ユーベがカリアリMFナンデスを再び獲得へ? 選手譲渡で移籍金引き下げを狙う

2022.06.17 14:50 Fri
Getty Images
ユベントスカリアリに所属するウルグアイ代表MFナイタン・ナンデス(26)の獲得を目指しているようだ。イタリア『カルチョ・メルカート』が報じている。

ナンデスは2019年8月にボカ・ジュニアーズからカリアリへと加入。豊富な運動量や献身的な守備をベースとしたセントラルハーフ、もしくは右サイドハーフで、ウルグアイ代表でも主力選手の1人として通算49試合0得点を記録している。
今シーズンは新型コロナウイルス感染やケガの影響により、公式戦22試合の出場にとどまったナンデス。クラブもセリエB降格が決まり、過去にもユベントスを含めたセリエAの上位クラブやプレミアリーグ行きがたびたび囁かれてきたことからも、3シーズンを過ごしたカリアリをいよいよ離れるのではないかとみられている。

『カルチョ・メルカート』によると、スカッドの刷新を目論むユベントスはすでにカリアリとの交渉に乗り出しており、ナンデス獲得のために必要となる移籍金は1500万ユーロ(約21億1000万円)前後とのことだ。

これに対し、ユベントスはU-23チームに所属する選手らを譲渡することで移籍金の引き下げを図りたいようだ。今シーズン、1年レンタルで加入したセリエCのパレルモで公式戦47試合29得点を挙げたブラジル人FWマッテオ・ブルノーリ(27)や、セリエBのヴィチェンツァに1年レンタルで在籍したU-21イタリア代表MFフィリッポ・ラノッキア(21)が候補に挙げられている。

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ベルギー代表GKカスティールスの新天地はサウジアラビアに!

サウジアラビアのアル・カーディシーヤFCは10日、ヴォルフスブルクを退団したベルギー代表GKコーエン・カスティールス(31)を完全移籍で獲得した。契約期間は2027年6月30日までとなる。 ヘンクでプレデビューを飾ったカスティールスは、ホッフェンハイムでのプレーを経て、2015年1月にヴォルフスブルクへ完全移籍したが、2014-15シーズンはブレーメンへ半年レンタルに出された。 復帰したヴォルフスブルクでは、当時の守護神ディエゴ・ベナーリオの控えに回っていたが、2017年の夏にベナーリオが移籍したことで正守護神の定着。在籍9シーズンで公式戦275試合に出場し91試合のクリーンシートを達成した。 かつてヘタフェやセビージャで指揮官を務めたミチェル監督の下、2023-24シーズンのサウジ・ファーストディヴィジョンリーグ(2部)を優勝したアル・カーディシーヤFCは、カスティールスのほかにもカリアリを退団したウルグアイ代表MFナイタン・ナンデスやアル・シャバブを退団したサウジアラビア代表MFフセイン・アル=カフタニを今夏の移籍市場で獲得している。 2024.06.11 08:30 Tue

カリアリ退団のナンデス、ローマ行き噂もサウジアラビア移籍が決定

ウルグアイ代表MFナイタン・ナンデス(28)のサウジアラビア行きが決定した。 アル・カーディシーヤFCは24日、ナンデスがフリートランスファーで加入することを発表した。 2019年夏からカリアリで活躍し、これまでインテル、ナポリ、ユベントスへのステップアップも取り沙汰されたウルグアイ代表MF。 今シーズン限りでカリアリとの契約が満了し、今夏フリートランスファーとなる実力者に対しては、現役時代にボカ・ジュニアーズで共にプレーしたダニエレ・デ・ロッシ監督が率いるローマへの移籍が取り沙汰されていた。 しかし、その新天地はサウジアラビアのアル・カーディシーヤとなった。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によると、レアル・マドリーのレジェンドであるミチェル監督が指揮し、元アルゼンチン代表FWルシアーノ・ビエット、ペルー代表FWアンドレ・カリージョ、元マルセイユのスペイン人DFアルバロ・ゴンサレスらを擁するクラブは、年俸1000万ユーロ(約17億円)の3年契約という好条件のオファーで実力者の獲得に成功したとのことだ。 2024.05.24 19:35 Fri

ローマが今夏フリーのナンデス獲得に動く…デ・ロッシ監督たっての希望

ローマが、カリアリのウルグアイ代表MFナイタン・ナンデス(28)の獲得に向けて交渉を進めているようだ。 元ポルトガル代表MFレナト・サンチェスのパリ・サンジェルマンへのローンバックが既定路線のローマは、同選手に代わるボックス・トゥ・ボックスMFの獲得を優先事項としている。 そういったなか、2019年夏からカリアリで活躍し、これまでインテル、ナポリ、ユベントスへのステップアップも取り沙汰されたウルグアイ代表MF獲得への動きを本格化させている。 ナンデスは今シーズン限りでカリアリとの契約が満了し、今夏フリートランスファーとなる。イタリア『Leggo』によると、ローマは同選手に対して年俸200万ユーロ(約3億4000万円)程度の3年契約をオファーしているという。 また、ナンデス獲得はダニエレ・デ・ロッシ監督の特別なリクエストだという。デ・ロッシ監督と同選手はボカ・ジュニアーズ時代に短期間ながらチームメイトとしてプレーしており、青年指揮官は元同僚の実力や人となりを把握した上で、クラブに対して獲得を求めているようだ。 なお、ローマは同選手がコパ・アメリカへ参戦する前に交渉を完了させたい考えだ。 2024.05.22 16:30 Wed

