元スペイン代表FWネグレドがカディスと契約延長! 久々のリーガでチーム最多8ゴールの活躍

2021.05.23 21:00 Sun
Getty Images
カディスは22日、元スペイン代表FWアルバロ・ネグレド(35)との契約延長を発表した。新たな契約期間は来季までとなる。

ネグレドは通算21キャップ10得点のスペイン代表歴を持つ生粋のゴールハンター。ラージョでプロキャリアをスタート後、レアル・マドリー、セビージャ、マンチェスター・シティ、バレンシア、ベシクタシュなどを渡り歩き、2018年9月にアル・ナスル入りした。
そして、昨夏の移籍市場で今季からラ・リーガ昇格のカディスに1年延長オプションが付随した単年契約で加入。カディスの補強第一号となり、自身5季ぶりのラ・リーガ復帰を果たした。

久々に母国でプレーしたネグレドだが、35試合の出場でチーム最多の8ゴールを記録。リーガ通算100得点以上の実績を持つストライカーとして期待通りの働きをみせ、最終的に11勝11分け16敗の12位フィニッシュと健闘したカディスに大きく貢献した。

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カディス退団ネグレドが2部バジャドリーに加入

レアル・バジャドリーは8日、カディスを退団した元スペイン代表FWアルバロ・ネグレド(38)の加入を発表した。契約期間は今シーズン終了までとなる。 セビージャやマンチェスター・シティ、バレンシア、ベシクタシュなど国内外の名門を渡り歩いたストライカーは、2020年夏にカディスへ加入。 加入2シーズンはカディスの得点源として1部残留に貢献。ただ、昨シーズンは21試合1ゴールと思うような数字を残せず。さらに、今シーズンはリーグ戦7試合ですべて後半終盤の短いプレータイムとなったなか、無得点に終わっていた。 そして、今月1日に今シーズン終了までとなっていたカディスとの現行契約を解消し、セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)で5位に位置するバジャドリー加入を決断した。 2024.02.08 22:39 Thu

カディス、37歳ベテランFWネグレドと2024年まで契約延長

カディスは21日、元スペイン代表FWアルバロ・ネグレド(37)と2024年6月まで契約を延長したことを発表した。 セビージャやマンチェスター・シティ、バレンシアなどビッグクラブを渡り歩いたストライカーのネグレドは、2020年夏にカディスに加入。 移籍初年度にラ・リーガで8ゴール、昨季が7ゴールとカディスの1部残留に貢献してきた。今季は21試合に出場したものの1ゴールと苦戦を強いられたが、クラブはベテランの経験を評価し、1年延長を決断。 3季連続で1部に残留しているカディスの重要なキーマンとして来季も存在感を示すことが期待される。 2023.06.22 08:00 Thu

ネグレドがカディスと契約更新! チームは指揮官交代など低迷中

カディスは3月31日、元スペイン代表FWアルバロ・ネグレド(36)と2023年6月30日まで契約を更新したことを発表した。 2020年夏にUAEのアル・ナスルからカディスに加入したネグレド。キャリア晩年を迎えながらも、昨季はリーグ戦で35試合8ゴール4アシストを記録し、昇格クラブの1部残留に貢献した。 契約を1年延長して迎えた今季は、ここまでコパ・デル・レイを含めた公式戦31試合に出場し、9ゴール4アシストを記録。ただ、チームは現在、降格圏ギリギリの17位に位置。今年1月には3部から1部に導いたアルバロ・セルベラ監督が解任され、セルヒオ・ゴンサレス新監督を迎えている。 レアル・マドリーのカンテラーノだったネグレドは、トップチームデビューを果たすことなく、2009年夏にセビージャに加入。同シーズンに公式戦47試合14ゴール6アシストを記録し、コパ・デル・レイ優勝に貢献した。 その後、4年間で公式戦180試合85ゴール27アシストをマークしたセビージャからマンチェスター・シティへステップアップ。2013-14シーズンに公式戦49試合で23ゴール8アシストという成績を残すも、翌シーズンからバレンシアにレンタル移籍し、2015年夏に完全移籍した。 以降はミドルスブラやベシクタシュ、そしてアル・ナスルなどのクラブを転々。来季でカディス在籍3年目となるが、ネグレドがひとつのクラブで3シーズン以上連続して在籍するのはセビージャに加えて2クラブ目となる。 2022.04.01 17:59 Fri

TikTokで“100万人”のフォロワーを持つ選手がラ・リーガデビュー!

