ラツィオ、新加入DFカサレの負傷を発表

2022.09.25 00:45 Sun
Getty Images
ラツィオは24日、イタリア人DFニコロ・カサレの負傷を発表した。

18日に行われたセリエA第7節のクレモネーゼ戦に先発出場したカサレだったが、57分にアレッシオ・ロマニョーリと交代していた。
クラブの発表によると、カサレは左太ももの内転筋を負傷。すでに治療を始めており、今後は経過観察しながらさらなる検査を行い、完治までの期間を明確にするとのことだ。

昨季ヴェローナで主力としてセリエAで36試合に出場したカサレは、ベティスへ移籍したルイス・フェリペの退団に伴い、今夏にラツィオへ加入。今季はここまで2試合に出場していた。

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ラツィオの主軸2枚が憶測を否定「監督に反旗を翻したことなんかない」

ラツィオの主軸2枚が指揮官辞任を巡る憶測を否定した。 ラツィオは12日にマウリツィオ・サッリ監督の辞任を発表。クラウディオ・ロティート会長との確執が本格化したかと思えば、公式戦4連敗と沼にハマり、最後は一部選手との口論も報じられたなかで自ら去った。 現地イタリアのメディアがほぼ一斉に報じた“サッリ辞任”。全ての情報はラツィオの公式発表前に流れ、「誰がサッリのクビを切らせたのか」という点に話が変わり、様々な憶測を呼んだ。 そこに挙げられた1人がイタリア代表FWチーロ・インモービレ。主将は自身のSNSを通じ、これらを否定する。 「これまでのキャリアと同様、サッリ監督に対しても反旗を翻すような行動・言動をとったことは一度もない。辞表を出したと聞き、全チームメイトとともに考えを変えてもらうよう努めたんだ」 「これまでの過程で努力を怠ったこともなければ、今後もこれはあり得ない。僕と僕の仲間を中傷するキャンペーンが行われているらしいな…利用されるのだけは許さない」 また、イタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリは、指揮官最後の一戦にて、試合後のロッカールームでロティート会長と激しい口論になったと報じられている。 「ウディネーゼ戦後に会長と話したよ。よくあることで、意見の対立も珍しくない」 「ところが、新聞を読んで驚いた。その内容はあまりに現実からかけ離れていたんだ。いつだってラツィオにとって何が最善か、が僕の焦点だけど、新聞に書いてあった“緊張感の高まり”とは何を指していたのだろう?」 インモービレとロマニョーリ、2人揃って強い言葉で憶測を否定したが、どちらも最後は同じワードで文章を締め括り。2人はチームリーダー。苦しいなかでも輪を乱すような存在ではない。 「Forza Lazio!!」 2024.03.14 20:15 Thu

勝てばCL決勝T進出の可能性もあるラツィオ、守護神プロベデルが発熱で欠場か

ラツィオのイタリア代表GKイバン・プロベデルが、チャンピオンズリーグ(CL)の大一番を欠場する可能性があるようだ。 ここまでCLグループEで4試合を消化して、2勝1分け1敗の2位につけるラツィオ。28日にホームで行われる第5節のセルティック戦に勝利すれば、他会場の結果次第で決勝トーナメント進出が決まる可能性もある。 対戦相手のセルティックはグループステージでいまだ勝利なく最下位に沈んでいるだけに、ラツィオとしては是が非でも勝利が欲しい一戦。ただし、著名ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、この重要な試合で守護神を欠く可能性があるようだ。 今シーズンここまでセリエAとCLで全試合に出場するプロベデルが、高熱によって試合前日のトレーニングを欠席したとのこと。少なくとも先発は疑わしい状況であり、イタリア人GKルイジ・セペが今季初出場となる可能性が高まっている。 ラツィオは守護神のほか、DFニコロ・カザーレ、DFアレッシオ・ロマニョーリ、FWマッティア・ザッカーニの欠場が確実に。また、MFマティアス・ベシーノも出場停止となっており、大一番を前にマウリツィオ・サッリ監督は難しいやり繰りを迫られることになる。 2023.11.28 10:10 Tue

