ユナイテッド、オナナ獲りの準備か…70.9億〜78.8億円を用意

2023.06.28 16:40 Wed
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドインテルから元カメルーン代表GKアンドレ・オナナ(27)の獲得に動き出しているようだ。

元スペイン代表GKダビド・デ・ヘアの不安定さにエリク・テン・ハグ新監督の戦術に沿わない足もとのなさから、新たなGKの獲得話が取り沙汰されるユナイテッド。ポルトのポルトガル代表GKジオゴ・コスタらリストアップ話が盛んに報じられ、オナナもその候補の1人と目される。
最近ではオナナの代理人との接触が指摘され、獲得の動きが熱を帯びるユナイテッドだが、イタリア人ジャーナリストのニコロ・シラ氏によると、相手クラブと選手に対するオファーの準備も進めているという。

移籍金として6000万ユーロ(約94億6000万円)を求めるインテルとはまだギャップがあるが、ユナイテッドの方は4500万~5000万ユーロ(約70億9000万〜78億8000万円)を準備。オナナに対しては年俸600万ユーロ(約9億4000万円)の2028年までの契約を用意しているようだ。

アヤックス時代にテン・ハグ監督のもとでプレーしたオナナはユナイテッド入りとなっても求められる部分を心得ている上、すんなりやっていけそうな人材ではあるが、果たして。

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「ミスをすれば隙ができる」 テン・ハグ監督がDFライン上げきれずに失点関与のCBカゼミロに言及

マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が12日にホームで行われたプレミアリーグ第37節のアーセナル戦を振り返った。 この試合でもブルーノ・フェルナンデスを欠くなど、厳しい台所事情となるなか、アレハンドロ・ガルナチョの仕掛けを反発力に対抗したユナイテッドだが、局面での精度を欠き続け、拙攻が目立つ展開に。20分のレアンドロ・トロサールにゴールを許した場面以外はアンドレ・オナナのビッグセーブも際立たせながらこらえたが、0-1で敗れた。 優勝争いを演じるアーセナルにしぶとく勝ちきられ、シーズンダブルを許したユナイテッドはこれで2連敗の3戦未勝利。テン・ハグ監督はイギリス『BBC』で「(0-4と完敗した)クリスタル・パレスとの前節よりもポジティブな点があるか」との問いにこう返した。 「あるが、残念だ。ピッチでどこと対戦するかなど問題にならずで、私は勝ちたい。我々はいかなる試合も勝たなければならず、すべてを捧げる必要もある」 そんなユナイテッドはケガ人続きで致し方ないところもあるが、この試合でもカゼミロをセンターバックとして使ったが、失点シーンでは遅い最終ラインの押し上げで原因に。指揮官もミスと認めた上で、全体として細かな部分を突き詰めきれずの戦いぶりを指摘した。 「些細なことだ。1つの層がミスをすれば隙ができる。その前にポゼッションでもっと良い立ち位置と選択肢を使っていければ、よりうまくやれたはず。ディテールなんだ」 また、ケガ人続きのディフェンスラインにも「このシーズンを通して、ずっとこのことを話している。レギュラーが固まり、ルーティンを確立しているバックラインの方が良いのは明らか」と苦しい台所事情を嘆いた。 「あのエリアでプレーするには自信に満ちた選手が必要。今は慣れないエリアでプレーする選手がいて、そうなると、ミスも出る。高いレベルになれば、そのツケを払わされる。あるいはフィットしていない選手を使わなければならない。それが我々が置かれる現状だ」 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナル</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="yGLNLsE4jP0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.13 10:30 Mon

