京都がGK太田岳志、MF上月壮一郎と契約更新

2020.12.23 20:08 Wed
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京都サンガF.C.は23日、GK太田岳志(29)、MF上月壮一郎(20)との契約更新を発表した。

太田はFC岐阜や東京ヴェルディ、カターレ富山でプレーし、今シーズンから京都に加入。今シーズンは出場機会がなかった。
上月は京都の下部組織出身で、2019年にトップチーム昇格。今シーズンは自身最多の明治安田J2で11試合に出場していた。

両選手はクラブを通じてコメントしている。

◆GK太田岳志
「まず、はじめに今シーズン京都サンガF.C.をご支援、ご声援いただいたスポンサー、サポーターの皆様、本当にありがとうございました。そしてこのコロナ禍で大変な状況の中、Jリーグ開催に尽力してくださった皆様、本当にありがとうございました」
「チームとしてはJ1昇格という目標を達成できず、個人としてもなかなか試合に絡むことができず本当に不甲斐ないシーズンでした。ですが、自分の中では得たものもあり、成長した部分もあったので全てをネガティブには捉えていません。来シーズンはもっとチームに貢献できるように努力しますので応援よろしくお願いします」

◆MF上月壮一郎
「来季も京都サンガF.C.でプレーすることになりました!今シーズンJ1に上がれなかった悔しさを忘れず、今までよりもさらに覚悟を持って新シーズンに臨みます。京都サンガF.C.のために全力で闘います!よろしくお願いします!」

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京都が夏加入で13戦7発の原大智、念願J1デビューの太田岳志と契約更新

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名古屋FWユンカーが自身のスーパーゴール未遂に嘆き?あとわずかだったシーンを自らアップ「これえぐかった」「決まってたら年間ベストゴール」

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「代表選出で気負い過ぎている…」から一転、京都戦で50m独走弾。速さと強さで違い示す/川村拓夢(サンフレッチェ広島/MF)【新しい景色へ導く期待の選手/vol.13】

