乱打戦制し劇的逆転勝利のレンジャーズ、ジェラード監督も「素晴らしいキャラクターを見せた」チーム称賛

2021.02.19 14:04 Fri
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レンジャーズスティーブン・ジェラード監督が、チームの劇的勝利を喜んでいる。クラブ公式サイトが伝えた。

レンジャーズは18日に行われたヨーロッパリーグ(EL) ラウンド32・1stレグで、日本代表MF三好康児の所属するアントワープとアウェイで対戦。点の取り合いとなった一戦は、83分にレンジャーズが同点に追いつくと、89分に得たPKを確実に決めて逆転。3-4で劇的逆転勝利を飾った。
この結果、レンジャーズは白星を掴んだだけでなく4つのアウェイゴールを奪っており、ベスト16進出に向け大きなアドバンテージを得ている。ジェラード監督は試合後のインタビューでこの勝利を大いに喜びつつ、多くの改善点があるとも語った。

「この試合の結果にとても満足している。選手たちは正しい結果を求めて戦い続け、素晴らしいキャラクターを見せてくれた。クレイジーな試合であり、中立の人も楽しめたはずだ。ただ、我々としては守備面で課題が多すぎたので、監督として反省もしている」

「我々は少し遅く無気力な時があり、普段は見られないような失点を許した。一方で、素晴らしいチャンスも何度かあったため、ボールを持っている時はより信念を持ち、もっと個性を出してプレーするよう選手たちに言ったんだ」
「後半、選手たちはキャラクターと信念を持ってプレーしてくれた。試合の結果は我々にとって、素晴らしいものだ。でも、まだまだ改善すべき点はたくさんある」

また、ジェラード監督はこの試合途中出場で貴重な同点ゴールを決めたFWライアン・ケントにも言及。疲労の見られた同選手をできれば温存したかったとしつつ、活躍を称えている。

「理想を言えば、今夜は彼を起用したくなかったね。ただ、彼はピッチに入ってから素晴らしいゴールを決めてくれた。それに、もう1ゴール決められたかもしれない」

「ケントは終始相手の脅威になっており、それが彼の持つクオリティだ。チームのため大きなゴールを決めたが、明日バスや飛行機に乗って帰路に着く時、きっと『2ゴール決められたな…』と思うだろう」

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「私が想像できる最大の名誉」クロップ監督ラストマッチを前にアンフィールドで特別セレモニー…スタンドに集まったスタッフとトロフィーと記念写真

