レスターがチェルシーの逸材MFカサデイをレンタル! U-20W杯で得点王&MVP

2023.08.16 00:41 Wed
Getty Images
レスター・シティは15日、チェルシーからU-20イタリア代表MFチェーザレ・カサデイ(20)を1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。背番号は「7」に決定。なお、今回の契約は買い取りオプションを含まないドライローンとなる。

同胞エンツォ・マレスカ監督率いるレスターへの武者修行が決定したカサデイは、クラブ公式サイトを通じて新天地での意気込みを語っている。
「とても気分が良いよ。ここに来られて本当に嬉しいし、興奮している。そして、新たなスタートを切るのが待ちきれないよ。明らかに、レスターは大きなチームであり、僕は勝つためにここに来て、できる限りのことをして戦い、このチームのために一生懸命働くつもりだ」

カサデイはインテルの下部組織出身で、2022年8月にチェルシーに完全移籍で加入。加入後はU-21チームを主戦場に、今年2月にはチャンピオンシップ(イングランド2部)のレディングに半年間のレンタル移籍。リーグ戦15試合1ゴールの数字を残した。

また、先のFIFA U-20ワールドカップ(W杯)では大会得点王となる7ゴールを決め、MVPにも輝いた。
185cmの恵まれた体躯とアスリート能力、戦術眼を兼ね備える万能型のMFは、強度の高い守備や展開力を有するが、最大の魅力は得点力。レンジを問わない正確なシュートに加え、ゴール前に飛び込んでいく感覚、ボックス内でのプレー精度が傑出しており、インテル時代にはラツィオで活躍していたセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチと比較する声も。また、チェルシーではレジェンドMFフランク・ランパードのような得点力のあるセントラルMFとしての大成が期待される。

今夏のチェルシーではアメリカツアーにも帯同したが、今シーズンは1年でのプレミアリーグ復帰を目指すフォクシーズでのプレーを選択した。

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チェルシーが19歳FWジエゴ・モレイラのレンタル打ち切り発表、リヨンから予定切り上げて復帰

チェルシーは22日、U-20ポルトガル代表FWジエゴ・モレイラ(19)のリヨンへのレンタル移籍を打ち切ると発表した。 ジエゴ・モレイラは昨年7月にベンフィカからチェルシーへ加入。2023-24シーズン序盤の昨年8月30日、EFLカップ1回戦・ウィンブルドン戦でデビューを飾るも、2日後にリヨンへの武者修行が発表され、ここまでリーグ・アン7試合、クープ・ドゥ・フランス2試合に出場していた。 チェルシーとリヨンによると、当初2024年6月30日までのレンタル契約を締結も、ジエゴ・モレイラを含めた3者で協議した結果、相互合意によりレンタル打ち切りが決定。同選手はロンドンへ戻ることとなる。 なお、チェルシーはつい先日にも、レスター・シティへ貸し出していたU-21イタリア代表MFチェーザレ・カサデイ(21)のレンタル打ち切りを発表。チェルシーU-21登録のカサデイは20日からマウリシオ・ポチェッティーノ監督率いるトップチームで練習に加わっている。 2024.01.22 20:51 Mon