「(サンフレッチェ)広島でJリーグのトップグループで戦っていて、チームのダイナモとして、攻守ともに幅広くプレーに関わりながら存在感を発揮している。 特に守備から攻撃に移った時のダイナミックな動きから、自らペナルティボックスに入っていけるし、ミドルシュートも打てる。周りも活かせる。アグレッシブなプレーで違いを見せている」 森保一監督から日本代表6月シリーズ初選出の理由をこう評された23歳の若武者・川村拓夢。2019〜2021年にかけて広島からJ2・愛媛FCにレンタルされていた男が、2022年の大ブレイクによってA代表に上り詰めたのは、ある意味、驚きに値する出来事だったと言えるだろう。 本人もそういう認識なのか、「代表に選ばれたことで、どうしても気負い過ぎているというか、最近、自分のプレーができなくなってしまっている」と5月31日の浦和レッズ戦後に顔を曇らせていた。 実際、この日は森保監督が直々に視察に訪れた重要ゲームだったが、川村は同タイプのボランチ・伊藤敦樹(浦和)とマッチアップし、良さを消され、彼に1ゴール1アシストという目覚ましい活躍を見せつけられてしまったのだ。「本当に僕がやりたいプレーを伊藤選手にやられてしまったなという感じです」と心底、悔しがっていた。 しかしながら、この屈辱を糧にすぐさま結果を出せるのが、今の川村だ。浦和戦から中3日で迎えた6月4日の京都サンガF.C.戦。同じくA代表初選出の川﨑颯太との直接対決ということで注目される中、背番号8をつけた男は2シャドウの一角で先発。代表指揮官が高評価したアグレッシブさを前面に押し出し、強烈なインパクトを残し続けたのだ。 圧巻だったのは、2-1で迎えた後半ロスタイムの3点目。ハーフウェーライン手前でボールを奪った川村は3人のDFを次々とかわしてドリブルで独走。50mを一気に持ち上がり、GK太田岳志の位置をしっかりと見て、左足を豪快に振り抜き、ゴール左隅に突き刺したのだ。 これはオフサイドの疑いがあり、VAR判定へと持ち越されたが、最終的には認定。彼の今季リーグ3点目とともに広島が2試合ぶりの白星を飾ったのである。 このプレーこそが、森保監督の言う「守備から攻撃に移った時のダイナミックな動きから、自らペナルティボックスに入っていけるし、ミドルシュートも打てる」というストロングなのだろう。 確かに、これだけの推進力と決定力を備えた選手は今の日本代表には少ない。しかもボランチと2列目を柔軟にこなせるレフティでもある。中盤の複数ポジションを担える点では鎌田大地(フランクフルト)と共通するが、技巧派の鎌田は川村ほどの強さと迫力はない。遠藤航(シュツットガルト)と比較しても、川村の方がより攻撃的にプレーできる。代表MF陣に新たなエッセンスをもたらせる新星と言ってもよさそうだ。 才能は間違いなく今の主力たちに負けじとも劣らないが、懸念材料があるとすれば、大舞台に慣れていない点ではないか。川村は広島アカデミー時代からそこまで注目された存在ではなく、プロ入り後も地味なキャリアを過ごしてきた。だからこそ、日の当たる場所にあまり行ったことがない。今回のA代表初選出で本来の自分を一時的に出せなくなってしまったのも、メンタル的な部分によるところが大だろう。 6月12日からスタートする日本代表合宿には、今をときめく三笘薫(ブライトン)を筆頭に堂安律(フライブルク)、久保建英(レアル・ソシエダ)のような自分の意見を遠慮なく口にできる面々がひしめいている。川辺駿(グラスホッパー)や大迫敬介(広島)とは共闘経験があるというものの、森保監督とも「ほとんど『初めまして』に近い状態」で、未知なる世界に身を投じることになる。 しかも、メディアやファンの数も広島にいる時とは比べ物にならない。そういった物々しい環境に戸惑うようだと日本を背負って戦い抜くことはできない。まずは堂々と自分を出し切るところからスタートしてもらいたい。 6月シリーズは15日のエルサルバドル戦(豊田)と20日のペルー戦(吹田)の2試合。1シーズンを戦い抜いた直後の欧州組は疲労があるため、プレー時間が制限されると見られる。その分、国内組にはチャンスが訪れるはずだ。 川村がボランチ、2列目のどちらで起用されるのか、誰と組むのかも全くの未知数だが、ピッチに立つ機会が訪れたら、持ち前のダイナミックさとアグレッシブさを遺憾なく発揮すべき。それが代表定着への第一歩となる。 大器の予感を漂わせる男には、見る者の度肝を抜くパフォーマンスを示し、強烈なインパクトを残してほしいものである。 <hr>【文・元川悦子】<br/><div id="cws_ad">長野県松本市生まれ。千葉大学卒業後、夕刊紙記者などを経て、94年からフリーのサッカーライターとなる。Jリーグ、日本代表、海外まで幅広くフォローし、日本代表は特に精力的な取材を行い、アウェイでもほぼ毎試合足を運んでいる。積極的な選手とのコミュニケーションを活かして、選手の生の声を伝える。</div> <span class="paragraph-title">【動画】川村拓夢、圧巻の50m独走ドリブルゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="zC79w6MxPwo";var video_start = 431;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.06.05 19:30 Mon

来季J1の京都、バースデーのGK太田岳志と契約更新 「今日で31歳に」

京都サンガF.C.は26日、GK太田岳志(31)との契約更新を発表した。 太田は大阪学院大学を卒業後、FC岐阜、東京ヴェルディ、カターレ富山を渡り歩き、2020年から京都入り。今季もここまで出番がなかったが、チームは明治安田生命J2リーグ2位でJ1昇格を果たした。 自身にとって、31歳の誕生日にクラブから契約更新が発表されたことを受け、来季に向けて抱負を語っている。 「まず初めに今シーズンも京都サンガF.C.を応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。来シーズンもサンガの一員としてプレーすることができて嬉しく思います。今シーズンもピッチに立つことはできませんでしたが、フクアリでJ1昇格の瞬間に立ち会えたのは何物にも代え難い経験です」 「また、プロ10年目にして初めてJ1の舞台で戦えることができて本当に嬉しいですし、ワクワクしています! 今日で31歳になり、ベテランと言われる年齢になってきましたが、もっと成長してチームに貢献できるように頑張りますので応援よろしくお願いします。良いお年を!」 2021.12.26 12:40 Sun

