CB補強目指すリヨン、元仏代表DFサコー獲得に動く?

2020.05.29 19:30 Fri
Getty Images
リヨンクリスタル・パレスに所属する元フランス代表DFママドゥ・サコー(30)の獲得に動いているようだ。フランス『レキップ』が報じている。

今シーズンのリーグ・アンを7位で終えたリヨンは、クープ・ドゥ・ラ・リーグ決勝、チャンピオンリーグ(CL)の戦いを残しているものの、捲土重来を目指す新シーズンに向けて動き出している。
今夏の移籍市場においてはビッグクラブがこぞって狙う前線の若手タレントの慰留、後釜探しが重要なポイントになる一方、センターバックの補強が優先事項となっている。

ここまではヴェローナのアルバニア代表DFマラシュ・クンブラ(20)、スパルタク・モスクワのフランス人DFサミュエル・ジゴ(26)への関心が伝えられていたが、新たな候補としてサコーの名前が浮上しているようだ。

パリ・サンジェルマン、リバプールと国内外の名門でプレーしてきたサコーは、2017年冬からパレスに在籍。負傷による離脱期間を除いてはほぼ主力として起用されている。
ただ、2021年夏までとなっている現行契約の延長交渉は進んでおらず、今夏のタイミングで売りに出される可能性は十分にあるという。

パレスはリバプールから完全移籍で買い取る際、2800万ユーロ(約33億4000万円)を支払っているが、リヨンは現時点での移籍金は1000万ユーロ(約11億9000万円)以下と見積もっているようだ。

そのため、サコー獲得に移籍金のハードルは低いようだが、ネックは同選手の高額なサラリーだという。『レキップ』は具体的な金額について言及していないが、リヨン移籍に向けては選手サイドがサラリーダウンを受け入れる必要があると主張している。

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元仏代表DFサコーの新天地がジョージアに決定! かつてPSGやリバプールでプレー

元フランス代表DFママドゥ・サコー(34)の新天地がジョージアに決定した。 ジョージアのトルペド・クタイシは11日、サコーの加入を発表した。 フランス代表として通算29試合に出場し、過去にはパリ・サンジェルマンやリバプールでもプレーしたサコー。 2021年には母国のモンペリエにフリートランスファーで加入したが、その新天地では定位置を確保するには至らず。さらに、昨年10月にはトレーニング中にミシェル・デル・ザカリアン監督との乱闘騒ぎによって謹慎。そのまま契約を解消する形で退団となっていた。 2024.06.12 13:00 Wed

指揮官と衝突した元仏代表DFサコーがモンペリエとの契約を解消…

モンペリエは2日、元フランス代表DFママドゥ・サコー(33)との契約を双方合意の下で解消した。クラブとサコー本人が声明で契約解消を発表している。 フランス『レキップ』によると、サコーは先月末のトレーニングセッションで、ミシェル・デル・ザカリアン監督の「泣き虫」との発言をきっかけに口論に発展。その後、同選手は指揮官の胸倉を掴んだ後、タックルのような形で転倒させる暴力行為を働いたという。 これを受け、クラブはすぐさま聞き取り調査を行い、衝突の翌日にトレーニング場を訪れたサコーに対して、一時的な謹慎処分を言い渡していた。 クラブは今回の契約解消に際して、「10日間の反省を経て、両当事者は誠意を持って、自分たちを結びつけていた契約関係に終止符を打つことに同意した」と、両者が納得した上での契約解消であることを強調した。 一方、自身の公式SNSに声明を発表したサコーは、「リスペクトが提供されなくなったときにテーブルを離れる方法を知っておく必要がある」と、クラブや指揮官に不満を抱いた中での決断であることを示唆。ただ、クラブやメディカルスタッフや過去の監督への感謝の思いを綴るなど、今後クラブと事を構える意思はないようだ。 フランス代表として通算29試合に出場し、過去にはパリ・サンジェルマンやリバプールでもプレーしたサコー。モンペリエにはクリスタル・パレス退団後の2021年に3年契約で加入した。 母国クラブでは加入1年目こそリーグ戦29試合に出場したが、以降は負傷やパフォーマンスの問題で控えに甘んじており、今シーズンここまではリーグ戦1試合の途中出場のみとなっている。 2023.11.03 05:30 Fri

