1部昇格の立役者であるクロスが今季限りでビーレフェルトを退団

2022.02.15 01:21 Tue
Getty Images
アルミニア・ビーレフェルトは14日、ドイツ人FWファビアン・クロス(34)が今シーズン限りで退団することを発表した。

クロスは2011年夏に当時ドイツ3部リーグに属したビーレフェルトに加入。チームが2部昇格や3部再降格を経験しながら、2019-20シーズンのブンデスリーガ2部で21ゴールを挙げて得点王に輝き、チームの11年ぶりとなる1部昇格に貢献した。
昨季はキャプテンとして残留を争うチームの支柱となり、センターFWとして前線のターゲット役としても奮起。得点こそ「5」にとどまったものの、空中戦の勝利数は2位のDFマッツ・フンメルス(ドルトムント)に70回以上の差をつける最多「242」を記録するなど、重要な役割を担った。

昨年6月に今季終了までの契約にサインしたクロスは、今季もここまでブンデスリーガ20試合を含む公式戦22試合の出場で5ゴール3アシストをマークしていた。

11シーズンの在籍で公式戦384試合に出場し162ゴール71アシストを記録するクロスはクラブを通じてコメントしている。
「ここ数週間、数ヶ月の間で、僕は自分の将来について何度も考えてきた。このクラブ、この街がどれだけ僕の心心の中で大きく占めているかは、みんなも知っていると思う。それはこれからも変わることはないよ。だけど、今夏に切れる契約を延長しない決断を下した。難しい決断ではあったが、今の自分にとっては正しい選択だったと思っている」

「ビーレフェルトは将来に向けた準備をしており、僕の後に続く選手がチームにいると確信している。共に過ごした11年間、クラブにはいつも感謝していた。僕のサッカー人生はほかの場所で続いていくが、アルミニアとは常につながっているよ」

「この夏の別れでは、五月晴れの中でみんなでブンデスリーガ残留を祝えたら、それ以上のことはありません。この最後の目標のために、僕は最後まですべてを出し切り、誇りを持ってビーレフェルトのジャージーを着たいと思っているよ」

ファビアン・クロスの関連記事

ビーレフェルトからの退団を明言していたFWクロス、頭部負傷も影響し1年間の契約延長で合意

アルミニア・ビーレフェルトは13日、FWファビアン・クロス(34)との契約延長を発表した。新契約は1年間となる。 クロスは2011年7月にヴォルフスブルクのセカンドチームからビーレフェルトに完全移籍で加入。ここまで、公式戦389試合に出場し162ゴール71アシストを記録している。 今シーズンも残留を争うチームにおいて、ブンデスリーガで25試合に出場し3ゴール2アシストを記録。しかし、4月2日に行われたシュツットガルト戦で、味方と激突。頭部を負傷し、重傷を負っていた。 今年2月に今シーズン限りでチームを去ることとを発表していたクロスだが、ケガからの回復期間を含めてこのままの退団を互いに望まず、1年間の契約延長で合意したとのことだ。 クロスはクラブを通じてコメントしている。 「人生とサッカーは、いくつかのことは限られた範囲でしか計画できないことをもう一度示している」 「僕にとって既に特別な存在であるアルミニアの話はさらに特別で、クラブの信頼に感謝している」 「僕のストーリーとクラブとのストーリーに別の章が追加され、できるだけ早くピッチに戻るために、できる限りのことをする」 「チームとともに、僕たちのスタジアムでの勝利を祝う。それは次の数週間の僕の原動力だ。一緒にやっていこう」 2022.05.14 15:46 Sat

