元レスターのスリマニがブレストへ移籍、昨季はリヨンとスポルティングでプレー

2022.08.25 18:25 Thu
Getty Images
スタッド・ブレストは25日、スポルティングCPからアルジェリア代表FWイスラム・スリマニ(34)を獲得したことを発表した。契約は延長オプション付きの1年間となる。

かつてスポルティングで頭角を現し、2016年夏にレスターへ3100万ユーロの移籍金で加入したスリマニ。だが、思うような活躍は見せられず、ニューカッスルやフェネルバフチェ、モナコへとレンタルを繰り返した。
2021年1月にはリヨンへ移籍、その1年後の今年1月にはスポルティングに復帰したもの、目立った成績を残せず、古巣とは契約解除。この度3つ目のリーグ・アンクラブとなるブレストでプレーすることになった。

スリマニは「ミシェル・デル・ザカリアン監督らと話をして、彼らの中に自信を感じた。これまでの経験がチームに多くのものをもたらすことができると思う」と意気込みを語っている。

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キャプテンのマフレズがアルジェリア代表選外…サウジ移籍も輝き失い、CANでは無惨な敗退

アル・アハリに所属するFWリヤド・マフレズだが、アルジェリア代表から外されることとなった。 15日、アルジェリア代表はボリビア代表、南アフリカ代表との国際親善試合に臨むメンバーを発表。しかし、マフレズの名前はそこになかった。 アルジェリア代表はウラジミール・ペトコビッチ監督が3月に就任。今回が初の活動となったが、マフレズの名前はなし。イスラム・スリマニやユセフ・ベライリもメンバー外となっている。 その大きな理由はアフリカ・ネーションズカップ(CAN)の低迷とされている。グループDに入ったアルジェリアは、アンゴラ代表、ブルキナファソ代表、モーリタニア代表と同居も未勝利で最下位になり敗退。最終戦のモーリタニア戦で勝利すれば勝ち上がれたが、無惨にも敗れていた。 新たに就任したペトコビッチ監督は、チームに改革が必要だと考えたとのこと。その中で、マフレズやスリマニらが外されたようだ。 アルジェリア代表のキャプテンを務めていたマフレズだが、レスター・シティ、マンチェスター・シティと成功を収めていた中で、昨夏サウジアラビアのアル・アハリに完全移籍。しかし、サウジ・プロ・リーグで24試合9ゴール9アシストと期待された活躍はできておらず、サウジアラビアに移籍したスター選手の中で、初めて代表から声がかからない選手になったという。 2024.03.16 15:40 Sat

2部降格のコリチーバがアルジェリア代表FWスリマニと両者合意で契約解除…

ブラジルのコリチーバは1月31日、アルジェリア代表FWイスラム・スリマニ(35)との契約を双方合意の上に解除したことを発表した。 かつてスポルティングCPで頭角を現し、2016年夏にレスターへ3100万ユーロの移籍金で加入したスリマニ。その後、ニューカッスルやフェネルバフチェ、モナコへとレンタルを繰り返し、2021年1月にリヨンへ移籍すると、その1年後には古巣スポルティングに復帰。 わずか半年で古巣と契約を解除すると、2022年の夏にスタッド・ブレストへ移籍。ブレストでは主力としてリーグ・アン16試合に出場したが半年で契約を解除。2023年1月からはアンデルレヒトに活躍の場を移し、リーグ戦10試合に出場し8ゴールを記録したが、シーズン終了後に退団を発表。 その後、2023年の夏にコリチーバに移籍したスリマニは、リーグ戦11試合に出場し3ゴール2アシストを記録したが、終盤の4試合は足のケガで欠場すると、チームはセリエB(ブラジル2部)に降格していた。 2024.02.01 00:56 Thu

