ユナイテッドの19歳MFハンニバル、武者修行先の指揮官から忠告「感情のコントロールを」

2022.10.30 21:25 Sun
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドが保有権を持つチュニジア代表MFハンニバル・メイブリが気性の荒さを指摘されている。イギリス『サン』が伝えた。

19歳のハンニバルはユナイテッドの下部組織出身で、昨年5月にファーストチームでプロデビュー。今季はチャンピオンシップ(イングランド2部)のバーミンガムへと武者修行に出ており、加入後のリーグ戦全11試合に出場するなど、着実に経験値を積み上げている。
28日のQPR戦では1アシストを挙げ、2-0の勝利に貢献。一方、試合開始早々の7分にイエローカードを受け、54分に途中交代に。ジョン・ユースタス監督は試合後のインタビューでハンニバルが退場に直結するような危険なプレーを連発していたと語り、感情の昂りをコントロールしなければならないと忠告している。

「私は彼をハーフタイムに下げるつもりだった。彼にそのことを伝えると『大丈夫だ』と返された。だが、それを信じられたのは後半のキックオフから4分間だけだ」

「彼はファンタスティックなプレーを披露する選手。彼のすることを邪魔するつもりはないが、試合中に自らの感情をコントロールすることの重要性だけは必ず認識してもらわなければならない」
「まだ19歳で多くを学んでいる最中。今日のことについては彼と話すつもりだ。私は彼を退場させるわけにはいかなかったのだよ。彼を下げたのは危険を冒していたから。(イエローカード時の)タックルを見た瞬間に下げるべきだと悟った」

6月には日本代表との試合にも出場し話題に。カタール・ワールドカップでも活躍が期待されるが、感情のコントロールは若いうちに学んでおいた方が良いだろう。

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「すぐにファンから受け入れてもらっていないと察した」 ルーニー氏のバーミンガム指揮は2カ月半で終了

元イングランド代表FWのウェイン・ルーニー氏がバーミンガム・シティでの指揮を振り返った。 現役時代にマンチェスター・ユナイテッドやイングランド代表でストライカーとして活躍したレジェンドは現役を退いてから指導者の道に。アメリカ、そしてイングランドを舞台に3クラブの監督を歴任している。 直近では昨年10月にチャンピオンシップ(イングランド2部相当)のバーミンガムで監督職を託されたが、15試合で2勝4分け9敗で20位に沈み、今年1月に入って解任の憂き目に。わずか2カ月ほどでの退任劇となった。 それから2カ月が経とうとするなか、『Sky Bet』とのポッドキャスト『Stick to Football』でバーミンガムを指揮した当時を振り返り、ファンから歓迎されずに始まったと語った。 「バーミンガム・シティのファンは初日から私を受け入れなかった。(前任の)ジョン・ユースタスは良い仕事ぶりだったが、彼らは監督交代に動き、私に声をかけたんだ」 「私は応じたが、すぐにファンから受け入れてもらっていないのを察した。ジョン・ユースタスがより良い仕事をしていた以上の理由があったんだと思う。彼が解任されたときは6位でもあったしね」 「私がバーミンガムのファンだったら、シーズン序盤だが、この10年間において、プレーオフに届くところにいるのに監督解任だ。彼らにとって、数年前の(ジャンフランコ・)ゾラのような状況だった」 「それがよみがえったんだろう。彼らは私が着任したとき、誤った順位にいたと思うが、人は自分を肯定するものだ。私は常にそういう人間だし、いつだって自信に満ちてもいる」 「最初の5試合はおそらく今季で最もタフな5試合だった。私は自分を擁護したが、報われなかったし、前に進むしかなかったんだ」 バーミンガムは後にトニー・モウブレイ氏を新指揮官として招へい。現在は15位まで巻き返している。 2024.02.22 13:00 Thu

