現役選手がコロナ感染の恐怖を語る「若者も軽視してはダメだ!」

2020.03.21 06:00 Sat
Getty Images
WBAのイングランド人FWチャーリー・オースティンが新型コロナウイルス(COVID-19)感染の恐怖を語った。イギリス『テレグラフ』が伝えている。

日々拡大の一途を辿る新型コロナウイルス。サッカー界でも感染者は増え続けており、イングランドではアーセナルのミケル・アルテタ監督やチェルシーのFWカラム・ハドソン=オドイらの感染が確認されている。
チャンピオンシップでプレーするオースティンもその1人。39.7度の熱を出し、しばらくの間自主隔離を続けていた同選手がその恐怖を20代や30代の若者に向けて話した。

「誰かに水をかけられたのかと思うぐらい、汗でびしょびしょになった」

「症状が出始める前に僕は妻の母親に電話して、もし家族の誰かが感染するなら僕であってほしいと話したんだ」
「最初はいつもと同じで体も自由に動かすことが出来たんだけど、1週間後には周りの人たちに、20代や30代にも『コロナを甘く見るな、真剣に捉えろ』とそう言ってやりたいと思っていた」

「そうでない者たちはただ普通に生活をしているだけだろう。僕も先週まではそうだった。コロナウイルスを全く真剣に考えていないわけではなかった。だけど、これは本当に深刻な問題なんだ」

オースティンの感染経路は25000人もの人が集まるチェルトナムフェスティバルと言われている。同選手は初めて症状を覚えたとき、医者に電話し自主隔離するよう言われたという。しかし、みるみるうちに体温が上昇。次の日には39.7度の熱にうなされたようだ。

若い人には軽症程度で済むことが多いと言われる新型コロナウイルスだが、30歳のオースティンが主張するように誰しもが死の可能性がある病気であると、今一度心に留めておく必要がある。

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「毎朝いつだってにこやかな笑顔だった」古巣ブリスベン・ロアーが工藤壮人を追悼…試合では黙祷に加え、ゴール後にユニフォームを掲げる

21日に32歳で急逝した元日本代表FW工藤壮人を、古巣のブリスベン・ロアーが追悼した。 工藤は2日の練習時間外に体調不良を訴え、翌3日に医療機関の検査で水頭症の診断を受けて入院。11日に手術を受けて療養中だったが、容態が悪化し、17日からICU(集中治療室)にて治療に専念していることが18日にクラブから発表されていた。 水頭症とは、「脳室に髄液が過剰に溜まってしまったために脳を圧迫し、さまざまな症状を引き起こしてしまう疾患」とされており、くも膜下出血や脳出血、頭部外傷、髄膜炎などの頭蓋内疾患に引き続いて起こってしまうものもあるという。 その工藤には、多くの回復を願うメッセージが寄せられていたが、21日の14時50分に死去。32歳という若さで帰らぬ人となった。 古巣クラブや元チームメイト、サッカー関係者、多くのファン・サポーターからのメッセージが寄せられた中、ブリスベン・ロアーも工藤を追悼した。 ウォーレン・ムーン監督は「ブリスベン・ロアーのみんなと同様に、元チームメイトであり、選手であり、友人である工藤壮人が亡くなったという昨夜のニュースに深く悲しんでいる」とコメント。工藤について語った。 「彼はとても素晴らしい性格の持ち主で、毎朝いつだってにこやかな笑顔でトレーニングに参加していた」 「とても寂しく思う。そして、この悲しい瞬間に、彼の奥さんと幼い娘さんに心を寄せている」 工藤は、2020年2月にサンフレッチェ広島を退団。ヨーロッパへの移籍を画策したものの、トライアウトにことごとく不合格となると、2020年12月にブリスベン・ロアーに加入。2021年8月までの短い期間だったが、Aリーグで14試合に出場し1ゴールを記録していた。 ブリスベン・ロアーは「工藤選手のご家族、ご友人、テゲバジャーロ宮崎、サポーターのみなさん、そして地域社会のみなさんに心よりお見舞い申し上げます」としている。 そのブリスベン・ロアーは22日にウェスタン・シドニー・ワンダラーズと対戦。日本人MF檀崎竜孔も先発した中、試合前には工藤に捧げる黙祷が行われ、試合は1-1のドローに終わっていた。 かつてバーンリーやQPR、サウサンプトンなどプレミアリーグでもプレーしたチャーリー・オースティンが同点ゴールを記録。そのオースティンは、ゴール後に工藤の背番号「9」のユニフォームを掲げ、ゴールを捧げていた。 <span class="paragraph-title">【写真】ブリスベン・ロアーが工藤を追悼しゴール後に背番号9のユニフォームを掲げる、檀崎竜孔も</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Forever in our heart <a href="https://t.co/eS4N6KR0vV">pic.twitter.com/eS4N6KR0vV</a></p>&mdash; Brisbane Roar FC (@brisbaneroar) <a href="https://twitter.com/brisbaneroar/status/1583737421866274818?ref_src=twsrc%5Etfw">October 22, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/brisbane20221022_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> 2022.10.22 23:28 Sat

