「誇りに思う」浦和の見事なACL制覇、決勝まで導いたリカルド監督もスタンド観戦にファン感謝「リカさんのおかげ」「最高の舞台をありがとう」

2023.05.06 23:23 Sat
Getty Images
決勝の舞台までチームを導いた指揮官も、優勝の瞬間を見守っていたようだ。6日、浦和はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝2ndレグでアル・ヒラルと埼玉スタジアム2002で対戦した。
連覇を目指すアル・ヒラル。2019年の決勝でも対戦した両者だったが、当時はアル・ヒラルに軍配。リベンジを誓う浦和は、アウェイで1-1と引き分けに終わり、ホームでの2ndレグを迎えた。

試合はGK西川周作のビッグセーブ連発などで凌いだ浦和が、相手のオウンゴールを誘発し1-0で勝利。見事、リベンジを果たし、3度目のアジア王者に輝いた。

この試合、昨シーズンまで浦和を指揮していたリカルド・ロドリゲス氏も埼玉スタジアムのスタンドで観戦。試合後に自身のインスタグラムでコレオグラフィーを投稿し、優勝を祝福した。
「おめでとう。今日、私はただのファンでしたが、ここまであなたたちを連れてこられた旅を誇りに思っている」

「心温まるショーをありがとう!」

リカルド監督はリーグ戦でこそ結果を出せなかったが、チームに天皇杯のタイトルをもたらし、ACLではグループステージ、そしてノックアウトステージを指揮。決勝進出を果たしていたが、昨シーズン限りで退任していた。

ファンは「ありがとうリカ」、「リカルドさんがいたからここまでこれた!」、「リカさんのおかげ」、「最高の舞台を用意してくれてありがとう!」と感謝のコメントを寄せている。

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神戸先制の上位対決は浦和追いつき痛み分け…ソルバッケンが中島翔哉の同点弾アシスト【明治安田J1第17節】

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【J1注目プレビュー|第17節:浦和vs神戸】共に痛みを伴う敗戦…嫌なムードを払拭するのは?

【明治安田J1リーグ第17節】 2024年6月1日(土) 16:00キックオフ 浦和レッズ(7位/24pt) vs ヴィッセル神戸(3位/29pt) [埼玉スタジアム2002] <span class="paragraph-subtitle">◆悔しい敗戦を乗り越えろ【浦和レッズ】</span> 前節はホームにFC町田ゼルビアを迎えた中、ラストプレーのPKで失点し敗戦。4戦無敗となっていたなかでの悔しい黒星となった。 試合内容は相手を上回り、首位相手にしっかりと戦えていた。しかし、それでも結果は黒星。内容が良くても意味はない。 気になるのはサイドアタックの精度。特に、町田戦では効果的なクロスが入らず、その精度の低さは目立った。プレスをかけてサイドから素早い攻撃を仕掛けたいなかで、クロスの精度は大事なところだろう。 相手を崩すための動きは徐々に出てきた。ただ、サイドアタッカーはケガなどで固定できず、苦しんでいる。オラ・ソルバッケンの状態は徐々に上がっている中で、期待されるところも大きいはずだ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:西川周作 DF:石原広教、アレクサンダー・ショルツ、マリウス・ホイブラーテン、渡邊凌磨 MF:伊藤敦樹、サミュエル・グスタフソン、岩尾憲 FW:前田直輝、チアゴ・サンタナ、オラ・ソルバッケン 監督:ペア・マティアス・ヘグモ <span class="paragraph-subtitle">◆まさかの連敗、負けられない【ヴィッセル神戸】</span> アウェイで鹿島アントラーズに封殺された神戸は、ホームに戻っての前節も東京ヴェルディ相手に0-1で敗戦。オウンゴールではあったが、これで連敗となった。 首位の町田を追いかけたかった中で、よもやの連敗は苦しいところ。特にチームとして重く受け止めたいのが沈黙を続ける攻撃陣だ。 5月上旬は複数得点を記録して輝きを取り戻したかと思われた攻撃陣だったが、3試合で奪ったのは1点のみ。失点も「2」で終わっていることを考えれば、攻撃陣が機能できていればというところだろう。 2シーズンぶりの連敗を喫しても「やり続けること」を強調した吉田孝行監督とGK前川黛也。しっかりとここで勝利を取り戻し、連覇に向けて進みたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:前川黛也 DF:酒井高徳、山川哲史、マテウス・トゥーレル、初瀬亮 MF:山口蛍、扇原貴宏、宮代大聖 FW:武藤嘉紀、大迫勇也、広瀬陸斗 監督:吉田孝行 2024.06.01 13:25 Sat