王座奪還を狙うアルジェリアがメンバー発表!マフレズやスリマニ、ベナセルらを招集【CAN2023】

アルジェリアサッカー連盟(FAF)は30日、アフリカ・ネーションズカップ(AFCON)に向けた同国代表メンバーを発表した。 2019年以来の王座奪還を狙うアルジェリア代表。今大会ではグループDに入り、ブルキナファソ代表、モーリタニア代表、アンゴラ代表と同居した。 ジャメル・ベルマディ監督は今大会に向けて、FWリヤド・マフレズ(アル・アハリ)やFWイスラム・スリマニ(コリチーバ)、MFナビル・ベンタレブ(リール)、イスマエル・ベナセル(ミラン)、DFラミ・ベンセバイニ(ドルトムント)といった主力を順当に選出した。 アルジェリアは初戦でアンゴラ(1/15)、第2戦でブルキナファソ(1/20)、最終戦でモーリタニア(1/23)と対戦する。 今回発表されたメンバーは以下の通り。 ◆アルジェリア代表 26名 GK ライス・エムボリ(CRベルイーズダッド) ウサマ・ベンボット(USMアルジェ) アントニー・マンドレア(カーン/フランス) DF ジネディーヌ・ベライド(USMアルジェ) モハメド・アミーヌ・トゥガイ(エスペランス/チュニジア) ケビン・ギトゥーヌ(メス/フランス) ユセフ・アタル(ニース/フランス) アフメド・トゥーバ(レッチェ/イタリア) ヤセル・ラルシ(シェフィールド・ユナイテッド/イングランド) ライアン・アイ=ヌーリ(ウォルバーハンプトン/イングランド) ラミ・ベンセバイニ(ドルトムント/ドイツ) アイサ・マンディ(ビジャレアル/スペイン) MF ソフィアン・フェグリ(ファティ・カラギュムリュク/トルコ) ラミズ・ゼルキ(フェイエノールト/オランダ) ヒチャム・ブダウィ(ニース/フランス) ナビル・ベンタレブ(リール/フランス) ファレス・チャイビ(フランクフルト/ドイツ) フセム・アワール(ローマ/インテル) イスマエル・ベナセル(ミラン/イタリア) FW リヤド・マフレズ(アル・アハリ/サウジアラビア) バグダッド・ブネジャー(アル・サッド/カタール) アダム・ウナス(リール/フランス) アミーヌ・グイリ(レンヌ/フランス) モハメド・アムーラ(ユニオン・サン・ジロワーズ/ベルギー) イスラム・スリマニ(コリチーバ/ブラジル) ユセフ・ベライリ(MCアルジェ) 2023.12.31 08:00 Sun

コリチーバ、アンデルレヒトを退団したアルジェリア代表FWスリマニとのプレ合意を発表!

ブラジルのコリチーバは21日、アルジェリア代表FWイスラム・スリマニ(35)との事前合意を発表した。 コリチーバは21日に公式X(@Coritiba)で、スリマニのハイライト映像と共に「事前契約締結」と、事前合意に至ったことを報告した。 かつてスポルティングで頭角を現し、2016年夏にレスターへ3100万ユーロの移籍金で加入したスリマニ。その後、ニューカッスルやフェネルバフチェ、モナコへとレンタルを繰り返し、2021年1月にリヨンへ移籍すると、その1年後には古巣スポルティングに復帰。 わずか半年で古巣と契約を解除すると、昨夏にスタッド・ブレストへ移籍。ブレストでは主力としてリーグ・アン16試合に出場したが半年で契約を解除し、今年1月からはアンデルレヒトに加入。リーグ戦10試合に出場し8ゴールを記録したが、シーズン終了後に退団していた。 2023.08.22 01:30 Tue