FWチャーリー・オースティンが豪ブリスベン・ロアーに移籍

オーストラリアのブリスベン・ロアーは27日、QPRから元イングランド代表FWチャーリー・オースティン(32)をフリートランスファーで獲得したことを発表した。契約期間は“複数年”とのみ伝えられている。 レンガ積み職人として働く傍ら、イングランドの下部リーグを渡り歩くなかで、ステップアップを図ってきた苦労人のオースティン。2013年に加入したチャンピオンシップ(イングランド2部)のQPRへと加入し、プレミアリーグ昇格に導いた。 2014–15シーズンにはプレミアリーグで18ゴールを挙げる活躍を見せたが、以降のサウサンプトンやWBAではややパフォーマンスを落とし、2021年1月には古巣QPRにレンタルで復帰。完全移籍に切り替わった今シーズンはチャンピオンシップで34試合5ゴールの数字に留まった。 なお、オースティンが加入するブリスベン・ロアーは、サガン鳥栖のFW和田凌が今年2月から7月11日までの契約でレンタル中だ。 2022.06.27 19:21 Mon

格下相手にEFL杯敗退のエバートン…指揮官も結果に落胆 「勝利に値する試合だったと思う」

エバートンのラファエル・ベニテス監督が、EFLカップ(カラバオ・カップ)敗退を嘆いた。クラブ公式サイトが伝えている。 21日に行われたEFLカップ3回戦でQPRと対戦したエバートン。前半のうちに相手FWチャーリー・オースティンに2ゴールを許す苦しい展開となったものの、追いつく形で試合はPK戦に突入。互いに7人目まで全員成功させた中、エバートンは8人目のキッカーであるMFトム・デイビスが外してしまい敗北となった。 これでエバートンは格下相手に3回戦で早くも敗退。試合後のインタビューに応じたベニテス監督は、パフォーマンスは悪くなかったと振り返りつつ、結果だけを得られなかったと嘆いた。 「私はとても失望している。ただ、それは明日までだ。次の試合に向けてすでに取り組み始めてもいるよ。今日と同じように仕事をして、同じような姿勢でいれば改善されていく。そして少しずつチームが安定して、より強固になっていくはずだ」 「今季を全体的に見れば、私はとても幸せだと思っている。アストン・ビラ戦では9分、今日は2つ、3つの場面で良くないプレーがあったが、それはチームが非常にうまくいっているからだ。もちろん、我々はいつだってもう少しうまくやりたいと思っているがね」 「前向きに考えなければならない。とはいえ、こうした試合には勝つ必要があったため、本当にがっかりしている。アタッキングサードでの正確さや、自分たちが望むようなディフェンス以外では、勝つため必要なことをすべて発揮していたのだ」 「アタッキングサードでのチャンスをものにできなかったのは残念であり、失点は避けられたかもしれない。ただ、PK戦では若い選手を含む全員がやるべきことをやったから、全体的には残念な結果だ。勝利に値する試合だったと思うよ」 また、ベニテス監督はチームの課題として、安定感に欠ける守備を指摘。全員の守備意識がより高まれば、勝利の回数も増えていくはずだと語った。 「我々は守備と攻撃の両方を鍛えなければならない。通常、改善が難しいのは選手の質に左右される攻撃面だと思うが、我々はチャンスを作れてはいるから、きっとゴールを決められるようにもなるだろう」 「しかし、守備では周りで何が起こっているかをもっと意識して、チームとして守る意識を徹底する必要がある。守備面を強化すれば、試合に勝てる可能性も出てくるはずだ」 2021.09.22 15:54 Wed