実力者ナンデスがついにインテル移籍へ? カリアリ側から譲渡の形...代理人も示唆「交渉中だ」

カリアリのウルグアイ代表MFナイタン・ナンデス(27)。代理人がインテル移籍を示唆した。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 カルチョファンにお馴染みのナンデス。かつての“闘犬”ジェンナーロ・ガットゥーゾ氏のごとく、中盤の低い位置から相手選手を削るファイターは、2019年夏にボカ・ジュニアーズからカリアリへ加入後、幾度となくさらなるステップアップが囁かれてきた実力者だ。 その過程で度々名前が上がってきたのがインテル。移籍成立が間近…という噂が広まった時期もありながら、最後はカリアリに残り、昨シーズンはセリエBでのプレーを余儀なくされることに。ただ、インテルからの関心は残っていたようだ。 ナンデスの代理人を務める同胞のパブロ・ベンタンクール氏がこのほど、「現在のナンデスはケガからの回復に尽力している」と、ハムストリング治癒を目指しているクライアントの現状を報告しつつ、こんなことを語った。 「彼は来たる移籍市場で名前が上がることになるだろう。我々はインテルと交渉中だ」 『カルチョメルカート』によると、カリアリはクラウディオ・ラニエリ監督の指令により、インテルから1年間のレンタル移籍で獲得しているU-21イタリア代表MFガエタノ・オリスタニオ(21)の完全移籍移行を目指しているという。 インテルとの契約には買い取りオプションが付帯しているようだが、今季終了後に契約が切れるナンデスを交渉に含めることで減額につなげたい考え。「ナンデスはインテルの軌道に乗った」と論じられており、どうやら交渉成立の可能性が高まっているようだ。 2023.11.29 14:05 Wed

王者ナポリがカリアリのナンデスに関心、過去にインテル行き近づいた実力者

ナポリがカリアリの元ウルグアイ代表MFナイタン・ナンデス(27)に関心を寄せているようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。 ナンデスは2019年8月にボカ・ジュニアーズからカリアリへ加入。今シーズンは自身初となるセリエBでの戦いだったが、2021年夏にはインテル移籍まであと一歩となっていたほどの実力者で、カルチョファンにはお馴染みのセントラルハーフだ。 ここ1〜2年は移籍の噂もあまり聞こえなかったが、カリアリとの契約は2024年6月までとなっており、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ルディ・ガルシア新監督を迎えるセリエA王者・ナポリが関心を寄せているという。 ナポリはすでに選手側と接触しているようで、ナンデスが戦力になる選手だと確信。移籍金は600万〜700万ユーロ(約9億4000万〜10億9000万円)が着地点になると考えられている。 なお、カリアリは今シーズンのセリエBで5位フィニッシュも昇格プレーオフを制しており、1年でのセリエA復帰が決定。公式戦37試合に出場した主軸・ナンデスとの契約延長を望んでいるとのことだ。 2023.06.26 20:28 Mon

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セリエA復帰希望が明白なモラタ、アトレティコを突き放す「明らかに僕は優先されていない」

スペイン代表のキャプテン、FWアルバロ・モラタ(31)が所属するアトレティコ・マドリーを牽制した。 ユーロ2024を控えるスペイン代表の大黒柱であるモラタだが、同時にクラブキャリアの今後が注目されており、大会後のイタリア・セリエA復帰が取り沙汰されている状況だ。 以前はユベントスで活躍したモラタ。 本人がセリエA復帰を望んでいるのは、もはや公然の事実となっており、古巣ユベントスやミラン、ローマと紐付けされるなか、スペイン『El Larguero』で、現所属のアトレティコを突き放すように意見を述べている。 「アトレティコの誰とも話していないけど、クラブが8人ものストライカーを獲得したがっていることは僕も把握している。明らかに僕は今後のアトレティコにおいて優先されていない」 「僕はいま31歳で、10月には32歳だ。プレーできないならアトレティコを去る。僕に関する報道もよく知っているし、クラブの考えもわかっている。だから僕もハッキリものを言う」 アトレティコとの契約にはリリース条項1500万ユーロ(約25.4億円)があるとされ、セリエA復帰なら現在の半分である年俸400万〜500万ユーロを受け入れる必要があるとのこと。 それでも、イタリア人の妻がいるモラタ。今回の発言からも、セリエA復帰を望んでいるとみて間違いなさそうだ。 2024.06.13 17:40 Thu