3試合連続で頭部負傷者…残留争い中の奥川雅也所属のビーレフェルトに悲劇続く

アルミニア・ビーレフェルトに不幸が続いている。 17日、バイエルンとブンデスリーガ第30節で対戦したビーレフェルト。首位のバイエルンと残留争い中のビーレフェルトの一戦となると、バイエルンが力の差を見せつけて0-3で勝利を収めた。 これで2連敗、7戦未勝利となり降格圏の17位に位置するビーレフェルトだが、敗戦以上についていない。 このバイエルン戦では前半終了間際にファビアン・クンツェがタンギ・ニアンズと競り合いピッチに倒れ込むことに。そのままピッチ上でしばらく治療を続け、担架で運び出されていた。 ビーレフェルトは、「ファビアン・クンツェには、すでに慎重ではあるがオールクリアが出ている。状態は安定しており、すでに体調も回復している。念のため、病院で検査を受ける予定だ」と声明を発表していた。 東部を負傷したクンツェだが、ビーレフェルトでは頭部の負傷者がこのところ相次いでいる。 2日に行われたシュツットガルト戦では、試合終盤に味方と空中戦で激突したFWファビアン・クロスが頭部を負傷。手術を受けた。 さらに9日に行われたヴォルフスブルク戦では、セドリック・ブルナーがヨナス・ウインドと激突し頭を強打。担架で運び出されていた。 まさかの3週連続で担架がピッチに入り、3人も頭部負傷で失うこととなった。厳しい残留争いがさらに厳しくなる窮地に立たされている。 <span class="paragraph-title">【動画】3週間前は相手選手が担架を取りにダッシュ!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">This <a href="https://twitter.com/hashtag/BLfairplay?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#BLfairplay</a> moment from Milka makes us proud to have <a href="https://twitter.com/VfB_int?ref_src=twsrc%5Etfw">@VfB_Int</a> striker Sasa Kalajdzic in the <a href="https://twitter.com/hashtag/Bundesliga?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Bundesliga</a>. <a href="https://t.co/Jezlg7ePbH">pic.twitter.com/Jezlg7ePbH</a></p>&mdash; Bundesliga English (@Bundesliga_EN) <a href="https://twitter.com/Bundesliga_EN/status/1512369664013131777?ref_src=twsrc%5Etfw">April 8, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.04.18 12:15 Mon

味方と激突し頭部負傷の重傷…ビーレフェルトがFWクロスの手術成功を発表

アルミニア・ビーレフェルトは5日、FWファビアン・クロスの手術が成功したことを発表した。 クロスは、2日に行われたブンデスリーガ第28節のシュツットガルト戦に後半から出場。試合は1-1で推移したが、試合終盤にアレッサンドロ・シェプフと激突していた。 この激突によりクロスは頭部を負傷。すると、シュツットガルトのFWササ・カライジッチが走って担架を取りに行く事態に。そのままクロスは担架で運び出され、病院へと搬送されていた。 クロスは頭部を手術。クラブは「合併症もなく無事に終了した」と発表。意識もしっかりあるとしている。 また「ファビアン・クロスはここ数日、本人や家族に寄せられた回復を願う多くの声に心から感謝しています」と綴っている。 クロスは今シーズンのブンデスリーガで24試合に出場し3ゴールを記録。チームが熾烈な残留争いをしている中での痛い離脱となってしまった。 <span class="paragraph-title">【動画】敵の危険な事態に担架を取りに走るカライジッチ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">Cuando se trata de ayudar Kalajdzic no lo duda ni un minuto <a href="https://t.co/ZibuF8n9c0">pic.twitter.com/ZibuF8n9c0</a></p>&mdash; ESPN Deportes (@ESPNDeportes) <a href="https://twitter.com/ESPNDeportes/status/1510301145641668610?ref_src=twsrc%5Etfw">April 2, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.04.06 11:25 Wed

ナーゲルスマン監督が奥川雅也を警戒 「ボールコントロールと俊敏性に優れている」

ビーレフェルト戦に挑むバイエルンのユリアン・ナーゲルスマン監督が、MF奥川雅也への警戒心を示している。クラブ公式サイトがコメントを伝えた。 バイエルンは27日に行われるブンデスリーガ第13節でビーレフェルトと対戦する。前節はアウグスブルク相手に不覚を取り今季2敗目。2位ドルトムントとは1ポイント差という状況だ。 今節は、ここまでわずか1勝で17位に沈むチームが相手だが、ナーゲルスマン監督は明確なプロセスを持ったチームであると警戒。また、リーグ戦2試合連続ゴール中の奥川に対しても注意を向けた。 「ビーレフェルトは昨年に比べて成長している。彼らは非常に明確なプロセスを持っており、また、相手にスペースを開けさせて浮き球などを使ってチャンスを作る方法について、常に良いアイデアを持っている。ファビアン・クロスは空中戦で素晴らしい活躍を見せているよ」 「オクガワはとても良いシーズンを過ごしており、ボールコントロールと俊敏性に優れている。彼らのゲームモデルはすばらしく、常に深みを追求している」 「私はクラマー監督のことを知っており、彼の大まかなアイデアも理解している。フィジカル的にも、プレーの仕方にしても、彼らは進歩しているのだ。非常に献身的で情熱的なディフェンスをしていて、それはアウグスブルクと似ている」 「キックオフの時点から、勝利への絶対的な貪欲さを持って臨む準備をしなければならない。4ポイントのリードがなくなったため、我々にとって非常に重要な試合だ。自分たちのパフォーマンスの限界を発揮する必要がある」 2021.11.27 20:03 Sat

