとの練習試合、トレーニングを通して課題に直面しているが、「本当に楽しい時間」と自身の今後の糧とすべくポジティブに向き合っている。 「本当に毎日すごい高いレベルでやれて、自分自身すごく成長できていますし、試合も何試合か出ましたが、対戦相手もすごくいい相手なので、すごく充実した時間を過ごせています」 「自分の特徴はやっぱり足元の技術ですけど、試合をやっていくなかではもっとそこにこだわってやっていかないといけないなと。あとは強度のところで自分はまだ身体が細いので、そういうところは早く対応していけるように頑張っていきたい」 「正直、(J1の選手相手に)通用するということは今のところあまり感じることはできていなくて、逆にそこはまだ足りないんだなと実感させられています」 「森下さん(森下仁志コーチ)からは止める、蹴るのところ。自分の技術を扱うところは本当に細かく言われますし、そこはもう本当、どんどん追求して自分でやっていくだけだと思います。これまで自分がどれだけこだわっていなかったということを思い知らされていますが、そういう意味でも本当に楽しい時間です」 1歳上の白井同様、現状ではチーム内のポジションの序列の一番下から一歩ずつJ1デビューへの道を歩むことになるが、「まずは本当に早く、1日でも早く1試合でも早くピッチに立って活躍したいですし、そのために毎日の練習が本当に大事だと思うので、一つひとつの練習にこだわってやっていきたい」と、チーム最年少MFはプロ1年目への決意を語った。 2024.02.09 20:15 Fri