ユベントスの守護神シュチェスニーの去就が不透明に…アル・ナスルとの交渉がストップか

アル・ナスル行きが濃厚とされていたユベントスのポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー(34)だが、ここに来て交渉がストップしたようだ。 2017年にアーセナルからユベントスへ完全移籍すると、ジャンルイジ・ブッフォンの退団によって守護神の座を得たシュチェスニー。これまでユベントスで公式戦252試合に出場し、セリエAで3回、コパ・イタリアで3回、スーペル・コパで2回の優勝に貢献した。 今シーズンも引き続き守護神として、公式戦35試合に出場。一方で、クラブとの契約は2025年夏までとなっていることもあり、去就には注目が集まっていた。 そんな中で、シュチェスニーにはサウジアラビアのアル・ナスルが接触。新たにチアゴ・モッタ監督が就任し新体制がスタートしたユベントスも守護神売却に乗り気であり、残るはシュチェスニーの意思次第とも報じられていた。 だが、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、シュチェスニーの交渉は現在ストップしているとのこと。両クラブ間の交渉に問題が生じているのが原因だという。 フランス『フットメルカート』によると、アル・ナスル側にはシュチェスニー以外のGKを望む声もあり、意見が統一されていない可能性がある模様。ユベントスとしては早めの決着が望ましい状況ではあるが、果たして。 2024.06.13 10:10 Thu

ユベントス、ボローニャをCL出場に導いたモッタ監督の招へいを発表

ユベントスは12日、チアゴ・モッタ監督(41)の招へいを発表した。契約期間は2027年6月までの3年間となっている。年俸は350万ユーロ(約5億9000万円)、ボーナス込みで最大500万ユーロ(約8億5000万円)になるとのことだ。 ユベントスではコッパ・イタリア決勝での蛮行によりマッシミリアーノ・アッレグリ前監督を先月17日に解任していた。 モッタ監督は今季ボローニャをセリエAで5位に導き、チャンピオンズリーグ出場権を獲得していた。古豪を60季ぶりに欧州最高峰の舞台に返り咲かせたモッタ監督は、ユベントス指揮官就任を受けて以下のようにコメントした。 「ユベントスのような偉大なクラブの指揮を執ることを任され、新たな冒険を始められることができて本当に嬉しい。ユベンティーノを喜ばせたいという私の野望を理解してくれたオーナーや経営陣に感謝したい」 2024.06.13 06:00 Thu

ユベントス残留かアル・ナスル移籍か…破格条件を提示されるシュチェスニーの去就やいかに

ポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー(34)はユベントス退団を避けられないのか。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 ユーベ愛を公言することを憚らないシュチェスニー。選手寿命が長いGKとはいえ、年齢を重ねるごとにシュートストッパーとして油が乗ってきた34歳であり、時代の転換期にあるクラブにおいて、その存在は非常に大きい。 しかし、クラブはモンツァから今季のセリエA最優秀GK賞受賞者、イタリア人GKミケーレ・ディ・グレゴリオ(26)の獲得に接近し、シュチェスニーの高年俸が負担となっていることは想像に難くない。 これを受けてか、シュチェスニー本人は「ユーベで引退」の意向を関係者へ頻繁に語るようになったとも。しかし、ここ数日でサウジアラビアはアル・ナスルとの紐付けが強まり、これを受け入れざるを得ないとの見立ても。 どうやら先方からは年俸1900万ユーロ(約32.1億円)の2年契約が用意されている模様。ユベントスは正守護神を移籍金500万〜600万ユーロ(約8.4億〜10.1億円)で売る一方、1300万ユーロ(約22億円)もの人件費を削減できるという。 シュチェスニーはユベントス残留かアル・ナスル移籍か…現段階ではどう決着するか不透明だが、ユベントスが売却を想定し、シュチェスニー本人も本意ではなくとも後者を覚悟していることは確か、とされている。 2024.06.12 17:30 Wed

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セリエAに昇格したパルマは13日、フロジノーネのイタリア人DFエマヌエーレ・ヴァレリ(25)を完全移籍で獲得した。契約期間は2027年6月30日までとなる。 パルマへの移籍が決まったヴァレリは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「パルマはイタリアサッカーの歴史と伝統、そして栄光を象徴しているから、このシャツを絶対に着たいと思ったんだ。クラブが僕を欲しがっていると聞いて、すぐにこの提案を受け入れることにした」 「パルマはとても野心的なクラブで、監督のファビオ・ペッキアのことも知っているし、彼がどんなサッカーをしたいのかも理解している。このクラブのために全力を尽くすことが僕の使命だ。僕を強く望んでくれたクラウス会長と監督たち、そしてすぐにでも会いたいと願っているファンのみんなに感謝したい」 2017年7月に当時セリエC(イタリア3部)のレッチェでプロデビューを飾ったヴァレリは、馬力を活かした縦へのドリブル突破や飛び出しが特徴のサイドバック。 これまではチェゼーナやクレモネーゼなどでプレーしており、2023-24シーズンも前半戦はクレモネーゼに在籍したが、構想外となり今冬にフロジノーネへ完全移籍。 半年契約での加入となったフロジノーネでは、すぐにレギュラーに定着すると、公式戦16試合に出場し2アシストを記録していた。 2024.06.14 07:30 Fri

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