モンペリエの元仏代表DFサコーが指揮官と衝突で謹慎処分…口論後にタックル見舞う

モンペリエの元フランス代表DFママドゥ・サコー(33)が、監督との衝突によってクラブから謹慎処分を科されたようだ。フランス『レキップ』が報じている。 報道によると、サコーは今週のトレーニングセッションで、ミシェル・デル・ザカリアン監督の「泣き虫」との発言をきっかけに口論に発展。その後、同選手は指揮官の胸倉を掴んだ後、タックルのような形で転倒させる暴力行為を働いたようだ。 これを受け、クラブはすぐさま聞き取り調査を行い、25日朝にはトレーニング場を訪れたサコーに対して、一時的な謹慎処分を言い渡した模様。さらに、今後の調査と話し合いでは今シーズン終了までとなる契約を解除するという結論が下される可能性が高いようだ。 また、『レキップ』によると、24日から25日にかけての夜間に、トレーニングセンターの入り口で大規模な攻撃的な落書きメッセージが発見されたという。この落書きはサコーとその家族をターゲットに、直ちにモンペリエから立ち去るよう要求するものだったという。そして、クラブはすぐに落書きを覆い、除去したとのことだ。 フランス代表として通算29試合に出場し、過去にはパリ・サンジェルマンやリバプールでもプレーしたサコー。モンペリエにはクリスタル・パレス退団後の2021年に3年契約で加入した。 母国クラブでは加入1年目こそリーグ戦29試合に出場したが、以降は負傷やパフォーマンスの問題で控えに甘んじており、今シーズンここまではリーグ戦1試合の途中出場のみとなっている。 2023.10.26 08:00 Thu

元フランス代表DFサコー、モンペリエと3年契約

モンペリエは27日、クリスタル・パレスを退団していた元フランス代表DFママドゥ・サコー(31)の獲得を発表した。契約期間は2024年6月までの3年間となっている。 フランス代表として29試合の出場歴を持つサコーは、パリ・サンジェルマンでプロデビュー。2013年にリバプールに移籍するも主力には定着できず、2017年冬にクリスタル・パレスに加入した。 そのクリスタル・パレスでは度重なるケガに泣かされ、公式戦75試合の出場に留まり、昨季に至ってはプレミアリーグ4試合の出場に終わっていた。 2021.07.28 06:30 Wed

元リバプールDFサコーのドーピング違反は“濡れ衣”、WADAが多額の損害賠償を支払う

かつてドーピング違反の疑惑をかけられたクリスタル・パレスの元フランス代表DFママドゥ・サコーが、その損害賠償を受け入れた。イギリス『BBC』が伝えた。 サコーは、リバプールに所属していた2016年3月17日に行われたヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント2回戦2ndレグのマンチェスター・ユナイテッド戦後にドーピング検査を実施。その際、脂肪燃焼物質であるヒゲナミンが陽性反応を示し、欧州サッカー連盟(UEFA)からドーピング違反の疑いを指摘されていた。 この違反行為により、サコーはUEFAから30日間の暫定的な停止処分が科されていたものの、世界アンチ・ドーピング機関(WADA)によれば禁止薬物ではなく、ドーピング違反は濡れ衣だった。 しかし、WADAはサコーが禁止された薬物を服用したとして声明を発表。そのため、サコーがWADAを名誉毀損で訴えていた中、WADAは正式にこの件を謝罪。サコーへ損害賠償の金額を支払ったようだ。 サコーは今回の件についてコメント。WADAの誠意ある対応に感謝した。 「僕はUEFAのドーピング防止規則に違反せず、不正な行為をせず、利益を得る意図もなく、誠意を持って行動したことをWADAが受け入れてくれたことに感謝する」 「WADAがお詫びし、多額の損害賠償を支払うことに同意してくれたことも嬉しく思う」 「僕は自分が立証されると考えており、今はキャリアを続けることを楽しみにしている」 「これはドーピングという最悪の行為によって非難されることになるものだった。今日は、僕の中ではとても重要な日になる」 また、WADAの代表であるガイ・ヴァッサル=アダムス氏は「サコー氏が UEFAのドーピング規則に違反せず、不正行為をせず、利益を得る意図もなく、誠意を持って行動したことを認める」とし、「WADAは名誉毀損の申し立てがサコー氏の評判にもたらせた損害と、サコー氏に与えた苦痛、そして傷つけ、辱めに合わせたことを後悔している」とコメントした。 2020.11.05 12:30 Thu