16年ぶりJ1復帰の東京Vが新体制発表会見実施…13名の新戦力が意気込み語る

東京ヴェルディは14日、2024シーズンの新体制発表会見を実施した。 昨シーズン、城福浩監督の下で明治安田生命J2リーグを3位でフィニッシュし、J1昇格プレーオフを制して16年ぶりのJ1復帰を果たした東京V。 今冬の移籍市場においては、昇格に貢献したMF中原輝(サガン鳥栖)が期限付き移籍期間満了、DF加藤蓮(横浜F・マリノス)が完全移籍で退団。さらに、現役引退と共にトップチームコーチに就任したMF奈良輪雄太、長年クラブを支えたMF小池純輝(クリアソン新宿)、MF梶川諒太(藤枝MYFC)らベテランが旅立った。 その一方で、J1昇格を争ったライバルクラブから見木友哉と翁長聖、関西に本拠地を置くJ1クラブから山見大登、木村勇大、山田楓喜らが加入。さらに、昨シーズンの関西大学1部リーグでMVPに輝いた食野壮磨ら大学生3名、U-18日本代表の中村圭佑らが加入した。 味の素スタジアムで行われた新体制発表会見には城福監督と共に、13人の新加入選手が出席。なお、AFCアジアカップ2023を戦う日本代表のトレーニングパートナーとしてカタールに滞在中のU-18日本代表GK中村圭佑(静岡学園)は欠席となった。 久々にJ1の舞台に戻ってきた名門で躍動が期待される新加入選手たちは、新天地での意気込みを語った。 ◆FW白井亮丞(東京ヴェルディユース) 「今年の目標は得点をすることでチームの勝利に貢献することです」 ―ヴェルディの印象 「技術があって自分は育成出身なので育成がすごいと思っています」 ◆DF山田裕翔(国士舘大学) 「ヴェルディの勝利に貢献し、誰よりも熱く戦うので皆さま応援よろしくお願いします」 ―ヴェルディの印象 「一昨年に入団した谷口(栄斗)さんや綱島(悠斗)さん、飯田さん(ヴァンラーレ八戸に期限付き移籍)もいるなかで、彼らは大学時代に主力としてプレーしていて自分のなかで憧れの存在でした。その選手とまた一緒にプレーできることが嬉しいですし、同じように早くピッチに立って活躍したいです」 ◆MF食野壮磨(京都産業大学) 「一日でも早くピッチに立ってチームの勝利に貢献できるように頑張ります」 ―ヴェルディの印象 「技術があって巧い選手が多い印象でしたが、去年は巧さに加えて戦うところがすごく出ていてそこが印象に残っています」 ◆FW古川真人(国士舘大学) 「タフに貪欲に、そして謙虚に東京ヴェルディの勝利のために全力を尽くします」 ―ヴェルディの印象 「先輩方からいろんな話を聞いたなかで、巧い選手や戦うところやタフさという部分もイメージにあります」 ◆MF山本丈偉(東京ヴェルディユース) 「小学3年生から育ててもらったクラブに恩返しできるように頑張ります」 ―ヴェルディの印象 「先輩たちはみんな優しくて自分はユース出身なので、谷口くんや森田(晃樹)くんといったたくさんの良い見本がいるので、そういう選手からたくさんいろんなものを吸収して成長できるように頑張りたいです」 ◆DF袴田裕太郎(大宮アルディージャ) 「強いヴェルディを築けるようにプレーと行動で体現したいと思います」 ―自身の強み、ヴェルディで成長させたい部分 「自分の特長は左利きなので左足からのビルドアップやロングパスを特長にしています。ヴェルディはDAZNでも見ていましたが、90分間通してハードワークできるチームで、一人ひとりの技術が高いので、そういった部分を自分も伸ばすことができればもっともっと活躍できると考えています」 ―加入を決断した理由は 「自分の特長を最大限活かせると確信していましたし、城福監督と電話越しに話をしましたが、この監督と一緒にやりたいと思って決断させていただきました」 ―今季の個人目標 「具体的な目標は立てていないですが、自分は毎日の積み重ねがピッチ上で出ると思っているので、本当に毎日やり残すことなくやり続けることが自分がプロになってから大事にしているところなので、そこを今年1年は特にこだわってやっていきたいです」 ◆MF山田楓喜(京都サンガF.C.) 「ヴェルディを勝たせます」 ―自身の強み、ヴェルディで成長させたい部分 「左足が得意で他の人が持っていない左足を自分は持っていると思うので、自分を以前から知っている人もこれから知る人もプレーを見てもらえば、どういう左足を持っているか分かってもらえると思いますし、そこを見てもらいたいです。このクラブを勝たせることもそうですし、自分がどれだけ上に上がって行けるかという部分で大事な1年になると思うので、私生活でもピッチでもひとつ上の自分に成長したいです」 ―加入を決断した理由は 「自分を最大限に活かせると思ってこのチームを選びました。城福さんと話したときに城福さんの熱い想いを自分のなかでしっかりと受け取りましたし、自分の想いもちゃんと受け止めてくれて熱意を聞いてくれた部分もあってここを選びました」 ―今季の個人目標 「明確な目標は特にないですが、このチームを勝たせること。自分はオリンピック世代で今年はオリンピックがあるので、そのオリンピックを目標にしつつ、でもあまり意識せずという感じで、オリンピックにとらわれることなくこのチームでやるべきことをやっていけば、そこにも入っていけると思っています。そういった意味でこのチームでやるべきことをやることが自分の今年の目標です」 ◆FW木村勇大(京都サンガF.C.) 「ゴールとアシストでチームの勝利に貢献できるように頑張ります」 ―自身の強み、ヴェルディで成長させたい部分 「自分の特長はボールを持ったときの推進力やゴール前の迫力だと思っています。このクラブではハードワークや強度の高いプレーを連続してやるところを身に着けたいと思います」 ―加入を決断した理由は 「ジュニアに所属していたこともありますし、大学のときにも声をかけていただいていたので、それでまた声をかけていただいたというところでご縁を感じました。そして、選ばせていただきました」 ―今季の個人目標 「まずは1年間ケガをせずに自分のパフォーマンスを出し続けるところ。あとは前線の選手である以上、ゴールやアシストという結果が求められると思うので、具体的な数字は作っていないですが、ゴールもアシストもできるだけ残したいです」 ◆MF翁長聖(FC町田ゼルビア) 「チームのために頑張ります」 ―自身の強み、ヴェルディで成長させたい部分 「自分の特長はアップダウンができるところです。それよりもあまり人に左右されないところが一番のストロングだと思っています。このチームでは年齢も上になってくるので、責任感を持って頑張りたいです」 ―加入を決断した理由は 「当然自分が成長できると考えて決断しましたが、最後は自分の感覚を信じて直感で決めました」 ―今季の個人目標 「目標はケガをしないことですしないことです」 ◆MF見木友哉(ジェフユナイテッド千葉) 「シーズン通してフル稼働し、より多くの勝利に貢献できるように頑張ります」 ―自身の強み、ヴェルディで成長させたい部分 「負けないところは技術力の高さだと思っているので、そこはチームで負けないように頑張りたいです。去年のJ2で3回対戦しましたが、強度の高いチームだとすごく感じました。強度の高い部分とクオリティを持ったチームにできるように自分の力を最大限発揮していきたいです」 ―加入を決断した理由は 「J1に挑戦したかったところと、城福監督から評価していただいたことが決め手になりました」 ―今季の個人目標 「目標は2桁ゴール以上を取りたいと思っています」 ◆FW山見大登(ガンバ大阪) 「ひとつでも多くの勝利に貢献できるように頑張ります」 ―自身の強み、ヴェルディで成長させたい部分 「自分のストロングポイントはアタッキングサードでの仕掛け、そこからシュートに持っていく部分がストロングだと思っています。前からの守備や守備の強度が自分に足りていないと思っているので、そこを成長させていきたいです」 ―加入を決断した理由は 「昨年の夏から話をいただいていて、今回が2回目ということで、夏に断ったにも関わらず、再び声をかけていただいたところで縁を感じました。ガンバ大阪では上の先輩が多くチームの中心ではなかったので、自分がチームを引っ張っていくという気持ちで戦えるチームでプレーしたいと考えていたなかでヴェルディを選びました」 ―今季の個人目標 「目標はガンバ大阪の方からゴール、アシストをできるだけ取ってこいと言われているので、そこにこだわっていきたいです」 ◆MF永井颯太(いわきFC) 「チームのために全力で戦います」 ―自身の強み、ヴェルディで成長させたい部分 「自分のストロングはドリブルとボールタッチだと思っています。成長させたい部分は守備の強度が低いので、そういった面に自分自身で向き合って成長させていきたいです」 ―加入を決断した理由は 「自分がこのチームに加入することで成長できると思ったことと、魅力的なチームであると去年から感じていました。あとは大学の同期がJ1で活躍する姿を見て自分もJ1で勝負したい気持ちが強くなり、この決断をしました」 ―今季の個人目標 「ゴールやアシストという結果にこだわっていきたいです」 ◆DF河村匠(いわきFC) 「チームの勝利に貢献できるように頑張ります」 ―自身の強み、ヴェルディで成長させたい部分 「自分のストロングは左サイドでの攻撃参加でチャンスメークをしたり、ハードワークする部分です。自分はプロ2年目なので、どんなことでもプラスに吸収していけるように他の選手から良いところを学んでいきたいです」 ―加入を決断した理由は 「いわきFCで昨シーズンに2回対戦しましたが、目の前の相手との駆け引きなど個人戦術が高いチームで、間違いなく自分に足りていない部分なので、ここに来れば成長できると考えて来ました」 ―今季の個人目標 「スタメンに定着して1試合でも多く試合に出ることです」 2024.01.14 22:57 Sun