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【明治安田J1リーグ第18節】 2024年6月15日(土) 19:00キックオフ 京都サンガF.C.(19位/11pt) vs 北海道コンサドーレ札幌(20位/11pt) [サンガスタジアム by KYOCERA] <span class="paragraph-subtitle">◆絶対に負けられない【京都サンガF.C.】</span> 悪夢の5連敗をストップさせ、直近のリーグ戦2試合は連続ドローの京都。前節も強力な助っ人トリオを1失点に抑えた。 崩壊していた守備の立ち直りが見られる中、ミッドウィークの天皇杯ではJ3首位の大宮アルディージャ相手にクリーンシート。チームとして着実に改善を図れていると言える。 ただ、まだまだこのままでは苦しい戦いが続く。1つ間違えれば失点をする可能性はあり、問題は攻撃陣にも。守れてもゴールがなければ勝利は生まれないため、どういう形でゴールを目指すかがポイントだ。 FW原大智らが良い形でボールを持てれば力を発揮できるだけに、立ち直りつつ守備をベースに、攻撃に転じる策を見出していきたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ク・ソンユン DF:福田心之助、宮本優太、麻田将吾、佐藤響 MF:川﨑颯太、金子大毅、平戸太貴 FW:豊川雄太、原大智、松田天馬 監督:曺貴裁 <span class="paragraph-subtitle">◆絶対に負けられない【北海道コンサドーレ札幌】</span> ミハイロ・ペトロヴィッチ監督と最後まで戦い抜くと宣言したものの、リーグ戦は3連敗中。改善の兆しすら見えず、前節は東京ヴェルディに5点も奪われる最悪の敗戦となった。 ただ、チームとしてはYBCルヴァンカップのプレーオフラウンドも勝ち上がり、天皇杯でも2回戦を突破。カップ戦では結果を残しており、下位リーグのチーム相手とはいえ、今のチーム状態を考えればポジティブな要素が多い。 特に、天皇杯では3ゴールを記録。チームとして攻撃面の結果が出たことは大きく、ターンオーバーした中でも結果を残せたことは、少なくとも自信には繋がる勝利となった。 チームとしては守備をいかに改善するのか。脆弱性は改善されておらず、前節の惨敗を見てもどう立て直すつもりなのか。攻撃的なサッカーを標榜しているとはいえ、崩壊している守備を放置しては勝てる試合も勝てないだけに、ミシャ監督の手腕にも注目だ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:菅野孝憲 DF:家泉怜依、岡村大八、中村桐耶 MF:田中宏武、馬場晴也、 荒野拓馬、近藤友喜 MF:駒井善成、長谷川竜也 FW:鈴木武蔵 監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ 2024.06.15 16:00 Sat
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得点ランク首位のレオ・セアラが今季13点目もC大阪逃げ切れず…京都は松田天馬の同点弾で今季ホーム初の勝ち点【明治安田J1第17節】

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京都の未勝利街道続く 名古屋から先制も同点被弾でドロー決着【明治安田J1第16節】

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広島が最下位京都を5発粉砕! 直接FKも決めた新井直人が初のハットトリック達成【明治安田J1第15節】