リバプールとの別れが近づいているユルゲン・クロップ監督。リバプーるは指揮官への感謝と愛情を示し、監督も応えた。 リバプールの指揮を執り始めて9シーズン。プレミアリーグ初優勝やチャンピオンズリーグ(CL)優勝など、7つのタイトルを獲得。リバプールを常勝軍団の1つに押し上げていた。 今シーズンもEFLカップ(カラバオカップ)を制していた中、プレミアリーグも優勝争いをしていたが、終盤に失速することとなった。 クロップ監督にとっては、19日に行われる最終節のウォルバーハンプトン戦がリバプールのラストマッチに。その前に、本拠地アンフィールドではクラブから素晴らしいセレモニーが行われた。 リバプールはその様子をSNSにアップ。カジュアルな服装でアンフィールドのトンネルを駆け出たクロップ監督。すると、メインスタンドには大勢の人々が整列して座っている。 階段には赤い絨毯が敷かれ、クロップ監督が手にした7つのトロフィーが並べられることに。スタンドに座っていたのは、リバプールで共に仕事をしてきたスタッフたち。拍手でクロップ監督を出迎えた。 驚きの表情も見せるクロップ監督。スタッフたちとの印象的な集合写真は、クラブからの感謝の気持ちを愛情が感じられるものに。そして、クロップ監督は、スタッフやファンなどサポートしてくれた人々へのメッセージも残している。 「絶対に誰も忘れることのないようなフットボールの物語を生み出すことはできますか?」 「契約にサインする前からクラブを愛していることは分かっていた。それは私が想像できる最大の名誉です」 「ここはケニー(・ダルグリッシュ)のクラブ、スティーブン・ジェラード、ビル・シャンクリーのクラブだ。スカウザーズはとてもオープンでとても温かい」 「私が今の仕事ができているのは、人々がとても情熱を持っているからだ。あらゆる人々の関わりが素晴らしく、スタジアムで生み出せる感情は、この街にいる人間だけが持つ感情だ」 「これらは我々が決して忘れることのない瞬間であり、これらの瞬間をできるだけ多く集めることが人生というものだ。それはあなたのためであり、あなたのためにそれを行うことは光栄だ。なんてクラブなんだ。そしてあなたたちがこのクラブを作ったのだ」 栄光の9年間を終えるクロップ監督。ホームで迎えるラストマッチ後には、大きな拍手で送り出されることになるだろう。 <span class="paragraph-title">【動画】クロップ監督への愛情! 獲得したトロフィーとクラブスタッフとスタンドで集合写真!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/C7EzRS1tyv1/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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リバプールのアルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスターが、クラブの月間最優秀選手に選出されたことを喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。 今シーズン、ブライトン&ホーヴ・アルビオンから加入したマク・アリスターは瞬く間にチームの主軸に定着。ここまで公式戦39試合出場6ゴール7アシストの成績を残している。 特に2024年になって以降は、多くの主力が負傷離脱したチームにあって文字通りチームを牽引する働きを見せており、違いを作れる選手として八面六臂の活躍。3月にはプレミアリーグ全試合フル出場を果たしたほか、延長戦までもつれ込んだFAカップ準々決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦にも120分間出場した。 こうした活躍が高く評価され、マク・アリスターはファンが選ぶ3月のクラブ月間最優秀選手に選出。クラブ公式のインタビューに応じたアルゼンチン代表MFは、喜びと印象に残っているプレーを語っている。 「ありがとう、とても良い気分だよ。僕に投票してくれたファンにも感謝したいね。そしてもちろん受賞は素晴らしいけど、これは重要な役割を果たしてくれたチームメイトのおかげでもあるんだ」 「(3月の試合で)決して忘れられない瞬間が2つある。1つは重要な試合、マンチェスター・シティ戦でのPKだ。僕はその責任を負う必要があったけど、PKを蹴るのは本当に好きなんだ。だから、あれは重要な瞬間だった」 「それから、ノッティンガム・フォレスト戦でダルウィン(・ヌニェス)へのアシストもあったね。あれは誰にとっても特別なものだったと思う。だから、この2つの瞬間は忘れられない」 また、インタビューでは5日に行われたプレミアリーグ第31節シェフィールド・ユナイテッド戦で見せたミドルシュートにも言及。クラブのレジェンドであり、強烈なミドルシュートを武器としていたスティーブン・ジェラード氏と比較されることを喜んでいる。 「あれは間違いなく本能的なものだった。あの位置でボールを受けたとき、考える暇はなかったよ。試合は1-1だったから、ゴールを決める必要があった。あれは重要なゴールで、僕にとっても素晴らしいゴールだったと思う」 「かつてスティーブン・ジェラードが決めたゴールと比較されるのは光栄だ。彼はこのクラブのレジェンドであり、本当に尊敬する人だからね。ただ、僕は自分のやり方で自分の道を歩みたい。今はこのクラブで本当に良い気分さ」 2024.04.17 16:10 Wed

「マンガみたい」「ジェラード降臨」リバプールを救う衝撃の1発! スタジアムが揺れたマク・アリスターのスーパーミドルが大騒ぎに「これは感動する」

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「一生の思い出」 リバプール指揮の夢叶ったエリクソン氏が感謝! 「大きな勝者はここの全員」