カディスのスペイン人FWペドロ・ベニート(21)がラ・リーガデビューを果たした。 カディスでのプレー経験もあるアルベルト・ベニートの息子である彼は、アルメリアのユースやスウォンジーのアカデミーに所属した後、キプロスやアメリカのクラブを転々とし、今年の夏にカディスBに加入した。 ベニートにはサッカー選手以外にもう1つの顔がある。それは、TikTokをメインとしたインフルエンサーであるということだ。 ベニートはアメリカにいた頃に動画投稿をはじめ、TikTokで100万人以上、YouTubeで10万人以上のフォロワーを有している。 ベニートは、2日にホームで行われたラ・リーガ第8節のバレンシア戦で、60分からFWアルバロ・ネグレドと代わって途中出場を果たし、ファーストチームデビュー。試合は0-0のゴールレスドローに終わったものの、ベニートには大きな拍手が送られていた。 試合後、ベニートは自身のツイッターを更新。デビューの喜びを綴っている。 「1部リーグでデビューすることは子供たちにとっての夢だが、それをキャリアの目標とするチームで、しかも子供時代のアイドルと交代して達成する気持ちは、決して言葉にできない」 「この道を選んだ僕についてきてくれたみなさん、そして愛情を注いでくれたカディスモのみなさんに感謝している。僕はこれまでも、そしてこれからもあなたたちの一員だ」 「僕たちの夢は実現したけれど、それだけで終わらせたくはない。僕たちはもっともっと戦い続ける。より魔法のような夜のために。カディス、愛している」 <span class="paragraph-title">【動画】TikTokerでもあるベニートが自身のデビュー時を音楽に乗せて動画に</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>カディスB 新加入選手情報<br>\<br><br>お父ちゃんも元カディスCFに所属していたっていうペドロ・ベニートがBチームに加入しました!<a href="https://t.co/TBORaVrAl5">https://t.co/TBORaVrAl5</a> <a href="https://t.co/8SdNmRLGWX">pic.twitter.com/8SdNmRLGWX</a></p>&mdash; カディスCF|日本公式 (@Cadiz_CFJP) <a href="https://twitter.com/Cadiz_CFJP/status/1398189878551187459?ref_src=twsrc%5Etfw">May 28, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="tiktok-embed" cite="https://www.tiktok.com/@pedrobenito9/video/7015216579893857541" data-video-id="7015216579893857541" style="max-width: 605px;min-width: 325px;" > <section> <a target="_blank" title="@pedrobenito9" href="https://www.tiktok.com/@pedrobenito9">@pedrobenito9</a> <p><a title="duet" target="_blank" href="https://www.tiktok.com/tag/duet">##duet</a> with @gb_hd.h4lcon </p> <a target="_blank" title="♬ sonido original - Un poco de edits " href="https://www.tiktok.com/music/sonido-original-7014914664224082693">♬ sonido original - Un poco de edits </a> </section> </blockquote> <script async src="https://www.tiktok.com/embed.js"></script> 2021.10.05 12:15 Tue

「想定外のミスで負けてしまったのが信じられない」 自滅でカディスに敗戦のクーマン監督が怒り

バルセロナのロナルド・クーマン監督がパフォーマンスと結果に肩を落とした。スペイン『マルカ』が伝えている。 今シーズンのラ・リーガ9試合を消化した前節の時点で4勝2分け3敗の暫定7位バルセロナは5日に敵地で行われた第12節でカディスと対戦。57分にオウンゴールで追いついたものの、63分に自陣深くでのスローインのミスからFWアルバロ・ネグレドに勝ち越しゴールを許して、1-2の敗北を喫した。 <div id="cws_ad">◆カディスが大金星!バルセロナ相手に勝利!<script src="//player.daznservices.com/player.js#44a12140e3dda008f998a5a1a9.1tybkqliqmgvi1ndbmyxnzxqc3$videoid=8dcuq4uw8p871mo3sjmpbncqy" async></script></div> 軽率なミスから早くも今季4敗目を喫してしまったバルセロナ。クーマン監督は試合後、自滅による敗北に怒りを露わにし、「集中力が足りない」と非難した。 「この負けの説明は難しい。(直近は)良い試合をしていたが、前半は良くなった。後半は良くなったが、想定外のミスで負けてしまったのが信じられない。あのスローインから失点してはいけない。集中していなかったからだ。今夜は試合に臨む姿勢が良くなかった。DFだけのせいではない」 この敗北により、バルセロナは首位アトレティコ・マドリーとの勝ち点が「12」に。クーマン監督はこの現状を受け入れ、選手たちに改善を求めた。 「ラ・リーガ優勝に向けて大きく後退した。残念だが、受け入れるしかない。アトレティコ・マドリーのような強力なチームとの12ポイント差は大きい。まだ、試合は残っているが、アウェイ戦に臨む姿勢や浮き沈みを改善していかないと。これ以上、言うことはない」 2020.12.06 13:03 Sun