首位町田が後半AT劇的勝利! 下田北斗がPK沈め3連勝、浦和との拮抗の一戦制す!【明治安田J1第16節】

26日、明治安田J1リーグ第16節の浦和レッズvsFC町田ゼルビアが埼玉スタジアム2002で行われ、アウェイの町田が1-2で勝利した。 前節のジュビロ磐田戦を1-1のドローで終えた6位浦和は連勝が「3」でストップ。ミッドウィークのYBCルヴァンカップではJ2のV・ファーレン長崎に0-1で敗れ、やや気がかりな状態となっている。今節はその長崎戦でついにデビューしたオラ・ソルバッケンが初先発し、同じく長崎戦で負傷離脱から復帰していた岩尾憲もスタメンに名を連ねた。 対するアウェイの首位町田は2連勝中で5試合負けなし。直近のルヴァンカップの鹿島アントラーズ戦も2-0の勝利で終えた。浦和から期限付き移籍中の柴戸海は出場不可のため、今節は下田北斗がスタートからピッチに立った。 町田は立ち上がり、ショートコーナーから下田のファーストシュートに繋げていく。しかし、その後は比較的ボールを保持して打開を図る浦和、構えつつもハイプレスをかける町田のにらみ合いが繰り広げられる。 両チームともにファイナルサードを攻略できないなか、25分には昌子源が思い切って遠めからシュート。これは枠の左に外れ、緊迫した状況が続く。 攻めあぐねる浦和は38分にようやくゴールの匂いが。伊藤敦樹がボックス右角付近でパスを受けると、カットイン気味に動いてから左足シュート。ゴール左隅に飛んだがGK谷晃生のセーブに阻まれた。 ハーフタイムにかけても一進一退の攻防が続き、結局得点は生まれないまま前半終了。町田ベンチは後半頭から動き、藤本一輝に代えてナ・サンホを投入する。 すると52分、その町田がついに均衡を破る。ボックス内に走り込んだ平河悠に左サイドから斜めのパスが入ると、一度目のシュートはGK西川周作に止められたものの、こぼれ球を平河が自らプッシュ。先制点を奪った。 しかし、浦和もすぐさま反撃。右サイドから前田直輝がクロスを上げると、味方が頭で繋いで最後は伊藤が右足でフィニッシュ。失点してから2分でスコアをイーブンに戻した。 再び勝ち越したい町田は、ミッチェル・デュークと宇野禅斗が58分から途中出場。これに続いた浦和ベンチはソルバッケンと岩尾を下げ、サミュエル・グスタフソンと酒井宏樹をピッチに送り出した。 69分、町田はトリッキーなセットプレーから2点目に迫る。ボックス手前左でFKを獲得すると、キッカーの鈴木準弥は壁の裏から顔を出した下田へショートパス。反転からのシュートは集中していた浦和DFのブロックに遭った。 拮抗したまま試合は終盤へ。浦和は80分、右サイドを抜け出した酒井がチャンスを演出するが、グラウンダーのクロスは味方に合わない。 すると、ドロー決着かに思われた後半アディショナルタイム、平河のスルーパスから右ポケットへ抜け出したナ・サンホが倒され、町田がPKを獲得。キッカーを務めた下田が落ち着いて右隅に決め、土壇場で勝ち越しに成功した。 そのまま試合を締めた町田は3連勝達成。ホームの浦和は2試合勝利なしとなった。 浦和レッズ 1-2 FC町田ゼルビア 【浦和】 伊藤敦樹(後9) 【町田】 平河悠(後7) 下田北斗(後45+6) <span class="paragraph-title">【動画】 プレッシャーがかかるなか決めた下田北斗の劇的PK弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>最後にドラマが待っていた<br>\<br><br>試合の勝敗を決する判定は...PK<br>これを下田北斗が沈め首位の町田が連勝を伸ばす‼️<br><br>明治安田J1第16節<br>浦和×町田<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B5%A6%E5%92%8C%E7%94%BA%E7%94%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#浦和町田</a> <a href="https://t.co/v6028KYkS0">pic.twitter.com/v6028KYkS0</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1794658774155718921?ref_src=twsrc%5Etfw">May 26, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.26 18:17 Sun