ラツィオの最終ライン束ねるロマニョーリ、鼻骨を複雑骨折もフェイスガード着用で問題なしか

ラツィオは29日、イタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリの負傷について発表した。 ロマニョーリは27日に行われたセリエA第6節のトリノ戦でフル出場し2-0の勝利に貢献。ただ、ラツィオによると、試合中の接触プレーで顔面が相手選手と激突し、29日にローマ市内の病院でX線検査を実施したところ、鼻骨の複雑骨折と診断されたという。 すでに治療を開始しており、「これから毎日、クラブのメディカル部門で臨床モニタリングを受ける」とのこと。ラツィオは30日に第7節でミランとのビッグマッチを戦うが、『フットボール・イタリア』は、ロマニョーリはフェイスガードを着用すれば古巣対決にも出場可能ではないかと伝えている。 日本代表MF鎌田大地も所属するラツィオ。ロマニョーリはセリエA開幕6試合に全てフル出場と最終ラインの要として活躍している。 2023.09.29 16:35 Fri

ユーロ王者・イタリア代表が発表! 注目集めるアルゼンチン出身のレテギが初招集《ユーロ2024予選》

イタリアサッカー連盟(FIGC)は17日、ユーロ2024予選に臨むイタリア代表メンバー30名を発表した。 2021年のユーロを制しながらも、カタール・ワールドカップ(W杯)では予選プレーオフで敗退となり、2大会連続でW杯出場を逃したイタリア。ロベルト・マンチーニ監督が続投した中で、連覇を目指してユーロ予選に臨む。 今回のメンバーにはGKウラジミロ・ファルコーネ(レッチェ)、DFアレッサンドロ・ボンジョルノ(トリノ)、アルゼンチン出身のFWマテオ・レテギ(ティグレ)が初招集を受けることとなった。 その他、GKジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン)やDFレオナルド・ボヌッチ(ユベントス)、MFマルコ・ヴェッラッティ(パリ・サンジェルマン)、FWフェデリコ・キエーザ(ユベントス)らが招集。冨安健洋の同僚であるMFジョルジーニョ(アーセナル)や堂安律の同僚であるFWヴィンチェンツォ・グリフォ(フライブルク)も選出されている。 イタリアはグループCに入っており、イングランド代表、ウクライナ代表、北マケドニア代表、マルタ代表と同居。23日にイングランドとホームで、26日にマルタとアウェイで対戦する。 今回発表されたイタリア代表メンバーは以下の通り。 ◆イタリア代表メンバー30名 GK ジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン/フランス) アレックス・メレト(ナポリ) イバン・プロベデル(ラツィオ) ウラジミロ・ファルコーネ(レッチェ) DF アレッサンドロ・ボンジョルノ(トリノ) アレッシオ・ロマニョーリ(ラツィオ) ラファエウ・トロイ(アタランタ) ジョルジョ・スカルヴィーニ(アタランタ) レオナルド・スピナッツォーラ(ローマ) レオナルド・ボヌッチ(ユベントス) ジョバンニ・ディ・ロレンツォ(ナポリ) マッテオ・ダルミアン(インテル) フランチェスコ・アチェルビ(インテル) フェデリコ・ディマルコ(インテル) MF マッテオ・ペッシーナ(モンツァ) ダビデ・フラッテージ(サッスオーロ) サンドロ・トナーリ(ミラン) ニコロ・バレッラ(インテル) ブライアン・クリスタンテ(ローマ) ロレンツォ・ペッレグリーニ(ローマ) マルコ・ヴェッラッティ(パリ・サンジェルマン/フランス) ジョルジーニョ(アーセナル/イングランド) FW ウィルフリード・ニョント(リーズ・ユナイテッド/イングランド) ジャンルカ・スカマッカ(ウェストハム/イングランド) ヴィンチェンツォ・グリフォ(フライブルク/ドイツ) マテオ・レテギ(ティグレ/アルゼンチン) フェデリコ・キエーザ(ユベントス) マッテオ・ポリターノ(ナポリ) ドメニコ・ベラルディ(サッスオーロ) シモーネ・パフンディ(ウディネーゼ) 2023.03.18 18:45 Sat