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レンジャーズは1日、元ナイジェリア代表DFレオン・バログン(35)との契約延長を発表した。1年間延長され、来シーズンもプレーすることが決定した。 バログンはトゥルキェムスポル・ベルリンやハノーファー、ブレーメン、フォルトゥナ・デュッセルドルフ、ダルムシュタット、マインツとドイツ国内でプレー。2018年7月にはブライトン&ホーヴ・アルビオンへ完全移籍。ウィガンへのレンタル移籍を経験し、2020年6月にウィガンに完全移籍していた。 しかし、すぐにレンジャーズへと完全移籍。2022年8月にQPRへと完全移籍するが、今シーズン再びレンジャーズに復帰していた。 今シーズンはスコティッシュ・プレミアシップで12試合に出場。プレーオフで2試合に出場するなど、公式戦19試合でプレーしていた。 バログンはクラブを通じてコメントしている。 「レンジャーズのようなクラブで契約を延長することができて、とてもとても幸せで光栄だ。以前から、もっと早くここにいられれば良かったのに、と語ってきた。なぜなら、レンジャーズは常に成功への情熱を燃やしてくれるからだ」 「ここでもっと多くのトロフィーを勝ち取り、もっと多くのタイトルを獲得したい。選手として、このクラブの歴史の一部となることを確実にしたい。なぜなら、これ以上の名誉や特権がある場所は世界中にあまりないからだ」 レンジャーズは、5月31日にMFジョン・ランドストラム、MFライアン・ジャック、DFボルナ・バリシッチ、MFケマル・ルーフェ、GKジョン・マクラフリンの契約満了による退団を発表していた。 今シーズンはリーグカップこそ優勝したが、スコティッシュ・プレミアシップとスコティッシュカップはライバルであるセルティックにタイトルを渡してしまい、今夏のチームの改変に動いている。 2024.06.01 23:50 Sat

イダーの決勝点でオールドファームを制したセルティックが国内2冠を達成!【スコティッシュカップ】

スコティッシュカップ決勝のセルティックvsレンジャーズが25日にハムデン・パークで行われ、1-0でセルティックが勝利。この結果、セルティックが2年連続42度目のスコティッシュカップ優勝を飾った。 大会連覇を狙うセルティックと、2大会ぶり34度目の優勝を目指すレンジャーズの“オールドファーム”による決勝戦。 スコティッシュ・プレミアシップの3連覇を達成し国内2冠を目指すセルティックは、FW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央がスタメン入り、MF岩田智輝はベンチスタートとなり、DF小林友希はベンチ外となった。 試合は一進一退の展開が続くなか、セルティックは24分にテイラーの左クロスをボックス内の古橋がダイビングヘッドで合わせると、これがDFベン・デイビスの右手に当たったが、主審はノーハンドと判定しPKは与えられず。 ゴールレスで迎えた後半、先に決定機を創出したのはレンジャーズ。60分、タヴァーニアの左CKをゴール右手前のシマが押し込んだが、VARの末にゴール前で競り合ったスターリングのGKハートに対するファウルを取り、このゴールは取り消された。 VARに救われたセルティックは、62分に古橋を下げてイダーを、78分に旗手を下げてベルナルドを投入するが、その後も拮抗した展開が続く。 このまま後半終了かと思われたが、セルティックは試合終盤にスコアを動かす。90分、ドリブルで中央を持ち上がったベルナルドがバイタルエリア中央からミドルシュート。これはGKバトランドが弾いたが、こぼれ球をイダーが右足でゴールに流し込んだ。 結局、これが決勝点となり、1-0でタイムアップ。イダーの決勝点で宿敵レンジャーズを下したセルティックが、2年連続42度目のスコティッシュカップ制覇を達成した。 セルティック 1-0 レンジャーズ 【セルティック】 イダー(後45) 2024.05.26 01:40 Sun

「あまりにもルーズで雑」ダービー勝利も監督は旗手怜央に苦言、望んだ戦いとは異なるリスクあるプレーを批判「必要以上に緊迫した」

セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が、日本代表MF旗手怜央を叱責した。イギリス『デイリー・レコード』が伝えた。 今シーズンのスコティッシュ・プレミアシップも佳境に入っており、セルティックはレンジャーズとの“オールド・ファーム”で2-1と勝利。残り2試合で勝ち点1を積み上げれば3連覇という状況だ。 レンジャーズとの一戦でもしっかりと勝利を収めたセルティックだったが、ロジャーズ監督は旗手に不満。80分に岩田智輝と交代させた理由について言及した。 「2-1での私のメッセージは、ただボールを保持して試合をコントロールするというものだった。だからこそ、レオは交代した」 「彼は大きな才能を持っているが、私の好みからすれば、あまりにも才能を発揮しすぎている」 ロジャーズ監督にしてみれば、リードしている状況でボールを保持することを求めていたものの、旗手は何度も相手にボールを渡すこととなり、リスクを負うプレーを見せていた。 試合後にそれが気に入らなかったと明言。自分本位にプレーしたことを咎めた。 「MFとしてゲームをコントロールしなければならない。ボールへの愛情を示し、ボールの世話をしなければならない。あまりにもルーズで雑だった。試合は必要以上に緊迫したものになってしまった」 「我々はPKを外して3-1とするのを逃したが、5-1か6-1になってもおかしくない試合だった。それはマイナス面ではあるが、レンジャーズに勝てるのであればプラスの面の方が遥かに大きい」 2024.05.13 21:47 Mon