【J1注目プレビュー|第16節:浦和vs町田】首位・町田は埼スタの”圧”に耐えられるか!? 浦和は味方につけ撃破へ

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11日、明治安田J1リーグ第13節のアルビレックス新潟vs浦和レッズがデンカビッグスワンスタジアムで行われ、アウェイの浦和が2-4と勝利した。 3試合未勝利で3勝4分け5敗の新潟(16位)と、前節白星で勝敗を五分に戻した5勝2分け5敗の浦和(9位)。2024シーズンも中盤戦へ入るなか、互いに未だ2連勝が一度もない。 開始4分でいきなり浦和が先制。古巣対戦の渡邊凌磨が素早い判断で前線へスルーパスを送り、最終ライン背後へ抜け出したチアゴ・サンタナがGKとの一対一を制して流し込んだ。 幸先よく先制の浦和は12分、ボックス手前からのFKを中島翔哉が狙うが、惜しくもゴール右へ。中島は18分に巧みな切り返しから決定機も、今度は左足シュートをGKに阻まれる。 劣勢の新潟は35分、長谷川元希の右CKに小野裕二がヘディング。枠を突いたが、浦和のGK西川周作に掻き出される。次第に盛り返す新潟だが、浦和の守備は堅い。 44分には速攻から長倉幹樹がボックス手前より低い弾道の左足ミドル。枠を突き、威力も悪くなかったが、ここもGK西川に阻まれる。37歳西川の予測とポジショニングが光る。 1点リードの浦和はハーフタイム、前半途中に足を痛めながらプレーを続行していた大久保智明を下げ、AFC U23アジアカップから帰還の大畑歩夢を投入。大畑は帰還後初出場だ。 52分にはセットプレーからオウンゴールで追加点かと思われたが、VARオンリーレビューの結果、FKを折り返したマリウス・ホイブラーテンのオフサイドで取り消しに。 それでも65分、GK西川から長いパスの連続でシンプルに前進し、ビルドアップからカウンターの形を作る。新潟のルーズさが垣間見えた格好だが、最後は右へ流れたサミュエル・グスタフソンにボールが渡り、現役スウェーデン代表の右足シュートがネットへ吸い込まれた。 これで糸が切れてしまった印象の新潟。2試合連続で3失点を喫してしまう。 69分、浦和は速攻からピッチ中央でチアゴ・サンタナが前を向き、右側では駆け上がる前田直輝が完全にフリー。ラストパスを受けた前田がGKとの一対一を難なく制し、リードを3点に広げた。 新潟は75分、ボックス左でポケットを取った長倉がクロス。浦和は渡邊が曖昧なプレー判断でボールを身体に当てるだけとなり、ファーへ走る新潟FW太田修介の足元に転がしてしまう。太田が詰め込み、新潟が1点を返す。 ここからギアが上がった新潟。浦和を押し込めるようになり、終盤に来て1点差とする。 87分、左サイド深い位置からスローイン。ボールを受けた舞行龍ジェームズが右足で斜めの良質なクロスを入れ、DFの間からフリーで走り込んだ長倉が強烈なヘディング弾を叩き込んだ。今度は新潟が浦和のルーズさを突く。 なおも浦和を攻め込む新潟。後半アディショナルタイム11分間を含め、幾度となくゴール前へ迫っていく。ただ、最後の最後にPK献上。90+11分、遠藤凌がボックス内でエカニット・パンヤを倒してしまい、PKをチアゴ・サンタナに沈められた。 結局、新潟は2-4の敗戦に。4戦未勝利の2連敗となった。 浦和は今季初の連勝。終盤の被弾で課題も垣間見えたが、攻撃陣の連携は次第に深まってきた様子だ。 アルビレックス新潟 2-4 浦和レッズ 【新潟】 太田修介(後30) 長倉幹樹(後42) 【浦和】 チアゴ・サンタナ(前4、後57) サミュエル・グスタフソン(後20) 前田直輝(後24) 2024.05.11 16:08 Sat

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「常に我々は劣勢な立場」強豪を退けた末のアジアの頂点、就任半年のクレスポ監督が回想「最初は誰も信じてくれなかった」