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“FKの名手”グリマルドのお手本は…06年W杯で日本代表を沈めたブラジル代表の絶対的名手「選ばれし稀有な存在」

レバークーゼンのスペイン代表DFアレハンドロ・グリマルド(28)が、お手本とするフリーキッカーを明かした。 遠回りのサッカー人生が身を結んだグリマルド。バルセロナの下部組織時代、メディア向けの発言が当時トップチームを率いたルイス・エンリケ監督の逆鱗に触れ、すぐさまベンフィカへ放出されるという事態に。 ポルトガルの地で辛抱強く評価を高め、昨夏レバークーゼンへ移籍すると、シャビ・アロンソ監督の下でブンデスリーガ無敗優勝を成し遂げ、個人レベルでも大活躍。因縁の指揮官が去ったスペイン代表に28歳でようやく初招集だ。 ユーロ2024では左サイドバックの1番手とも目される「セットプレーのスペシャリスト」グリマルド。開幕を控えてスペイン『Relevo』のインタビューに応じ、卓越した左足プレースキックの原点を明かしている。 「ラ・マシア時代、練習が終わると、チームメイト数人といつも何時間もゴール目掛けてボールを蹴っていたからね。長年の努力がまずひとつさ。時の流れとともに、完璧なキックの数が増えてきた感じかな」 「お手本とする選手は?」と問われると、かつて日本代表が2006年ドイツW杯で弾丸ミドルを喰らった、元ブラジル代表の絶対的名手を真っ先に挙げた。 「リヨン時代のジュニーニョ・ペルナンブカーノだ。まさに、選ばれしごく少数の稀有な存在だね。シュートの軌道が上がったり下がったり…どちらも同じ速度でだ。簡単じゃない、なんてレベルじゃないよ(笑)」 「ギャレス・ベイルのショットもよく観察していたね。僕が注目した選手は皆、独特のショットプロセスを持っている選手。同じことはできないけど、特徴を捉え、自分なりの完璧に仕上げてきたんだ」 2024.06.13 13:20 Thu