ビーレフェルトが主将クロスとの契約を2022年まで延長! 来季で11年目のシーズンに

アルミニア・ビーレフェルトは11日、ドイツ人FWファビアン・クロス(33)との契約を1年延長したことを発表した。新たな契約期間は2022年6月30日までとなる。 クロスは2011年夏に当時ドイツ3部リーグに属したビーレフェルトに加入。チームが2部昇格や3部再降格を経験しながら、2019-20シーズンのブンデスリーガ2部で21ゴールを挙げて得点王に輝き、チームの11年ぶりとなる1部昇格に貢献した。 今季もキャプテンとして残留を争うチームの支柱となり、センターFWとして前線のターゲット役としても奮起。得点こそ「5」にとどまったものの、空中戦の勝利数は2位のDFマッツ・フンメルス(ドルトムント)に70回以上の差をつける最多「242」を記録するなど、重要な役割を担った。 来シーズンで11年目を迎えるクロスは公式サイトで契約延長と来季への意気込みについて次のようにコメントしている。 「アルミニアでの次のシーズンを楽しみにしている。ブンデスリーガで、このクラブでもう1年間プレーできることを嬉しく思い、特にファンの前で再びプレーする機会が与えられたことを誇りに思う」 2021.06.12 14:35 Sat

ビーレフェルトの関連記事

ビーレフェルトMF水多海斗が手錠をかけられ一晩を警察で過ごす…3部残留争い中のスキャンダルに指揮官「好ましくない」

3.リーガ(ドイツ3部)のアルミニア・ビーレフェルトに所属する日本人MF水多海斗(23)が手錠をかけられたという。ドイツ『ビルト』が伝えた。 マインツのセカンドチームから今シーズン加入した水多。今シーズンのドイツ3部では22試合に出場し4ゴール5アシストを記録している。 チームの中心にもなっている水多だが、まさかのスキャンダルが発覚。16日の夜に逮捕されていたことが判明した。 『ビルト』によると、16日の1時45分ごろ、ビーレフェルトのディスコ「カフェ・ヨーロッパ」の前に警察が出動した。暴徒がディスコの前でトラブルを起こしたとして通報されたが、それが水多だったという。 水多はディスコに入れてもらえなかったとのこと。その後、ディスコのスタッフが警察に通報。水多がその場を立ち去ることを拒否したとのことで、手錠をかけられて連行。拘留されたという。 水多は酒に酔っていた状態だったとのことで、独房で一晩を過ごすことに。朝には釈放されたという。 プロイセン・ミュンスター戦の前に記者会見に臨んだミッチ・クニアト監督は「この事件のことは承知している」とコメント。「カイトはすぐにクラブとチームに謝罪した。どのように進めるかは内部に残っており、土曜日にチームに加わるかどうかもまだ明らかではない。もちろん、我々の状況においてそのような出来事は好ましくない」とコメント。何らかの処分がクラブから下されることになるようだ。 2部昇格を目指すビーレフェルトは、3部でも苦戦。残留争いの真っ只中におり、チームを牽引していた水多の不祥事は大きな痛手となることは間違いない。 2024.03.22 11:15 Fri

浅野拓磨が今季初ゴール!振り向きざまの反転シュートで劣勢のボーフムに喝

ボーフムの日本代表FW浅野拓磨がチームの今季初ゴールを挙げた。 昨季は辛うじて1部残留を果たしたボーフム。12日にはブンデスリーガ開幕に先立ち、アウェイでアルミニア・ビーレフェルトとのDFBポカール1回戦に臨んだ。 劇的残留の立役者、ボーフムでの3季目を迎える浅野は先発出場。前半終了間際に今季初ゴールを奪った。 今季は3.リーガ(ドイツ3部)に回るビーレフェルトを相手に2点を先行されたボーフムは、前半終了間際に浅野が反撃の狼煙を上げる。 左サイド深い位置で起点を作ったボーフムは細かいパスワークからポケットを取ると、ケビン・シュテーガーの横パスを収めた浅野が反転から右足を一振り。左下隅へと流し込んだ。 早々に今季初ゴールをマークし、好スタートを切った浅野。だが、チームはシモン・ツォラーの得点で後半終了間際に追い付いたものの、PK戦の末に敗戦。早々にカップ戦から姿を消し、19日にブンデスリーガ開幕戦へ向けてももやもやが残る結果となった。 なお、ビーレフェルトの水多海斗はフル出場し、勝負を決める最後のPKを沈めている。 <span class="paragraph-title">【動画】浅野拓磨がコントロールからの見事な反転シュートで今季初ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Kpyivb1lzHM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.08.13 15:30 Sun