アル・ヒラルのエルナン・クレスポ監督が、アジア王者を喜んだ。『Dzair Sport』が伝えた。 2023-24シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)が25日に終了。決勝2ndレグが行われ、アル・アイン(UAE)が横浜F・マリノスを5-1で下し、2戦合計6-3で勝利を収めた。 共にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)になってから初のアジアの頂点を目指した戦い。1stレグは横浜FMが粘りを見せて逆転勝利したものの、2ndレグは2-1とアル・アインがリードしていた中で、GKポープ・ウィリアムが前半アディショナルタイムにDOGSOで一発退場。数的不利となると、後半にアル・アインが3ゴールを奪い、21年ぶりのアジアの頂点に立つこととなった。 見事に21年ぶりにアジアタイトルを手にしたアル・アイン。クレスポ監督は2023年11月にチームを指揮し始めており、半年でのビッグタイトル獲得となった。 悲願のアジア制覇を成し遂げた中、喜びを語り、多くの人への感謝を口にした。 「国全体が幸せだ。この感情を言葉で表現することは難しい。選手たちはアル・アインだけではなく、国全体にとっても素晴らしい功績を残した」 「この素晴らしいクラブを指揮する機会を与えてくれた選手だけでなく、クラブの役員にも感謝したい。全てを行うのは選手たちであり、私は幾つかの計画を立て、個人的なトレーニングのやり方を考えるが、全てを行っているわけではない」 アル・アインは今大会では非常に厳しい戦いを繰り広げ、準々決勝ではポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドらを擁するサウジアラビアのアル・ナスルと対戦し、PK戦の末に勝ち上がり。準決勝では34戦無敗を誇ったアル・ヒラルと対戦し、2戦合計5-4で勝ち上がってきた。 常に相手の方が期待値が高かった中での戦いを制し、決勝も1stレグで破れてからの大逆転勝利。選手たちの奮闘を改めて評価した。 「我々はこのタイトルに値する。準々決勝、準決勝、さらには決勝まで、常に我々は劣勢な立場だった。アル・ナスルやアル・ヒラルに対して、優れた成績を収めるに値した」 「最初は誰も我々を信じてはくれなかったが、我々はそれをやり遂げた。この選手たちは大きなことを成し遂げた」 <span class="paragraph-title">【動画】ホームの大観衆の前で横浜FMを撃破したアル・アインがアジア王者に</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="GmYmKjvETPA";var video_start = 279;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.26 10:50 Sun

「クラブの最優先事項はタイトル」横浜FMの夢を砕きMVP&13ゴールで得点王受賞のアル・アインFWラヒミ「全ての方に祝福を」

2023-24シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)が25日に終了。決勝2ndレグが行われ、アル・アイン(UAE)が横浜F・マリノスを5-1で下し、2戦合計6-3で勝利を収めた。 共にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)になってから初のアジアの頂点を目指し戦い。1stレグは横浜FMが粘りを見せて逆転勝利したものの、2ndレグは2-1とアル・アインがリードしていた中で、GKポープ・ウィリアムが前半アディショナルタイムにDOGSOで一発退場。数的不利となると、後半に3ゴールを喫してしまい、アル・アインが21年ぶりのアジアの頂点に立つこととなった。 試合後、今大会の表彰式が行われ、大会MVPにはアル・アインのモロッコ代表FWソフィアン・ラヒミが選出された。 ラヒミは決勝2ndレグでは決勝ゴールを含む2ゴールの活躍。大会ゴールを13ゴールに伸ばし、得点王も同時に受賞することとなった。 アジアサッカー連盟(AFC)の公式サイトがコメントを伝えている。 「僕がアル・アインと契約した時、最初に言われたメッセージは、クラブの最優先事項はタイトル獲得だったということを覚えている」 「他で不利な結果がでた時でも、僕たちは決意を持って戦った。僕たちは集中力を保った。チームメイトやスタッフ、そして僕たちをサポートしてくれた全ての方々に祝福を贈りたいと思う」 ラヒミはモロッコの名門であるラジャ・カサブランカで育血、2021年8月にアル・アインに完全移籍で加入した。 これまで公式戦105試合で43ゴール37アシスト。ACLは今シーズンが初出場となり、13試合で13ゴール6アシストと圧倒的な数字で優勝の原動力となった。 なお2021年1月からモロッコ代表としてプレー。ベスト4入りと躍進した2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)には招集されていなかったが、今年3月におよそ2年ぶりに代表に再招集されていた。 <span class="paragraph-title">【動画】横浜FMの夢を砕いた、ラヒミの技あり決勝ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="GmYmKjvETPA";var video_start = 279;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.26 10:25 Sun