将来性豊かなカサデイのレンタル打ち切りも影響なし? 2部首位レスターが誇る充実の中盤3枚

レスター・シティからチェルシーへレンタルバックしたU-21イタリア代表MFチェーザレ・カサデイ(21)。早期のレンタル打ち切りとなった背景を『フットボール・イタリア』が解説している。 昨年のU-20ワールドカップ(W杯)でU-20イタリア代表の主軸を担い、決勝戦まで7試合7得点という数字により、大会得点王とMVPの個人2冠に輝いたカサデイ。準優勝したイタリアの中でもひときわ眩い輝きを放った。 クラブキャリアでは2022年夏にインテルからチェルシーへ移籍し、U-21チームに身を置きつつ、2022-23シーズン後半戦はチャンピオンシップ(イングランド2部)のレディング、今季は頭からレスターへと武者修行に出た。 レスターではここまでリーグ戦22試合、公式戦全体で25試合出場とコンスタントにプレーし、欠場わずか3試合。しかし19日、1年間の予定だったレンタル契約が打ち切られ、今冬でチェルシーへと帰還することが発表された。 というのも25試合中スタメンは11試合で、リーグ戦だと8試合のみ。1年でのプレミアリーグ復帰を目指してチャンピオンシップで首位を走るレスターは、ナイジェリア代表MFウィルフレッド・エンディディ、イングランド人MFキアナン・デューズバリー=ホール、元イングランド代表MFハリー・ウィンクスと“プレミア級”の3枚が[4-3-3]の中盤でレギュラーポジションを占めている。 昨夏MFジェームズ・マディソン、MFハーヴィー・バーンズ、DFティモシー・カスターニュを売却、そしてMFユーリ・ティーレマンス、DFチャグラル・ソユンジュも契約満了で退団したレスターは、2部降格に伴う広告収入減を加味してなお十分な資金を保持。エンディディ、デューズバリー=ホールを手元に残しながら、ウィンクスをトッテナムから完全移籍で獲得することにも成功した。 また、ここ数日はインテルから元イタリア代表MFステファノ・センシ(28)の今冬獲得にも接近と伝えられており、中盤の選手層はさらに強化される見通し。経験を積むべくチェルシーからやってきた将来性豊かなカサデイだが、レスターの中盤で定位置を築くことは難しかったようだ。 何はともあれチェルシーへと帰還したカサデイ。チェルシー側はプレミアよりもフィジカルコンタクトが激しい2部で逞しく奮闘する21歳を高く評価しているようで、20日からマウリシオ・ポチェッティーノ監督率いる“1軍”で練習中…トップチームデビューはそう遠くはなさそうだ。 2024.01.21 14:28 Sun

チェルシー、レスターからU-21イタリア代表MFカサデイを早期レンタルバック

チェルシーは19日、レスター・シティにレンタル移籍していたU-21イタリア代表MFチェーザレ・カサデイ(21)を早期復帰させたことを発表した。 U-21イタリア代表の主軸MFであるカサデイは昨夏、1年のレンタルでレスター・シティに移籍。チャンピオンシップ22試合出場(うち先発は8試合)で2ゴールを挙げていた。 チェルシーは現在、プレミアリーグで9位と苦戦。半年復帰を早めたカサデイがチェルシーの救世主となれるか。 2024.01.20 07:30 Sat

チェルシー期待の若手カサデイ、レスターがローンでの獲得目指す!

レスター・シティがチェルシーからU-20イタリア代表MFチェーザレ・カサデイ(20)の獲得を狙っているようだ。 今季、チャンピオンシップ(イングランド2部相当)から出直しのレスター。エンツォ・マレスカ新監督のもと、先週末の開幕戦でコベントリー・シティを2-1で下し、見事に白星スタートを切った。 そんなレスターだが、イギリス『レスター・マーキュリー』によると、マレスカ監督はチェルシー期待の若手であるカサデイをターゲットに定め、ローンでの獲得に本腰を入れ始めているという。 カサデイは中盤のプレーヤーだが、U-20ワールドカップ(W杯)で大会得点王の7ゴールを決め、MVPにも輝いた逸材。今夏のチェルシーではアメリカツアーにも帯同した。 一部主力が去っていき、プレミアリーグ返り咲きを目指すなかで、チームの再建も求められるレスター。マレスカ監督もイタリア国籍とあって、カサデイにより注目しているようだが、果たして。 2023.08.07 16:05 Mon