16年ぶりJ1復帰の東京Vが新体制発表! 新10番は千葉から加入の見木友哉、山見大登は「11」に

東京ヴェルディは14日、2024シーズンのトップチーム体制ならび、選手背番号を発表した。 昨シーズン、城福浩監督の下で明治安田生命J2リーグを3位でフィニッシュし、J1昇格プレーオフを制して16年ぶりのJ1復帰を果たした東京V。 今冬の移籍市場においては、昇格に貢献したMF中原輝(サガン鳥栖)が期限付き移籍期間満了、DF加藤蓮(横浜F・マリノス)が完全移籍で退団。さらに、現役引退と共にトップチームコーチに就任したMF奈良輪雄太、長年クラブを支えたMF小池純輝(クリアソン新宿)、MF梶川諒太(藤枝MYFC)らベテランが旅立った。 その一方で、J1昇格を争ったライバルクラブから見木友哉と翁長聖、関西に本拠地を置くJ1クラブから山見大登、木村勇大、山田楓喜らが加入。さらに、昨シーズンの関西大学1部リーグでMVPに輝いた食野壮磨ら大学生3名、U-18日本代表の中村圭佑らが加入した。 その新戦力では見木が「10」、山見が「11」と名門における特別な背番号を継承。その他の選手では翁長や河村らが前所属先で背負っていた番号に決定している。 また、昨季から在籍している選手では昨シーズンに続き鹿島アントラーズから期限付き移籍で加入した染野唯月、林尚輝がそれぞれ「9」、「4」に変更。また、山越康平、稲見哲行、河村慶人の3選手も新たな背番号でプレーすることになった。 ◆選手背番号一覧 GK 1.マテウス 21.長沢祐弥 31.佐藤久弥 41.中村圭佑←静岡学園高校/新加入 DF 2.深澤大輝 3.谷口栄斗 4.林尚輝※背番号変更 5.平智広 6.宮原和也 13.山越康平※背番号変更 15.千田海人 16.河村匠←いわきFC/完全移籍 25.山田裕翔←国士舘大学/新加入 26.袴田裕太郎←大宮アルディージャ/完全移籍 MF 7.森田晃樹 8.齋藤功佑 10.見木友哉←ジェフユナイテッド千葉/完全移籍 17.稲見哲行※背番号変更 18.山田楓喜←京都サンガF.C./期限付き移籍 22.翁長聖←FC町田ゼルビア/完全移籍 23.綱島悠斗 24.永井颯太←いわきFC/完全移籍 28.食野壮磨←京都産業大学/新加入 32.山本丈偉←東京Vユース/昇格 33.松橋優安←レノファ山口FC/復帰 FW 9.染野唯月※背番号変更 11.山見大登←ガンバ大阪/期限付き移籍 19.河村慶人※背番号変更 20.木村勇大←京都サンガF.C./期限付き移籍 27.山田剛綺 29.古川真人←国士舘大学/新加入 30.白井亮丞←東京Vユース/昇格 2024.01.14 18:45 Sun