「レフェリーにかなり崩された」アジア制覇を逃した横浜FM、キューウェル監督は不満もサポーターに感謝「いつも最高の後押しをしてくれた」

横浜F・マリノスのハリー・キューウェル監督が、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24決勝を振り返った。 25日、ACL2023-24決勝2ndレグで横浜FMはアル・アイン(UAE)と対戦した。 1stレグは2-1で逆転勝利を収めた横浜FM。大アウェイの中での決勝は、立ち上がりに2失点し、逆転を許すこととなる。 それでも40分にヤン・マテウスが1点を返し、2戦合計で同点に。しかし、前半アディショナルタイムにGKポープ・ウィリアムが一発退場。ボックス外のファウルがDOGSOとなり、数的不利に。ACLデビュー戦となるGK白坂楓馬が急遽出場した。 2-1のまま前半を終えるが、後半は一方的に押し込まれてしまう形に。それでもなんとか耐えていたが、67分に失点し勝ち越されることに。するとなかなか攻撃の形が作れず、後半アディショナルタイムにはコジョ・フォ=ドー・ラバに2ゴールを許し終戦。5-1で敗れ、2戦合計6-3でアジア制覇はならなかった。 試合後、『DAZN』のフラッシュインタビューに応じたキューウェル監督は「まずはアル・アインに優勝をおめでとうと言いたい」とコメント。「選手たちが90分を通して本当によく戦ってくれた」と、数的不利ながらも戦い続けてきた選手を称えることに。「ただ、レフェリーによって、かなり崩されたのは事実だ」と、ジャッジの面で不満があるとした。 前半にPKで失点したシーンも去ることながら、横浜FMへのプレーがファウルにならなかったり、ポープ・ウィリアムの退場も非常に微妙なところ。試合中から苛立ちを見せていた。 また、試合前には2000人のサポーターにトラブル。チケットの割り当てを急遽減らされるという問題が発生し、現地にいても試合が見られない可能性が浮上した。 クラブが交渉に奔走した結果、最終的には全員がスタジアムに入れたようだが、大きな声援を送り続けたファン・サポーターに向けてもコメントした。 「遠くまで多くのサポーターが来てくれて本当に嬉しかった」 「この残念な結果を見せたくはなかった。それが全てだと思うが、我々のサポーターは本当にいつも最高の後押しをしてくれた」 悲願のACL制覇はあと一歩のところで逃すこととなった横浜FM。新フォーマットになるACLで再びこの舞台へ戻り、今度こそはトロフィーを掲げる姿を見せてほしいものだ。 <span class="paragraph-title">【動画】試合の流れを大きく変えたDOGSO退場…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/aLxvTmOujJ">https://t.co/aLxvTmOujJ</a> <a href="https://t.co/3Zjwi3s5em">pic.twitter.com/3Zjwi3s5em</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1794414454857199984?ref_src=twsrc%5Etfw">May 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.26 07:45 Sun

