「勝たないと意味がない」東京ダービーで今季初出場、勝利を望んだFC東京MF寺山翼が同点ゴール後に考えていたこと「ゴール裏に喜びに行くのも大事だけど…」

2024.04.14 08:55 Sun
途中出場で今季初出場を果たした寺山翼
©超ワールドサッカー
途中出場で今季初出場を果たした寺山翼
FC東京のMF寺山翼が、今季初出場となった東京ヴェルディ戦を振り返った。13日、明治安田J1リーグ第8節でFC東京は東京Vとダービーで対戦した。

アウェイ扱いとなる中で、味の素スタジアムには4万人弱のファン・サポーターが集結。試合は、前半に2失点を喫した他、安斎颯馬が2枚のイエローカードで退場となり、厳しい状況で後半に入る。
すると迎えた61分、遠藤渓太と寺山を投入。すると68分には白井康介がパスカットするとそのまま持ち上がりクロス。遠藤がボックス内に走り込み、そのまま決め切って1点差に迫った。

しかし、その後はなかなかゴールに迫ることができず。このまま敗戦かと思われたアディショナルタイム4分、ロングボールのこぼれ球をボックス手前で拾った遠藤が左足一閃。ゴール左にシュートが決まり、土壇場で同点に。2-2のドローに終わった。
2点ビハインドの中、“東京ダービー”で今季初出場を果たした寺山。試合後のメディア取材に応じ、ピッチに立った際のピーター・クラモフスキー監督からの指示を語った。

「10人になって[4-4-1]でブロックを引いて、しっかりカウンターを狙うという形で入りました」

「攻撃面は真ん中で時間を作ったり、サイドは一対一なので早く預けて攻撃の起点になるというところを言われました」

攻撃的なポジションでプレーすると、ハードなプレスで東京Vを封じていく働きを見せた寺山。プレスの部分は意識を持ってピッチに入ったという。

「途中から入って、流れも良くなかったので、自分と遠藤選手が入った時に、しっかり流れを変えるというところで、アグレッシブに自分たちが前からプレスにいけば、後ろもつられてということになると思うので、意識していました」

そのアグレッシブさが最終的には同点に終わることにつながったが、寺山は「どこかで絶対に隙があると僕は思っていましたし、そこを常に狙っておくというところと、自分が考えていたのは1人少ない状況で点を取る確率が高いのはセットプレーかなと思っていて、セットプレーは人数関係ないですし、うちは良いキッカーもいて、競れる選手も中にいるので、そこを取ることを意識していました」とコメント。セットプレーではなかったが、ショートカウンターとこぼれ球からのゴールで2点を奪い返すこととなった。

大事な試合で起用された寺山。しかし、追いついたものの勝てなかったことを悔やみ、同点ゴール後も逆転ゴールを奪いに行きたかったと心境を語った。

「貴重で大事な一戦で出られたことは非常に嬉しく思います。ただ、勝てなかったところは悔しいですし、追いついた時もチームとしてゴール裏に喜びに行くのも大事ですけど、勝つためにはもう1点必要だったので、あそこで自分はボールを持ってハーフウェイラインまで帰るつもりでした」

「逆転したいという気持ちでピッチに立ったので、追い付けたことは良かったですけど、勝たないと意味がないので、次は勝ち切れるように頑張りたいです」

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【Jリーグ出場停止情報】FC東京のDF木本恭生が神戸戦で出場停止、J3ではFC岐阜のDF岡崎慎が2試合出場停止&罰金