19日、明治安田J1リーグ第15節の京都サンガF.C.vsサンフレッチェ広島がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、アウェイの広島が0-5で勝利した。 前節の浦和レッズ戦で4連敗を喫し、リーグ最下位に沈んでしまった京都。今シーズンのホーム初白星を懸けて今回の広島戦に臨む。今節は浦和戦で一発退場のアピアタウィア久のほか、松田天馬や武田翔平もスタメンを外れ、豊川雄太や山崎凌吾らが先発した。 対する9位広島も2連敗中、6試合勝ちなしとブレーキ。前節の鹿島アントラーズ戦は一時1点差に詰め寄りながら、1-3で敗れた。こちらもメンバーを5人入れ替え、ピエロス・ソティリウや松本泰志、新井直人が先発したほか、野津田岳人と志知孝明が今シーズン初のスタメン入りとなった。 京都が広島と同じ[3-4-2-1]の布陣を採用した中、立ち上がりから攻勢なのは広島。9分には高い位置でのボール奪取からピエロス・ソティリウが右サイドを抜け出し、ゴール前へのグラウンダーのクロスを川村拓夢が押し込んだ。 幸先良く先制したアウェイチームはその3分後に追加点。ピエロス・ソティリウが今度は左サイド深くから折り返すと、走り込んだ新井が左足ダイレクトでゴール左隅に決めた。 その後も攻撃の手を緩めない広島。25分には左CKからの志知孝明のクロスをニアで新井がそらし、この試合2ゴール目を記録する。 一方的な展開は続き、37分には志知の強烈なミドルシュートがGKク・ソンユンを強襲。4点目は生まれることなくハーフタイムへ突入する。 後半に向けては両チーム共に選手交代。まず1点を返したい京都は松田佳大を下げて武田を投入し、4バックの形に変更。広島は加藤陸次樹、東俊希を起用した。 早速セットプレーからゴールに迫った広島は、55分にダメ押し。中野就斗の右サイドからのスローインが直接ゴール前まで届くと、これを松本が右足ダイレクトで合わせた。 63分にはボックス手前でパスを受けた川村の左足ミドルが左ポストを直撃。その6分後には、ボックス手前右で獲得したFKを新井がゴール右隅に直接決め、ハットトリックを達成する。 一矢報いるべく選手を代えながら反撃を試みた京都だが、結局最後までネットを揺らすことはできないまま試合終了。プロ入り後初のハットトリックを達成した新井の活躍もあり、5発完勝の広島が7試合ぶりに勝ち点「3」を積み上げた。 京都サンガF.C. 0-5 サンフレッチェ広島 【広島】 川村拓夢(前9) 新井直人(前12、前25、後24) 松本泰志(後10) <span class="paragraph-title">【動画】鮮やかな直接FKから決まった新井直人の3点目</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">スーパーFKでハットトリック達成<br><br> ゴール動画 <br> 明治安田J1リーグ 第15節<br> 京都vs広島<br> 0-5<br> 69分<br> 新井 直人(広島)<a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://t.co/xIUCo2Qfuv">pic.twitter.com/xIUCo2Qfuv</a></p>&mdash; Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1792088801113669727?ref_src=twsrc%5Etfw">May 19, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.19 16:08 Sun

J1最下位、ホーム全敗の京都が声明「クラブ一丸となって粉骨砕身、努力して参る所存です」

京都サンガF.C.は18日、「サンガを応援くださる全ての皆様へ」として声明を発表した。 今シーズンも曺貴裁監督の下で明治安田J1リーグを戦う京都。しかし、今シーズンは開幕から苦しみ、現在2勝3分け9敗の勝ち点9で最下位に位置している。 現在は4連敗中と苦しい時間が続いている中、クラブは17日にゼネラルマネージャー(GM)に大熊清氏を招へいするなどテコ入れを図っている。 ホームでは開幕から6連敗中。19日にサンフレッチェ広島をホームに迎える中、声明を発表した。 「ファン・サポーターの皆様を始め、スポンサーの皆様、行政関係の皆様、また、関係団体の皆様、その他、京都サンガF.C.に関係する全ての方々に対し、日頃からのご声援とご支援に心より感謝申し上げます」 「さて、今シーズンは「共創」と「強く超える」をスローガンとし、J1昇格の3年目として2022シーズンの16位、2023シーズンの13位という成績から更なる飛躍を目指しスタート致しました。しかしながら、第14節を終えた段階で、戦績は2勝3分9敗で最下位の20位と低迷しており、ホームでは未勝利の状況となっております」 「このような状況の中にあっても、ファン・サポーターの皆様には、ホームゲームのみならず、アウェイにまでたくさんの方々が応援に駆けつけてくださり、いつも心が振えるような熱いエールで、選手の背中を力強く推してくださること、そしてサンガを愛してくださる多くの皆様からいつも励ましのお言葉をいただけていることは、何ものにも代えがたい宝物であると心より重ねて感謝申し上げます」 「こうした皆様のクラブへの深い愛情と情熱は、心に沁みると同時に、私たちはその深い想いにお応えしなければならないとの使命感を、改めて強く自覚させていただいております」 「チーム状況と致しましては、前半立ち上がりには、相手を押し込みチャンスも演出するものの、そこで先制点が奪えず、徐々に相手のペースとなり、先に失点をしてしまう試合展開が続いています。特に直近4試合の平均得点は0.75点、失点は2.75点となっており、この差が勝点に繋がっていないことは明白であり、現在、チーム一丸となって改善に向けて取り組んでいるところです」 「今季はまだこれから24試合を残しております。クラブとしては、ここから反転攻勢に出ることで早期に現在の降格圏から抜け出し、少しでも上位へと順位を上げるべく、クラブ一丸となって粉骨砕身、努力して参る所存です」 「また、今般、大熊清氏をゼネラルマネージャーに招聘し、新たな視点も加えながら改めて現状についての評価を行い、適切な対策を講じて参ります」 「私たちは、このような苦境の時にこそ、真価が問われるものと考えています。選手・指導者も含めたクラブの一人ひとりが、今の状況を真摯に受け止め、チームの為に何が出来るかを自問し、謙虚さと献身さ、そして、何よりも前を向く強い闘志を抱き、勇気を出して立ちはだかる壁に挑み続けてまいります」 「最後になりましたが、皆様からの熱いご声援とご支援が今後の戦いにおきまして、何よりも選手たちの力になると考えております。一人でも多くの方々にスタジアムへ足をお運び頂き、これまでにも増して、熱いご声援とご支援を頂ければ幸いです。そして、未来に向かうサンガを共に創り上げてまいりましょう」 2024.05.18 18:25 Sat