ユベントス関心のカサデイ、プレミアリーグでの活躍を渇望

ユベントスが関心を示すチェルシーのU-20イタリア代表MFチェーザレ・カサデイ(20)だが、プレミアリーグで活躍することが現時点での目標と明言した。 先のU-20ワールドカップで中盤ながら7ゴールを挙げ、大会MVP及び得点王に輝いたカサデイ。イタリアを準優勝に導いた活躍により、ユベントスはFWドゥシャン・ヴラホビッチの取引の一部にカサデイを要求しているとの報道があった。 しかし、カサデイは昨夏に加入したチェルシーで今後もキャリアを続けたい希望をイギリス『スポーツウィーク』のインタビューで明かした。 「チェルシーのようなチームと契約できるチャンスはキャリアの中で一度もない可能性がある。だから僕はこのチャンスを掴みたいと思った。代理人とよく考えて決めた決断に本当に満足している。チェルシー移籍が人間的にも選手としても成長の機会を与えてくれた」 「シーズンが終わったばかりだから少しサッカーから離れたい。でもチェルシーとは5年契約を結んでいる。クラブは長期的なプロジェクトを掲げている。僕はチェルシーのユニフォームを着て世界No1のプレミアリーグでプレーすることが目標だ」 2023.06.25 07:00 Sun

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アンチェロッティ監督の副官務める息子・ダビデ氏、スタッド・ランス&レスターから関心もレアル残留が既定路線か

レアル・マドリーでアシスタントコーチを務めるダビデ・アンチェロッティ氏(34)は来シーズンも父親を支える意向のようだ。スペイン『Relevo』が報じた。 パリ・サンジェルマン(PSG)やマドリーでフィットネスコーチを務めた後、2016年7月からはカルロ・アンチェロッティ監督のアシスタントを務めているダビデ氏。偉大な父親と共にバイエルンやナポリ、エバートン、マドリーで苦楽をともにしてきた。 そんななか、日本代表MF伊東純也とFW中村敬斗も所属するスタッド・ランスが、退任決定済みのウィル・スティル監督の後任としてダビデ氏の招へいを検討。また、エンツォ・マレスカ監督がチェルシーへと向かったレスター・シティもアプローチをかけているという。 リーグ・アン、もしくはプレミアリーグで指揮するチャンスが訪れているダビデ氏だが、あと1年はマドリーに留まる意向とのこと。今夏も可能性はゼロではないが、父カルロと共にもう少しマドリーで過ごしてから、自らに合うクラブでの指揮官デビューを望んでいるようだ。 戦術面に大きな影響を及ぼしている上、監督と選手の橋渡し役としてもロッカールームで重要な役割を担っているダビデ氏。隣で見てきた父からの学びを活かす時はいつになるのだろうか。 2024.06.08 17:50 Sat

プレミア返り咲きのレスター、中心CBヴェステルゴーアと2027年夏までの新契約!

レスター・シティは7日、デンマーク代表DFヤニク・ヴェステルゴーア(31)と契約延長で合意したと発表した。新契約は2027年夏までとなる。 2021年夏にサウサンプトンから加入した199cmセンターバックは過去2シーズンこそ思うように出番を増やせずだったが、今季はチャンピオンシップ42試合(2得点)に出場。1年でのプレミアリーグ返り咲きとなる優勝に大きく貢献した。 レスター3年目にして主力の地位を確立したが、今季が契約最終年。デンマーク代表の一員としてユーロ2024の戦いが間近に迫るなか、新たに3年契約を結び、クラブを通じて喜びの思いを語った。 「フットボールと自分の状況が良い方向に発展したなか、ここにいられるのはただただ嬉しいよ。それと、落ち込みを乗り越えて、頑張り続けたのにもある種の誇りを感じる。逆境を乗り越えて、自分も貢献できるのを少しだけ示せた」 2024.06.08 09:00 Sat