「レジェンドへの敬意」ジダン氏侮辱問題、似た事案がアルジェリアでも… マフレズが声明

物議を醸したフランスサッカー連盟(FFF)会長によるジネディーヌ・ジダン氏への侮辱発言問題だが、レジェンドへの敬意を欠く事案はアルジェリアでも発生しているようだ。フランス『フットメルカート』が伝える。 FFFのノエル・ル・グラエ会長は先日、フランス代表のディディエ・デシャン監督続投に関して「ジダンと連絡するまでもなく、デシャンと契約した」という旨を発言し、同代表FWキリアン・ムバッペから公然と批判されるなど大騒動となった。 デシャン監督の後任としてジダン氏が取り沙汰されていたことを意識した発言だったが、同氏への敬意を欠いたものとして、謝罪に追い込まれる形に。現在は同会長の退任手続きが進められている。 一方、似たような事案がジダン氏のルーツでもあるアルジェリアで発生中。同国史上最も偉大なサッカー選手の1人として敬愛されるラバー・マジェール氏(64)が、ファンからブーイングを浴びせられたという。 昨年はカタール・ワールドカップ(W杯)の抽選会にも登壇したマジェール氏。17日に南アフリカで行われたアルジェリア代表vsエチオピア代表にて、スクリーンに同氏の写真が映し出された際、スタジアム全体から大ブーイングが浴びせられたとのことだ。 これに反応したのがMFリヤド・マフレズ、FWイスラム・スリマニといったアルジェリア代表の中心選手たち。両者ともこの試合には出場していなかったが、マフレズはSNSを通じてマジェール氏への連帯を表明している。 「私たちアルジェリア人にとって、歴史上最も偉大な選手。そして何より彼は人格者。ここに改めて敬意を表します」 なお、マジェール氏がブーイングを浴びたのは、同氏が過去にアルジェリア代表を率いた際に結果が伴わなかったのに対し、現代表監督が国内で高い評価を得ていることが背景にあると考えられている。 2023.01.19 17:46 Thu

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南野拓実がフランス大手『レキップ』の年間ベストイレブン選出! 飛躍の2年目は9ゴール6アシストで2位フィニッシュに貢献

モナコの日本代表MF南野拓実がフランス『レキップ』のベストイレブンに選出された。 パリ・サンジェルマン(PSG)の3連覇、12度目の優勝で2023-24シーズンを終えたリーグ・アン。南野が所属するモナコは2位でフィニッシュ。リール、ブレスト、ニースと続いた。 フランスの大手メディアである『レキップ』は2023-24シーズンのベストイレブンを発表。南野が左サイドハーフとして選出された。 チームとしても躍進したモナコだが、南野も苦しみ続けた1年目とは大きく変わり、2年目の今シーズンは躍動。リーグ・アンでは30試合で9ゴール6アシストを記録し、チームの2位躍進に貢献していた。 『レキップ』はシーズンを通した南野に平均「6.08」の採点をつけていた。 「シーズン好調なスタートを切ったあと、秋には低迷期を迎えた。しかし、日本人はよく挽回し、ファイティング・スピリットととても良いフィニッシュを組み合わせた」 「アディ・ヒュッター率いるチームが2位を確保するのに十分すぎるとはいえないが、9ゴール6アシストという成績でシーズンを終えた」 2年目でフランスのサッカーにも慣れ、ヒュッター監督という理解してくれる監督がいたことは大きな転機となったはず。来シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)でもその活躍を見せてもらいたいものだ。 なお、ベストイレブンにはPSGからイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ、モロッコ代表DFアクラフ・ハキミ、フランス代表FWキリアン・ムバッペが選出。モナコからは、南野の他に、ロシア代表MFアレクサンドル・ゴロビン、U-23フランス代表MFマゲネス・アクリウシェが選出されている。 <span class="paragraph-subtitle">◆『レキップ』選定のベストイレブン</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/fom2024ligue1_best11_tw.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> GK ジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン) DF アクラフ・ハキミ(パリ・サンジェルマン) ダンテ(ニース) リリアン・ブラシエ(ブレスト) メルヴァン・バール(ニース) MF ピエール・レース=メル(ブレスト) アレクサンドル・ゴロビン(モナコ) ロマン・デル・カスティージョ(ブレスト) マゲネス・アクリウシェ(モナコ) 南野拓実(モナコ) FW キリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン) 2024.05.23 18:40 Thu