英2部QPR、チャーリー・オースティンの“完全”復帰を発表! 今年1月にWBAからレンタル

チャンピオンシップ(イングランド2部相当)のQPRが元イングランド代表FWチャーリー・オースティン(31)の加入を発表した。契約期間は2023年6月30日までとなる。 レンガ積み職人として働く傍ら、イングランドの下部リーグを渡り歩くなかで、着実にステップアップを図ってきたオースティン。2013年夏にチャンピオンシップのQPRへと加入し、プレミアリーグ昇格に導いた。 その後はサウサンプトンを経て、2019年夏にWBAに加入したが、振るわず。今年1月から古巣のQPRへとレンタル復帰すると、19試合出場で8ゴールを記録し、復活を印象づけたが、保有元のWBAが先日に契約満了による退団を発表した。 来季以降もQPRでプレーすることが決まったオースティンはクラブ公式サイトを通じて「僕はこのクラブのすべてが好きなんだ。QPRは家族のようなものであり、僕に合ったクラブだよ」と喜んだ。 2021.06.04 11:30 Fri

WBAがロブソン=カヌやイバノビッチら7名の退団を発表

チャンピオンシップ(イングランド2部相当)に降格したWBAは27日、7選手の退団を発表した。 今シーズン限りで退団が発表された選手は、FWハル・ロブソン=カヌ(32)、FWチャーリー・オースティン(31)、FWカイル・エドワーズ(23)、MFカミル・グロシツキ(32)、DFブラニスラフ・イバノビッチ(37)、DFリー・ペリティエル(34)、GKアンディ・ロナーガン(37)となる。 2016年の夏にWBAに加入したロブソン=カヌは、在籍5シーズンで公式戦154試合に出場し24ゴールを記録。今季もプレミアリーグ19試合を含む公式戦21試合で5ゴールに終わっていた。 オースティンは2019年の夏に加入。加入初年度はチャンピオンシップで10ゴールを記録し昇格に貢献したが、今季は出場機会に恵まれず、今年1月からは古巣のQPRにレンタル移籍していた。 昨夏にゼニトから加入したイバノビッチは、3年半ぶりの復帰となったプレミアリーグで13試合に出場にとどまっていた。 また、2018年にエクセター・シティからレンタルバックしたエドワーズは今季公式戦8試合に出場。昨冬に加入したグロシツキは、今季公式戦5試合に出場。同じく昨冬に加入したペリティエルは、今季公式戦7試合に出場。今冬に加入したロナーガンは、EFLカップ1試合の出場となっていた。 2021.05.28 07:15 Fri

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サウサンプトンがWBAを下しPO決勝へ! 共に1年での復帰目指すリーズと昇格懸けて戦う【チャンピオンシップ昇格PO】

来シーズンのプレミアリーグ昇格を争い、残りの1枠を戦っているチャンピオンシップ(イングランド2部)のプレーオフ。準決勝2ndが17日に行われ、サウサンプトンvsウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)は3-1でサウサンプトンが勝利した。 チャンピオンシップで4位に終わったサウサンプトンと5位に終わったWBAの一戦。サウサンプトンは2022-23シーズンのプレミアリーグで最下位に終わり、12シーズンぶりの2部を戦った中、1年での復帰を目指すことに。一方のWBAは、2020-21シーズン以来のプレミアリーグ復帰を目指している。 1stレグはゴールレスドローに終わった中、この試合で勝利した方がPO決勝に進む事となる。 前半チャンスを作ったのはホームのサウサンプトン。しかし、シュートの精度を欠いてしまい、ゴールを奪えない。 ゴールレスで後半を迎えた中、49分にスコアが動く。右サイドでパスを受けたデイビッド・ブルックスが横パス。後方から上がってきたウィル・スモールボーンがボックス内に持ち込み強烈な右足シュートを叩き込み、サウサンプトンが先制する。 68分にはスモールボーンが持ち出し浮き球のパス。パスを受けたアダム・アームストロングが流し込むが、これはオフサイド。それでも78分、フリン・ダウンズが自陣からドリブルで持ち出すと、ボックス手前で左にパス。これをアームストロングが左足で蹴り込み、サウサンプトンが大きな2点目を奪うことに成功する。 貴重な2点目を奪ったサウサンプトン。85分にはカウンターを仕掛けると、ライアン・マニングが倒されPKを獲得。アームストロングがGKに読まれながらもしっかりと決めて3点目。WBAはアディショナルタイム7分にCKからセドリック・キプレがヘディングで決めたが、3-1で終了。サウサンプトンがPO決勝へ駒を進めた。 昇格PO決勝は26日に開催。昨シーズンはプレミアリーグを戦った3位のリーズ・ユナイテッドと4位のサウサンプトンが、残りの1枠を争う。 サウサンプトン 3-1 WBA 【得点者】 1-0:49分 ウィル・スモールボーン(サウサンプトン) 2-0:78分 アダム・アームストロング(サウサンプトン) 3-0:86分 アダム・アームストロング(サウサンプトン)[PK] 3-1:90分+7 セドリック・キプレ(WBA) <span class="paragraph-title">【動画】サウサンプトンが昇格まであと1つ! WBAを下す</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="VaaG5MTeD1A";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.18 12:10 Sat

元フランス代表MFエムビラがWBAへフリーで加入

チャンピオンシップ(イングランド2部)のWBAは19日、元フランス代表MFヤン・エムビラ(33)をフリートランスファーで獲得したことを発表した。契約期間は今季終了までとなる。 サンダーランドに在籍した2015-16シーズン以来のイングランド挑戦となるエムビラは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「カルロス・コルベラン監督のことはよく知っているし、彼も僕のことをよく知っている。以前ギリシャのオリンピアコスで一緒に仕事をしたからね」 「監督との仕事は楽しかったし、今また彼と一緒に仕事ができることを本当に嬉しく思っている」 「彼から連絡をもらって、ここに来ないかと誘われたから、すぐにイエスと答えたよ」 フランス代表として22試合の出場歴を持つセントラルMFのエムビラは、レンヌの下部組織出身。レンヌで頭角を現し、これまでルビン・カザンやインテル、サンダーランド、サンテチェンヌでプレーした。 2020年の夏に3年契約で加入したオリンピアコスでは、中盤の主力として公式戦140試合に出場し8ゴール7アシストを記録。オリンピアコスとの契約は昨季限りで満了しており、半年間フリーの状態が続いていた。 2024.02.20 00:50 Tue