前田大然誘発のOGが決勝点! オールドファーム制したセルティックがリーグ3連覇に王手【スコティッシュ・プレミアシップ】

セルティックは11日、セルティック・パークで行われたスコティッシュ・プレミアシップ第36節でレンジャーズとのオールドファームを戦い、2-1で勝利した。 リーグ3連勝で首位に立つセルティック(勝ち点84)は、3ポイント差で2位に位置するレンジャーズ(勝ち点81)との今季4度目のオールドファームに臨んだ。 この試合ではFW古橋亨梧とMF旗手怜央、FW前田大然がスタメン入り、DF岩田智輝はベンチスタートとなり、DF小林友希はベンチ外となった。 ホームサポーター一色のセルティック・パークで幕を開けた首位攻防戦は開始早々にセルティックに決定機。ボックス右で仕掛けたフォレストの高速グラウンダークロスが相手DFのオウンゴールを誘発しかけるが、ここはGKバトランドの好守に遭う。 電光石火の先制点とはならずも、主導権を掴むことに成功したホームチーム。9分には旗手の仕掛けで得たペナルティアーク右のFKをオライリーが左足で直接狙うが、これもわずかに枠の右に外れる。 以降はレンジャーズが時おりカウンターで引っくり返す場面を作るものの、フープス優勢は変わらず。幅を使った攻めで相手を揺さぶると、アタッキングサードで浮くマクレガーやオライリーといった中盤の選手がエリア外から積極的に足を振っていく。 なかなか決め切るまでには至らなかったが、やはりこの形からゴールが生まれた。35分、相手陣内右サイドで押し込んだ流れでマクレガーが絶妙なランニングによって深い位置でボールを受けてマイナスのパスを選択。ボックス右でこのパスを受けたオライリーがうまく力の抜けた左足シュートをニア下に突き刺した。 ようやく押し切ったロジャーズのチームは畳みかける。38分、最後尾のカーター=ヴィッカーズの対角フィードに完璧なタイミングで抜け出した前田が左サイド深くまで運び左足でマイナスのクロスを供給。これが戻りながらの対応となったランドストラムのオウンゴールを誘った。 前田演出の追加点で大きなアドバンテージを手にしたが、そこはダービー、レンジャーズも直後に反発力を示す。40分、相手陣内左サイドでのファビオ・シウバとの連携からバリシッチが浮き球で上げたクロスをファーのスターリングが頭で折り返すと、ゴール前のデサースが冷静に頭で押し込んだ。 これで再び1点差に戻ったが、前半アディショナルタイムにはダービーに付き物の退場者が出る。ジョンストンに対して勢いを持ってボールを奪いに行ったランドストラムの足裏を見せたタックルが完全に脛を捉えると、オンフィールド・レビューの結果、レッドカードが掲示された。 結局、1点リードに数的優位を得て試合を折り返す形となったセルティック。後半も冷静に試合を進める中、立ち上がりにはボックス内でディオマンデと交錯したオライリーがPKを獲得。だが、自らキッカーを務めたこのPKは右へのシュートをGKバトランドに見事な読みで阻まれ、絶好のゴールチャンスを逸した。 このPK失敗をきっかけに嫌な流れにしたくないフープスは、ここからより攻勢を強める。そして、直後にはボックス中央で味方のシュートのこぼれに反応した前田がゴールネットを揺らすが、これは惜しくもオフサイドでゴールは認められず。 なかなかトドメの3点目を奪い切れないセルティックは71分に古橋を下げてイダーを、80分には旗手を下げて岩田を投入。引き続き追加点を目指しながらもこのままの点差での逃げ切りを意識する。その後、89分には前田が再びゴールネットを揺らしたが、これもオフサイドでゴールは認められず。 それでも、10人のレンジャーズの反撃を凌ぎ切ったセルティックが優勝が懸かったオールドファームを2-1で制した。この結果、残り2試合でレンジャーズと勝ち点6差、得失点7差を付けたセルティックがリーグ3連覇をほぼ決定的なモノとした。 セルティック 2-1 レンジャーズ 【セルティック】 オライリー(前35) オウンゴール(前38) 【レンジャーズ】 デサース(前40) 2024.05.11 22:33 Sat