アンリ監督が今季好調33歳FWラカゼットを招集!パリ五輪に向けたU-23フランス代表候補メンバー発表…大会前には日本も対戦

パリ・オリンピックを開催するフランス。自国開催となるU-23フランス代表メンバーをティエリ・アンリ監督が発表。25名を招集した中、ここから選定していく作業に入る。 フランスサッカー連盟(FFF)は3日、パリ・オリンピックに向けた候補メンバ-25名を発表。16日にクレールフォンテーヌに集合し、キャンプを行う事となる。 フランス代表のレジェンドでもあるアンリ氏が率いるチーム。大会前の7月にはパラグアイ、ドミニカ、そして日本と親善試合を行い、本大会へと入っていく。 発表されたメンバーにはオーバーエイジの選手も含まれ、元フランス代表FWのアレクサンドル・ラカゼット(33/リヨン)の名前もあり驚きを与えた。 ラカゼットは、リヨンで育ち、そのリヨンで名を上げてアーセナルへと移籍。アーセナルでもエースとして活躍すると、2022年7月にリヨンに復帰。2023-24シーズンは、リーグ・アンで29試合に出場し19ゴール3アシストを記録。リーグ・アンの年間ベストイレブンにも名を連ねるなど、好調を維持していた。 当初はレアル・マドリーへと移籍したFWキリアン・ムバッペの招集も噂されたが、ユーロ2024を戦う事と新天地に挑戦することもあり見送られた。 もう1人のオーバーエイジはFWジャン=フィリップ・マテタ(クリスタル・パレス)も招集。マテタは、2023-24シーズンのプレミアリーグで35試合16ゴールを記録するなど、こちらも結果を残していた。 その他、MFウォーレン・ザイール=エメリ(パリ・サンジェルマン)やDFレニー・ヨロ(リール)、FWブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン)、MFケフラン・テュラム(ニース)、FWマイケル・オリーズ(クリスタル・パレス)、FWマティス・ティル(バイエルン)、MFクアディオ・マヌ・コネ(ボルシアMG)などが招集されている。 <span class="paragraph-subtitle">◆U-23フランス代表 パリ五輪候補メンバー25名</span> GK リュカ・シュヴァリエ(リール) オベド・エンカンバディオ(パリFC) ギヨーム・レスト(トゥールーズ) ロビン・リセール(ディジョン) DF バフォデ・ディアキテ(リール) マキシム・エステヴェ(バーンリー/イングランド) ブラッドリー・ロコ(ブレスト) カステロ・ルケバ(RBライプツィヒ/ドイツ) キリアン・シディリア(フライブルク/ドイツ) アドリエン・トリュフォー(スタッド・レンヌ) レニー・ヨロ(リール) MF マゲネス・アクリウシェ(モナコ) ジョリス・ショタール(モンペリエ) デジレ・ドゥエ(スタッド・レンヌ) クアディオ・マヌ・コネ(ボルシアMG) エンツォ・ミロ(シュツットガルト/ドイツ) ケフラン・テュラム(ニース) レスリー・ウゴチュク(チェルシー/イングランド) ウォーレン・ザイール=エメリ(パリ・サンジェルマン) FW ブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン) アルノー・カリムエンド(スタッド・レンヌ) アレクサンドル・ラカゼット(リヨン)※ ジャン=フィリップ・マテタ(クリスタル・パレス)※ マイケル・オリーズ(クリスタル・パレス) マティス・ティル(バイエルン) 2024.06.04 12:25 Tue

被害総額1億円超え…リヨンとPSGの一部サポーターどうしが衝突、スタジアム外で高速道路の料金所が破壊される

リヨンとパリ・サンジェルマン(PSG)の一部サポーターどうしが衝突。両者らによって高速道路の料金所設備が破壊され、多額の損害が発生した。フランス『RMC Sport』が伝える。 25日、クープ・ドゥ・フランス(フランス杯)決勝戦のリヨンvsPSGが行われ、1-2と勝利したPSGが3季ぶり15度目の優勝を成し遂げた。 試合に前後して両チームの一部サポーターが睨み合い、会場内外で厳戒態勢が続いたこの一戦。試合会場となったリールの本拠地「スタッド・ピエール=モーロワ」では、不特定多数の観客らによって座席やトイレの破壊も。リール陣営としては堪ったものではない。 また、会場外でも試合前に両軍サポーターが衝突し、スタジアム近くにある高速道路の料金所では、停まっていたバスとともに通行レーンが燃やされ、周辺の職員専用施設にも大きな被害が。50万〜100万ユーロ(約8500万〜1億7000万円)もの損害が発生したという。 同高速道路を管轄する事業者は26日、これらの損害について、告訴状等々の提出をオフィシャルリリースしたと同時に、当面の間、当該の料金所を通過する一般客に不便を強いることを謝罪。通行レーンの半分が完全に“潰され”ており、復旧に数日を要すとのことだ。 今回、この料金所一帯ではリヨンとPSGのサポーター計30名、そして警戒にあたっていた警察官8名が負傷。高速道路事業者はリヨンとPSGの名前を伏せつつも、「加害者を1人残らず特定するまで追求をやめない」と怒りの声明を発表している。 <span class="paragraph-title">【動画】リールの本拠地が...剥がされた座席に倒れた個室トイレの扉</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">La honte. <a href="https://t.co/EHBkrUvM8A">pic.twitter.com/EHBkrUvM8A</a></p>&mdash; La Voix Des Dogues (@voixdesdogues) <a href="https://twitter.com/voixdesdogues/status/1794530446740713570?ref_src=twsrc%5Etfw">May 26, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.27 19:20 Mon