Jリーグは7日、最新の出場停止選手情報を発表した。 J1ではFC東京のDF木本恭生が次節のヴィッセル神戸戦で出場停止。また、川崎フロンターレのDF高井幸大は延期分の浦和レッズ戦が出場停止となる。 J2では2選手、J3では9選手が次節出場停止。FC岐阜のDF岡崎慎は、6日に行われた明治安田J3リーグ第31節の福島ユナイテッドFC戦で一発退場。「相手競技者の左腿あたりに対して前方から足裏で過剰な力で蹴った行為は、『著しい反則行為』に該当する」と判断され、2試合の出場停止処分と罰金(10万円)が科されている。 【明治安田J1リーグ】 DF木本恭生(FC東京) 第34節 vsヴィッセル神戸(10/18) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF高井幸大(川崎フロンターレ) 第28節 vs浦和レッズ(11/22) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J2リーグ】 MF松井蓮之(ベガルタ仙台) 第35節 vs横浜FC(10/19) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF相田勇樹(レノファ山口FC) 第35節 vsロアッソ熊本(10/20) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J3リーグ】 MF加々美登生(いわてグルージャ盛岡) 第32節 vsガイナーレ鳥取(10/13) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF綿引康(SC相模原) 第32節 vsFC琉球(10/12) 今回の停止:1試合停止 MF瀬良俊太(カターレ富山) 第32節 vsテゲバジャーロ宮崎(10/12) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF西谷優希(ツエーゲン金沢) 第32節 vs松本山雅FC(10/13) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFグスタボ・マルティニリッシ(アスルクラロ沼津) 第32節 vsカマタマーレ讃岐(10/13) 今回の停止:1試合停止 DF岡崎慎(FC岐阜) 第32節 vsAC長野パルセイロ(10/11) 今回の停止:2試合停止(1/2) 第33節 vsいわてグルージャ盛岡(10/20) 今回の停止:2試合停止(2/2) MF武井成豪(FC大阪) 第32節 vs奈良クラブ(10/13) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF二階堂正哉(ガイナーレ鳥取) 第32節 vsいわてグルージャ盛岡(10/13) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF吉田源太郎(カマタマーレ讃岐) 第32節 vsアスルクラロ沼津(10/13) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 2024.10.07 20:49 Mon
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【J1注目プレビュー|第34節:神戸vsFC東京】逆転優勝へ邁進する神戸は7連勝へ目指す! FC東京も残り5試合で結果を残したい

【明治安田J1リーグ第34節】 2024年10月18日(金) 19:00キックオフ ヴィッセル神戸(2位/64pt) vs FC東京(6位/48pt) [ノエビアスタジアム神戸] <h3>◆首位をピッタリと追走、7連勝へ【ヴィッセル神戸】</h3> 前半戦は苦しい戦いも続いていた神戸だが、後半戦はここまで1敗。現在6連勝と一気に勢いに乗り、連覇に向けて近づいている。 首位のサンフレッチェ広島との勝ち点差は「1」。直接対決はもうないため、残り5試合での自力優勝はあり得ない。ただ、勝ち点を1つも落とさなければチャンスは転がり込んでくる。 王者として臨んだシーズン。苦しみも味わったが、ここにきてチーム一丸となって勝利を掴んでいく姿勢を見せている状況。代表期間の中断で、残り試合への力を蓄え、マインドセットとしても問題ない状況だろう。 神戸の特徴でもあるハイインテンシティを出し、ショートカウンターで一気に仕留められるか。1試合ずつ戦い、連覇へと邁進するのみだ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:前川黛也 DF:酒井高徳、山川哲史、マテウス・トゥーレル、初瀬亮 MF:井手口陽介、扇原貴宏、宮代大聖 FW:武藤嘉紀、大迫勇也、佐々木大樹 監督:吉田孝行 <h3>◆残り5試合、どこまで上位に行けるか!?【FC東京】</h3> シーズンを通してなかなか突き抜けることができなかったFC東京。後半戦は一気に結果が出なくなり、10試合を終えて2勝2分け6敗と苦しんだ。しかし、9月以降は急浮上し、3連勝。前節はサガン鳥栖と引き分けたが、負けない戦いが続いている。 チームとして息を吹き返していた中、仲川輝人が負傷離脱。チームを支え続けてきたアタッカーの不在がどう影響するのかは注目となる。 良い流れを作っていた中での離脱は不安材料でもあるが、中断期間中にもトレーニングマッチを行ってしっかりと積み上げてきた。残り5試合。このあとは半月以上試合がなくなるだけに、しっかりと勝利を収めて、再び準備を進めていきたい。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:野澤大志ブランドン DF:中村帆高、森重真人、岡哲平、長友佑都 MF:高宇洋、東慶悟 MF:安斎颯馬、荒木遼太郎、俵積田晃太 FW:ディエゴ・オリヴェイラ 監督:ピーター・クラモフスキー 出場停止:木本恭生 2024.10.18 16:45 Fri

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