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「まじで最高」「これヤバすぎ」千葉の限定ユニは地層「チバニアン」をモチーフ! ゴールドのユニフォームが話題「デザイン最高だし、色も良い!」

ジェフユナイテッド千葉はとデンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)は14日、2024限定ユニフォームを発表した。 この限定ユニフォームは8月17日のいわきFC戦、同25日のベガルタ仙台戦で着用。地質年代の名称に日本の地名が採用された市原市田淵の地磁気逆転地層「チバニアン」をモチーフにしている。 千葉のホームタウンである市原市の養老川流域の加茂地区田淵に国指定天然記念物の地層があり、77万4千年から12万9千年前を示す地層で、地磁気の逆転が起こった記録が読み取れる。020年、国際地質科学連合がこの地層を新生代第四紀中期更新世を代表する地層として、ラテン語で千葉時代を意味する「チバニアン」と名付け、地質年代境界の国際基準値(GSSP)として認定。その証明である「ゴールデンスパイク」のプレートが設置された。 千葉は、世界に誇る地層がホームタウンにあることを喜び、敬意を表すために限定ユニフォームを発表した。 FPはゴールデンスパイクからゴールドに。GKは地質保護のためにつけられたステンレス製のプレートのシルバーを採用。デザインはゴールデンスパイクの輝きを放射状に表している。 また、世界が逆転する現象が起きた地層をJ1とJ2にたとえ、世界を逆転させてほしいというファン・サポーターの長年の願いも込めたものに仕上げられている。 ファンは「デザイン最高だし、色も良い!」、「絶対かっこいいじゃん」、「これヤバすぎだな」、「これは買わないと」、「地層ユニきた!」、「めちゃくちゃ良いな」、「ロゴを単色にしたのが凄い!」、「まじで最高」、「普段着でも余裕だな」と絶賛されている。 2024年限定ユニフォームは6月22日(土)の10時から、ジェフユナイテッド市原・千葉オンラインショップJRE MALL店で予約販売を開始。第1次販売の6月29日までに申し込めば、着用マッチ初戦に間に合う予定となっている。背番号・ネームなしは1万9250円(税込)、背番号・ネームありは2万5850円(税込)となっている。 <span class="paragraph-title">【写真】ファン絶賛!「チバニアン」をモチーフにした話題の限定ユニフォーム!</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jef20240614_tw0.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jef20240614_tw1.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jef20240614_tw2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jef20240614_tw3.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jef20240614_tw4.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/jef20240614_tw5.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 写真:ヒュンメル 2024.06.14 21:35 Fri

山形GK長谷川洸が右手舟状骨骨折、DF熊本雄太が右腓骨筋腱断裂で共に手術…長期離脱へ

モンテディオ山形は13日、GK長谷川洸、DF熊本雄太の負傷を発表した。 長谷川は7日のトレーニング中に負傷したとのこと。検査の結果、右手舟状骨骨折と診断され、10日に手術を受けていた。なお、全治は約4〜5カ月になるとのことだ。 熊本は検査を受けた結果、右腓骨筋腱断裂と診断。11日に手術を受け、全治は約5カ月の見込みだという。 長谷川は今シーズンの明治安田J2で出番はなし。熊本は14試合に出場していた。 2024.06.13 21:02 Thu