昇格組のレスター、イヘアナチョやプラートら3選手の退団を発表

来シーズンのプレミアリーグ昇格を決めているレスター・シティは7日、今シーズン限りで契約が満了する3選手の退団を発表した。 今回、今季限りでの退団が発表されたのはナイジェリア代表FWケレチ・イヘアナチョ(27)、ベルギー代表MFデニス・プラート(30)、イングランド人MFマーク・オルブライトン(34)の3選手。 2017年8月にマンチェスター・シティからレスターに加入したイヘアナチョは、しなやかな身のこなしで前線の複数ポジションをカバーする左利きアタッカー。レスターではFWジェイミー・ヴァーディという絶対的エースの存在もあり、不動の地位を築くにはいたらなかったが、在籍7シーズンで公式戦232試合に出場61ゴール34アシストを記録した。 なお、イヘアナチョにはオリー・ワトキンスのバックアップを探すアストン・ビラへの移籍が噂されている。 2019年8月にサウサンプトンからレスターに加入したプラート。加入後はすぐにレギュラーに定着したが、度重なるケガで徐々に出場機会を失うと、2021-22シーズンにはトリノへレンタル移籍。チャンピオンシップ(イングランド2部相当)での戦いとなった今季もポジション奪取には至らず、リーグ戦17試合の出場に留まっていた。 2014年5月からレスターでプレーするオルブライトンは、奇跡として語り継がれる2015-16シーズンのプレミアリーグ優勝や、2020-21シーズンのFAカップ制覇に貢献したほか、出場数も通算295試合を数える。しかし、近年は出場機会に恵まれな状態が続くと、チャンピオンシップに降格した今季も公式戦18試合に出場に留まっていた。 2024.06.08 08:30 Sat

37歳ヴァーディが2025年までレスターとの契約を延長「年齢はただの数字に過ぎない」

レスター・シティは7日、元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディ(37)との契約を2025年6月30日まで延長したことを発表した。 新契約にサインしたヴァーディは、公式サイトで以下のようにコメントしている。 「昨シーズンのような数字を残せたことは嬉しい。自分のことは自分でやる。いつも言っていることだけど、年齢はただの数字に過ぎないんだ。僕の脚は問題ないと感じているから、脚が『もう終わりだ、試合終了だ』と言うまで現役を続けるつもりなんだ。いつかその日が来るだろうけど、それは今じゃない」 「プレミアリーグで新たなシーズンを過ごし、我々がどんな結果を残せるか楽しみだ。間違いなく、プレミアリーグは世界最高のリーグだ。そこでプレーしたいんだ」 レスターのアイコンとして2015-16シーズンのプレミアリーグ優勝にも大きく貢献したヴァーディ。今年1月に37歳の誕生日を迎えた韋駄天FWは、2023-24シーズンもエースストライカーとしてチャンピオンシップ(イングランド2部相当)で18ゴールといまだ健在だ。 シーズンでも20ゴールを決め、チームを1年でのプレミアリーグ返り咲きとともに、チャンピオンシップ優勝に導いた。 2024.06.08 07:00 Sat

チェルシーがレスターを2部優勝に導いたマレスカ氏を新監督に招へい! 5年契約に1年延長OP付き「どんな監督にとっても夢」

チェルシーは3日、イタリア人指揮官のエンツォ・マレスカ氏(44)の新監督就任を発表した。 契約期間は7月1日から5年間となる。さらに1年間の延長オプションがついている。 監督就任が決定したマレスカ氏はクラブを通じてコメントしている。 「世界最大のクラブの1つであるチェルシーに加入することは、どんな監督にとっても夢だ。だからこそ、この機会にとても興奮している」 「非常に才能のある選手やスタッフのグループと協力し、クラブの成功の伝統を引き継ぎ、ファンに誇りを感じてもらえるようなチームを育てることを楽しみにしている」 マレスカ氏は現役時代はユベントスやボローニャ、フィオレンティーナ、ピアチェンツァ、セビージャ、オリンピアコス、マラガ、サンプドリア、パレルモ、エラス・ヴェローナと多くのクラブを渡り歩いた。 引退後は指導者の道を歩み、アスコリやセビージャ、ウェストハムでアシスタントコーチを務めると、マンチェスター・シティのU-23チームで初の監督に挑戦。その後、パルマの監督に就任すると、2022年7月からはジョゼップ・グアルディオラ監督の下でシティのアシスタントコーチを務め、今シーズンからレスターで指揮を執っていた。 チャンピオンシップ(イングランド2部)を戦うレスターを指揮すると、チャンピオンシップでは31勝4分け11敗。それでも見事に優勝を果たし、チームをプレミアリーグに昇格させていた。来シーズンはプレミアリーグで指揮することも期待されたが、チェルシーを指揮することに。古巣との対決も注目が集まる。 なお、チェルシーはマウリシオ・ポチェッティーノ監督が今シーズンは率いており、最終的に6位でフィニッシュしカンファレンスリーグ(ECL)の出場権を獲得。ただ、方向性の違いもあり、シーズン終了後に契約解除となっていた。 2024.06.03 23:15 Mon