「ガチでモナ王」「いい笑顔」南野拓実が今季8ゴール目! 一度取り消しもVARで覆り満面の笑み「このまま2桁いって」

モナコの日本代表MF南野拓実がゴールで勝利に貢献した。 21日、リーグ・アン第30節でモナコはアウェイでブレストと対戦した。 南野はこの試合も先発出場。トップ下での起用となると、ボールに絡みチームの攻撃のリズムを作っていく。 すると40分にデニス・ザカリアが見事なミドルシュートを決めてモナコが先制。0-1とリードして折り返すと、後半立ち上がりからモナコが押し込む展開に。すると48分に南野が魅せた。 モナコは左サイドから崩すと、クレパン・ディアタが持ち上がると、マゲネス・アクリウシェとのワンツーで抜け出すことに。ボックス内左の深い位置から折り返すと、ニアサイドに走り込んだ南野がダイレクトで合わせ、ネットを揺らすこととなった。 このゴールはディアタがワンツーを受けたところがオフサイドと判定。取り消されてしまったが、VARチェックの結果、オンサイドと結果が覆され南野のゴールに。今シーズンのリーグ・アン8点目が貴重な追加点となり、チームは0-2で2位ブレストとの上位直接対決を制し、2位に浮上することに成功した。 ファンは「ガチでモナ王になってる」、「いい笑顔だな」、「さすがモナ王」、「みんなに愛されてるな」、「本当に嬉しい活躍」、「このまま2桁いってほしい」と活躍を称えた。 <span class="paragraph-title">【動画】南野拓実が今季8ゴール目! オフサイド取り消しも覆り満面の笑み</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="aAXMBCqW0os";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.22 09:15 Mon

南野拓実が2戦ぶりの今季8点目! 終盤2人退場もモナコが上位対決制して2位浮上【リーグ・アン】

リーグ・アン第30節、スタッド・ブレストvsモナコが21日にスタッド・フランシス・ル・ブレで行われ、アウェイのモナコが0-2で勝利した。なお、モナコのFW南野拓実は84分までプレーした。 直近のリーグ連勝を含む6試合無敗と好調を継続する3位のモナコは、1試合未消化ながら1ポイントに迫る2位のブレストとのアウェイ開催の上位対決に臨んだ。南野はこの大一番においてトップ下でスタメン入りした。 上位対決にふさわしい緊迫感のある中でスタートした試合は、ホームのブレストペースで進んでいく。 ゴロビン不在の影響によって中盤と前線がうまく繋がらないモナコは、フォファナらがフィニッシュまで持ち込むシーンはあるものの攻撃が停滞。南野は周囲に積極的に指示を出しながら、何とか良い形でボールを引き出そうと腐心する。 大きなピンチこそないものの、敵地で難しい戦いを強いられたモナコだったが、前半終盤にワンチャンスを生かして先制に成功する。40分、アクリウシュの中央突破からボックス左でパスを受けたバログンがすかさず折り返す。これにゴール前で反応した南野はDFと交錯して合わせ切れない。だが、こぼれを中途半端に繋いだ相手からボックス手前でボールを奪い切ったザカリアがゴール右上隅へ絶妙な右足のコントロールシュートを突き刺した。 ザカリアのゴラッソによって1点リードで試合を折り返したヒュッターのチームは、後半立ち上がりに日本代表FWが魅せる。 開始直後にボックス右に抜け出して際どいラストパスを供給した南野は、直後の48分にアクリウシュとのワンツーでボックス左に抜け出したディアタのプルバックをニアに飛び込んで右足ワンタッチで押し込む。当初はディアタの抜け出しでのオフサイドと判定されたが、VARのレビューの結果、オンサイドでのゴールが支持された。 南野の2試合ぶりとなる今季8点目で最高の時間帯に2点目を挙げたモナコは、ここからゲームコントロールに重きを置いた戦い方にシフト。攻撃的なカードを切って前がかるホームチームの攻撃を受け止めながら、カウンターを起点に3点目を狙う。 南野は中盤でボールを落ち着かせながら、ピンチの際には低い位置まで下がってスペースを埋める。さらに、チャンスと見れば果敢にボックス内へ飛び出すなど、攻守両面で精力的なプレーを見せる。 その後も2点差を維持するモナコは84分、南野とバログンがお役御免となり、ベン・イェデル、負傷明けのエンボロがピッチに送り込まれる。試合最終盤には小競り合いの際に暴力行為を働いたベン・セギル、シンゴが続けて一発退場となって最後は9人で戦うアクシデントに見舞われたが、このまま0-2でのクローズに成功した。 そして、南野のゴールなどで上位対決を制したモナコが3連勝で2位に浮上した。 2024.04.22 02:07 Mon