アウグスブルク、ビーレフェルトから奥川雅也を完全移籍で獲得!

アウグスブルクは5日、ビーレフェルトから日本人MF奥川雅也(27)を完全移籍で獲得した。契約期間は2026年6月30日までで、フリートランスファーでの加入となる。 ブンデスリーガ個人昇格となった奥川は、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「アウグスブルクの関係者とは以前から連絡を取り合っていたし、再びブンデスリーガでプレーできることをとても嬉しく思っている。プレシーズンの期間で最高のプレーを見せて、できれば先発メンバーに名を連ねたいと思っているよ」 2021年の夏にビーレフェルトに加入した奥川は、在籍2シーズンで公式戦80試合に出場し16ゴール13アシストを記録。昨季は2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で30試合に出場して5ゴール10アシストをマークしたが、チームは16位に終わって3部降格となっていた。 2023.07.05 23:30 Wed

ビーレフェルトがMF水多海斗を完全移籍で獲得、ドイツ4部のマインツⅡで大活躍…4年前はドイツ5部でプレー

アルミニア・ビーレフェルトは29日、マインツのMF水多海斗(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。 水多は東京都出身で、FC東京ジュニアユースから前橋育英高校に入学すると、前年王者として臨んだ2018年の第97回全国高等学校サッカー選手権大会に出場。高校卒業後の2019年にドイツへ渡り、当時オーバーリーガ(ドイツ5部)に所属していたシュトラーレンに入団した。 攻撃的ポジションであれば複数でプレー可能なユーティリティ性に加え、スピードとテクニックを兼ね備える水多は、2021年5月にマインツへ完全移籍。セカンドチームでプレーしていた。 今シーズンはレギオナルリーガ・ズュートヴェスト(ドイツ4部)で31試合に出場し10ゴール10アシストの活躍。2シーズンで66試合15ゴール17アシストを記録し、大きなステップアップを果たした。 水多はクラブを通じてコメントしている。 「3部リーグでのキャリアの次のステップを楽しみにしています。自分のプレーでチームに貢献できると確信しています」 「アルミニアの再編に参加でき、とても嬉しいですし、チームメイトと一緒にピッチに立てるのが待ちきれません」 ビーレフェルトはMF奥川雅也も所属していたが、2022-23シーズンは2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で苦戦。16位でレギュラーシーズンを終えると、入れ替え戦ではヴェーエン・ヴィースバーデンに2戦合計5-2で敗れて3部に降格していた。 <span class="paragraph-title">【写真】ドイツ5部から3部にステップアップ!ビーレフェルトに加入した水多海斗</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="de" dir="ltr">Tach, Kaito Mizuta<br><br>Wir haben den 23-jährigen vielseitigen Offensivspieler von Mainz 05 verpflichtet.<a href="https://twitter.com/hashtag/immerdabei?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#immerdabei</a> <a href="https://t.co/nO7rJwr1j6">pic.twitter.com/nO7rJwr1j6</a></p>&mdash; DSC Arminia Bielefeld (@arminia) <a href="https://twitter.com/arminia/status/1674410520764645377?ref_src=twsrc%5Etfw">June 29, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="de" dir="ltr">Hallo Liebe Arminia Fan<br>Ich bin sehr glücklich, für diese Mannschaft spielen zu dürfen<br>Mein Ziel ist mit dieser Mannschaft in die 2.Liga zurückzukehren<br>Ich werde mein Bestes geben für Arminia.<br>Wir sehen uns sehr bald Danke!! <a href="https://t.co/Ody1lZAMVs">pic.twitter.com/Ody1lZAMVs</a></p>&mdash; Kaito Mizuta/水多海斗 (@Kaitom0408) <a href="https://twitter.com/Kaitom0408/status/1674515358219116547?ref_src=twsrc%5Etfw">June 29, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.06.30 13:54 Fri