横浜FM悲願のACL初制覇はならず…守護神退場も響きアル・アインに敵地で大敗【ACL2023-24】

横浜FM悲願のACL初制覇はならず…守護神退場も響きアル・アインに敵地で大敗【ACL2023-24】 横浜F・マリノスは25日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24決勝戦2ndレグのアル・アイン戦を戦い、1-5で敗戦。2戦合計3-6で敗れて悲願の初優勝を逃した。 アジア王者を目指し、熾烈な東地区の激闘を勝ち抜いた横浜FMは、西地区を勝ち抜いたUAEのアル・アインとクラブ史上初のACL王者を懸けて激突。 11日にホームで行われた1stレグは前半序盤に先制を許したが、後半半ば以降に植中朝日、渡辺皓太が決めた連続ゴールによって2-1の逆転勝利。悲願達成へ王手をかけた。 1stレグ後のアルビレックス新潟戦、FC東京戦を1分け1敗で終えたハリー・キューウェル監督率いるチームは、敵地での大一番に向けて前回対戦から先発2人を変更。エドゥアルド、ナム・テヒに代えて上島拓巳、渡辺を起用した。 日本からも割り当て上限のサポーターが集ったものの、完全アウェイの空気の中で幕を開けた運命のファイナル第2戦。立ち上がりはアドバンテージを意識しつつリスク回避の落ち着いた入りを見せたトリコロールだが、早い時間帯にゴールをこじ開けられる。 8分、相手の左サイドを起点としたカウンターからラヒミにボックス手前までドリブルで運ばれると、起点となったナデルに中央から斜めのランニングでポケットを取られてヒールで落としたボールを、ラヒミに右足でゴール右隅へ蹴り込まれた。 これで2戦合計2-2のイーブンに戻された横浜FMだが何とか守勢を撥ね返すと、16分には相手のビルドアップのミスを突く形から松原健が枠の右隅を狙ったミドルシュートで相手GKを脅かす。 勝ち越しゴールには至らずも、ひとまず五分の展開に持ち込んだ横浜FM。だが、前半半ば過ぎには再び一瞬の隙を突かれてしまう。29分、右サイドから背後に流し込んだボールに反応したラヒミとDF畠中槙之輔がボックス内で交錯。当初、ラヒミのシュミレーションとの判定が出たが、オンフィールド・レビューの結果、畠中の微妙なアフターチャージによるPKに判定が変更。これをキッカーのアレハンドロ・ロメロが右下隅に蹴り込み、34分の追加点とした。 これで2戦合計2-3と逆転を許したアウェイチームはすぐさま反撃に出たいところだが、引き続き後方からのボールの前進で苦戦。逆に、相手が狙うカウンターからラヒミに決定機も作られる。 それでも、序盤から可能性のある仕掛けを見せていたトリコロールの右の矢が決定的な仕事を果たす。41分、相手左センターバックのクアディオが後ろ向きで浮き球のボールをコントロールした際に死角からプレッシャーをかけてまんまとボール奪取。そのままボックス右に持ち込むと、ヒールを使った巧みな切り返しから最後は左足のグラウンダーシュートをゴール左隅に流し込んだ。 ヤン・マテウスの価千金のゴールによって2戦合計3-3のイーブンに戻したキューウェルのチームは、試合展開でもイーブンの形に戻す。そして、10分が加えられた前半アディショナルタイムではうまくディフェンスラインの背後を取ったアンデルソン・ロペスにビッグチャンス。馬力のある仕掛けでDFを振り切ってボックス右に持ち込むが、左足シュートは相手GKの好守に阻まれる。 すると、この決定機直後には中央でオフサイドラインをかいくぐったラヒミの突破に対してペナルティアーク付近に飛び出したGKポープ・ウィリアムが接触。ギリギリで足を引っ込めたようにも見えたが、この決定機阻止のファウルに対してレッドカードが掲示された。これで守護神を欠くことになったチームは前線のエウベルを削って控えGK白坂楓馬をスクランブル投入した。 2戦合計イーブンも数的不利で後半に臨んだ横浜FM。後半の守勢の展開を想定してか、植中朝日を下げて榊原彗悟をハーフタイム明けに左サイドに入れた。 後半序盤は粘り強く守れていたが、トリコロールに再びのアクシデント発生。競り合いの際に右ヒザを痛めた畠中が一度はプレーに復帰したものの続行叶わず。そして、63分にエドゥアルドがスクランブル投入となり、同じタイミングで喜田拓也から山根陸への交代も行われた。 するとこの交代から数分後の67分、ボックス手前でボールを動かされて波状攻撃を受けると、ボックス右でクリアボールを回収したラヒミに深い切り返しから強烈な左足シュートをニアに突き刺された。 耐え切れずに痛恨の勝ち越しゴールを許した横浜FMは相手の攻勢を何とか撥ね返しながら、少ないチャンスをモノにすべく粘り強く戦う。79分にはヤン・マテウスを下げて個で局面を打開できる宮市亮を最後の交代カードとして切った。 だが、序盤から守備に走らされたことで最終盤の勝負所でパワーを出せずにいると、10分が加えられたアディショナルにはGK白坂のクリアミスを含め途中出場のコジョ・ラバに2点を叩き込まれて万事休す。クラブ悲願のACL初制覇の夢は潰えた。 一方、アル・アインは2002-03シーズン以来、通算2度目のアジア制覇を成し遂げている。 アル・アイン 5-1(AGG:6-3) 横浜F・マリノス 【アル・アイン】 ラヒミ(前8、後22) アレハンドロ・ロメロ(前34)【PK】 コジョ・フォ=ドー・ラバ(後45+1、後45+6) 【横浜FM】 ヤン・マテウス(前40) <span class="paragraph-title">【動画】ヤン・マテウスが冷静に決めた貴重な同点ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://t.co/aLxvTmOujJ">https://t.co/aLxvTmOujJ</a> <a href="https://t.co/YwwvNOofgg">pic.twitter.com/YwwvNOofgg</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1794410557933584784?ref_src=twsrc%5Etfw">May 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.26 03:19 Sun