群馬が長崎戦後の自サポーターによる違反行為報告…選手バスの発車妨害、威嚇行為など現時点での対象者5名を処分

ザスパ群馬は11日、今年4月のV・ファーレン長崎戦後のザスパ群馬サポーターによる違反行為を報告した。 発表によると、違反行為は2024年4月27日(土)に正田醤油スタジアム群馬にて開催された明治安田J2リーグ第12節の長崎戦後に発生。 その概要について「試合終了後、トップチームの選手バスの発車を妨げる行為、スタッフに対して威嚇行為、チームスタッフの乗車するタクシーの発車を妨げる行為を含め、会場運営の妨げになる行為が確認されました」と説明。 そして、「本行為はザスパ群馬ならびにJリーグにおける観戦ルール違反にあたり、違反行為について処分を下しました」と、行為者に対する処分内容の通告とともに、Jリーグで定める「Jリーグ試合運営管理規定」に照らし合わせ、違反者に対して以下の処置を決定した。 ■違反行為 ・不退去 ・立ち入り禁止エリアへの侵入 ・選手及びスタッフ車両走行妨害などの先導 ・選手及びスタッフ車両走行妨害行為 ・スタッフ乗車車両の走行妨害行為 ・威嚇行為 ・警備員静止振り切り行為 ■処分対象:5名 ■処分内容 ・2024年6月2日(日)J2リーグ第18節山形戦より 6試合入場禁止 1名 4試合入場禁止 1名 2試合入場禁止 3名 また、「上記処分対象者数は、関係者による事実確認、およびクラブの調査によって把握できた現時点での人数となりますため、今後の行為者からの申し出、クラブによる調査の進捗に応じて増える可能性もございます」、「違反行為者ごとに通告のタイミングや期間が異なりますので、事案発生後も該当の方がスタジアムへご来場されておりました。違反内容を通告後、入場禁止期間に沿って入場を禁止とさせていただいております。本来であれば翌試合から該当者への処分など迅速な対応を要するところではありますが、違反行為者の特定、調査や話合いに時間を要し、事案発生から1ヶ月以上経過してのご報告となった旨、お詫び申し上げます」と、今後の調査次第で処分対象者が増える可能性も併せて報告した。 最後に「ザスパ群馬では、今後も、試合会場へご来場される全てのお客様が安心・安全で快適なスタジアムづくりを目指して参りますので、「スタジアムルール」へのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます」と、安全で快適なスタジアムづくりを誓うともに「スタジアムルール」遵守への協力を求めた。 2024.06.11 18:16 Tue