FAカップのWBAvsウォルバーハンプトンで観客が騒ぎ 逮捕者や負傷者出て試合も一時中断

FAカップ4回戦のWBAvsウォルバーハンプトンで観客トラブルが起きた。 28日にウォルバーハンプトンをチャンピオンシップ(2部相当)のWBAが迎え撃つ構図で行われた一戦。ウォルバーハンプトンが2-0でこのライバル同士の一戦を制して、プレミアリーグ勢の威厳を示す試合となった。 だが、イギリス『BBC』によると、ウォルバーハンプトンが2点リードの78分頃に西スタンドの方で喧嘩が始まり、穏やかではない事態に。一部ファンがピッチに乱入し、選手は一時ロッカールームに引き上げていった。 試合はこの騒動で38分間も中断。この騒ぎで2人が逮捕され、男性1人が頭部の負傷で病院送りになったとのことで、イングランドサッカー協会(FA)も「完全に容認できない」とし、調査と措置の意向を示している。 WBAは遺憾の意を示すとともに、地元警察および、FAと協力してこの騒動の調査するとの声明を発表。また、この騒ぎに関与した者を追放するという。 WBAの主将ジェド・ウォレスは「多くの選手にとっては自分の家族が座る場所でもあったし、心を痛めていた。子供を心配して、何人かは駆けつけていった。フットボールで誰もあんなのを見たくない」と話した。 2024.01.29 10:40 Mon

ブライトンがWBAからMFサルミエントのレンタルバックを発表、今季は左ウイングで21試合プレー

ブライトン&ホーヴ・アルビオンは1にち、エクアドル代表MFジェレミー・サルミエント(21)がレンタル先のWBAから復帰することを発表した。 サルミエントはチャールトンやベンフィカの下部組織で育ち、2021年7月にベンフィカU-19からブライトンへと完全移籍した。 2022-23シーズンはケガの影響もあり、プレミアリーグ9試合の出場に終わると、今シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)のWBAへレンタル移籍。チャンピオンシップでは左ウイングを主戦場に公式戦21試合で2ゴールを記録していた。 しかし、先発はわずかに7試合。ブライトンのテクニカルディレクター(TD)を務めるデイビッド・ウィアー氏は「ジェレミーは戻ってくる。彼の成長にとって、次の最良のステップは何かを検討する」とコメントしている。 再レンタルの可能性も十分にある一方で、現在のブライトンはケガ人が続出中。さらに、1月12日に開幕するアジアカップには負傷離脱中の日本代表MF三笘薫が招集されており、手薄な攻撃陣を補う可能性もありそうだ。 2024.01.01 21:50 Mon