「勝てたのにまた手放した」…ユナイテッド監督が嘆く 「ラスト数分は余計」

マンチェスター・ユナイテッドが勝ち切れなかった。 27日のプレミアリーグ第35節で19位バーンリーをホームに迎え撃った6位ユナイテッド。79分にアントニーのゴールで均衡を破ったが、87分に許したPKを決められ、1-1のドローに終わった。 PK献上のシーンはカゼミロの甘いバックパスを処理しようとしたアンドレ・オナナのアタックがOFRの末にファウルとされてのもの。公式戦5試合無敗したが、悔やまれる結果となってしまった。 イギリス『スカイ・スポーツ』によると、エリク・テン・ハグ監督も追いつかれた最終盤の戦いぶりを切り捨るなど、悔しさを滲ませた。 「試合の入りは力強いものだった。チャンスが何度もあったが、前半の半ばから試合のコントロールを失って、バーンリーにもいくつか良いチャンスがあり、アンドレが何度かセーブしてくれた」 「後半に入ってからは我々にチャンスがあったし、勝てる試合だったのに、またしても手放してしまった。非常に腹立たしい。局面ごとで非常に良いプレーもしたが、最後に3ポイントを掴む必要がある」 「ラスト数分はまったくもって余計だった」 また、「我々は審判に恵まれてない」といくつかのジャッジに不満をぶつけると、若い力を挙げ、チームに時間が必要と説いた。 「我々には非常に若い選手が何人かいて、彼らでクラブを作り直している。それには時間が必要で、若い選手を獲得することで、このクラブの再建に動いているんだ」 「ラスムス・ホイランド、アレハンドロ・ガルナチョ、コビー・マイヌーといった彼らはほとんどがプレミアリーグでの1stイヤーで、リーグ自体も年々、激しさを増している」 「データを見たが、昨季よりも、特にここ4、5年と比べても、はるかに激しくなっているんだ。選手はそこにアジャストしていかないといけないし、それには時間がかかる」 「みんなには申し訳なく思う。だから、私には焦りもあるが、忍耐が求められるし、ファンも我慢が必要だ。これまでチームを築いてきたが、彼らには経験が必要なんだ」 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】マンチェスター・ユナイテッドvsバーンリー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="rzH3TN5u_GI";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.28 11:10 Sun

守護神オナナが90+9分被弾の痛恨ドローに嘆き「今日は負け試合」

マンチェスター・ユナイテッドのカメルーン代表GKアンドレ・オナナが痛恨ドローを嘆いた。イギリス『90min』が伝えている。 ユナイテッドは3月30日、プレミアリーグ第30節でブレントフォードとのアウェイゲームに臨み、1-1のドロー決着に。90+6分にメイソン・マウントが値千金の先制点も、90+9分に追いつかれてしまった。 浮上の兆しが見えるたびにポイントを取りこぼす今季のユナイテッド。30本近いシュートを浴びたなかでの1失点、勝ち点1ならむしろ御の字とも言いたくなってしまうが、『MUTV』で90分間を振り返った守護神オナナは、試合直後とあってか、整理しきれていない様子だ。 「この結果を残念に思う。僕たちはマンチェスター・ユナイテッドなので、本来どこと対戦するかは問題にすべき点ではない…どこを相手にも勝たなければいけないからね」 「今日は負け試合だ。守備では素晴らしい仕事をしたと思う。最高のゲームではなかったけど、最も重要なのは勝つことだから…そうだね、整理が難しい」 この日、何度も決定機を阻止したオナナ。かなり複雑な心境が見て取れる。 「あの失点パターンは良くない。もちろん僕たち全員にとってだ。全員で責任を負い、イングランド最大のクラブになるため、常に前向き・謙虚でいなければ…。団結力に問題はない。トップ4で今季を終えることを願っている」 ◆プレミアリーグトップ7(4月1日現在) 1位 リバプール | 勝ち点67 | +40 2位 アーセナル | 勝ち点65 | +46 3位 マンチェスター・シティ | 勝ち点64 | +35 4位 アストン・ビラ | 勝ち点59 | +20 ---CL圏内--- 5位 トッテナム | 勝ち点56 | +18 6位 ユナイテッド | 勝ち点48 | ±0 7位 ウェストハム | 勝ち点44 | -5 2024.04.01 13:25 Mon