イタリア勢で唯一欧州から去ったラツィオ、サッリ監督が主力3選手下げた采配を弁明「我々のチーム力は…」

ラツィオのマウリツィオ・サッリ監督が敗戦の弁を語った。 ラツィオは16日、ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のラウンド16・2ndレグでAZと対戦。ホームでの1stレグを1-2で落としていたなか、21分にFWフェリペ・アンデルソンが先制点を決め、2戦合計のスコアをタイに持ち込む。 しかし、28分に同点とされると、62分には逆転を許すことに。その後はネットを揺らせず、アウェイでも1-2で敗れ、2戦合計2-4でラウンド16敗退が決まった。 この結果、ラツィオは今季の欧州の舞台において、最初に姿を消すイタリア勢のチームということに。チャンピオンズリーグ(CL)ではナポリ、ミラン、インテルがベスト8進出を決め、ヨーロッパリーグ(EL)でもユベントスとローマがベスト8進出を掴んでいる。 これが敗戦に追い打ちをかける屈辱的な事実となってしまったわけだが、サッリ監督は試合後のイタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューで、自らのチームが対戦相手のAZを凌駕する可能性を秘めていなかったと語った。 「正しい姿勢でゲームに臨めたはずだ。1-1の時点までは可能性を感じたが、逆転されてからは信じられるものがなくなった。覚悟やメンタリティ、肉体的な強さが欠けていたと言わざるをえない」 一方、サッリ監督は1-1で迎えた58分にMFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチとMFマッティア・ザッカーニ、59分にDFアレッシオ・ロマニョーリを相次いで途中交代。中心選手3人を下げた直後の62分に逆転弾を叩き込まれている。 これについては「3つの選手交代? 予め今日のプレータイムを決めていた。最も長くプレーしている選手たちに休息を与え、競争力を維持したかったのだ。我々はフィジカルやメンタルといった観点から、一度に複数の大会をこなすチーム力を有していない」などと弁明した。 19日にセリエA第27節のローマ・ダービーが控えているラツィオ。少なからずこの大一番を意識した采配だったのかもしれないが、敗戦の弁が選手やファンの士気低下につながらないことを願うばかりだ。 2023.03.17 18:07 Fri

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鎌田大地に新情報、クリスタル・パレスのメディカルチェックの第一段階を完了とロマーノ砲

日本代表の活動に参加中のMF鎌田大地(27)が、クリスタル・パレスのメディカルチェックを済ませたという。 2023-24シーズンはセリエAに初挑戦。ラツィオでのプレーを選択した鎌田だったが、獲得を臨んだマウリツィオ・サッリ監督の下では苦しい戦いを続けることに。しかし、イゴール・トゥドール監督が就任すると、一気に信頼を得てレギュラーポジションを確保。パフォーマンスも上がっていった。 ラツィオとの契約は1年しかなく、オプションで3年間の延長がついていた中、一時は対談に傾いていた気持ちも残留することを決意。しかし、クラブとの交渉が上手くいかず、退団を選ぶこととなった。 新天地はフランクフルト時代の恩師であるオリバー・グラスナー監督率いるクリスタル・パレスが濃厚に。そんな中、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が「独占情報」として新情報を提供した。 ロマーノ氏によれば、鎌田はクリスタル・パレスの入団に向けた最初のメディカルチェックを完了したとのこと。フリーエージェントでの加入となり、2年契約を結ぶという。 さらに得意の「Here we go」を控えめに出し、「to be confirm soon.(すぐに確定する)」としている。 現在鎌田は2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦う日本代表の活動に参加中。一体どのタイミングでメディカルチェックに合格したのかは不明だが、代表活動終了後にはクリスタル・パレスとのサインが待っていることは間違いなさそうだ。 2024.06.11 00:10 Tue