三好康児所属のバーミンガム、成績不振でルーニー監督をわずか83日で解任…6位から20位後退の急失速

バーミンガム・シティは2日、元イングランド代表FWのウェイン・ルーニー監督(38)と、トップチームコーチのカール・ロビンソン氏(47)の解任を発表した。 ジョン・ユースタス前監督のもとで6位に付けていたバーミンガムだったが、今夏にクラブを買収したアメリカ資本「シェルビー・カンパニーズ・リミテッド(SCL)」との間に不和が生じ、昨年10月11日にユースタス氏の解任と、ルーニー氏の監督就任が発表されていた。 DCユナイテッドで同氏をサポートしたロビンソン氏も、このタイミングで入閣した。 ルーニー氏はバーミンガムと2027年6月30日までの3年半契約を結び、ダービー・カウンティを指揮して以来の母国復帰となったが、直近1日のリーズ・ユナイテッド戦でも0-3で敗れるなど、就任後は2勝4分け9敗と惨憺たる成績。チームは20位まで急降下した。 クラブ公式サイトは、「最善の努力にもかかわらず、結果は当初の期待を明らかに満たしていません」とはじめ、イングランドの元ストライカーと袂を分かつことを決めた。 なお、ギャリー・クック最高経営責任者(CEO)は、次のようにコメント。後任は現在のところ、未定となっている。 「残念ながら、ウェインの私たちとの時間は計画通りに進まなかった。そのため、我々は別の道を歩むことにした」 「後任探しは即時開始されるが、あらたな一報が入り次第、サポーターへは最新の情報をお伝えするつもりだ」 2024.01.02 21:20 Tue

三好康児在籍のバーミンガム、ウェイン・ルーニーが新指揮官就任 「期待が何であるかを理解、それを実現するのが仕事」

バーミンガムは11日、元イングランド代表FWのウェイン・ルーニー氏(37)の新監督招へいを発表した。契約期間は2027年6月30日までの3年半となる。 また、ルーニー新監督を支えるテクニカルスタッフとして、元イングランド代表DFのアシュリー・コール氏、現U-21イングランド代表アシスタントコーチのジョン・オシェイ氏、DCユナイテッドで同氏をサポートしたカール・ロビンソン氏とピート・シャトルワース氏が入閣する。 なお、コール氏とオシェイ氏はバーミンガムでの仕事との兼任で、イングランド代表での仕事を継続するという。 ダービー・カウンティを指揮して以来の母国復帰となったルーニー氏は、バーミンガムでの新たな挑戦に向けた意気込みを語っている。 「このようなエキサイティングな時期にバーミンガムに加入できることを本当に嬉しく思う。彼らが確固たる計画を持っており、クラブに対する野望を実現するために尽力していることは明らかだ。我々は期待されるものについて完全に一致している。私はこの機会に備えるために、困難な環境に身を置き、マネージャーとしてのキャリアを築いてきた。これは私に目的意識を与えてくれるプロジェクトであり、始めるのが待ちきれない」 「チームにはエキサイティングな若いプレーヤーが何人もおり、経験豊富なシニアプロフェッショナルの中核に加えて、これからファーストチームに絡んでくる予定のプレーヤーもいる。私にはチームにプレーしてもらいたい明確な方法があり、コーチングスタッフとともにそれを実行するために一生懸命働くつもりだ。我々はここで、ブルーズファンを立ち上がらせるアイデンティティを持った勝利の文化を創造していく」 「私はかつてセント・アンドリュースでプレーしたことがあるが、バーミンガム・シティのファンはいつも自分のチームに対しての声援が大きく、情熱的だった。対戦相手として来るのは本当に難しい場所だったが、今では彼らが我々の後ろにいることがどのようなものかを経験することができている。私の仕事はクラブを次のレベルに引き上げることであり、始めるのが待ちきれない。私は期待が何であるかを理解しており、それを実現するのが我々の仕事だ」 現役時代はエバートン、マンチェスター・ユナイテッド、DCユナイテッドでプレーしたルーニー氏。イングランド代表のエースとしても活躍すると、引退後には指導者へと転身した。 ダービー、DCユナイテッドで監督を務めてきたルーニー氏。1年目はメジャーリーグ・サッカー(MLS)のイースタン・カンファレンス(東地区)で最下位となると、2年目を迎えた今シーズンは10勝14分け10敗の9位でレギュラーシーズンを終了。そのまま退任となっていた。 一方、MF三好康児も所属するバーミンガムは、ルーニー氏の新監督就任報道が出た直後に、ジョン・ユースタス監督(43)の解任を発表している。 ユースタス監督は、昨シーズンこそチャンピオンシップで17位に沈んだが、今シーズンは現時点で6位という状況に引き揚げていたが、今夏クラブを買収したアメリカ資本「シェルビー・カンパニーズ・リミテッド(SCL)」が大物指揮官の招へいを検討し、不和が生まれることとなっていた。 2023.10.11 22:24 Wed