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東京ヴェルディとの試合を行うために来日したレアル・ソシエダ。28日には試合前日のトレーニングを行った。 25日にラ・リーガ最終節を戦い、27日に来日。ハードなスケジュールの中での来日となったが、選手たちはリラックスムードでトレーニングに臨んだ。 トレーニング前にはメディアの取材にイマノル・アルグアシル監督、そして日本代表MF久保建英らが応対。その中で、珍しい人物からの質問が巻き起こった。 そこにいたのはAZでプレーする日本代表DF菅原由勢。6月の北中米ワールドカップ予選に向けたメンバーにも選ばれている菅原は、東京Vvsソシエダの特別解説と独占放送する『ABEMA』で務めることとなる。 練習場に現れた菅原は自ら挙手。「ABEMA TVの解説の菅原と申します」と挨拶。普段から仲の良いはずだが久保は「初めまして」と挨拶を返した。 菅原は何を質問するかと思いきや「喋りがいつも達者なのに、ちょっと呂律が回っていない部分もあって、やはり時差ボケを感じられていますか?」と質問。久保は「時差ボケもそうですけど、ちょっと久しぶりの日本で興奮してあまり寝られなかったというのもあるかもしれないです」と回答。菅原は「まだまだ若いっすね」と返答していた。 ファンは「真剣な顔で受け答えしてるの草」、「解説が楽しみ」、「菅原面白いな」、「クセ強いな」とコメント。2人の仲の良い部分が垣間見れることとなった。 <span class="paragraph-title">【動画】“解説者”菅原由勢が久保建英に質問したことは?</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">(@RealSociedad_JP) <a href="https://twitter.com/RealSociedad_JP/status/1795390922873766333?ref_src=twsrc%5Etfw">May 28, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.28 23:15 Tue

南野拓実や清水梨紗らも参加! 「JFA×KIRIN キリンファミリーチャレンジカップ」が開催、子供からお年寄りまで251名が参加

26日、高円宮記念JFA夢フィールドにて「JFA×KIRIN キリンファミリーチャレンジカップ」が開催された。 キリンホールディングス株式会社と日本サッカー協会(JFA)が共同で開催したイベント。「年齢、性別、サッカー経験や障がいの有無にかかわらず、大人も子どもも一緒に楽しめる」ウォーキングフットボールイベントとして、「キリンファミリーチャレンジカップ」を開催した。 イベント当日は0歳〜70代まで、合計251名の方が参加。イベントには、日本代表MF南野拓実(モナコ)、MF中村敬斗(スタッド・ランス)、なでしこジャパンDF清水梨紗(ウェストハム)、U-23日本代表GK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)もゲストとして参加した。 イベントでは、ウォーミングアップを兼ねて、EXILE TETSUYAさん監修のもとJFAが開発した「クラッキ!ダンス」を選手や参加者全員で実施。その後に実際の試合を行った。 251名が32チームに分かれて参加。5人制でGKなしのウォーキングフットボールを実施。幅広い年代で構成されたそれぞれのチームが思い思いのゴールパフォーマンスを考え、ゴール後には渾身のパフォーマンスを披露していた。 ゲスト参加した選手たちは、イベントを終えてそれぞれコメントしている。 南野は今回のイベントについて「子どもから大人まで皆さんで、サッカーを通じて楽しい時間を共有できたことはとても良かったです。自分も皆さんからパワーをもらいました」とコメント。中村は「さまざまな方と交流ができて、コミュニケーションをはかれたのでとても楽しい時間を過ごせました」と振り返った。 清水は「年代問わず家族全員で参加できるなど、いつものサッカーにはない楽しさがあったので、自分も楽しみながらプレーができました」と感想を述べ、小久保は「小さい子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで、一つになって楽しむことができたので、いつものサッカーとは違う感覚でプレーできました。皆さんからエネルギーをもらえたのでとても楽しかったです」と、多くの人と交流したことでパワーをもらえたとした。 改めて、今回のイベントについて南野が振り返り、全国的に広がってほしいとした。 「キリンさんが行っているこのイベントは、いろいろな方たちとボールを通じて触れ合える、素晴らしい企画だと思います」 「ウォーキングフットボールという色々な年齢の方とプレーができる、素晴らしいアイデアだと思うので、これがどんどん全国に広まっていけば良いと思いますし、今後も機会があれば自分も参加させていただきたいと思います」 <span class="paragraph-title">【写真】「JFA×KIRIN キリンファミリーチャレンジカップ」の様子</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jfa20240528_tw0.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jfa20240528_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jfa20240528_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jfa20240528_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jfa20240528_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jfa20240528_tw5.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 写真:JFA 2024.05.28 21:15 Tue

