2大会連続でユーロ出場のスコットランド、偉業のクラーク監督が手応え「成長を示している」「できるだけ多くの勝ち点を」

スコットランド代表のスティーブ・クラーク監督が、ユーロ2024の出場権獲得を喜んだ。イギリス『BBC』が伝えた。

15日、ユーロ2024予選でグループAでノルウェー代表とスペイン代表が対戦。試合は0-1でスペインが勝利を収めていた。
グループが5チームということもあり、今節は予選がなかったスコットランド。スペインが勝利したことにより、スコットランドとともに勝ち点15で並ぶことに。3位のノルウェーは勝ち点「10」に留まっており、試合消化も1試合多く、スペインとスコットランドのユーロ出場が決定した。

スコットランドは過去3回のユーロ出場があり、2021年に続いて連続での出場となった。しかし、2021年までは25年間出場権を得ることができず、クラーク監督は史上初の2大会連続でスコットランドをユーロ出場に導いた偉業を達成した。

試合がない中でユーロの出場を決めたクラーク監督は、予選突破を喜び、選手たちに感謝。また、サポーターの支えがあったことが重要だったと振り返った。「選手たちが連続で大会への出場権を獲得したことを祝福したい」

「サポートしてくれたバックルームのスタッフにも感謝したいし、もちろんハムデン・パークを満員にし、再び恐れられる場所にしてくれたファンにも感謝したい」

「彼らはホームでもアウェイでも我々の成功に重要な役割を果たしてくれたので、今ではドイツに向けての計画を立てることを楽しみにしているが、多くの人が今夜までそうだったのではないかと思う」

「ユーロ2020の後、我々は再び続けて予選を突破したいと言ったが、連続してユーロの本大会に進出することは、我々が成し遂げた成長を示している」

「今夜は祝うためにグラスを上げるが、明日はフランスとの親善試合に備えて仕事に戻る」

「そして、来月はジョージアとノルウェーに集中し、できるだけ多くの勝ち点を獲得して終了するつもりだ」