J1の5月度KONAMI月間MVPは4G2Aの鹿島FW鈴木優磨! J2は仙台FW中島元彦、J3は琉球MF富所悠が選出

Jリーグは11日、5月度のKONAMI月間MVPを発表した。 5月度は明治安田J1リーグが鹿島アントラーズのFW鈴木優磨、明治安田J2リーグがベガルタ仙台のFW中島元彦、明治安田J3リーグがFC琉球のMF富所悠となった。 鈴木は通算2度目の受賞。中島と富所はKONAMI月間MVP初受賞となる。 鈴木は5月、J1の6試合に出場し、4ゴール2アシストを記録。得点数ではチームメイトの名古新太郎、アレクサンダル・チャヴリッチと並び、得点関与数は3アシストの名古が上回ったが、鈴木はハードワークでチームをけん引する姿勢なども評価された。 選考委員会の総評と鈴木のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「色々なポジションをやりながらハードワークしている。チームを好調の波に乗せている」 山本昌邦委員 「鹿島の勢いを引っ張る存在」 槙野智章委員 「厳しい試合の時に必ずゴールに絡み、決めるべき時に決める。好調鹿島の攻撃をけん引」 北條聡委員 「常勝鹿島の水先案内人。自ら点を取るだけでは飽き足らず、鋭いラストパスで仲間のゴールをお膳立て。無論、精神的支柱でもあった」 ◆FW鈴木優磨(鹿島アントラーズ) 「5月の明治安田J1リーグKONAMI月間MVPを受賞することができ、非常に嬉しく思います。僕一人の力ではなく、監督、チームメート、スタッフ、アントラーズに関わるすべての人たちのおかげで、このような賞をいただくことができました」 「引き続き、目の前の1試合1試合を地に足をつけて全員で戦い、シーズンの最後に良い結果を得られるよう、全力を尽くしていきたいと思います。ありがとうございました」 中島は、チームが4勝1敗の成績を残した5月の5試合で4得点を記録。中位から浮上し、現在4位につける仙台の好調の原動力となった。 選考委員会の総評と中島のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「仙台が順位を上げてきている大きな要因に」 山本昌邦委員 「上位に進出してきたところで、チームの全8得点中4点に絡んでいて価値がある。接戦の試合が多い中であきらめない泥臭いところの活躍が印象に残っている」 寺嶋朋也委員 「前線でゲームメイクもこなしつつ、5月は4ゴールでチームに勝点3をもたらした」 丸山桂里奈特任委員 「今月4ゴールでチームを引っ張る。大事なところで決めてくれる印象」 植松隼人特任委員 「5月だけで4得点の貢献でチームを勝利に導いている事が大きな理由」 ◆FW中島元彦(ベガルタ仙台) 「5月の明治安田J2リーグMVPに選んでいただき、ありがとうございます。サポーターのみなさんを含めたチーム全体で、5月に多くの勝利をつかみ取れたことが今回の受賞につながったと思っています」 「個人的な成績については、まだまだできたと思うところもあります。シーズン折り返しとなりますが、個人としてもチームとしても前半戦以上の成績を残せるように、さらに成長していきたいと思います」 富所は2勝1分けの無敗で5月を乗り切った琉球で、3試合1得点を記録。シュート関与パス数はリーグ3位を記録し、34歳のベテランとして一時2位まで上り詰めたチームを精神的にも引っ張った。 選考委員会の総評と富所のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「琉球の核となる選手。彼のパフォーマンスの良さがチームを引っ張っている。今月、チームの成績を上げた立役者」 平畠啓史委員 「5月、2勝1分、順位も2位に浮上した琉球を牽引。今季はポジションを一列上げ、攻撃の局面で重要な役割を果たしていた。14節宮崎戦の決勝点となる直接FKも見事だった。まさにミスター琉球の働き」 橋本英郎委員 「ベテランとしてのパフォーマンスだけではなく、ゲームを決定付ける仕事もし、そして琉球の順位を安定して引き上げる事に貢献していた」 ◆MF富所悠(FC琉球) 「明治安田Jリーグ KONAMI 5月の月間MVPに選んでいただきありがとうございます。とにかく楽しんでプレーする、ということを今季の個人テーマにしていて、こうして賞をいただけたことをうれしく思います」 「順位が混戦の中、6月の戦いが鍵になります。一戦一戦にしっかり向き合って、勝ち点3を積み重ねていきたいと思います」 2024.06.11 18:13 Tue