「バローニが新監督」 ラツィオ会長が認める! 歓迎ぜずの声にも「ガッリアーニが望んだのには理由があるはず」

ラツィオの新監督はマルコ・バローニ氏(60)で決まりのようだ。 フェリペ・アンデルソンに続いて、鎌田大地が去り、ルイス・アルベルトも中東行きとされるなか、イゴール・トゥドール監督がチーム作りや補強方針などを巡ってのこじれにより、就任からわずか3カ月の任期で退任したラツィオ。来季の監督としてはエラス・ヴェローナの指揮を執るマルコ・バローニ氏の名が浮かぶ。 そのなか、イタリア『スカイ』によると、ラツィオのクラウディオ・ロティート会長が『Il Messeggero』のインタビューで「ヴェローナとはすべてが解決した。バローニがラツィオの新監督になる。我々が彼を望んだのは彼が優れた監督であり、正しいプロフィールの持ち主だからだ」と噂の人物が新指揮官と明言した。 この監督人事を巡り、一部では懐疑的な声もあるが、「彼を望まぬ者たちはおそらく(シモーネ・)インザーギや、(ステファノ・)ピオリ、(ウラジミール・)ペトコビッチを望まなかった人々だろう」と歴代監督の名を挙げながら反論。さらに、同じくバローニ氏の招へいに動いたモンツァの重役を口にし、選択の正しさを主張した。 「(モンツァの最高経営責任者を務めるアドリアーノ・)ガッリアーニのような勝者がバローニを望んだのには理由があるはず。4人の会長から祝福の連絡があった」 なお、ラツィオはバローニ氏と2年契約を結ぶといわれ、サラリーは100万ユーロ(約1億6000万円)強+ボーナスになるようだ。 2024.06.10 17:15 Mon

ルイス・アルベルトもラツィオ退団へ アル・ドゥハイル移籍がほぼ確実か

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ラツィオを去ってからフリーのマウリツィオ・サッリ氏(65)が自身のキャリアに言及した。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 今シーズンは日本代表MF鎌田大地も擁するラツィオで3年目を迎えたものの、3月に成績不振で辞任したサッリ氏。直後にプレミアリーグ行きの話もあったが、数カ月の休養を望んだとされる。 依然としてフリーの状況が続くなか、サッリ氏は自身が主催したイベントで『スカイ・スポーツ』にコメント。アントニオ・コンテ監督の就任が決まった古巣ナポリなどについて語った一方、イタリア国内のビッグクラブが自身に目を向けないことに疑問を呈している。 「これは私が自問自答しなければならないことだ。私を求めなかったいくつかのクラブに失望したことは隠さない。たとえ15分でも私の話に耳を傾けてくれる状況があったからだ。その理由を理解できれば、そういったクラブにも影響を与えられるのだろう」 また、そのクラブはパウロ・フォンセカ氏の招へいへと向かっているミラン、ラッファエレ・パッラディーノ氏の就任が決まったフィオレンティーナかとも問われたサッリ氏。「その2クラブは、私に合っていたと思う」と自らの考えを明かしている。 一方、自身の過去も振り返ったサッリ氏は、チェルシーからユベントスへと移った2019年の夏を回想。1年でのイタリア復帰を望むべきではなかったと自責の念をあらわにした。 「私のキャリアにおける根本的なミスだ。留まるには条件があった。アブラモビッチ(チェルシー前オーナー)時代に誰もが経験したように、2シーズン目を終えるのが難しいクラブだ」 「しかし、私はプレミアリーグの輪に留まった。良い成績を残すことができた。前年は5位だったが、リバプールとシティに次ぐ3位だった。ヨーロッパリーグ(EL)では13勝して優勝し、リーグカップではその年のチャンピオンズリーグ(CL)決勝に進んだリバプールとトッテナムを退けた。そして決勝でPK戦の末にシティに敗れた」 「私は避けなければならない大きな過ちを犯した。イタリアに戻りたいという気持ちは、プレミアリーグに残りたいという気持ちよりも小さくあるべきだった」 さらに、今後についても語ったサッリ氏は、ガルシア・ピミエンタ監督の就任が決まったセビージャからの話もあったと告白。しかし、「彼らと私の望む条件が違った」ため、現在は新たなチームを探しているようだ。 「できるだけ早く復帰したい。(ラツィオ辞任から)最初の2カ月は家族の問題に対処し、残りの期間もサッカーへの懐かしさをあまり感じられなかった。でも今はまたその欲求が高まっているから、1、2カ月以内には復帰できると思う」 「移籍市場の観点から言うと、現時点では、国外に行く以外の解決策を見つけるのが難しいと思う。だが、私としては、国外はハードルが高い」 2024.06.08 15:24 Sat