前田大然の21秒弾も後半AT失点で3-3のドロー、セルティック指揮官「残念。でも楽しかった」

セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が、レンジャーズとのオールド・ファームを振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 7日、スコティッシュ・プレミアシップ第32節でセルティックはアウェイでレンジャーズと対戦した。 勝ち点差「1」で首位を争う両者。セルティックはFW前田大然、FW古橋亨梧、MF旗手怜央、MF岩田智輝の日本人4名が先発出場した。 すると開始21秒、前田が得意のスプリントから電光石火のゴールを決めてセルティックが先制。34分にはマット・オライリーがPKを決めてリードを広げる。 しかし、後半に入り状況が一変。55分にPKで1点を返されると、86分には同点に追いつかれることに。それでも直後にFWアダム・イダーが勝ち越しゴール。貴重な勝利を挙げると思われた。 それでもアディショナルタイム3分に失点。打ち合いとなった試合は、3-3のドローに終わったが、セルティックはかろうじて首位をキープした。 試合後、ロジャーズ監督はダービーを振り返り、後半にPKを与えるところまでは良かったとコメント。ただ、PKの判定には少し不満があるとした。 「PKを与えるまでは我々の方がはるかに優れたチームだと思っていたのだが、勝てなかったのは残念だ。ただ、とても楽しかった」 「我々はサッカーをするチームであり、コントロールされ、前半のいくつかのプレーは際立っていたが、彼らのロングボールに対処していた」 「だから、ハーフタイムから後半のスタートまで、素晴らしい試合を見せていたと思う」 「ホームで戦うレンジャーズは何かを期待しているだろうし、PKで少しは有利になったと思った」 「私はあれがPKだとは思わない。フィールド上での出来事だと思う。アリスター・ジョンストンが見事なリカバリータックルを決めてボールを奪い、選手は倒れてシミュレーションのためにカードが出ると感じた。彼はPKを貰おうとしていたし、それは正しいと思う」 「しかし、彼らはPKを獲得して得点し、2-1の時点で少し勢いがついていた」 「ディフレクションによる2点目を奪い、少し幸運に恵まれ、そこからチャレンジが始まった。前に進み続ける心、願望、意志があるかどうか。選手たちはその点で素晴らしかった」 「彼らは戦い続け、我々は素晴らしい3点目を決め、勝ち切れるかと思われたが、最後に素晴らしいゴールを決められた」 「それでも強の我々にとって重要なことは、まだ手にしていることである」 「選手たちは勝利を逃して残念に思うだろう。我々は常に勝ちたいと思っているからだ。しかし、サポーターがいない厳しい環境で、本当に良いパフォーマンスを見せた。自分たちのチームと与えた全てのことを本当の誇りに思うだろう」 <span class="paragraph-title">【動画】時間も早いが足はもっと速い!前田大然がスピード生かして先制点</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="YCaw2Z9ecIk";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.08 12:10 Mon

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ユナイテッド買収の『INEOS』にニース売却案か…検討と報道

マンチェスター・ユナイテッドの一部株式を取得したイギリスの化学大手メーカー『INEOS』は同じく所有するニースの売却を検討しているようだ。 ユナイテッドの株式27.7%を買収し、共同オーナーに就任したジム・ラトクリフ氏の『INEOS』。そのユナイテッドでさっそく組織改革に着手し、現場レベルでの改革だけでなく、老朽化が進むスタジアムや練習施設のインフラ整備に動くといわれる。 そんな『INEOS』が所有するユナイテッドとニースはともに来季のヨーロッパリーグ(EL)に出場。ただ、欧州サッカー連盟(UEFA)のルール上、同一オーナーのクラブが同一大会に出場するのは禁じられており、片方が出られない可能性があるとされる。 イギリス『インデペンデント』によると、UEFAがその問題解決に1シーズンの猶予を設けるとみられるが、ラトクリフ氏は幼き頃からファンだったとするユナイテッドの経営に集中したい思いもあり、ニースの売却を視野に入れ始めているという。 この動きはまだ初期段階のようだが、UEFAは2025-26シーズンからこうした問題に対する規則をさらに厳格化する方針ということで、いずれにせよ、売却に前向きとされる。 2017年のFCローザンヌ・スポルトに続き、2019年にニースを買収し、新たにユナイテッドを姉妹クラブとした『INEOS』のラトクリフ氏。ユナイテッドの再建とともに、このマルチクラブ・オーナーシップに関するUEFAの規則をどう解消していくか注目だ。 2024.06.08 13:05 Sat