「僕も納得」パリ五輪の派遣なしに久保建英が言及、イマノル監督は「クラブの判断」と自身の関与はないとしながらも「休みを与えられる。非常にありがたい」と安堵

29日、東京ヴェルディと対戦するレアル・ソシエダが前日トレーニングを行った。 26日にラ・リーガ最終節を行ったソシエダ。6位でフィニッシュし、来シーズンのヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得。シーズン最後の試合として来日し、国立競技場で東京Vと対戦。イマノル・アルグアシル監督と日本代表MF久保建英がトレーニング前にメディアの取材に応じ、パリ・オリンピックについて語った。 久保はパリ・オリンピック世代の1人だが、オリンピックは招集に強制力が無い大会であり、国際サッカー連盟(FIFA)のルールとしてクラブは派遣義務はない。そして、ソシエダは久保を派遣しないことを決断した。 オリンピックに関しては、東京オリンピックに出場していた久保。今回のパリ・オリンピックに出られないことについて言及した。 「そもそもみんなで話して決まった結論なので、特に僕からは。僕がどうしても行きたかったとかそういう話しもないですし。クラブが大前提として、難しいよっていうので僕も納得してるって感じですね」 メダルを目指すU-23日本代表としては久保がいるかいないかでは大きな違いもあるが、1つ上の世代や日本代表に入ってからはこの世代で久保はプレーしていないのも事実。いないことももちろん想定されての活動を続けてきた。 また、イマノル監督は今回オリンピックに派遣しないことについては「私は何も言っていない。クラブの判断だ」とコメント。自身は決断には関与していないとした。 一方で、クラブが派遣しないことを決めたことにより、新シーズンに向けては良い影響もあると語った。 「クラブにとっても非常にありがたいことで良い影響がある。シーズンを通して激しい試合があり、疲労が溜まってしまうシーズンだったので、今回休みをもらえるということはクラブにも良い影響がある」 「彼の直向きさ、休むことを必要としないという心構えがあるので、疲労は懸念しなければいけない」 「今回オリンピックに出場しないことが決まっているというのは、クラブとしてはしっかりと休みを与えることになるため、良いプレシーズンを迎えられると思う」 今シーズンはコンディション面で苦しむ場面もあった久保だが、6月の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選が終われば休暇に入ることができる。新シーズンさらに躍動するため、英気を養ってもらいたいものだ。 <span class="paragraph-title">【動画】来日した久保建英らソシエダの選手たち</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"><a href="https://t.co/RPJb7Fh4d4">pic.twitter.com/RPJb7Fh4d4</a></p>&mdash; Real Sociedad Fútbol (@RealSociedad) <a href="https://twitter.com/RealSociedad/status/1795146116675129808?ref_src=twsrc%5Etfw">May 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.28 19:25 Tue

日本代表メンバー発表も伊東純也と三笘薫の名前は……/六川亨の日本サッカー見聞録

6月6日のアウェー・ミャンマー戦と11日の広島でのシリア戦に臨む日本代表26人が昨日24日に発表された。すでに2次予選は突破が決まっているため、国内組を中心にチームを作るプランもあったかもしれないが、森保一監督は海外組も含めてほぼベストメンバーを招集した。何事にも万全を期す、森保監督らしい人選と言える。 GKの前川黛也、大迫敬介、谷晃生の3人は順当なところ。3人とも今シーズンのJ1リーグで実力を証明している。鈴木彩艶と小久保怜央ブライアンはしばらく五輪に専念という事情もある。これまでの出場数では大迫がリードしているが、前川と谷には高いレベルでのポジション争いを期待したい。 DF陣については、パリ五輪のOA枠候補として名前のあがっている板倉滉と町田浩樹、谷口彰悟だが、「現段階で森保監督にOA枠について伝える状況ではない。できればU-23の話は(メンバー発表の)30日にまた発表させていただきます」と山本昌邦NTDは話すにとどめた。 長友佑都に関しては、3月の北朝鮮戦に続いての招集だが、その理由は当時と変わらないだろう。森保監督は「まずはプレーヤーとして選んだ」と言うものの、彼のファイティングスピリットとムードメーカーとしての精神的支柱を期待しての招集だろう。 逆に右SBの主力選手と思われていた毎熊晟矢がメンバー外になった。その理由を森保監督は「コンディションを見ながら決めさせていただいている。代表は約束された絶対な場所ではない」と明かした。1月のアジアカップで精彩を欠いた菅原由勢の奮起を期待する部分もあるのではないだろうか。 攻撃陣では北朝鮮戦で復帰し決勝ゴールを決めた田中碧に続き、ラツィオで復活した鎌田大地の復帰も明るい材料と言える。3月に続いての代表となる小川航基も楽しみな存在だ。上田綺世とのポジション争いに期待したい。 一方で残念なのは、まだ負傷が癒えていない三笘薫と、スピードスター伊東純也の招集が見送られたことだ。負傷の三笘は仕方ないとして、伊東に関しても「結論から言うと3月と状況が変わらないし、彼のために招集しませんでした。彼がスタッド・ランスでプレーしているところは日頃から確認していて、確実に戦力になるのは評価している。ただ3月と同じで、代表として来る場合、彼にプレッシャーがかかることが起こりえる」と、サッカー以外で注目を集めてしまうことを懸念しての招集断念であると話した。 彼ら2人の代わりと期待されているのが相馬勇紀であり前田大然、中村敬斗だろうが、まだ絶対的な存在にはなれていない。ここらあたりが森保ジャパンの悩ましいところであり、アジアカップでベスト8止まりに終わった一因ではないだろうか。 最後に久保建英と鈴木唯人に関しては「長い時間をかけてU-23(パリ五輪)の招集をクラブとやりとりしてきました。その中で鈴木と久保はFIFAルールで招集できない。クラブができない」(山本NTD)ということから、招集に強制力のあるA代表の活動に専念するようになった。 リーグ戦とカップ戦に加え、久保はCLも戦っただけに、オフをしっかり取って休養することも必要だろう。6月の2試合は、いわば消化試合のようなもの。くれぐれもケガには細心の注意を払ってもらいたい。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.05.25 18:00 Sat