「今季は終わった」2024年未勝利マルセイユ…選手も指揮官もお手上げ?「僕ら全員ここを去るべき」「魂はどこにある?」

名門マルセイユが負のスパイラルにハマった。フランス『RMC Sport』が伝えている。 1990年代初頭にフランス勢として1度きりの欧州制覇を成し遂げている名門・マルセイユ。パリ・サンジェルマン(PSG)の台頭により近年はリーグ優勝から遠ざかるも、それでも毎シーズン2位〜5位を維持する力が彼らにはある。 しかし今季はここまで7勝9分け6敗の勝ち点30で9位。チャンピオンズリーグ(CL)はおろか、来季の欧州カップ戦圏内からかけ離されており、2024年に入ってからは5試合で0勝3分け2敗…公式戦全体では6試合未勝利だ。 18日はリーグ・アン第22節でブレストに0-1と敗戦。試合後、この日ケガでベンチ外となったGKパウ・ロペスがミックスゾーンに現れ、白星から遠ざかる現状を悲しんだ。 「もう今季は終わったのかもしれない。いや、終わったんだろう。言い訳は何もない。ひとつだけ言えるのは、残り3カ月…今と同じプレーをして今季を終えるわけにはいかない。このままいけば、来季も同じことの繰り返しだ」 「今の僕たちには、この名門(マルセイユ)のユニフォームを着る資格がない。スティーブ・マンダンダやディミトリ・パイェが教えてくれたその意味を今一度思い出さなくてはならない。でなければ、選手全員がここを去るべきだ」 また、昨年10月就任のジェンナーロ・ガットゥーゾ監督も、自らの責任に言及しつつ、就任当初から選手たちに“スピリット”が欠けていたとキッパリ。チームリーダー・パイェが昨季限りで退団した影響がマルセイユにはありそうだ。 「私自身の責任を回避するつもりはないが、魂はどこにある? 魂の欠如は困難を招き、やがてどん底へと堕ちていく。すなわち我々は負のスパイラルにハマってしまったのだ」 「いつも言っているだろう。キーワードは常に魂だ。このチームはあまりに脆弱すぎる。このレベルのカテゴリーにおいては、高い代償を払うこととなる…」 2024.02.19 13:40 Mon

PSGが2点のリードを守れず、好調ブレストとの上位対決はドローに終わる…【リーグ・アン】

パリ・サンジェルマン(PSG)は28日、リーグ・アン第19節でブレストと対戦し2-2の引き分けに終わった。 先週末に行われたクープ・ドゥ・フランスでフランス全国選手権(フランス3部)のオルレアンに快勝した首位PSG(勝ち点43)は、コロ・ムアニ、ムバッペ、バルコラを3トップに据えた[4-3-3]の布陣で試合に臨んだ。 公式戦6連勝中の3位ブレスト(勝ち点34)に対し、立ち上がりから攻勢に出るPSGは9分、コロ・ムアニのパスをボックス左で受けたムバッペがカットインから右足を振り抜いたが、これはGKビゾットのセーブに阻まれた。 その後もPSGがポゼッションで上回る展開で推移するも、なかなかシュートに持ち込むには至らない。それでも38分、ヴィティーニャのサイドチェンジを左サイドで受けたバルコラのループパスを供給すると、ボックス左に抜け出したアセンシオが左足ボレーでゴールに流し込んだ。 先制したPSGは前半終了間際に追加点を奪う。45分、バルコラのパスでボックス左から侵入したアセンシオがシュート。これはGKビゾットに弾かれたが、こぼれ球をゴール前に詰めたコロ・ムアニが押し込んだ。 2点のリードで後半を迎えたPSGは、立ち上がりの55分に失点する。ボックス右横まで駆け上がったララのダイレクトクロスをボックス内で受けたデル・カスティージョが縦への仕掛けからラストパス。最後はカマラのシュートがダニーロにディフレクトしゴール右隅に吸い込まれた。 さらにPSGは80分にも、ボックス左深くから侵入したサトリアーノの折り返しをニアに走り込んだマティアス・ペレイラが絶妙なヒールシュートでゴールに流し込まれ、試合を振り出しに戻された。 その後、PSGは89分にゴンサロ・ラモスを投入。しかし、最後まで勝ち越すことはできず。好調同士の上位対決は痛み分けのドローに終わった。 2024.01.29 06:50 Mon

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スタッド・レンヌ、前ミランのマッサーラ氏の新SD招へいを発表