オーバメヤンがEL最優秀選手に輝く! 最優秀若手選手は2年連続でヴィルツが受賞

欧州サッカー連盟(UEFA)は24日、2023-24シーズンのヨーロッパリーグ(EL)最優秀選手として、マルセイユの元ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンを選出した。 6季ぶりの決勝進出を目指したマルセイユだが、準決勝でアタランタに2戦合計1-4で敗戦。それでも34歳を迎えたベテランFWは、今シーズンのELで13試合に出場し10得点を記録。2位のローマのベルギー代表FWロメル・ルカクに2点差をつけて得点王に輝いた。 また、EL最優秀若手選手にはEL11試合に出場して4得点4アシストを記録したレバークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ(21)を選出。ヴィルツは2022-23シーズンのELでも同賞を獲得しており、2年連続の受賞となった。 そのほか、[3-4-3]の布陣に合わせて選出された今大会のベストイレブンでは、GKにローマのベスト4入りに貢献したミル・スヴィラールを選出。3バックは、優勝したアタランタからベラト・ディムスティ、準優勝のレバークーゼンからヨナタン・ター、ベスト4のローマからジャンルカ・マンチーニを選出した。 中盤では優勝したアタランタからトゥン・コープマイネルスとマッテオ・ルッジェーリ、準優勝のレバークーゼンからジェレミー・フリンポンとグラニト・ジャカを選出。 3トップには得点王と最優秀選手賞を獲得したマルセイユのオーバメヤンと最優秀若手選手に輝いたヴィルツに加え、ハットトリックでアタランタをEL優勝に導いたFWアデモラ・ルックマンが選ばれた。 2024.05.25 00:40 Sat

名将リッピが古巣のEL制覇称賛…「現時点のイタリアで最高のフットボールをプレーするチーム」

カルチョきっての名将であるマルチェロ・リッピ氏が、古巣アタランタの偉業を称えた。イタリア『トゥットスポルト』が伝えている。 アタランタは22日、ダブリン・アリーナで行われたヨーロッパリーグ(EL)決勝でレバークーゼンと対戦し、3-0の勝利でクラブ史上初のEL優勝を成し遂げた。 戦前にはブンデスリーガ史上初の無敗優勝を成し遂げ、開幕から公式戦51戦無敗のレバークーゼン優位と見られたこのファイナル。しかし、蓋を開けてみれば、攻守両面の強度で大きく上回ったアタランタがFWアデモラ・ルックマンのトリプレッタの活躍によって完勝となった。 ユベントスで通算5度のスクデット、1度のチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げ、イタリア代表では2006年ドイツ・ワールドカップ制覇に導いた76歳の名将は、そのユベントスでの成功の数年前となる1990年代初頭に短期間ながらラ・デアを指揮した経験を持つ。 そして、その古巣の偉業を受けて「アタランタがヨーロッパの頂点に立つのを見ることができた。このことは、私に大きな影響を与えてくれた。私はラ・デアの環境、クラブ、監督をとても尊敬している。そのすべてが素晴らしかった」と、クラブに関わった一人として我がことのように喜びを示した。 さらに、「現時点でアタランタはイタリアで最高のフットボールをプレーするチームであり、イタリアで最も強いチームだ」と、称賛を惜しまず。 また、自身がユベントスのトップチームを率いた時代にプリマヴェーラを指揮し、アタランタに栄光をもたらしたジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督に対しては、「ガスペリーニはユーベのプリマヴェーラ時代から非常に優れていた」と、その手腕を改めて称賛している。 2024.05.23 23:00 Thu