三好康児のバーミンガムがルーニー氏を新監督に招へいか? ユースタス監督の解任を発表

DCユナイテッドの監督を退任した元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏(37)だが、母国に戻る可能性が高いという。 現役時代はエバートン、マンチェスター・ユナイテッド、DCユナイテッドでプレーしたルーニー氏。イングランド代表のエースとしても活躍すると、引退後には指導者へと転身した。 ダービー・カウンティ、DCユナイテッドで監督を務めてきたルーニー氏。1年目はメジャーリーグ・サッカー(MLS)のイースタン・カンファレンス(東地区)で最下位となると、2年目を迎えた今シーズンは10勝14分け10敗の9位でレギュラーシーズンを終了。そのまま退任となっていた。 フリーになったルーニー氏だが、チャンピオンシップ(イングランド2部)のバーミンガム・シティの指揮官に就任する可能性が浮上していた。 MF三好康児も所属するバーミンガムだが、報道が出た中で9日、ジョン・ユースタス監督(43)の解任を発表した。 バーミンガムは「新しいファーストチーム監督は数日中に発表される」としている中、イギリス『ガーディアン』によればルーニー氏を監督に招へいするための動きだと指摘している。 ユースタス監督は、昨シーズンこそチャンピオンシップで17位に沈んだが、今シーズンは現時点で6位という状況に引き揚げていたが、今夏クラブを買収したアメリカ資本「シェルビー・カンパニーズ・リミテッド(SCL)」が大物指揮官の招へいを検討し、不和が生まれることとなっていた。 <span class="paragraph-title">【動画】三好康児がフットサルさながらの華麗なファー詰めで7試合ぶりのゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="1UOe_1xpWBg";var video_start = 220;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.10.10 14:35 Tue

ルーニーのバーミンガム指揮官就任決定が間近? オシェイ&アシュリー・コールもコーチ陣入りか

元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏(37)のバーミンガム・シティ指揮官就任が近づいているようだ。イギリス『ミラー』が伝えた。 昨シーズン途中の2022年7月からメジャーリーグ・サッカー(MLS)のDCユナイテッド指揮官に就任したルーニー氏は2022シーズンをイースタン・カンファレンス(東地区)最下位の成績で終えると、2年目の2023シーズンは10勝14分け10敗の9位でレギュラーシーズン終了。最終節終了後の7日には相互合意した上での退任が決定した。 そんな中、ルーニー氏の新天地として噂されているのがチャンピオンシップ(イングランド2部)を戦うバーミンガム・シティ。ジョン・ユースタス監督(43)率いるこのチームはここまで5勝3分け3敗の6位とまずまずの成績を残しているが、今夏クラブを買収したアメリカ資本「シェルビー・カンパニーズ・リミテッド(SCL)」が大物指揮官の招へいを検討。以前からルーニー氏を有力候補の1人としていたことが報じられていた。 『BBC 5 Live』のアーロン・ポール氏によると、ルーニー氏がバーミンガムの新指揮官となる契約はすでに成立。コーチングスタッフにはルーニー氏の元同僚である元アイルランド代表DFジョン・オシェイ氏と元イングランド代表DFアシュリー・コール氏が加わる予定だという。 ルーニー氏はDCユナイテッド指揮官退任が決まった後、「この先何が起こるかはわからない。メディアでたくさんの報道を見てきた。何も用意せずに(イングランドに)帰るつもりだ」とコメントを残していた。なお、バーミンガムには元日本代表MF三好康児が在籍している。 2023.10.09 15:02 Mon