元イングランド代表GKベン・フォスターが現役引退、ハリウッド俳優所有のクラブで昇格に貢献

レクサムは21日、元イングランド代表GKベン・フォスター(40)の現役引退を発表した。 2022年9月にキャリアを一時停止したフォスター。2023年3月には、ハリウッド俳優のライアン・レイノルズが所有するレクサムへ加入すると、ナショナルリーグ(イングランド5部)で8試合に出場。優勝を争うチームを支え、見事にEFLリーグ2(イングランド4部)に昇格していた。 フォスターは今シーズンもプレーを続けることとなり、リーグ2では開幕から4試合に出場。しかし、チームは1勝2分け3敗という出だしに。ただ、4試合で13失点と守備が崩壊していた。 19日に行われた第4節のスウィンドン・タウン戦では、5-5という壮絶な打ち合いに。後半アディショナルタイムに2点を奪ってなんとか追いついたが、苦しい試合となっていた。 レクサムの声明によれば、その試合後にフォスターがフィル・パーキンソン監督と話し合いをしたとのこと。引退を決断したことを伝えられたという。 「正直なところ、今シーズンのパフォーマンスは自分に求めるレベルに達しておらず、今が引退するのに適切な時期だと感じている」 「この決断を下す際に最優先に考えたのは、僕にとってだけでなく、クラブにとっても何が最善なのかということだった。この決断により、クラブは期限が閉まる前に選択肢を評価するあらゆる機会を得ることができた」 「レクサむはいつも僕の心の中で特別な場所であり続けるだろう」 フォスターは自身のパフォーマンスに限界を感じて引退を決断。それを伝えられたパーキンソン監督もクラブを通じてコメントしている。 「ベンはレクサムにいる間、プロフェッショナルとして模範を示し、我々が彼に求めたことは全てやってくれた」 「決断を下すには、偉大な人間と、このフットボールクラブを本当に理解し、決断のタイミングを計る人間が必要だ」 「昨シーズンのノッツ・カウンティ戦での昇格に貢献してくれたあの素晴らしいPKセーブを遥かに超えた彼の貢献に感謝するとき、私はみんなを代表して言っていると確信している」 「レクサムはベン・フォスターを迎えるにはより良い場所だった」 フォスターはストーク・シティでキャリアをスタート、下部リーグへのレンタル移籍を繰り返した中、2005年1月にはレンタルでレクサムに加入していた。 2005年7月、マンチェスター・ユナイテッドへと完全移籍、ワトフォードへのレンタル移籍を経て復帰。2010年7月にバーミンガム・シティへと完全移籍した。 その後、WBAへとレンタル移籍したのちに完全移籍。2018年にワトフォードに加入すると、2022年7月に一度キャリアをストップ。半年後にレクサムで復帰していた。 最もプレーしたクラブはWBAで公式戦223試合に出場。ワトフォードでは207試合に出場している。プレミアリーグでは390試合に出場していた。 2007年2月にはイングランド代表デビューを果たし、8試合に出場。2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)ではコスタリカ代表戦でフル出場し、W杯デビューを果たしていた。 2023.08.21 22:05 Mon

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ユナイテッド退団でフリーのマルシャル、新天地について代理人は「野心的なプロジェクトを望んでいる」

マンチェスター・ユナイテッドを退団した元フランス代表FWアントニー・マルシャル(28)の代理人が、選手の去就についてコメントした。 マルシャルは2015年9月にモナコから加入以来ユナイテッドで9シーズンを過ごすも、度重なるケガや波のあるパフォーマンスもあって徐々に序列は低下。契約最終年となる今シーズンも負傷によってプレミアリーグ13試合1ゴール、チャンピオンズリーグ(CL)4試合1アシストの成績に終わり、今月に入って退団が発表された。 フリーとなったマルシャルには、ガラタサライ、ベシクタシュ、リヨン、マルセイユなどが関心。一方で、選手が高額な年俸を要求していることもあり、中々加入先が見つからないとも報じられていた。 しかし、選手の代理人を務めるフィリップ・ランボレイ氏は、イギリス『スカイ・スポーツ』のライアル・トーマス記者に対してこうした憶測を否定。選手はあくまでプロジェクトを重視しているとして、金銭面は大きな問題ではないと強調している。 「アントニーは現在休暇中だ。我々はさまざまなプロジェクトを検討しており、時間をかけて取り組んでいく。アントニーは新しいクラブのため体調を整え、準備はできている。彼は2カ月間、通常通りトレーニングをしてきたのだ」 「彼は28歳になる。クラブに対して金銭的に貪欲すぎるという報道もあるようだが、これは真実ではない。アントニーはクラブで大きな目標を達成し、フランス代表に復帰するための野心的なプロジェクトを望んでいる」 「彼はスポーツと家族のプロジェクトに応じてクラブを選択するだろう。どのプロ選手にとっても金銭面は重要だが、彼の優先事項ではない」 2024.06.13 15:50 Thu