スタッド・レンヌは10日、前ミランのリッキー・マッサーラ氏(55)のスポーツディレクター(SD)就任を発表した。 クラブはマッサーラ氏の招へいに際して「この任命は、クラブの長期的発展を目的とした重要な投資サイクルの一環であり、プロチームの高いスポーツ的野心を維持すること。ヨーロッパで最も効率的であると認められているアカデミーを強化することという2つの柱に焦点を当てている」と、同氏が育成部門からトップチームまで、クラブのスポーツ戦略を率いることになると、その役割を説明している。 ローマ時代にワルテル・サバティーニ氏やモンチ氏の右腕としてリクルート部門で活躍したマッサーラ氏。その後、2019年7月にSDとしてミランに招へいされると、テクニカルディレクター(TD)のパオロ・マルディーニ氏との二人三脚で名門復活の礎を築き、2021-22シーズンのセリエA優勝の立役者となった。 しかし、オーナーのジェリー・カルディナーレ氏との確執によって、昨年6月にマルディーニ氏と共にクラブを離れていた。 以降は古巣ローマやナポリといった国内クラブでの仕事も取り沙汰されたが、新天地はフランスとなった。 2024.06.11 14:10 Tue

RCランスがスティル氏の監督就任を発表! 昨季終盤まで伊東純也&中村敬斗所属のスタッド・ランス指揮

RCランスは10日、ウィル・スティル氏(31)の監督就任を発表した。契約期間は3年となり、共に戦うスタッフの構成は近々発表される。 選手としてのプロキャリアがないスティル氏は、10代後半に指導者キャリアをスタート。シント=トロイデンやスタンダール・リエージュ、リールセ、ベールスホットと母国クラブでアナリストやスカウト、コーチを歴任した。 2021年1月にはベールスホットの正指揮官に就任。28歳での指揮はジュピラー・プロ・リーグにおける史上最年少記録となった。 その後、2021年7月にスタッド・ランスでアシスタントコーチとなると、3カ月でスタンダール・リエージュに復帰。2022年7月にスタッド・ランスへ戻ると、オスカル・ガルシア監督が解任された同年10月に監督へ昇格。30歳での指揮は欧州5大リーグにおける史上最年少記録となった。 日本代表MF伊東純也も擁するチームを率いてからは、リーグ・アン15位に低迷していたなかでリーグ戦19試合無敗を達成。その後は負けが込み、結局11位で2022-23シーズンを終えた。 日本代表FW中村敬斗が加入した2023-24シーズンも続投したが、リーグ戦残り3試合の2024年5月に退任。フランク・エズ監督をニースに引き抜かれたRCランスが、フリーのスティル氏を後任候補の1人に定めていた。 RCランスのゼネラル・ディレクター(GM)を務めるピエール・ドレッシ氏は、スティル氏の就任についてコメントしている。 「ウィル・スティルをレーシング・クラブ・ドゥ・ランスに迎えられることを嬉しく思う。ウィルが監督に就任し、クラブが新たなサイクルをスタートさせることは我々の最優先事項だった」 「ウィルは早熟な記録を塗り替えた有望な監督なだけでなく、勝利に執着し、団結力にこだわる性格の持ち主だ。真の情熱家であり、征服者であり、優れた戦術家であるウィル・スティルは、スタッド・ドゥ・ランスでその足跡を残し、歴史的な19試合無敗記録を含む数々の説得力ある結果を残した」 「我々はウィル、そして彼のリーダーシップ、彼の伝染するエネルギーをラ・ガイレット(練習施設)とボラルト=デレリス(スタジアム)に迎えることを喜んでいる!」 2024.06.10 22:07 Mon

PSG行き決定的なロシア代表守護神、プライベートの問題で出国禁じられる…

パリ・サンジェルマン(PSG)行きが決定的とみられるロシア代表守護神が、ロシアからの出国を禁じられていることが判明した。フランス『RMC Sport』が報じている。 FCクラスノダールに所属するロシア代表GKマトヴェイ・サフォノフ(25)は、2000万ユーロ(約33億8000万円)の金額でクラブ間合意に至り、5年契約でのパリ行きが決定的となっている。 しかし、同選手は配偶者への未払いの経済的支援のため、地元当局からロシアからの出国を禁止されていることが判明した。 サフォノフは元パートナーと3年間に渡って離婚手続きを行っており、娘の親権をめぐって争っている。そして、地元の裁判所は同選手が元パートナーに60万ユーロ(約1億円)程度とみられる多額の支払い義務を負っているとの判決を下したという。 ロシア『Match TV』の取材に対し、サフォノフの弁護士は「金額については肯定も否定もできない。しかし、負債は莫大な額だ」と、未払いの扶養料があることを認めた。 今回の問題によってPSG行きが流れる可能性は低そうだが、クラブとしては選手サイドとしっかりとコミュニケーションを取っていく必要がありそうだ。 2024.06.08 22:30 Sat