「僕らはアタランタの歴史の中にいる」、EL初制覇に貢献した殊勲エデルソンがチーム誇る

アタランタ悲願のヨーロッパ制覇に貢献したブラジル代表MFエデルソンが、会心の一戦を振り返った。 アタランタは22日、ダブリン・アリーナで行われたヨーロッパリーグ(EL)決勝でレバークーゼンと対戦し、3-0の勝利でクラブ史上初のEL優勝を成し遂げた。 戦前にはブンデスリーガ史上初の無敗優勝を成し遂げ、開幕から公式戦51戦無敗のレバークーゼン優位と見られたこのファイナル。しかし、蓋を開けてみれば、攻守両面の強度で大きく上回ったアタランタがFWアデモラ・ルックマンのトリプレッタの活躍によって完勝した。 その優勝の立役者がルックマンであることは間違いないが、全員が強烈な輝きを放った中、とりわけ眩い輝きを放っていたのが、MFトゥン・コープマイネルスとボランチでコンビを組んだブラジル代表MF。 試合後の驚異的なヒートマップが示したように、攻守両面でピッチのほぼ全域をカバーしたエデルソンは、相手のボランチコンビに加え、攻撃のキーマンであるMFフロリアン・ヴィルツやDFジェレミー・フリンポンらアタッカー陣も完封する傑出したパフォーマンスを示した。 同試合後、殊勲のボランチはイタリア『スカイ・スポルト』で喜びを露わにした。 「とても嬉しいよ。ブラジル代表にも招集され、今はヨーロッパリーグを制することができた。信じられないよ。僕らはリバプール戦、マルセイユ戦で素晴らしいパフォーマンスを見せた。レバークーゼンがどれほど優れたチームであるかは理解していたけど、ここに来てアグレッシブに戦うつもりだったし、全力を尽くした」 「このメダルは言葉では言い表せないほど素晴らしいものさ。僕らは不滅の存在となり、アタランタの歴史の中にいるんだ」 この試合ではDFマッテオ・ルッジェーリらと共に右のシャドーに入ったフリンポンと対峙する機会も多かったエデルソン。その対戦相手は準決勝のローマ戦を含め、傑出したアジリティと爆発的な加速力によって無敗チームに質的優位性をもたらす存在となっていた。 その難敵を抑え込んだ秘訣について問われると、「彼はとても速い。僕はそれほど速く見えないかもしれないけど、必要なときは…。彼を先にスタートさせて、彼がストレートに走るか、ダイアゴナルに走るかを確認してから、なんとか彼の動きを遮ることができた。そこでは少し経験を活かす必要があったよ」と、経験、判断力を駆使して良い対応ができたと自負した。 今回の優勝に貢献した多くの主力同様に、2022年夏にサレルニターナから加入して以降、セレソンに初招集されるまでに成長した24歳MFは、「監督は、ある程度のスピードとパワーがあり、もっとアグレッシブになる必要があると言ってくれていた。今シーズンはハイプレスにも慣れてきたし、より攻撃的にもなれるようになって、それが自分のゲームに新たに加わったものなんだ」と、改めてジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の指導に対する感謝を語った。 なお、今回の活躍でさらに評価を高めたエデルソンに対しては、セリエAの強豪クラブやトッテナムといったプレミアリーグ勢の熱視線が寄せられている。 2024.05.23 17:00 Thu

EL優勝ならずのレバークーゼン、ジャカが連続無敗ストップにきっぱり…「最初から気にもしていなかった」

レバークーゼンのスイス代表MFグラニト・ジャカが肩を落とした。 今季のブンデスリーガに続くタイトルを目指して、22日のダブリンでアタランタとのヨーロッパリーグ(EL)決勝に挑んだレバークーゼンだが、0-3と完敗。相手のマンツーマンディフェンスに苦しむなかで、失点を重ね、欧州タイトルとはならなかった。 これで今季の公式戦連続無敗も51試合でストップしたが、フル出場したジャカは『RTL』でその件を気にもかけず、正直なところ、僕らは無敗記録なんて興味ない。最初からそんなの気にもしていなかったよ」ときっぱり。相手を素直に祝福した。 「試合が大事で、残念ながら、今日は決勝で負けてしまった。それもフットボールだ。昨日の僕らは難しい試合になるだろうと言った。アタランタを称賛する」 また、「決勝でうまくいかなかったというのが残念。この試合まではすごく良い感じだったけど、決勝でいつものプレーができなかった事実が試合の一部としてある。それを受け入れないといけない」と続けた。 今季初黒星でEL優勝を逃したレバークーゼンだが、今週末にはDFBポカール決勝が待つ。2冠締めなるか。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】アタランタvsレバークーゼン</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="mpj3lWCyXdc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.23 10:55 Thu

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