J1首位・町田初の日本代表選手誕生! 2年3カ月ぶり招集のGK谷晃生「町田を代表してプレーしてきます」

FC町田ゼルビアから史上初となる日本代表選手が誕生した。 24日、日本サッカー協会(JFA)は2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選のミャンマー代表戦、シリア代表戦に臨む日本代表メンバーを発表した。 9月から始まるアジア最終予選に向けた大事な2試合。すでに2次予選を突破している中、FC町田ゼルビアのGK谷晃生が2023年2月以来の復帰となった。 ガンバ大阪時代に招集を受けていた谷。東京オリンピック世代でもあり、日本の守護神候補でもあった中、2023年8月にベルギー2部のデンデルへ期限付き移籍。今年1月に町田へ期限付き移籍で加入することとなった。 町田では正守護神となり、ここまで明治安田J1リーグで14試合に出場。チームはリーグ最少タイの11失点で、初のJ1挑戦ながら首位に立っている。 チームの首位に大きく貢献している谷は、クラブを通じてコメントしている。 「昨年の3月以来のSAMURAI BLUE(日本代表)メンバーに選出していただき非常に嬉しく思うと共に、より危機感と責任感を持って取り組んでいきたいです」 「そして家族・チームメイトやスタッフ・チーム関係者含め沢山の方々へ改めて感謝をしたいと思います。FC町田ゼルビアからSAMURAI BLUE(日本代表)への選出が初めてということで、町田を代表してプレーしてきます」 2024.05.24 18:10 Fri

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初戦延期となった加藤純一氏のムラッシュFC、南米王者相手に「キングス・ワールドカップ」で敗戦…加藤氏はPKを決め切りチーム初得点

27日(日本時間28日)、キングス・ワールドカップ1回戦で、日本のムラッシュFCはRaniza FC(ウルグアイ)と対戦した。 26日に行われる予定だった初戦だったが、大嵐の影響で機材トラブル。照明に問題があり、急遽延期となっていた。 1日待たされた中での初戦。世界的に人気のゲーム実況者としても知られる加藤純一氏がオーナーのムラッシュFCが対戦したRaniza FCは、南米で行われている「アメリカス・キングス・リーグ」の王者だ。 20分ハーフで行われる試合は、立ち上がりからRaniza FCが押し込む展開に。サガン鳥栖でもプレーしたGK深谷圭佑のビッグセーブなどもあり凌いでいたが、オベド・マルティネスに2分と4分にゴールを許してしまう。 さらに13分にはホセ・ロチンにもゴールを許し、苦しい展開となる中、ムラッシュFCは「キングス・リーグ」のオリジナルルールである「プレジデントペナルティ」を発動。加藤純一氏が16分にPKを決めて1点を返す。 しかし、17分には那須大亮がオウンゴールをしてしまい、再び3点差。Raniza FCも「プレジデントペナルティ」を発動も、こちらは蹴り直しとなった中で失敗に終わる。 18分からはサイコロが振られ、2vs2の戦いに。Raniza FCは2ゴールを重ねると、ムラッシュFCは小田崚平がPKを失敗するも、その後にしっかりゴールを決め、前半を2-6で折り返す。 後半に入り、Raniza FCは各チームが試合前に手にする「シークレットカード」を発動。「スタープレイヤー」としてバルク・オチョアを指名する。 一方もムラッシュFCは、28分に那須が一発退場。5分間数的不利な状況となる中で、2ゴールを許す展開となる。 2-8となった中、34分にムラッシュFCは「シークレットカード」の「ダブルゴール」を発動。4分間は得点が2倍になる中で36分に元浦和レッズユースの清川大輝がゴールを決め、4-8とする。 さらに38分以降は得点が2倍になる中、アディショナルタイムにRaniza FCが追加点。4-10でRaniza FCが勝利し、ムラッシュFCは黒星スタートとなった。 <span class="paragraph-title">【動画】オーナー・加藤純一氏が有言実行のPKを決め切る!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/KingsWorldCup?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#KingsWorldCup</a> <a href="https://t.co/LEU3RTdHLw">pic.twitter.com/LEU3RTdHLw</a></p>&mdash; Kings League InfoJobs (@KingsLeague) <a href="https://twitter.com/KingsLeague/status/1795277393973645781?ref_src=twsrc%5Etfw">May 28, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.28 12:15 Tue