三笘薫が「ゼロハリバートン」のブランドアンバサダーに就任! 出会いは中学生の頃、兄も使っていた「身近に商品があった」

13日、「ゼロハリバートン(ZERO HALLIBURTON)」のブランドアンバサダーに、ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫が就任することが発表された。 東京都内で就任記者発表会が開催。シーズンを終えて帰国している三笘が登壇しトークセッションを行った。 「ゼロハリバートン」は、1938年にアメリカで創業されたトータルラゲージブランド。徹底した機能へのこだわりと、時をこえても変わらないスタイルが魅力だ。 NAZAの依頼により、アポロ11号用「月面採取標本格納器」を製造し、1969年に月面より月の石を持ち帰ったエピソードでその名が世界に知られるように。ブランドの象徴であるアルミニウムケースは、三笘も愛用しているという。 エース株式会社の森下宏明社長は発表会に先立ち、「ゼロハリバートン」の製品紹介とともに。今回三笘をグローバルブランドアンバサダーに起用した理由について「プレミアリーグに所属して、日本代表として活躍されてる、いわゆるグローバルに活躍している」とグローバルに活躍している点を挙げながら、「徹底的に自己を分析して、ストイックにご自身のサッカーを追求されているところ。この生きざまとか姿勢が『追求』というブランドコンセプトに非常に一致している」と、三笘の人間性が起用の理由だとした。 アンバサダー就任の三笘は「ほんとに嬉しく思いますし、光栄に思います」とコメント。「僕自身サッカー選手として移動が多くて、スーツケースもたくさん使いますし、 本当にそういったところで、一緒にこれからやっていこうというところで共感してもらえて本当に嬉しいです。色々な方に使っていただきたいなという気持ちです」と、移動でよく利用する中でのアンバサダー就任を喜んだ。 トークセッションでは三笘が「ゼロハリバートン」との出会いについてコメント。「中学生の頃ぐらいですね。家族でショッピングに行った時にゼロハリバートンのストアがあって、そこに行ったことがあって。僕自身その当時は知らなかったんですけど両親が知っていたりして。有名なブランドなんだなっていうところを第一印象として覚えてます」とかなり前から知っていたとし、「兄が使っていたり、本当に身近に商品があったので、いつか本当に自分も使ってみたいなっていう気持ちで今まで来ました」と、兄である俳優の結木滉星さんや家族が利用していたというエピソードを明かした。 そんな家族からは「すごいじゃん」とアンバサダー就任を祝福してもらったという三笘。実際に利用してみた漢族は「使った時に中のものををしっかりと保護してくれたり。もちろんシンプルで、外見もすごくかっこよくて、どんな場所に行っても存在感もあります」とコメント。機能性もデザインも気に入って使っているとした。 多くの遠征をするほか旅行にも行く三笘だが、「すごい荷物が少ないというタイプではなくて…」と以外にも荷物が多いタイプだと告白。「例えば1泊でも2泊用の下着を持ってったりする心配性なタイプ」と、多くのものを持ち歩くとした。 その中には、体のケアのための器具や、食材に不安のある地域にはお米、また水も普段と違わないようにと持っていくという。 発表会では三笘のプライベートにも迫り、ロンドンでのオフショットやハワイに行った際の写真も披露。妻の剱持クリアさんとのショットなども披露されたが「顔は映さないようにっていうところで」と海辺のショットは足だけの登場となった。 発表会の最後には、改めて今回のブランドアンバサダー就任についてコメント。是非使ってもらいたいとお薦めした。 「本当に歴史あるゼロハリバートンのブランドアンバサダーに 就任することができて、本当に嬉しく思います。今までゼロハリバートンを使ってこなかった人も、もし僕を通じてゼロハリバートに出会って使ってもらえたら、本当にかっこよさだったり、使いやすさっていうのを確認することはできると思うので、ぜひ使ってほしいなと思います」 「今まで知ってる方々も、これから新商品だったり、色々な商品があって、色々な暮らしの中で 使えるものがたくさんあるので、ぜひ色々なものを試してほしいなと思っています」 2024.06.13 14:58 Thu

伊藤洋輝の獲得に近づくバイエルン、プレミアの2人もターゲットだった?