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ウサイン・ボルト氏がデフォー氏との対峙で悲劇…チャリティーマッチでアキレス腱を断裂

元陸上選手のウサイン・ボルト氏がイングランドで参加したフットボールのチャリティーマッチで悲劇に見舞われてしまった。 かつて世界最速のスプリンターとして名を馳せ、引退後はフットボール好きが高じてプロ選手にも挑戦したボルト氏。9日にロンドンのスタンフォード・ブリッジで毎年恒例のチャリティーマッチ『サッカーエイド』に参加し、マウリシオ・ポチェッティーノ氏が監督を務めるワールドイレブンのキャプテンとして出場した。 だが、イングランドが3-2でリードする63分、右センターバックでプレーするボルト氏は対峙したジャーメイン・デフォー氏の仕掛けに対応しようとしたところ、右足が芝に引っかかったか、その足首を手で押さえてピッチに倒れ込む事態に。以降は動けず、66分にそのまま担架に乗せられ、ピッチの外に運ばれていった。 そんなボルト氏は試合後、自身のSNSに右足を固定しての松葉杖姿をアップ。さらに「アキレス腱を断裂してしまったが、俺らは戦士だ」と綴り、重傷を明らかにした。 ボルト氏は2017年に現役を引退し、今年8月に38歳。チームは3-6で敗れ、自身も大ケガを負ってしまったが、ワールドイレブンでチームメイトだったアレッサンドロ・デルピエロ氏のゴールをアシストするなどで試合を盛り上げていた。 <span class="paragraph-title">【動画】チャリティーマッチ出場のボルト氏に悲劇</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="rEJz00Jutps";var video_start = 329;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.10 19:15 Mon

「一部は僕で、一部はメディカルスタッフのせい」 ユーロ行きに滑り込みのショー、今季のケガを語る

イングランド代表DFルーク・ショーがマンチェスター・ユナイテッドでのケガを振り返った。 2014年夏のユナイテッド入りからケガに苦しみながらも左サイドバックの一番手をほしいがままとするショー。昨季もユナイテッドでの自己ベストに並ぶ公式戦47試合に出場したが、今季は筋肉系の故障を繰り返し、トータルでも15試合のプレーに終わった。 痛かったのは2月中旬に行われたプレミアリーグ第24節のアストン・ビラ戦でアクシデント交代したにもかかわらず、翌節のルートン・タウン戦も先発したこと。結果、ルートン戦では前半終了間際に交代し、その試合を最後に筋肉系の故障で全休を強いられた。 28歳DFはその長引いた離脱に自身だけでなく、周囲にも非があると感じているようだ。 「アストン・ビラ戦で違和感があってハーフタイムに交代したけど、それはみんなの責任だ。一部は僕で、一部はメディカルスタッフのね。彼らの誰もがそう認めると思う」 「検査では大したことじゃなかったけど、丸1週間にわたって練習しなかった。で、試合前日にトレーニングをしたんだ。監督にプレーを求められたら、絶対に断らない」 「でも、プレーすべきじゃなかった」 だが、来る夏のユーロ2024メンバーに何とか滑り込み、驚きの声も。「何人かに『ユナイテッドで間に合わず、イングランドで間に合うなんてどういうことだ』と聞かれたりもした」とし、周囲の反応に理解を示すが、全力を尽くした結果だと述べた。 また、「何があったのか公表した方がいい。どうして僕がここにいて、ユナイテッドでいなかったのか、多くの疑問があると思うから。そのことが頭から離れないし、そんなことをしていると思われたくない」とも語っている。 ガレス・サウスゲイト監督からはグループステージ第2戦からの出場見込みが語られるが、「初戦に出たい。そこに嘘なんてない。でも、チャンスは現実的に1回しかないし、あまり急ぎたくない。違和感があればそこで終わり。そんなの起きてほしくない」と話した。 2024.06.10 16:35 Mon

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ユナイテッドは来季監督が誰だろうとサンチョ売却方針か…売値を80億円に設定

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