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14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■デンマーク代表</span> 出場回数:2大会連続10回目 最高成績:優勝(1992) ユーロ2020結果:ベスト4 予選結果:グループH・1位 監督:カスパー・ヒュルマンド <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> FWラスムス・ホイルンド(マンチェスター・ユナイテッド) 2003年2月4日(21歳) クリスティアン・エリクセンがピッチ上で心肺停止に陥った衝撃の前回大会、逆境の中でベスト4を経験したシモン・ケアーやカスパー・シュマイケル、ユスフ・ポウルセンらベテラン勢が今大会も名を連ねるデンマーク。 そんな中にあって21歳のホイルンドはデンマークに新風を与える存在だ。アタランタで結果を残し昨夏移籍したマンチェスター・ユナイテッドで序盤こそゴールが奪えず苦戦するも、最終的にプレミアリーグで10ゴールを記録。プレッシャーのかかるメガクラブで結果を残せた自信は、今大会に向けて大きな後押しとなりそうだ。 飛躍の最中にあるダニッシュダイナマイトのストライカーが、国際大会における自身初の大舞台で輝きを放ち、前回大会を上回るベスト4以上の結果をもたらすことができるかに注目だ。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月16日(日) 《25:00》 【C】スロベニア代表 vs デンマーク代表 ▽6月20日(木) 《25:00》 【C】デンマーク代表 vs イングランド代表 ▽6月25日(火) 《28:00》 【C】デンマーク代表 vs セルビア代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.カスパー・シュマイケル(アンデルレヒト/バルギー) 16.マッズ・ヘルマンセン(レスター・シティ/イングランド) 22.フレデリク・レノウ(ヘルタ・ベルリン/ドイツ) DF 2.ヨアキム・アンデルセン(クリスタル・パレス/イングランド) 3.ヤニク・ヴェステルゴーア(レスター・シティ/イングランド) 4.シモン・ケアー(ミラン/イタリア) 5.ヨアキム・メーレ(ヴォルフスブルク/ドイツ) 6.アンドレアス・クリステンセン(バルセロナ/スペイン) 13.ザンカ(コペンハーゲン) 17.ビクトル・クリスティアンセン(ボローニャ/イタリア) 18.アレクサンダー・バー(ベンフィカ/ポルトガル) 25.ラスムス・クリステンセン(ローマ/イタリア) MF 7.マティアス・イェンセン(ブレントフォード/イングランド) 8.トーマス・デラネイ(アンデルレヒト/ベルギー) 10.クリスティアン・エリクセン(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) 14.ミッケル・ダムスゴーア(ブレントフォード/イングランド) 15.クリスティアン・ノアゴーア(ブレントフォード/イングランド) 21.モルテン・ヒュルマンド(スポルティングCP/ポルトガル) 23.ピエール=エミール・ホイビュア(トッテナム/イングランド) FW 9.ラスムス・ホイルンド(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) 11.アンドレアス・スコフ・オルセン(クラブ・ブルージュ/ベルギー) 12.カスパー・ドルベリ(アンデルレヒト/ベルギー) 19.ヨナス・ヴィンド(ヴォルフスブルク/ドイツ) 20.ユスフ・ポウルセン(RBライプツィヒ/ドイツ) 24.アンドレス・ドレイヤー(アンデルレヒト/ベルギー) 26.ヤコブ・ブルーン・ラーセン(バーンリー/イングランド) 2024.06.16 19:30 Sun

今季ヘタフェでプレーのグリーンウッドはスペイン残留希望か…バレンシアがユナイテッドにオファー

マンチェスター・ユナイテッド保有の元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッド(22)は来シーズンもスペインでのプレーを望んでいるようだ。イギリス『ミラー』が報じた。 強姦未遂などの容疑による活動停止、訴訟の取り下げを経て、今シーズンはヘタフェへのレンタル移籍で再起を図ったグリーンウッド。レギュラーとして活躍し、公式戦36試合で10ゴール6アシストの結果を残した。 今夏の去就が注目されるなか、ユベントスなどが獲得に関心。移籍金はボーナスも含めて最大4000万ポンド(約80億2000万円)程度と考えられている。 一方、スペインのクラブが獲得に動き出しているようで、バレンシアが2500万ポンド(約50億1000万円)のオファーをユナイテッドに提示。これを受け、グリーンウッドはスペインへの完全移籍を優先しているという。 スペインではバルセロナとアトレティコ・マドリーも関心を示しており、イタリアではラツィオとナポリもグリーウンドに注目。ナポリはすでにユナイテッドと交渉を行ったとみられている。 ユナイテッドとは2025年6月までの契約を結んでいるが、すでに1年の契約延長オプションが行使され、2026年6月まで契約期間が伸びたという見方も。ヘタフェも引き続きのレンタル、もしくは完全移籍を望んでいるが、来シーズンはどのクラブでプレーすることになるのだろうか。 2024.06.16 15:20 Sun