ボンマティ&プテジャスのバロンドールコンビがゴール、圧巻のバルセロナが女子CL3連覇達成! シーズン4冠と圧倒的な強さを見せる【UWCL】

25日、UEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)の決勝が行われ、バルセロナがリヨンを2-0で下し見事に3連覇を達成。今シーズンは4冠となった。 サン・マメスで行われた試合。3連覇が懸かるバルセロナは、最多8度の優勝を誇るリヨンと対戦した。 ハイレベルな戦いとなった試合はこう着状態のままゴールレスで展開。立ち上がりからバルセロナが積極的にゴールに迫っていくが、なかなかゴールが生まれず、リヨンがなんとか凌ぐ展開となる。 後半に入ってもなかなかゴールが生まれなかったが、リヨンが徐々にペースを取り戻すことに。セットプレー含めてバルセロナゴールに迫るが先にスコアを打とかしたのはバルセロナだった。 63分、マリオナ・カルデンテイのパスを受けたアイタナ・ボンマティがボックス内左を仕掛けると、角度のないところからニアにシュート。相手DFにディフレクトしたボールがGKの上を抜き、バルセロナが先制する。 先制したバルセロナはカウンターで追加点を目指すことに。それでもリヨンは体を張った守備を見せて追加点を許さない。 1点をリードしていたバルセロナは後半アディショナルタイム2分にアレクシア・プテジャスを投入。するとアディショナルタイム5分、ボックス内左からのクラウディア・ピナの折り返しを、プテジャスがダイレクトで蹴り込み試合を決め切った。 役者が揃ったバルセロナが2-0でリヨンを下して3連覇を達成。今シーズンはリーガF、コパ・デ・ラ・レイナ、スーペル・コパと共に4つのタイトルを手にして終了した。 <span class="paragraph-title">【動画】現代の最強チーム! バルサが最多優勝リヨンを下し、女子CL3連覇達成</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ERRbovFJNA4";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.26 15:15 Sun

デンベレ&ファビアン・ルイス弾で逃げ切ったPSGが国内2冠を達成!【クープ・ドゥ・フランス】

クープ・ドゥ・フランス決勝のリヨンvsパリ・サンジェルマン(PSG)が25日に行われ、1-2でPSGが勝利。この結果、PSGが3大会ぶり15度目の優勝を飾った。 12大会ぶり6度目の優勝を目指すリヨンと、3大会ぶり15度目の優勝を目指すPSGによる決勝戦。 リーグ・アン3連覇を達成し国内2冠を目指すPSGは、リーグ最終節のメス戦のスタメンからメンデスとベラウド以外の9人を変更。ムバッペやデンベレ、ザイール=エメリ、マルキーニョスら現状のベストメンバーで試合に臨んだ。 立ち上がりから攻勢を続けるPSGは4分、ファビアン・ルイスとのパス交換でボックス左から侵入したバルコラがチャンスを迎えたが、シュートはGKペッリが左手一本でセーブ。直後の5分には、ハキミの高速クロスからザイール=エメリに決定機が訪れたが、これもGKペッリの好セーブに阻まれた。 その後もリヨンを圧倒するPSGは左サイドでのメンデスを起点とした内と外のパスの出し入れでリヨン守備陣を揺さぶると、22分にメンデスの左クロスをゴール右手前にフリーで走り込んだデンベレがヘディングシュートを叩き込み、先制に成功。 さらに34分には、左クロスを流れたボールをボックス右深くで拾ったデンベレがクロスを供給すると、ゴール左手前のファビアン・ルイスがヘディングシュート。これはDFオブライエンにブロックされたが、こぼれ球を再びファビアン・ルイスがゴールに押し込んだ。 2点リードで前半を終えたPSGだったが、迎えた後半は立ち上がりに失点する。55分、シェルキの右CKをボックス中央で競り合ったオブライエンにヘディングで叩き込まれた。 1点を返されたPSGは64分にもセットプレーからピンチを迎えたが、タグリアフィコのヘディングシュートはGKドンナルンマがファインセーブで阻止した。 一進一退の展開が続くなか、再びチャンスを作ったのはリヨン。77分、ヌアマの右CKゴール前のオブライエンが頭で合わせたが、このシュートはゴール右に外れた。 結局、試合はそのまま2-1でPSGが勝利。前半の2ゴールで逃げ切ったPSGが3大会ぶり15度目のクープ・ドゥ・フランス優勝を飾り、国内2冠を達成した。 2024.05.26 06:05 Sun

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