いざアジアの頂点へ! 予期せぬチケット問題も…横浜FMが試合前からアル・アインと戦い、チケットを追加で確保「涙出る」「努力に感謝します」

アジアの頂点を決める戦いはこのあと25日の25時にキックオフを迎える。 近年Jリーグで優勝争いを続ける横浜F・マリノスは、クラブ史上初となるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝に向けて決勝2ndレグをアウェイで戦うこととなる。 相手はUAEの強豪アル・ナスル。1stレグは日本で行われ、2-1で横浜FMが逆転勝利を収めていた。 悲願のアジア制覇へアウェイでの戦いに臨む横浜FMだが、試合を前にトラブルが。当初2000枚が予定されていたチケットの割り当てが、直前に1000枚に減少。すでにUAEへと旅立っていたサポーターもおり、現地に入ってもチケットがない可能性が浮上していた。 そして実際に現地まで訪れていたサポーターでチケットがない人が出てしまうことに。これに対し、多くの人が試合を観られるように動いていた中、クラブも粘り強く交渉していた。 横浜FMは試合当日に「重要なお知らせ」とし、アル・アインとの交渉を続けてきた結果、40枚を追加で割り当てられることが決定したと報告。試合前から相手と戦っているなか、しっかりとその努力が報われる形が出ていた。 ーーーーーー 【重要なお知らせ】 本日開催される ACL 2023/24 決勝 第2戦 アルアイン戦チケット落選者の皆さまへ 現地に滞在されている皆さまにチームへのサポートをお願いしたく、相手クラブとの交渉を続けて参りました。 その結果、救済措置として現在40枚のチケットがご用意できました。さらに枚数を確保すべく相手クラブとの交渉は続けて参ります。 この度は私たちをサポートしていただける多くの皆さまに多大なるご迷惑とご心配をお掛けし、大変申し訳ございません。 心よりお詫び申し上げます。 集合場所 : Hazza bin Zayed Stadium 9ゲート前 時間 : 現地時間18:00 席種 : アウェイ側ゴール裏、メイン側を予定 ※応募者多数の場合には抽選を行います。 ※既にチケットをお持ちの方は対象外となります。 ※メイン側の席種はホーム席の可能性があります。観戦ルールの厳守をお願いいたします」 ーーーーーー 日本で見守る横浜FMファンも何かできないか策を考えたり、現地を訪れるサポーターが試合を見られるように願う事態に。 横浜FMもクラブとして粘り強い戦いを続け、40枚でも確保したことは素晴らしい出来事と言えるだろう。 ファンも「涙出る」、「流石!!」、「努力に感謝します」、「現地のみんなにチケットが渡りますように」、「本当に有難い」、「絶対勝つ!!」とコメントを寄せている。 キックオフが近づいた中、どういう結末になるかは不明。選手たちはスタジアムに到着し、着々と準備を進めている。アジアの頂点に横浜FMが立てるのか、試合は25時にキックオフを迎える。 <span class="paragraph-title">【動画】横浜FMの選手たちが決戦のスタジアムに到着!!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/fmarinos?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#fmarinos</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/ACLFinal?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ACLFinal</a> <a href="https://t.co/2sBdAocxuQ">pic.twitter.com/2sBdAocxuQ</a></p>&mdash; 横浜F・マリノス (@prompt_fmarinos) <a href="https://twitter.com/prompt_fmarinos/status/1794371503804596622?ref_src=twsrc%5Etfw">May 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【煽り動画】いざアジアの頂点へ! 横浜FMが最後の戦いに挑む!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="ZSma-QRyRHQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.25 23:37 Sat

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