ユナイテッドが来週から男子トップチーム施設の改修開始! 投資額は100億円…「また最高水準に」

マンチェスター・ユナイテッドが14日に男子トップチームの施設を改修すると発表した。 改修工事は来週から。5000万ポンド(約99億7000万円)を投じてのプロジェクトとなり、建物内のあらゆるエリアが改装され、これからの成功の礎となるポジティブな環境を備えた世界トップクラスのフットボール施設に生まれ変わるという。 この工事は来季にもまたがり、最初に着手するのはジム、メディカル部門、食事、リカバリーエリアで、施設内のその他に関しても順次、改修が行われる見込みだ。 ユナイテッドでは昨夏に1000万ポンド(現レートで約19億9000万円)で女子チーム、およびアカデミー用の施設を最新鋭に新装。今回のをあわせると、この2年間で施設向上に6000万ポンド(約119億7000万円)が投じたことになる。 新組織作りとともに、補強に乗り出すなか、施設の改修にも動く共同オーナーのジム・ラトクリフ氏は「我々はチームが勝つためにワールドクラスの環境を作りたい」とコメントした。 「キャリントンのトレーニング施設を徹底的に調査するなかで、男子トップチームの選手たちと話をしても、他のクラブと比べて基準の低さが明らかだった。このプロジェクトにより、マンチェスター・ユナイテッドのトレーニング場はまた最高水準に改修される」 2024.06.15 13:15 Sat

ユナイテッドがブランスウェイト獲得に1stオファー…これにエバートンは?

マンチェスター・ユナイテッドがイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)を巡り、エバートンにオファーを出したようだ。 今季を通じてやりくりに苦労したセンターバック陣の補強に乗り出すユナイテッド。エリク・テン・ハグ監督の進退が続投でようやく決着してから、補強の話が盛んになるなか、その初手としてブランスウェイト獲りの動きが取り沙汰される。 イギリス『The Athletic』によると、ユナイテッドはさっそく3500万ポンド(約69億8000万円)の1stオファーを提示。このオファーは800万ポンド(約15億9000万円)のアドオンも含むものだが、エバートンは受け入れず、突っぱねると推察されるという。 エバートンはかつてのハリー・マグワイアらに並ぶ価値を見込むといい、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者いわく、少なくとも6500万〜7000万ポンド(約129億7000万〜139億7000万円)のオファーでなければ応じない模様だ。 ブランスウェイトは195cmのサイズながら、スピードにも定評がある若きセンターバックで、左利きという部分にも希少価値あり。プレミアリーグが定める収益性と持続可能性のルール(PSR)と睨み合いながらの今夏となる両クラブは今後も綱引きが続きそうだ。 2024.06.15 12:15 Sat

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ブラジルの逸材SBペドロ・リマが急転直下のウルブス入り! 先日にチェルシー行き合意報道も…

ウォルバーハンプトンが、チェルシーとの争奪戦を制してスポルチ・レシフェのU-17ブラジル代表DFペドロ・リマ(17)の獲得に成功した。 スポルチ・レシフェは17日、「ペドロ・リマの経済的および連盟的権利を、イングランドのウォルバーハンプトン・ワンダラーズへ譲渡する拘束力のある契約を締結したことを発表した。この契約は、イングランドのクラブが実施するメディカルチェックに対するプレーヤーの承認など、慣例的な条件を条件としている」と、来月1日に18歳の誕生日を迎えるDFの移籍合意を発表した。 ペドロ・リマはスポルチの下部組織出身。右サイドバックでプレーする逸材として注目を集めている。 2024年1月にファーストチームに昇格。今シーズンのカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)で7試合に出場。U-17ブラジル代表として、2023年に行われたU-17ワールドカップ(W杯)にも出場していた。 その逸材に関してはレアル・マドリー、パリ・サンジェルマン、ユベントス、ミラン、アタランタ、PSVなどの関心が報じられていた中、先日にはチェルシーを保有する『BlueCo group』との合意も報じられた。 総額1000万ユーロ(約16億9000万円)の移籍金に加え、イギリスの労働許可証が取得できない場合、系列クラブであるフランスのストラスブールへのレンタル移籍というプランも明かされていたが、急転直下のウルブス行きが決定した。 2024.06.18 06:30 Tue