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バイエルン戦へ大幅ターンオーバーもマドリーが3発快勝! 2位バルサ引き分け以下で今節優勝決定へ【ラ・リーガ】

ラ・リーガ第34節、レアル・マドリーvsカディスが4日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、ホームのマドリーが3-0で勝利した。 週明けにバイエルンとの(チャンピオンズリーグ)CL準決勝2ndレグを控える首位のマドリーは、ホームに降格圏の18位カディスを迎え撃った。敵地で行われた1stレグをヴィニシウスのドブレーテの活躍で2-2のドローに持ち込んだエル・ブランコ。 その運命の第2戦に万全の状態で臨むべく、今回のカディス戦はウノセロ勝利を収めた前節のレアル・ソシエダ戦と同じく大幅なターンオーバーを敢行。長期離脱明けの守護神クルトワが今季初出場を飾ったほか、セバージョスやフラン・ガルシア、ギュレル、ホセルといった控え選手が起用された。なお、38歳238日でのリーグ戦出場を果たしたモドリッチはフェレンツ・プスカシュを抜いてクラブ歴代最年長出場記録を樹立した。 ギュレル、ホセル、ブラヒム・ディアスを3トップに配した[4-3-3]で臨んだマドリーは、立ち上がりからボールを握って押し込む展開に。11分にはミリトンが強烈な無回転気味のミドルシュートを枠に飛ばすが、これはGKレデスマに冷静にはじき出される。 以降も相手陣内でハーフコートゲームを展開する中、アタッキングサードではギュレルやモドリッチ、セバージョスとボールプレーヤーが局面でアクセントを付けながらカディスの守備攻略を図る。だが、最後のところで粘る相手を崩し切れず。 対して敵地から勝ち点を持ち帰るため粘り強く戦うアウェイチームは、30分過ぎにロングカウンターからソブリーノ、アレックス・フェルナンデスの左CKからクリス・ラモスのヘディングシュートと続けて際どいシーンを創出。だが、DFナチョの好守などに阻まれて決め切れない。 前半終盤にかけてはマドリーが厚みのある攻撃を仕掛け続けたが、最後の局面で精度や連携がうまくいかず、前半のうちにゴールをこじ開けることはできなかった。 後半も同じメンバーで臨んだマドリーは勢いを持って試合に入る。立ち上がりにはギュレルの直接FK、カルバハルの鋭いミドルシュートで相手ゴールを脅かす。一方で、50分にはミリトンのミスからクリス・ラモスに背後への独走を許すが、ここはDFナチョの粘りの寄せとGKクルトワの見事な飛び出しによる好守でピンチを凌ぐ。 すると、ピンチの後にはチャンスあり。直後の51分には相手陣内左サイドでボールを持ったモドリッチがボックス手前左で4人に囲まれていたブラヒム・ディアスの足元に縦パスを差し込むと、鮮やかなハーフターンから右足の鋭いシュートをゴール右上隅の完璧なコースに突き刺した。 ブラヒム・ディアスのゴラッソでリードを手にしたマドリーは、ここから冷静にゲームをコントロール。66分にはホームで初先発を飾ったギュレルを下げてベリンガムを投入すると、これが追加点をもたらす。 68分、相手陣内中央でのベリンガムのボール奪取からショートカウンターに転じると、ボックス付近でタメを作ったモドリッチのショートパスをボックス右で受けたブラヒム・ディアスがグラウンダークロス。これをゴール前にタイミング良く入ってきたベリンガムがワンタッチで押し込んだ。 これで勝利に大きく近づいたエル・ブランコは、1ゴール1アシストのブラヒム・ディアス、カマヴィンガを下げてヴィニシウス、バルベルデを続けて投入。主力のプレータイムをコントロールしつつ、試合をクローズに入る。 その後は危なげなく相手の攻撃に対応しつつ、ヴィニシウスのラボーナのクロスからミリトンが決定的なシュートと3点目に迫る。そして、後半終了間際の94分にはGKクルトワの見事なシュートストップの流れから仕掛けたロングカウンターで、果敢な攻撃参加を見せたナチョのプレゼントパスからホセルがトドメのゴールを奪取した。 大幅なターンオーバーを敢行しながらもカディスに完勝のマドリーが、バイエルンとの2ndレグに大きな弾みを付けた。なお、これで優勝に王手をかけたマドリーは、ジローナvsバルセロナで2位のバルセロナが引き分け以下に終わった場合、今節での優勝が決まることになった。 2024.05.05 01:16 Sun