トゥールーズのコモリ会長が“偽エージェント”問題で警察の捜査受ける…クラブと弁護士は潔白訴える

トゥールーズのダミアン・コモリ会長が、フランス国内で話題を集める“偽エージェント”問題で警察の捜査を受けたようだ。フランス『Le Parisien』が報じている。 コモリ会長は過去にトッテナム、リバプール、フェネルバフチェなどでフットボール・ディレクターを務め、2020年7月から母国のトゥールーズで会長を務めるヨーロッパのットボール界では知られた存在だ。 そのコモリ会長だが、先日にフランス国内で発覚した“偽エージェント”問題に巻き込まれたようだ。 フランス『レキップ』は5日、「スポーツエージェントの職務の違法な行使」、「偽造と偽造の使用」、「組織的ギャングの詐欺」、「組織的ギャングのマネーロンダリング」の捜査によって、ジョン・ヴァロヴィク=ガルティエ、ダヴィド・ヴェンディテッリ、ダヴィド・ワンティエを含む複数のエージェントが、マルセイユで警察に拘留されたと報じた。 一連の捜査は2021年にモンペリエからニースへ完全移籍したアルジェリア代表FWアンディ・ドゥロールの一件を端に発して行われていたものだった。 コモリ会長に関しては、ジョン・ヴァロヴィク=ガルティエの養父であり、元パリ・サンジェルマン監督のクリストフ・ガルティエ氏のもう一人の息子であるジョーダン・ガルティエ氏をカルレス・マルティネス・ノベル監督のアシスタントコーチに任命した際、“偽エージェント”であることを知りながらジョン・ヴァロヴィク=ガルティエと交渉を行ったことが問題視されているという。 そして、コモリ会長は司法警察に召喚され、6月に判決が下される予定だという。 なお、トゥールーズは今回の報道を受けて声明を発表。クラブと同会長が「完全な誠実さと透明性をもって、定められた規則を厳格に遵守してきた」と述べ、会長の弁護士オリヴィエ・マルタン氏は、違反行為は「特徴づけられない」と潔白を訴えている。 2024.06.08 15:12 Sat

ユナイテッド買収の『INEOS』にニース売却案か…検討と報道

マンチェスター・ユナイテッドの一部株式を取得したイギリスの化学大手メーカー『INEOS』は同じく所有するニースの売却を検討しているようだ。 ユナイテッドの株式27.7%を買収し、共同オーナーに就任したジム・ラトクリフ氏の『INEOS』。そのユナイテッドでさっそく組織改革に着手し、現場レベルでの改革だけでなく、老朽化が進むスタジアムや練習施設のインフラ整備に動くといわれる。 そんな『INEOS』が所有するユナイテッドとニースはともに来季のヨーロッパリーグ(EL)に出場。ただ、欧州サッカー連盟(UEFA)のルール上、同一オーナーのクラブが同一大会に出場するのは禁じられており、片方が出られない可能性があるとされる。 イギリス『インデペンデント』によると、UEFAがその問題解決に1シーズンの猶予を設けるとみられるが、ラトクリフ氏は幼き頃からファンだったとするユナイテッドの経営に集中したい思いもあり、ニースの売却を視野に入れ始めているという。 この動きはまだ初期段階のようだが、UEFAは2025-26シーズンからこうした問題に対する規則をさらに厳格化する方針ということで、いずれにせよ、売却に前向きとされる。 2017年のFCローザンヌ・スポルトに続き、2019年にニースを買収し、新たにユナイテッドを姉妹クラブとした『INEOS』のラトクリフ氏。ユナイテッドの再建とともに、このマルチクラブ・オーナーシップに関するUEFAの規則をどう解消していくか注目だ。 2024.06.08 13:05 Sat

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