チェルシーが8歳から所属するFWティリク・ジョージと新契約! 2027年夏まで

チェルシーは17日、アカデミー出身のU-18イングランド代表FWティリク・ジョージ(18)との新契約を発表した。 契約期間は2027年夏までとなり、1年間の延長オプションもついているという。 ジョージは、8歳でチェルシーと契約。アカデミーで10年を過ごしている。 2021-22シーズンにU-18チームでデビュー。徐々にその頭角を表してきた。 2023-24シーズンは、U-18プレミアリーグで13試合に出場し9ゴール6アシスト。U-21チームとしてプレミアリーグ2に出場し10ゴール3アシストを記録。ファーストチームにも登録されプレミアリーグ3試合でベンチ入りした。 世代別のイングランド代表も経験し、U-17イングランド代表、U-18イングランド代表としてプレーしている。 2024.06.17 20:28 Mon

今季18試合32得点がバイエルンを魅了...アーセナルが16歳チド・オビの流出を阻止すべく必死

アーセナルはU-17デンマーク代表FWチド・オビ=マルティン(16)の流出を阻止すべく必死だ。 チド・オビは2007年生まれの188cmセンターフォワード。ナイジェリア出身の両親を持ち、世代別代表は故郷デンマークと在住地イングランドを行ったり来たりする。 22年夏にコペンハーゲンからアーセナルへ加入後、現在はU-18チームに身を置き、今季のU-18プレミアリーグで18試合32得点。一方、ここ最近バイエルンからの接触が伝えられる。 イギリス『フットボール・インサイダー』いわく、これを受けてアーセナルはチド・オビとの新契約締結へ向けた作業を加速。プロ契約前の16歳とあって金銭的な誘惑はできず、とにかく説得、説得、説得だという。 同じくナイジェリア系のブカヨ・サカを挙げて、近いうちのトップチーム昇格も提示しているとされる一方、バイエルンも動きを止めず。16歳はどのような判断を下すだろうか。 2024.06.17 18:25 Mon

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リバプールが2季連続シュツットガルト主将引き抜きか…ドイツ代表CBが獲得候補に

リバプールが、2シーズン連続でシュツットガルトの主将引き抜きを画策しているようだ。ドイツ『シュポルト・ビルト』が報じている。 昨夏、シュツットガルトの前主将の日本代表MF遠藤航を獲得したリバプール。加入当初とシーズン最終盤はやや微妙なパフォーマンスとなったものの、シーズン中盤と後半にはほぼフル稼働でチームの中盤を牽引する、好補強となった。 そういった中、シュツットガルトの“目利き”に信頼を置くアルネ・スロットのチームは、元カメルーン代表DFジョエル・マティプの退団によって手薄となったセンターバックの補強として、遠藤の元同僚の獲得を検討しているようだ。 報道によると、リバプールは2週間前にシュツットガルトの現主将であるドイツ代表DFヴァルデマール・アントン(27)獲得に向けた問い合わせを行ったという。 なお、ドルトムント、レバークーゼンの獲得候補にも挙がる同選手には2250万ユーロ(約37億9000万円)の契約解除条項が設定されており、リバプールが興味を示すその他の候補に比べて割安と言える。 ハノーファーの下部組織出身のアントンは、2015年7月にファーストチームに昇格。ハノーファーでは、センターバックを主戦場に守備的MFや右サイドバックもこなす万能型の守備者として活躍。 2020年7月に完全移籍で加入したシュツットガルトではセンターバックを主戦場にプレーし、3バックと4バックを併用するチームのディフェンスラインの要を担う。今シーズンはブンデスリーガ2位と大躍進したチームでハイパフォーマンスを披露し、今年3月にA代表デビューを飾ったドイツ代表ではユーロ2024のメンバーにも入っている。 現時点では問い合わせを行った段階ではあるが、リバプールは2シーズン連続でシュツットガルトの主将を獲得することになるのか…。 2024.06.17 09:30 Mon

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