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ラツィオがエラス・ヴェローナのマルコ・バローニ監督(60)と契約合意か。 低調なシーズン、マウリツィオ・サッリ前監督との実質的な喧嘩別れ、長年主軸を担うルイス・アルベルトの退団発言、鎌田大地の急転退団(確実)…そして、それに伴うかのようにイゴール・トゥドール監督(46)が一転して退任へ。 低調かつ激動、非常にカオスなシーズンを送ってきたラツィオだが、イタリア『カルチョメルカート』によると、クラウディオ・ロティート会長はこの度、ヴェローナで指揮を執るバローニ監督の招へいへ大きく前進したという。 バローニ監督は現役時代にローマやナポリ、ボローニャ等でプレー。2000年の引退後、シエナやユベントスU-19、ペスカーラ、フロジノーネ等で指揮を執り、2021年夏から2年間のレッチェ指揮を経て、今季より現職だ。 今季の采配はそれなりに評価されているようで、モンツァとカリアリが早くからバローニ監督に接触。ただ、同監督はラツィオからの連絡でこちらに一本化。ヴェローナは後任としてパオロ・ザネッティ氏(41)を確保済みとされる。 このように、ラツィオはトゥドール監督退任とバローニ新監督就任がかなり濃厚。ヴェローナはザネッティ氏を来季からベンチに据え、バローニ新監督を断念したモンツァはアレッサンドロ・ネスタ氏(48)の招へいへ向かう。 また、モンツァで現職のラッファエレ・パッラディーノ監督(40)は来季からフィオレンティーナ。ヴィオラのヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督(46)はボローニャへ。ボローニャからはチアゴ・モッタ監督(41)がユベントスへ。 さらに、イバン・ユリッチ監督(48)が去るトリノはベネツィアでセリエA昇格の元イタリア代表DF、パオロ・ヴァノーリ監督(51)から就任OKを貰い、招へいがほぼ確実。ベネツィアもセリエB内からの引き抜きが濃厚とされる。 今夏はイタリア国内で指揮官大移動だ。 2024.06.07 11:40 Fri

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ヴェローナ、今季残留に導いたバローニ監督の退任を発表

エラス・ヴェローナは10日、マルコ・バローニ監督(60)の退任を発表した。 ベネヴェントやフロジノーネ、レッジーナなど多くの国内クラブで指揮を執り、2021年夏から2年間のレッチェ指揮を経て、昨夏にヴェローナの監督に就任したバローニ監督。 2023-24シーズンは開幕連勝を飾るなど好スタートを切ったが、第3節のサッスオーロ戦で初黒星を喫すると、以降の14試合は5分け9敗と大不振に陥り、降格圏の19位と低迷。 さらに今冬の移籍市場では、チームトップの6ゴールを挙げていたFWシリル・ウンゴニエ(→ナポリ)やMFフィリッポ・テラッチアーノ(→ミラン)、DFイサク・ヒエン(→アタランタ)らを引き抜かれたが、シーズン後半戦では6勝を挙げるなど巻き返しに成功。最終的に9勝11分け18敗の13位でシーズンを終え、チームをセリエA残留に導いた。 なお、後半戦の手腕が評価されたバローニ監督には、イゴール・トゥドール監督が辞任したラツィオが接触しており、同クラブのクラウディオ・ロティート会長は『Il Messeggero』のインタビューで「バローニがラツィオの新監督になる」と明言していた。 2024.06.11 07:00 Tue

ミリクが左ヒザ半月板の手術を実施、最低1カ月アウトか

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