5月の月間優秀監督賞、J1は首位と勝ち点で並んだ鹿島・ランコ・ポポヴィッチ監督…J2は仙台・森山佳郎監督、J3は福島・寺田周平監督がいずれも初受賞

Jリーグは11日、5月度の明治安田Jリーグ月間優秀監督賞を発表した。 5月度は明治安田J1リーグが鹿島アントラーズのランコ・ポポヴィッチ監督、明治安田J2リーグがベガルタ仙台の森山佳郎監督、明治安田J3リーグが福島ユナイテッドFCの寺田周平監督の受賞となった。いずれの監督も、これが初受賞となる。 ポポヴィッチ監督率いる鹿島は、5月の6試合で5勝1分けと絶好調。チームはFC町田ゼルビアと勝ち点で並ぶ2位にまで浮上している。 選考委員会の総評とポポヴィッチ監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「色々な選手をポジションチェンジし、マネジメントがよくできている」 槙野智章委員 「ゴールの時の喜ぶ姿もいい。勝ちに対して貪欲。勝者のメンタリティーがあり、負け無しで勝負強さを見せた戦いをしている。神戸との上位決戦もものにした」 北條聡委員 「見事、鹿島を常勝軍へ。中盤の最適解を見出し、名古を覚醒させ、チャヴリッチを切り札に使う采配が的中。次々と勝ち点を積み上げた」 丸山桂里奈特任委員 「得点力も凄いが、後から投入した選手が得点に絡み、交代で試合をコントロールしていた。広島、神戸の上位対決をキッチリ勝って首位争いに絡んだ」 ◆ランコ・ポポヴィッチ(鹿島アントラーズ) 「Jリーグというレベルの高いリーグで数多くの素晴らしい監督がいる中、このような賞をいただくことができ、大変光栄です」 「私の力だけでとった賞ではなく、支えてくれたスタッフ、クラブ関係者、そして、日々のトレーニングから集中して自分たちのやるべきことに真摯に取り組んでいる選手たちのおかげであり、クラブ全体でいただいた賞だと思います」 「また、常に背中を押してくれるファン・サポーターの皆さんにも心から感謝しています。これからも良い成績を継続して残せるよう、目標達成のために全員で戦っていきます」 森山監督率いる仙台は、5月の5試合で4勝1敗。白星を掴んだ試合はいずれも1点差での勝利であり、粘り強さを示して上位争いに参戦している。 選考委員会の総評と森山監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「初めてのプロチームの監督。ようやく森山色が浸透してきて、乗ってきた」 山本昌邦委員 「見事に修正して、ぐんぐん上位に上がってきた。しぶとく勝点を拾っていくところが特徴でもあり、勝ちにこだわることがチームに浸透してきた」 寺嶋朋也委員 「プロ1年目の序盤戦でしっかり結果を出してきている」 丸山桂里奈特任委員 「粘り強い勝ち方で4連勝。特に連勝の始めとなった山口戦では後半アディショナルタイムに投入した名願選手の仕掛けから決勝点のPKをゲットで、采配も冴えていた」 植松隼人特任委員 「4月に比べ勝ちが上がってきており、勝つイメージが掴めてきている。4月月間14位に対して、5月月間は2位」 ◆森山佳郎監督(ベガルタ仙台) 「このたびは、身に余る表彰を受けることになり大変うれしく思います。この賞はベガルタ仙台の選手、スタッフの努力とハードワークで勝ち得たものでしかなく、私は選手、スタッフを代表していただいているものと認識しています」 「まだまだチームには安定感が足りておらず、1試合1試合成長していく必要があります。私自身もJリーグの監督としての経験が足りませんが、チームと共に成長する作業を積み重ねていけることに幸せを感じながら、日々を大切に過ごしていきたいと思っています。このたびは本当にありがとうございました」 寺田監督率いる福島は、5月の4試合で3勝1敗。徐々にチームを軌道に乗せ、6位にまで浮上している。 選考委員会の総評と寺田監督のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「彼が積み上げてきたものがでてきて躍動している。結果も含め文句なしの選出」 JFA技術委員 「自らのスタイルを維持しながら4連勝しているのが素晴らしい」 平畠啓史委員 「5月3連勝は文句なし。自分達で主体性を持ってゲームを進める福島のサッカーはおもしろい。加えて、一人少なくなった今治戦では勝利への執念を感じさせる逆転勝利。開幕から積み上げたものが実を結んでいる印象」 橋本英郎委員 「3連勝だけでなく、4月からの連勝継続の点でも高評価。開幕当初の苦戦から現在のサッカースタイルを貫き、チームへの浸透がみられた。今の福島のサッカーはこれだ!とわかるスタイル作りで勝ちもしている」 丸山桂里奈特任委員 「3戦全勝でぐっと順位を上げた。後半のゴールの多さ、1点差ゲームを勝ち切れるチームになっているのが素晴らしい」 ◆寺田周平(福島ユナイテッドFC) 「このたびは、選出していただきありがとうございます。優秀監督賞ではなく、優秀チーム賞として全員で受賞を喜びたいと思います。勝てない期間もありましたが、どんなときも方向を見失うことなく、選手やスタッフが毎日ポジティブに取り組んだ結果だと思います」 「苦しいときに、声援を送り続けてくださったファン、サポーターのみなさまには心から感謝しています。今後も勝利を積み重ねることで、クラブに関わる全てのみなさまを笑顔にし、多くの喜びを一緒に味わいたいと思います」 「今回の受賞を大きな糧とし、J2昇格に向けて、チーム全員でゴールを目指し、奪い、勝ち切れるようがんばります。引き続き、応援をよろしくお願いいたします」 2024.06.11 17:10 Tue

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