バイエルンとの2ndレグ控えるマドリー、クルトワがカディス戦でスタメンへ

レアル・マドリーのベルギー代表GKティボー・クルトワが4日のラ・リーガ第34節カディス戦に先発するようだ。カルロ・アンチェロッティ監督が前日会見で明かしている。 今季開幕前の昨年8月に左ヒザ前十字靭帯断裂の重傷を負ったクルトワ。3月中旬には復帰目前で右ヒザの半月板を損傷して復帰が遅れたが、チャンピオンズリーグ準決勝2ndレグのバイエルン戦を8日に控える中、カディス戦で実戦復帰することが確実となった。 1日のバイエルンとの1stレグでベンチ入りしていたクルトワについてアンチェロッティ監督は「ティボーは問題なく明日、プレーするだろう。ミリトンの復帰と同様、我々にとってとても良いニュースだ。彼自身、復帰に興奮しているが、我々全員が彼の復帰を喜んでいるよ」と出場を明言した。 敵地でのバイエルン戦を2-2で引き分け、CL決勝進出に近づいたマドリーは、残り5試合となったラ・リーガでは2位バルセロナに9ポイント差を付けて王座奪還を目前としている。 2024.05.04 07:00 Sat

躍進ジローナが来季の欧州カップ戦に! ミチェル監督も歓喜 「今日は祝う日」

ジローナがクラブ史に残る来季の欧州カップ戦出場を決めた。 今季のラ・リーガで一時首位に立つほど、躍進のジローナ。2月初旬に首位から陥落したものの、以降も上位につけ、31試合を消化した先週末の時点で2位のバルセロナと5ポイント差で、4位のアトレティコ・マドリーとも4ポイント差の3位につける。 そして、20日の第32節では18位のカディスをホームに迎え撃って4-1と快勝し、2試合ぶりの白星。あと6試合で7位のベティスと20ポイント差とし、6位以内でのフィニッシュが決まったため、来季の欧州カップ戦に出場する運びとなった。 2021年夏から率いるジローナを最低でもヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)出場に導いたミチェル監督はスペイン『マルカ』によると、カディス戦後に来季の欧州カップ戦出場決定に歓喜した。 「今日はクラブの近年におけるプロジェクトを祝う日だ。選手たちは歴史を作ったわけだから、祝わないとね。歴史的なことだが、さらに一歩を踏み出したい。アドバンテージもあるし、それを有効に活用していきたいね。長きにわたり、一緒にいた人々のことを思い出すよ。彼らは2部で苦しんだが、今はどうか」 また、このままいけば獲得となるチャンピオンズリーグ(CL)出場権に向けても「あと9ポイントを掴めば、間違いなくチャンピオンズのチームになる。大事なのは一戦一戦を戦い抜くこと」とし、決意を新たにした。 「我々はどんな試合でも勝てるし、逆に100%の力を出さなければ、誰だって我々に勝てる。祝うためにも、火曜日からは(次節の)ラス・パルマス戦を考えないといけない」 2024.04.21 11:55 Sun

ジローナが降格圏に沈むカディスに4発快勝で3位堅守【ラ・リーガ】

ジローナは20日、ラ・リーガ第32節でカディスをホームに迎え、4-1で快勝した。 前節アトレティコ・マドリーに逆転負けした3位ジローナ(勝ち点65)は、ドフビクを最前線とする[4-5-1]で臨んだ。 18位カディス(勝ち点25)に対し、立ち上がりから押し込むジローナは9分に先制する。CKのサインプレーからサヴィオの右クロスをエリック・ガルシアが頭で合わせた。 さらに11分、Y・エレーラのミドルシュートが左ポストに直撃すると、22分にリードを広げる。グティエレスの華麗なダイレクトヒールパスをボックス右で受けたマルティンがシュートを決めきった。 余裕の展開としたジローナが前半半ば以降も敵陣でのプレーを続けると、追加タイムにはGKガッサニーガのフィードを受けたサヴィオがバー直撃のループシュートを放った中、2-0で前半を終えた。 迎えた後半立ち上がり、前がかるカディスに2本枠内シュートを打たれるもGKガッサニーガが凌ぐと、その後は主導権を握っていく。 そして71分、グティエレスの左クロスを受けたドフビクが決定的な3点目を挙げて勝負あり。 その後、一矢報いられるも終盤にポルトゥの4点目が決まったジローナが勝利を取り戻し、3位の座を堅守している。 2024.04.21 05:56 Sun

フェリックスが圧巻オーバーヘッド弾! 大幅ターンオーバーのバルセロナが公式戦6連勝で週明けのPSG&マドリー戦へ【ラ・リーガ】

ラ・リーガ第31節、カディスvsバルセロナが13日にエスタディオ・ヌエボ・ミランディージャで行われ、アウェイのバルセロナが0-1で勝利した。 2位のバルセロナはチャンピオンズリーグ(CL)のパリ・サンジェルマン(PSG)戦を控える中、降格圏の18位に沈むカディスと対戦した。パルク・デ・プランスで行われた1stレグをハフィーニャのドブレーテの活躍などで3-2の先勝を飾ったチャビのチームは、その一戦からGKテア・シュテーゲン、パウ・クバルシ、セルジ・ロベルトを除く先発8人を変更。 サスペンションのレヴァンドフスキとカンセロに加え、ギュンドアンやアラウホら主力を温存し、マルコス・アロンソやフォルト、ロメウ、ヴィトール・ロッキら控え選手を起用した。 立ち上がりからホームでアグレッシブな姿勢を示したカディスに対して、慣れないメンバー構成の影響でボールの前進に苦戦するバルセロナ。 最低限のイーブンで進めていくものの、決定機まで持ち込めない焦れる展開が続いたが、前半終盤に圧巻の個人技でスコアを動かす。 37分、右CKの場面でニアの相手選手がヘディングでクリアし損ねたボールがファーに流れると、これをフェリックスが見事な右足のオーバーヘッドシュートでゴール左隅に突き刺した。 ほぼ決定機がない中、フェリックスのゴラッソで先制に成功したアウェイチームは、ここから攻撃にリズムが生まれると、前半終了間際の44分にはボックス右でセルジ・ロベルトのヘディングパスに反応したフェルミンに決定機が訪れるが、GKを外して放ったシュートはDFビクトル・チュストの見事なゴールカバーに阻まれ、2点差にすることはできず。 迎えた後半、前半同様に勢いを持って入ったカディスの圧力に手を焼くも、立ち上がりにフェラン・トーレス、フェリックスと際どい場面も作り出したバルセロナ。 62分にはフォルト、クリステンセン、ヴィトール・ロッキを下げてペドリ、クンデ、ラミン・ヤマルの主力を一気に投入。プレータイムをコントロールしながら、試合を決める2点目を目指す。 ペドリを中心にゲームを落ち着かせつつ、ヤマルを起点にチャンスを作るなど狙い通りの形で試合を進めるものの、2点目が遠いバルセロナ。72分にはフェリックスがドブレーテに迫ったが、左足シュートはポストを叩くと共に遅れてオフサイドフラッグが上がった。 その後、交代策でパワーを出してきたカディスに押し返されると、79分にはサマセクに強烈なミドルシュートを打たれたが、ここはGKテア・シュテーゲンの圧巻のワンハンドセーブで事なきを得た。 後半終盤にかけてハフィーニャ、カサドを投入したバルセロナは、結局最後まで追加点を奪うことはできなかったが、何とか相手の反撃を凌ぎ切ったウノセロで締めくくった。 この結果、大幅なターンオーバーを敢行しながらも公式戦6連勝を達成したバルセロナは、週明けに控えるPSGとマドリーとの連戦へ弾みを付けている。 2024.04.14 06:03 Sun

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バルセロナがアジョセ・ペレスを獲得候補に…今月30歳でスペイン代表デビュー&ユーロ2024招集のマルチアタッカー