ビーチサッカー日本代表、茂怜羅オズ監督が退任「これからも選手として努力していきます」、新監督は8大会連続ビーチサッカーW杯出場の田畑輝樹氏

日本サッカー協会(JFA)は23日、ビーチサッカー日本代表の茂怜羅オズ監督(38)の退任を発表。新たに田畑輝樹氏(45)が監督に就任することを発表した。 茂怜羅オズ監督はリオ・デ・ジャネイロ出身。16歳でビーチサッカーを選ぶと、ブラジル代表からの誘いもあった中でドイツへと渡った。2007年に21歳で来日。沖縄のレキオスFCでキャリアをスタートすると、2012年に日本へ帰化。ビーチサッカー日本代表としてプレーした。 圧倒的なスキルを見せつけ選手としてプレーする傍ら、2020年7月には監督にも就任。選手と兼任すると、2021年のビーチサッカーワールドカップで準優勝し、史上最高の記録を残すことに。2023年のビーチサッカーアジアカップでも準優勝の成績を残していた。 ビーチサッカー日本代表として150試合に出場し145得点を記録。今後も選手としてプレーを続けていく。 新監督の田畑氏は、アルビレック新潟や沖縄かりゆしFC、FC琉球、静岡FCでサッカー選手としてプレー。その後ビーチサッカーに転向し、レキオスFC 、東京レキオスBS、ヴァスコ・ダ・ガマ、ヴィアティン三重BSでプレーした。 東京レキオスBS、ヴィアティン三重BSでは選手兼監督として活躍。2020年からビーチサッカー日本代表のコーチを務めていた。 ビーチサッカー日本代表として133試合37得点を記録。8大会連続でビーチサッカーワールドカップにも出場していた。 両氏はJFAを通じてコメントしている。 ◆茂怜羅オズ監督 「日本代表の監督を務めることができ、非常に光栄でした。監督としての4年間を振り返って一番印象深いのは、2021年のFIFAビーチサッカーワールドカップで世界2位という結果を残せたことです。チームが一丸となり、日本のビーチサッカー界に新たな歴史を刻むことができたことは一生忘れません」 「日本代表の皆さん、そして今まで応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。心から感謝しています。これからも選手として努力していきますので、応援のほど宜しくお願いいたします」 ◆田畑輝樹氏 「この度、ビーチサッカー日本代表の監督に就任いたしましたこと、大変光栄に思います」 「私は小学校3年生からサッカーを始め、Jリーグを経験した後、28歳からビーチサッカーに転向と、私の人生は常にサッカーと共にありました。そして、今回、ビーチサッカー日本代表に初選出されてから17年間関わってきたビーチサッカー日本代表の監督を拝命したことを心から嬉しく思っています」 「ビーチサッカー日本代表監督としての新たな冒険を楽しみにしていると同時に、これまで選手、代表コーチ、そして代表監督代行として培ってきた経験をすべて注ぎ込み、世界一を目指すチームを作り上げたいと考えています。まずは、AFCビーチサッカーアジアカップで優勝すること、そしてFIFAビーチサッカーワールドカップ出場権の獲得を直近の目標とし、さらにFIFAビーチサッカーワールドカップロシア2021であと一歩のところで手が届かなかった優勝を目指します」 「また、日本のビーチサッカー界の成長と発展にも注力してまいります。現在、日本のビーチサッカーは競技環境が整っているとは言い難い状況です。そこで、プレーの言語化や強化・育成の仕組みづくりなどを通じて、ビーチサッカーの文化を築いていきたいと考えています。選手、関係者、ファン・サポーターの皆が楽しみ、より興味を持ってもらえる競技として発展させ、次世代にもビーチサッカーの魅力を伝えることを目指します」 「日本はビーチサッカーにおいて世界でも高いポテンシャルを持っており、世界一になれる可能性があると信じています。ここ数年で日本の各大会、クラブ、それを支えてくださっているスタッフ、ファン・サポーターの熱量がより大きくなっていると感じています。皆様の想いと期待を背負い、挑戦し、闘うビーチサッカー日本代表を作り上げていきたいと思います。今後とも、皆様のご支援とご声援を賜りますようお願い申し上げます」 2024.05.23 19:15 Thu