電撃的に日本代表DF伊藤洋輝の獲得が接近していると報じられたバイエルン。ヴァンサン・コンパニ監督は、その他にもセンターバックの獲得に関心を持っているという。イギリス『ミラー』が伝えた。 トーマス・トゥヘル監督が指揮を執りながら、2023-24シーズンは無冠に終わったバイエルン。トゥヘル監督が退任し、新シーズンからコンパニ監督が指揮を執ることが発表されていた。 コンパニ監督は、センターバックの補強を目指しており、レバークーゼンのドイツ代表DFヨナタン・ター(28)の獲得に動いていた中、シュツットガルトの伊藤に関しても獲得に接近していると報道。契約解除金3000万ユーロ(約50億8000万円)を支払っての獲得になるという。 ブンデスリーガで実績を残している左利きのCBの獲得はバイエルンの大きな補強ポイントだった中、他にも獲得を目指している選手が。リバプールのイングランド代表DFジョー・ゴメス(27)に関心を持っているという。 ゴメスはセンターバックだけでなく、両サイドバックでもプレーが可能。中盤の底でもプレーができ、ケガがちだったこれまでと打って変わり、2023-24シーズンはプレミアリーグで32試合、公式戦51試合に出場。ユーロ2024に臨むイングランド代表にも選出された。 ただ、ゴメスはリバプールと2027年夏まで契約が残っており、クラブも手放したくはない選手。アルネ・スロット新監督も高く評価している1人だという。 また、チェルシーのイングランド代表DFレヴィ・コルウィル(21)にも関心を持っているようだが、チェルシーでのプレーを希望しているとのこと。プレミアリーグからの補強は難しい可能性が出ている。 その影響もあり、伊藤にターゲットを絞ったとも言えるバイエルン。いずれにしても、ディフェンスラインの変化が新シーズンは起こることになるようだ。 2024.06.13 11:20 Thu

ウルブス、ブラガのU-21ポルトガル代表WGロドリゴ・ゴメスを約25億円で獲得

ウォルバーハンプトンは12日、ブラガのU-21ポルトガル代表FWロドリゴ・ゴメス(20)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2029年6月までの5年間で、1年延長オプション付きとなっている。移籍金はイギリス『BBC』によると1270万ポンド(約25億円)とのことだ。 各世代のポルトガル代表に選出されてきているウインガー兼ウイングバックのロドリゴ・ゴメスは今季、レンタル先のエストリル・プライアでプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)30試合出場7ゴール7アシストを記録。 アトレティコ・マドリーも獲得に乗り出していたようだが、ウルブス移籍となった。今季はプレミアリーグで14位と苦戦したウルブスだが、ロドリゴ・ゴメスが起爆剤となれるかに注目だ。 2024.06.13 07:45 Thu

トッテナムが構想外MFエンドンベレと契約解除…公式戦91試合10ゴール

トッテナムは12日、元フランス代表MFタンギ・エンドンベレ(27)との契約解除を発表した。双方合意の上での解除となり、6月30日でチームを去ることとなる。 2017年夏にリヨンから総額7000万ユーロ(約118億3000万円)の移籍金で加入したエンドンベレだったが、体調管理を含めプロフェッショナリズムを著しく欠く振る舞いによって構想外となった。 以降は古巣リヨン、ナポリ、ガラタサライへのレンタル移籍を繰り返し、ナポリ、ガラタサライでは相手クラブに買い取りオプションの権利も与えられていたが、完全移籍には至らず。保有元のトッテナムに復帰することになった。 トッテナムとエンドンベレの契約は2025年まで残っているが、クラブに居場所はなく今夏の移籍市場では再レンタル、あるいは完全移籍での放出が選択肢としてあるが、契約解除でフリーになることが選択された。 トッテナムでは公式戦91試合に出場し10ゴールに終わった。2023-24シーズンはガラタサライでスュペル・リグ19試合に出場し1アシスト。公式戦でも26試合で1アシストだった。 2024.06.13 00:10 Thu
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