スペイン代表FWアジョセ・ペレス(30)がバルセロナ入りか。 アジョセ・ペレスはニューカッスルとレスター・シティに所属したイングランド歴が長く、昨年1月からレアル・ベティスでプレー。今季の好調ぶりが評価され、今月30歳にしてA代表デビュー…ユーロ2024へのサプライズ招集を勝ち取った。 スペイン『ムンド・デポルティボ』いわく、2027年6月までとなっているベティスとの契約には、400万ユーロ(約6.7億円)のリリース条項があり、これに財政難のバルセロナが目をつけたとのこと。 30歳マルチアタッカーの獲得に必ずしも本腰というわけでもなさそうだが、「この額を支払う用意があります」と、すでにベティス側へ通達済みであることが確認されたという。 アジョセ・ペレスの現年俸は200万ユーロ(約3.4億円)。バルセロナはヴィトール・ロッキなどを売らざるを得なくなる可能性が取り沙汰されており、そういった事態に備えているようだ。 同選手は攻撃的ポジションならどこでもこなすマルチロールで、本職は左ウイング。今季ベティスでは公式戦38試合11得点をマークした。5日の国際親善試合・アンドラ代表戦で初キャップ初ゴールを記録し、今季1年の勢いそのままにユーロ2024へ羽ばたく。 2024.06.14 13:35 Fri

メンディリバルの言葉に滲む“監督業の苦悩”…スター選手の扱いに苦心したセビージャ時代「私では駄目なんだな…と」

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年俸が9億→33億円に…ナチョがサウジ行き濃厚か、実現ならベンゼマと再会

スペイン代表DFナチョ・フェルナンデス(34)のサウジアラビア行きが濃厚という。 11歳の頃からレアル・マドリーに所属するナチョ。2010-2011シーズンのデビューから、最終ラインの全ポジションをカバーできる万能性選手として地位を築き、数々のチームタイトルとともに通算出場数も364試合を積み上げる。 今やチームのキャプテンを託されるほどの存在だが、今季が契約最終年。今季も公式戦45試合に出場したナチョに対してはレアル・マドリーも慰留に努めているが、スペイン『マルカ』によると、アル・イテハド移籍を決意した模様だ。 アメリカ行きも選択肢に浮かぶなか、契約書へのサインはまだだが、アル・イテハドからはレアル・マドリーで受け取る550万ユーロ(約9億2000万円)の年俸よりもはるかに高額な2000万ユーロ(約33億7000万円)の2年契約で話があるそうだ。 そのアル・イテハドでは先週、スポーツディレクターであるラモン・プラネス氏がマドリードを訪問。昨オフに先んじてアル・イテハド行きを決断した元同僚のカリム・ベンゼマもこの移籍に賛同したとのことだ。 いよいよスペイン代表としてユーロ2024の戦いが始まり、そこでの活躍が期待されるナチョだが、去就の方も注目だ。 2024.06.14 09:20 Fri

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アトレティコ・マドリーが13日、ベルギー代表MFアクセル・ヴィツェル(35)との契約延長を発表した。新たな契約期間は2025年6月までとなる。 欧州ひいては世界におけるベルギー代表復権の礎となったヴィツェル。2008年の初キャップから現在までに132キャップを誇り、W杯に3大会連続出場、ユーロ2024も選出されている。 にもかかわらず、クラブキャリアは29歳でのドルトムント加入まで欧州5大リーグ歴が一切ないという特殊な存在だったが、そのドルトムントを経て、22-23シーズンからアトレティコ。主戦場がボランチからセンターバックとなっているなか、今季公式戦51試合出場のフル稼働だ。 アトレティコは1年間の契約延長とともに、ヴィツェルについて「ディエゴ・シメオネ監督の要求を完璧に理解。その多岐にわたる技能と経験値がチームのキーポイント」と賛辞を贈っている。 ヴィツェルは来季もアトレティコでプレーする。 2024.06.13 20:45 Thu

アスレティックがアンデル・エレーラと契約延長、今季はコパ・デル・レイ優勝

アスレティック・ビルバオは13日、元スペイン代表MFアンデル・エレーラ(34)との契約延長を発表した。2025年6月30日までの契約となる。 ビルバオ生まれのエレーラは、レアル・サラゴサの下部組織育ち。2009年1月にファーストチームに昇格すると、2011年7月にアスレティックに完全移籍で加入した。 その後、マンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマン(PSG)と海外のクラブでプレーするも、2022年8月にレンタル移籍でアスレティックに復帰。2023年1月に完全移籍に切り替わった。 2023-24シーズンはラ・リーガで23試合に出場し3アシストを記録。コパ・デル・レイでも4試合に出場し、決勝は出番がなかったが優勝に貢献していた。 2024.06.13 18:40 Thu
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