「オリンピックに向けての準備を進める」ニュージーランドとの連戦に向けなでしこジャパンの池田太監督が意気込み「1人1人がやれることを見ていきたい」

なでしこジャパンの池田太監督が、スペイン遠征のメンバーを発表し、意気込みを語った。 パリ・オリンピックへの出場が決まっているなでしこジャパン。5月から6月にかけてスペイン遠征を行い、ニュージーランド女子代表と2試合を戦うことに。7月にはガーナ女子代表と金沢で対戦し、オリンピック本大会に臨むこととなる。 貴重な本大会前の国際試合。池田監督は今回の活動についてコメントした。 「なでしこジャパンはパリ・オリンピック本戦に向けて準備として、今回スペインでニュージランドと戦うことになります。また、この戦いを終えて、日本での直前キャンプ、そして本大会という流れになり、数少ない国際親善試合の1つでもありますし、ここからのメンバー選考も含めて、チームもそうですし、1人1人の重要な活動になってくると思っています。限られた時間を大切にしながら、チームの強化とオリンピックに向けて進んでいきたいと思います」 しっかりとオリンピックに向けた準備をするための2試合にしたいという池田監督。メンバーにサプライズはなく、これまで招集してきた選手がほとんど。コンディションの問題での入れ替わりだけとなった。 同じ相手と連戦となるため、気になるのは選手の起用法。「2試合同じ相手ということなので、もちろん1試合目を見て、次の試合に準備するということもあります。選手の起用方法、誰を使うかはここでは申し上げられませんが、色々な組み合わせ、また1人1人の選手が何ができるかを見て判断していきたいと思います」とコメント。状況を見て判断していくとした。 チームを構築していく部分と、新たな試しをするのかという点についても「どちらか一方という偏りを考えてはいません」と語った池田監督。「戦い方で後ろの人数をどうしようとかよりは、このニュージーランドと戦う上で、1人1人がやれることを見ていきたいです」と語り、「システムとしての積み上げ、チームとしての積み上げも考えていきますが、1人1人のやれること、役割から戦い方も考えていこうかなと思います」と、選手選考のためにも、チーム作りのためにもチェックをしたいとした。 その中で、3月のアメリカでのSheBelieves Cupは不在だったDF高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)、FW千葉玲海菜(フランクフルト)が復帰した。 池田監督は高橋について「WEリーグの所属チームで少し負傷していましたが、しっかり回復して、試合にも出場してしっかりとしたパフォーマンスを見せてくれています。彼女の良さである部分は、これまでの活動でも把握しているので、招集できるタイミングとなりました」とコメント。千葉については「フランクフルトでも役割をしっかりと全うしてプレーしていると見ていましたし、彼女の良さであるゴールに向かう推進力は彼女の特徴でもあり、我々に力ももたらしてくれるところも見たいなというところで招集メンバー入りしました」と語り、改めて状態をチェックしたいとした。 先日まではU-17日本女子代表がアジアカップを戦っており、準優勝の成績を残した。飛び級での招集については「全く考えていないということはないですが、今回のタイミングではオリンピックに向けての準備を進めるという観点が強いです」と語り、このタイミングでの招集は考えていなかったと語った。 改めて、今回のスペイン遠征の目的については「前回の活動もそうでしたし、色々な選手の組み合わせですとか、それぞれのポジションの役割ができるかということもあります」と語り、「それぞれ1人が持っているポテンシャルをしっかり発揮しているか。前回の活動から選手たちは所属チームで成長してくれたと思いますので、その選手の成長を見てみたいなという部分も、この活動の目的、狙いでもあります」と語り、2カ月の間の成長もチェックしたいと語った。 なでしこジャパンは5月31日(金)と6月3日(月)にニュージーランド女子代表と連戦。今回の2試合に関しては、YouTubeチャンネル「JFATV」にてライブ配信が予定されている。 2024.05.22 15:25 Wed

長谷川唯や熊谷紗希など主軸組が順当に選出! パリ五輪へ強化続くなでしこジャパンメンバー22名が発表!【スペイン遠征】

日本サッカー協会(JFA)は22日、スペイン遠征に臨むなでしこジャパンのメンバー22名を発表した。 パリ・オリンピック本大会へ向け、重要な強化の場となる今回の遠征。スペインでニュージーランド女子代表との2試合を戦う。 池田太監督は、キャプテンの熊谷紗希(ローマ)や長谷川唯(マンチェスター・シティ)らを順当に選出。また、ケガから復帰したDF高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース)、FW千葉玲海菜(フランクフルト)ら、3月に不在だったメンバーも招集した。 なでしこジャパンは31日(金)と6月3日(月)にニュージーランド女子代表と連戦を行う。なお、今回の2試合に関しては、YouTubeチャンネル「JFATV」にてライブ配信が予定されている。 今回発表されたなでしこジャパンのメンバーは以下の通り。 ◆なでしこジャパンメンバー22名 ※は現地で合流予定 GK 山下杏也加(INAC神戸レオネッサ) 平尾知佳(アルビレックス新潟レディース) 大場朱羽(ミシシッピ大学)※ FP 熊谷紗希(ローマ/イタリア)※ 田中美南(INAC神戸レオネッサ) 清水梨紗(ウェストハム/イングランド) 清家貴子(三菱重工浦和レッズレディース) 守屋都弥(INAC神戸レオネッサ) 長谷川唯(マンチェスター・シティ/イングランド) 北川ひかる(INAC神戸レオネッサ) 林穂之香(ウェストハム/イングランド) 南萌華(ローマ/イタリア)※ 長野風花(リバプール/イングランド) 千葉玲海菜(フランクフルト/ドイツ)※ 植木理子(ウェストハム/イングランド) 宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) 高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース) 石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース) 藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 浜野まいか(チェルシー/イングランド)※ 谷川萌々子(FCローゼンゴード/スウェーデン)※ 古賀塔子(フェイエノールト/オランダ)※ 2024.05.22 13:08 Wed
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