ボルシアMG、昨季2部で10GのFWハックを完全移籍で獲得

ボルシアMGは26日、アルミニア・ビーレフェルトからドイツ人FWロビン・ハック(24)を完全移籍で獲得した。契約期間は2027年6月30日までとなる。 カールスルーエなどの下部組織を経て、2012年にホッフェンハイムの下部組織に入団したハックは、2017年10月1日のフライブルク戦でプロデビューを飾ると、ブンデスリーガデビュー戦で初ゴールを記録。しかし、その後はトップチーム定着までには至らず、2019年夏に2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)に降格したニュルンベルクへ完全移籍。 その後、2021年8月にビーレフェルトに移籍すると、在籍2年で公式戦68試合に出場。今季は左ウィングを主戦場にリーグ戦33試合に出場し10ゴール5アシストを記録したが、チームは16位で3部のヴィースバーデンとの入れ替え戦に臨むと、まさかの連敗を喫して3部降格が決定していた。 スポーツ・ディレクターのローランド・ヴィルクス氏は、新加入のハックについて以下のようにコメントしている。 「ロビン・ハックはゴールを脅かすダイナミックなアタッカーで、すでに1部や2部での経験も豊富だ。ここ数年の彼の成長は目覚ましく、私たちは彼に多くの可能性を見出している。彼がボルシアへの移籍を決めたことを嬉しく思っている」 2023.06.27 07:30 Tue

ブンデスリーガの関連記事

ドルトムント退団へ向かうフンメルス…残留の条件は指揮官の退任?

ドルトムントのドイツ代表DFマッツ・フンメルス(35)は、条件次第で残留の可能性もあるようだ。 ドルトムントではユルゲン・クロップ監督の時代にブンデスリーガ連覇に貢献し、一度はバイエルンへ移籍するも2019年に復帰してからは主力としてプレーし続けてきたフンメルス。しかし、今月までとなった契約が延長される兆候はなく、ドルトムント退団は既定路線とされている。 ただし、ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、条件次第でまだドルトムントに残留する可能性はある模様だ。その条件とは、エディン・テルジッチ監督の退任であり、すでにこのことはクラブにも通達済みだという。 フンメルスとテルジッチ監督の関係は、現在緊張状態にあるとのこと。ベテランCBは指揮官の戦術についてかねてより疑問を呈しており、これはフンメルスに限らずチームの数選手に共通した意見のようだ。 とはいえ、今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)でチームを決勝にまで導いたテルジッチ監督が、ドルトムントを離れる可能性は低い模様。2025年夏までとなる契約が延長されるかは定かではないが、少なくとも今夏退任に向かうとは考えにくいと報じられている。 これにより、退団が予想されるフンメルスは引き続き欧州でのプレーを希望。現在はミランが関心を示しており、去就が注目されている。 2024.06.11 13:20 Tue

複数クラブが関心寄せるチェルシーFWブロヤ、ヴォルフスブルクも獲得レースに参戦か

ヴォルフスブルクがチェルシーのアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤ(22)に関心を示しているようだ。 チェルシーの下部組織出身であるブロヤは、フィテッセやサウサンプトンへのレンタルを繰り返していたが、昨シーズンからチェルシー復帰。しかし、2022年12月に右ヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負ってしまうと、その影響もあって思うようなパフォーマンスを発揮できず、今シーズン途中からフルアムにレンタル移籍となった。 だが、そのフルアムでも出場機会は掴めず。プレミアリーグ8試合に出場するもスタメン出場はないままシーズンを終え、チェルシーへ帰還することになった。 チェルシーはすでにブロヤを今夏の売却対象としており、アルバニア代表FWには多くのクラブが関心。そんな中で、ドイツ『キッカー』によるとヴォルフスブルクも獲得に動く可能性があるとのことだ。 ブンデスリーガを12位で終えたヴォルフスブルクは、今夏の移籍市場で攻撃陣の強化に着手。ブロヤの持つ巨大なポテンシャルを評価しているという。 一方で、ブロヤに対してはウォルバーハンプトン、モナコ、ボローニャなど複数クラブから関心。来シーズンの欧州カップ戦出場権を有していないヴォルフスブルクにとって、争奪戦となれば厳しい状況になるとも報じられている。 2024.06.11 11:50 Tue