マウント初ゴールも勝利ならずのユナイテッド、テン・ハグ監督悔やむ「いくつかのミスを犯した」

マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が悔しさを滲ませた。クラブ公式サイトが伝えた。 代表ウィーク前にはFAカップ準々決勝でリバプールとの激闘を制し、公式戦2連勝としていたユナイテッド。30日のプレミアリーグ第30節では、低迷するブレントフォードとのアウェイゲームに臨んだ。 立ち上がりこそ押し込んだユナイテッドだが、その後はブレントフォードに再三チャンスを作られる展開に。それでも、無失点で後半アディショナルタイムまで凌ぎ切ると、途中出場のイングランド代表MFメイソン・マウントが移籍後初ゴールを奪い、試合の均衡を破った。 ところが、その3分後にはブレントフォードに同点ゴールが生まれ、1-1で試合終了。土壇場でのドロー決着を振り返ったテン・ハグ監督は、試合全体を通した内容を反省している。 「我々はいくつかのミスを犯したし、当然このことについて話さなければならない。同点ゴールを許したあの場面では、もっと違うアクションを見せるべきだった」 「アディショナルタイムに決まったゴールは我々にとってふさわしいものではなかったかもしれないが、それでも粘り強く戦ったチームは称賛したい。彼らは戦っていた」 「しかし、ブレントフォードは試合全体を通じてもっとそこを追求していたと思う。我々は試合全体を見て、時間に縛られず、そのことを受け止めなければならない」 一方、勝ち点1の獲得に大きく貢献したカメルーン代表GKアンドレ・オナナのパフォーマンスは称賛。また、デンマーク代表FWラスムス・ホイルンドやマウントのプレーにも言及した。 「特定の状況においては良かったと思う。勝っている時はそれに値するパフォーマンスではなかった。しかし、我々はもっと勝利を手にすべきだし、もっとそのパフォーマンスを発揮するべきだ」 「我々は戦っていたし、何度か良いチャンスを作っていた。今夜のアンドレ・オナナはファンタスティックだった。ラスムス・ホイルンドにも素晴らしいチャンスがあった。勝ち越しゴールを決めたときこそそのチャンスをものにしなければならない」 「メイソンについてはとても嬉しく思っているが、あれが決勝ゴールになるはずだったから、申し訳なくも思っている」 2024.03.31 18:05 Sun

ユナイテッドが史上最高額のクラブに…2020年のレアルを上回る約2291億円の選手構成に

欧州サッカー連盟(UEFA)が2023年度のクラブの財務状況と投資状況を報告。マンチェスター・ユナイテッドが、史上最高額で集めたチームになった。 年々選手の移籍金が高騰していく中、ヨーロッパのクラブの収入源やコストについての報告がなされている。 そんな中、2023年度(2022年6月まで)の移籍のコストでトップに立ったのがユナイテッド。なんと、14億2200万ユーロ(約2291億円)を使用したメンバー構成で、これは2020年で史上最高額だったレアル・マドリーを超えたという。 当時のマドリーは約13億2000万ユーロ(約2126億円)だったが、およそ1億ユーロ(約161億円)も上回ったことになっている。 この金額に含まれているのは、アントニー(8200万ポンド/約154億5000万円)、ハリー・マグワイア(8000万ポンド/約150億円)、ジェイドン・サンチョ(7300万ポンド/約137億5000万円)、カゼミロ(7000万ポンド/約132億円)ら。なお、2023年夏に加入したラスムス・ホイルンド(7200万ポンド/約135億6000万円)、メイソン・マウント(5500万ポンド/約103億6000万円)、アンドレ・オナナ(4700万ポンド/約88億5000万円)は含まれていないという。 2022-23シーズンはエリク・テ・ンハグ監督が指揮した中で、プレミアリーグで3位の成績に。しかし、今季は補強をした中で、ここまで6位と苦しんでいる状況だ。 なお、2位はマンチェスター・シティの12億8600万ユーロ(約2072億円)、3位はチェルシーの10億8400万ユーロ(約1756億4600万円)、4位はレアル・マドリーの10億3100万ユーロ(約1661億円)とのこと。ここまでが10億ユーロを超えて選手を獲得したチームとなる。 なお財政難が叫ばれて久しいバルセロナは5億7600万ユーロ(約928億円)となっている。また、2022年夏から大型補強を繰り返しているチェルシーは8億5000万ポンド(約1601億円)を使用しているが、今回の金額には含まれていない。 2024.02.15 20:40 Thu

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「一部は僕で、一部はメディカルスタッフのせい」 ユーロ行きに滑り込みのショー、今季のケガを語る

イングランド代表DFルーク・ショーがマンチェスター・ユナイテッドでのケガを振り返った。 2014年夏のユナイテッド入りからケガに苦しみながらも左サイドバックの一番手をほしいがままとするショー。昨季もユナイテッドでの自己ベストに並ぶ公式戦47試合に出場したが、今季は筋肉系の故障を繰り返し、トータルでも15試合のプレーに終わった。 痛かったのは2月中旬に行われたプレミアリーグ第24節のアストン・ビラ戦でアクシデント交代したにもかかわらず、翌節のルートン・タウン戦も先発したこと。結果、ルートン戦では前半終了間際に交代し、その試合を最後に筋肉系の故障で全休を強いられた。 28歳DFはその長引いた離脱に自身だけでなく、周囲にも非があると感じているようだ。 「アストン・ビラ戦で違和感があってハーフタイムに交代したけど、それはみんなの責任だ。一部は僕で、一部はメディカルスタッフのね。彼らの誰もがそう認めると思う」 「検査では大したことじゃなかったけど、丸1週間にわたって練習しなかった。で、試合前日にトレーニングをしたんだ。監督にプレーを求められたら、絶対に断らない」 「でも、プレーすべきじゃなかった」 だが、来る夏のユーロ2024メンバーに何とか滑り込み、驚きの声も。「何人かに『ユナイテッドで間に合わず、イングランドで間に合うなんてどういうことだ』と聞かれたりもした」とし、周囲の反応に理解を示すが、全力を尽くした結果だと述べた。 また、「何があったのか公表した方がいい。どうして僕がここにいて、ユナイテッドでいなかったのか、多くの疑問があると思うから。そのことが頭から離れないし、そんなことをしていると思われたくない」とも語っている。 ガレス・サウスゲイト監督からはグループステージ第2戦からの出場見込みが語られるが、「初戦に出たい。そこに嘘なんてない。でも、チャンスは現実的に1回しかないし、あまり急ぎたくない。違和感があればそこで終わり。そんなの起きてほしくない」と話した。 2024.06.10 16:35 Mon

ミランがザークツィー争奪戦を一歩リード? アーセナル&ユナイテッドの関心よそに個人合意か

ミランがボローニャのオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)の獲得を進めているようだ。 フランス代表FWオリヴィエ・ジルーが退団し、ストライカーの獲得を目指しているミラン。今シーズン躍進を遂げたボローニャで、公式戦37試合12ゴール7アシストと本格開花の兆しを見せたザークツィーが有力候補となっている。 7月から有効の契約解除金4000万ユーロ(約67億6000万円)を支払う準備もあるとされるミランは、ザークツィー側との交渉も推進。イタリア『カルチョメルカート』によると、ボーナス込みの年俸400万ユーロ(約6億8000万円)、5年契約の条件で合意に達したという。 一方、ネックとなっているのが代理人に支払う手数料で、当初は1500万ユーロ(約25億3000万円)の大金を要求されたとのこと。しかし、ミラン首脳陣はこの引き下げに取り組んでおり、前向きな感触が得られているようだ。 なお、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドもこのストライカーの動向を注視。関心が噂されていたユベントスは、現在、他の選手に目を向けているとのことだ。 2024.06.10 13:48 Mon

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次はどのクラブを率いるのか注目されるトーマス・トゥヘル氏(50)だが、休養の意向を示すようだ。 今季限りでバイエルンの監督を辞したトゥヘル監督。シーズン途中の退任内定からまもなくして、エリク・テン・ハグ監督の解任話が浮かぶマンチェスター・ユナイテッドと紐付き、後任候補の1人に目される。 トゥヘル氏もプレミアリーグ復帰に前向きとされたが、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、今夏はどのクラブの指揮も執らずに休みをとりたく、ユナイテッド行きの意向なしだという。 ここ数週間にわたり、ユナイテッドと面談の場を設けたというドイツ人指揮官だが、その話し合いも打ち切った模様だ。 また、イギリス『BBC』によれば、その会談はジム・ラトクリフ共同オーナーも同席してフランスで行われたそうだ。 テン・ハグ監督の進退を巡る結論はこれからとされ、ほかにもイングランド代表のガレス・サウスゲイト監督らを候補とするユナイテッドだが、トゥヘル氏を招へいする選択肢がなくなった。 2024.06.10 09:55 Mon

ユナイテッドは来季監督が誰だろうとサンチョ売却方針か…売値を80億円に設定

マンチェスター・ユナイテッドがこの夏にイングランド代表FWジェイドン・サンチョ(24)を売る方針だという。 今季を迎えてからしばらくしてエリク・テン・ハグ監督との摩擦から干され、今年1月からシーズンローンでドルトムントに舞い戻ったサンチョ。ドルトムントの11年ぶりとなるチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に貢献するなどで息を吹き返した。 こうした活躍からドルトムントも引き留めの動きが取り沙汰されるが、予算の問題が浮き彫りとなり、ユナイテッド復帰も1つの選択肢に。ただ、ユナイテッド復帰となる場合も対立するテン・ハグ監督が解任されればとの条件つきとなっている。 テン・ハグ監督自身も進退が不透明とあって、実現性の低い話ではないが、イギリス『BBC』によると、ユナイテッドは来季の監督が誰であろうと今夏のサンチョ売却を検討しており、その額を4000万ポンド(約79億8000万円)に値付けるようだ。 ドルトムントは新たなローン契約を模索しているが、ユナイテッドはファイナンシャルフェアプレー(FFP)の影響で今夏の予算が限られる現状を打破するため、契約が残り2年となる今夏の売却を目指している模様だ。 新たに就任したジム・ラトクリフ共同オーナーからなる新組織のもと、この夏の改革が予想されるユナイテッドだが、サンチョを売却できるか否かでその動きに関わってきそうだ。 2024.06.10 09:15 Mon

負傷抱える中でユーロ参戦のショーは2月ルートン戦でのプレー後悔…「あれは自分含め全員の責任…」

シーズンを通して負傷に悩まされたマンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFルーク・ショーは、2月のルートン・タウン戦でのプレーを悔やんでいる。『ESPN』が伝えている。 今シーズンは開幕直後、年末年始、2月下旬以降と3度の負傷離脱を強いられ、公式戦15試合の出場にとどまったショー。現在は3カ月以上に渡って戦列を離れているものの、ガレス・サウスゲイト監督はリスク承知で28歳のユーロ2024招集を決断した。 その招集の決断の責任は指揮官が負うべきものではあるが、クラブでほぼプレーしなかった状況で招集に応じたショーに対しては、クラブへの忠誠を疑うネガティブな声も挙がっている。 そういった中、ショーは「個人的にユナイテッドでプレーするために全力を尽くした」と反論。一方で、コンディションの問題を自覚しながらもプレーした末に負傷したルートン戦を深く後悔している。 ただ、自身の責任を認めながらも、プレーさせる決断を下したクラブのメディカルスタッフを非難するという、物議を醸すコメントを発した。 「監督がプレーを求めたら、絶対に『ノー』とは言えない。だけど、ルートン戦でプレーすべきではなかった」 「あれは全員の責任だ。一部は自分のせい、一部は(ユナイテッドの)メディカルスタッフのせいだ。復帰が早すぎたせいで、ハムストリングをまた負傷してしまった」 また、イングランド代表では直前の親善試合2試合を欠場しており、16日に控える本大会初戦のセルビア代表戦に間に合うかは微妙な状況だ。 その点について問われると、「それは僕次第というわけではない。日々練習で調子を確かめるだけだ。初戦に出場したいけど、現実的にチャンスは1回しかなく、あまり急ぎたくない。何か感じたら、それで終わり。そんなことは起きてほしくない」と、あくまで万全を期して復帰する意向を示した。 2024.06.09 21:06 Sun

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ウサイン・ボルト氏がデフォー氏との対峙で悲劇…チャリティーマッチでアキレス腱を断裂

元陸上選手のウサイン・ボルト氏がイングランドで参加したフットボールのチャリティーマッチで悲劇に見舞われてしまった。 かつて世界最速のスプリンターとして名を馳せ、引退後はフットボール好きが高じてプロ選手にも挑戦したボルト氏。9日にロンドンのスタンフォード・ブリッジで毎年恒例のチャリティーマッチ『サッカーエイド』に参加し、マウリシオ・ポチェッティーノ氏が監督を務めるワールドイレブンのキャプテンとして出場した。 だが、イングランドが3-2でリードする63分、右センターバックでプレーするボルト氏は対峙したジャーメイン・デフォー氏の仕掛けに対応しようとしたところ、右足が芝に引っかかったか、その足首を手で押さえてピッチに倒れ込む事態に。以降は動けず、66分にそのまま担架に乗せられ、ピッチの外に運ばれていった。 そんなボルト氏は試合後、自身のSNSに右足を固定しての松葉杖姿をアップ。さらに「アキレス腱を断裂してしまったが、俺らは戦士だ」と綴り、重傷を明らかにした。 ボルト氏は2017年に現役を引退し、今年8月に38歳。チームは3-6で敗れ、自身も大ケガを負ってしまったが、ワールドイレブンでチームメイトだったアレッサンドロ・デルピエロ氏のゴールをアシストするなどで試合を盛り上げていた。 <span class="paragraph-title">【動画】チャリティーマッチ出場のボルト氏に悲劇</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="rEJz00Jutps";var video_start = 329;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.10 19:15 Mon

「一部は僕で、一部はメディカルスタッフのせい」 ユーロ行きに滑り込みのショー、今季のケガを語る

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バイエルンが1年越しに獲得目指す、フルアムMFパリーニャに60億円のオファー

中盤の補強を目指すバイエルンが2年連続でフルアムのポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(28)の獲得にオファーを出したという。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。 トーマス・トゥヘル監督が退任し、ヴァンサン・コンパニ監督が新たに就任したバイエルン。選手補強に動く中、1年越しにパリーニャの獲得に動いているという。 昨夏はメディカルチェックまで済ませていたパリーニャ。個人間合意に至っていた中、フルアムが後釜を見つけられないという理由から移籍を拒否していた。 7500万ポンド(約149億7000万円)の値札をつけていたフルアムに対し、バイエルンは6000万ポンド(約120億円)で獲得に近づいていたが、今夏は3000万ポンド(約60億円)のオファーからスタートしたという。 パリーニャは2022年7月にスポルティングCPからフルアムに加入。2022-23シーズンはプレミアリーグで35試合に出場し3ゴールを記録。FAカップでも5試合で1ゴールを記録ていた。 2023-24シーズンは、プレミアリーグで33試合に出場し4ゴールを記録。2シーズンで公式戦79試合に出場し8ゴールを記録していた。 バイエルンは結果として無冠に終わり、中盤の負傷者に悩まされただけに、パリーニャが獲得できていればという思いも少なからずあるところ。本人も移籍を希望しており、交渉を早くまとめたいところだ。 2024.06.10 11:25 Mon

トゥへル氏が休養へ…ユナイテッドと面談も

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マンチェスター・ユナイテッドがこの夏にイングランド代表FWジェイドン・サンチョ(24)を売る方針だという。 今季を迎えてからしばらくしてエリク・テン・ハグ監督との摩擦から干され、今年1月からシーズンローンでドルトムントに舞い戻ったサンチョ。ドルトムントの11年ぶりとなるチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に貢献するなどで息を吹き返した。 こうした活躍からドルトムントも引き留めの動きが取り沙汰されるが、予算の問題が浮き彫りとなり、ユナイテッド復帰も1つの選択肢に。ただ、ユナイテッド復帰となる場合も対立するテン・ハグ監督が解任されればとの条件つきとなっている。 テン・ハグ監督自身も進退が不透明とあって、実現性の低い話ではないが、イギリス『BBC』によると、ユナイテッドは来季の監督が誰であろうと今夏のサンチョ売却を検討しており、その額を4000万ポンド(約79億8000万円)に値付けるようだ。 ドルトムントは新たなローン契約を模索しているが、ユナイテッドはファイナンシャルフェアプレー(FFP)の影響で今夏の予算が限られる現状を打破するため、契約が残り2年となる今夏の売却を目指している模様だ。 新たに就任したジム・ラトクリフ共同オーナーからなる新組織のもと、この夏の改革が予想されるユナイテッドだが、サンチョを売却できるか否かでその動きに関わってきそうだ。 2024.06.10 09:15 Mon

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