ブレーメンがアルヴェロの買い取りを発表! 今冬リヨンからレンタルで加入

ヴェルダー・ブレーメンは10日、リヨンからレンタル加入しているフランス人MFスケリー・アルヴェロ(22)の買い取りを発表した。 移籍金や契約期間については明らかにされていないが、フランス『レキップ』によると移籍金500万ユーロ(約8億4000万円)の4年契約と報じられている。 ソショーのアカデミー出身であるアルヴェロは、2021年にファーストチームデビュー。2023年夏にリヨンへ活躍の場を移したが、思うような出場機会を得られなかったこともあり今冬にブレーメンへレンタルで加入した。 ブレーメンでは途中出場がメインながら出場時間を増やしていたが、肩の負傷で長期離脱に。ブンデスリーガでは6試合の出場にとどまったが、クラブは買い取りオプションの行使を決断した。 来シーズン以降もブレーメンでプレーすることが決まったアルヴェロは、チームに留まれる喜びを語っている。 「ここではとても快適だし、プレーを続けられることに満足しているよ。最初からクラブに残ることこそが、僕の望みだった。僕たちのチームは、ここ数カ月で非常に成長したと思う。成功できるよう、これからも貢献していきたい」 また、クラブのプロサッカー部門責任者であるクレメンス・フリッツ氏もコメント。アルヴェロの将来性に対する期待を述べている。 「スケリーはケガのせいで、我々が期待していたほど多くの出場機会を得ることができなかった。それでも、彼は間違いなくピッチ外においてスポーツ面でも人格面でも感銘を与えてくれたんだ。引き続き、スケリーをチームに迎えられることを嬉しく思う」 2024.06.11 11:10 Tue

今夏CB補強を計画のバイエルン、チェルシーと長期契約のコルウィルもターゲットか

バイエルンがチェルシーのイングランド代表DFレヴィ・コルウィル(21)の獲得を狙っているようだ。 紆余曲折を経て、先月にヴァンサン・コンパニ監督の就任を発表したバイエルン。現在は今シーズンの課題でもあった守備の強化をすべく、センターバックの補強を目指している。 現時点で獲得が有力となっているのが、レバークーゼンのドイツ代表DFヨナタン・ター(28)。今シーズン、ブンデスリーガの無敗優勝に貢献したターは、今夏新たな挑戦に前向きとも報じられている。 一方で、ドイツ『スカイ・スポーツ』のフロリアン・プレッテンベルグ記者によると、バイエルンはコルウィル獲得の可能性についても探っている模様。バイエルンは左利きのセンターバックを必要としており、ターの獲得に成功したとしても引き続きコルウィルへの関心を続ける意向のようだ。 コルウィルはチェルシーアカデミー出身であり、今シーズンは公式戦32試合に出場。将来的なキャプテン候補として、チェルシーとは2029年夏までの長期契約を結んでいる一方、莫大な資金を移籍市場に投下し続けるクラブが、帳尻合わせのために高額な移籍金を提示されれば耳を傾ける可能性はある。 2024.06.11 10:45 Tue

ボルシアMG、ドルトムントU-19から逸材FWヘアマンを獲得! 世代別代表ではU-17欧州選手権、W杯の2冠獲得に貢献

ボルシアMGは10日、ドルトムントU-19に所属するU-17ドイツ代表FWチャールズ・ヘアマン(18)を完全移籍で獲得した。 かつてヴォルフスブルクなどで活躍し、現役引退後にはガーナ代表監督を務めたチャールズ・アコナー氏を父に持つヘアマン。2020年の夏にハノーファーのユースからドルトムントのユースへ移籍。 爆発的なスピードや足元のテクニックを特長としており、左右のウイングに加え、左サイドバックでプレー可能。ドルトムントではトップチームでのプレー経験はなかったが、リザーブチームや世代別のドイツ代表で活躍しており、2023年に行われたU-17欧州選手権とU-17ワールドカップではチームの優勝に貢献していた。 ボルシアMGのスポーツディレクターを務めるローランド・ヴィルクス氏は、ヘアマンの獲得について以下のように喜びを語った。 「ヘアマンが入団を決めてくれたことを嬉しく思う。彼は若く才能ある選手で、より高いレベルに行ける可能性を秘めている。しかし、まずはここに馴染まなければならない。我々は、彼が成長するための機会と時間を与えるつもりだ」 2024.06.11 08:01 Tue

記事をさがす

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly