元日本代表MF加藤恒平がチェンライ・ユナイテッドに加入!「僕にとって新しい挑戦」

2021.12.16 07:30 Thu
©超ワールドサッカー
タイのチェンライ・ユナイテッドは15日、元日本代表MF加藤恒平(32)をフリートランスファーで獲得した。契約期間は2022年5月31日までで、背番号は4を着用する。

2012年3月に立命館大学からFC町田ゼルビアへと入団した加藤は、チームがこの年にJFLに降格すると、2013年にセルビアのルダル・プリェヴリャに加入し海外挑戦を果たす。
その後、ポーランドのポドベスキジェ・ビェルスコ=ビャワやブルガリアのベロエ・スタラ・ザゴラでプレーすると、2017年5月にはヴァイッド・ハリルホジッチ元日本代表監督によって日本代表初招集を受けた。

2018年3月からはサガン鳥栖に加入したが1年で退団すると、その後はポーランド3部のヴィジェフ・ウッチやジブラルタルのセント・ジョセフスFC、モンテネグロのFKイスクラ・ダニロヴグラード、FKブドゥチノスト・ポドゴリツァ、ポルトガル3部のアナディアFCを渡り歩き、今回フリーでチェンライ・ユナイテッドに加入した。

タイは初挑戦で7か国目のプレーとなる。加藤はクラブのSNSで「チェンライのチームに参加できてとても嬉しい。僕にとって新しい挑戦です。チェンライのファンを感動させるような仕事を約束します」と移籍の喜びを語った。
昨年国内カップ2冠を達成したチェンライ・ユナイテッドだが、今季は15試合終了時点で勝ち点23の7位と出遅れている状況。チームの巻き返しに加藤が貢献できるかに注目だ。

加藤恒平の関連記事

名古屋DF中谷進之介はポーランド移籍か? 現地で売り込みと報道、G大阪行きの噂も

名古屋グランパスの日本代表DF中谷進之介(27)がポーランドへ移籍する可能性があるという。ポーランド『i Gol』が伝えた。 中谷は柏レイソルの下部組織育ちで、2018年7月に名古屋へと完全移籍すると、守備の要として“堅守”を誇るチームを支えている。 これまで名古屋では公式戦235試合に出場し8得点を記録。今シーズンも明治安田生命J1リーグでは全33試合にフル出場しており、今季のフルタイム出場も間違いない状況だ。 その中谷は、一部報道でガンバ大阪への移籍も噂されたが、ポーランドでは国内クラブへの移籍が噂されている。 『i Gol』によれば、中谷はヨーロッパでのプレーを希望しているとのこと。11月中旬に中谷獲得の売り込みがあったとされており、そのクラブの1つがヤゲロニア・ビャウィストクだという。 ヤゲロニア・ビャウィストクは、1920年に創立されたクラブ。2007-08シーズンからエクストラクラサ(ポーランド1部)に所属しており、2016-17、2017-18シーズンは最高の2位という成績を残したこともある。 今シーズンはここまで16試合を戦い現在2位。好調を維持している。 安定してパフォーマンスに加え、イエローカードの少なさにも注目。さらに、日本代表としての経験もあること、移籍金がかからないことなども魅力的だという。サラリーが比較的安いこともプラスなようだ。 ポーランドでは過去にも多くの日本人がプレーしており、松井大輔、森岡亮太、加藤恒平、泉澤仁、奥抜侃志などがプレー。下部リーグも含めれば、かなり多くの選手がプレーしている状況だ。 今シーズンもエクストラクラサでは、グールニク・ザブジェのMF横田大祐、クラコヴィアのMF大島拓登、スタル・ミエレツのMF檜尾昂樹が所属。フィンランド代表を選択したが、日本とのハーフでもあるFWカイ・メリルオトも所属している。 中谷がどういった決断を下すかは明らかではないが、ヨーロッパで揉まれることで更なる成長も見込めるだけに、去就には注目が集まる。 2023.11.29 11:05 Wed

琉球、元日本代表MF加藤恒平の契約満了を発表「初日から温かいサポートありがとうございました」

FC琉球は29日、元日本代表MF加藤恒平(33)との契約満了を発表した。 和歌山県出身の加藤は2012年にFC町田ゼルビアでプロキャリアを始めて以降、これまでモンテネグロやポーランド、ブルガリア、ジブラルタル、ポルトガル、タイでプレー。2017年5月にはヴァイッド・ハリルホジッチ監督の下、日本代表に初選出され、話題を呼んでいた。 2018年3月にサガン鳥栖へ加入してJリーグ復帰となった加藤だが、以降は再び海外でプレー。その後、2022年8月にタイのチェンライ・ユナイテッドFCから琉球への加入が発表された。 琉球では加入当初こそ出場機会を得られなかったが、終盤には5試合連続でスタメンを飾るなどポジションを掴み、明治安田生命J2リーグで8試合に出場。しかし、チームは最終的に21位でシーズンを終え、J3降格が決定した。 約半年で琉球を去ることになった加藤は、クラブを通じてサポートへの感謝を述べている。 「加入した初日から温かいサポートありがとうございました。目標を達成出来ずに申し訳ありませんでした。短い期間でしたが、琉球・沖縄の素晴らしさを感じることが出来たのは、ファン・サポーターの皆様のお陰です」 「これからは自分もFC琉球サポーターとなり、なるべく早くJ2へ戻ること、ゆくゆくはJ1へ昇格することを陰ながら応援させて頂きます。ありがとうございました」 2022.10.29 12:03 Sat

元日本代表MF加藤恒平、琉球入りでJリーグ復帰を果たす! 直近はタイでプレー

FC琉球は12日、元日本代表MF加藤恒平(33)の加入決定を発表した。背番号は「37」。契約報酬の一部は琉球が発行した暗号資産FCRコインにて支払われる。 加藤は2012年にFC町田ゼルビアでプロキャリアを始めて以降、これまでモンテネグロやポーランド、ブルガリア、ジブラルタル、ポルトガル、タイでプレー。2018年3月にサガン鳥栖入りしてJリーグ復帰を果たした時期もあったが、その後は再び海外に出て、2022年からタイのチェンライ・ユナイテッドFCに活躍の場を移した。 そのチェンライ・ユナイテッドではAFCチャンピオンズリーグ2022の4試合でプレーし、この夏から琉球でJリーグでのキャリアを再開させることに。2017年5月にヴァイッド・ハリルホジッチ体制下の日本代表に初選出され、話題も呼んだ加藤は琉球の公式サイトを通じて、意気込みを語っている。 「この度FC琉球に加入することになりました、加藤恒平です。チームの目標は明確で、それに対して少しでも力になれるように覚悟を決めて来ました。それが伝わるようなプレーが出来るようにしっかり準備をして、なるべく早くチームに溶け込めるように頑張ります。ファンの皆さんの前でプレー出来るのを楽しみにしています。よろしくお願いします!」 2022.08.12 14:35 Fri

昨季は鳥栖でプレーした元日本代表MF加藤恒平の新天地がジブラルタルに決定!

現在フリーの元日本代表MF加藤恒平(30)がジブラルタルのセント・ジョセフスFCに加入した。クラブ公式サイトが伝えた。 加藤は、2012年3月に立命館大学からFC町田ゼルビアへと入団。チームがこの年にJFLに降格すると、2013年にはセルビアのルダル・プリェヴリャへと加入。2015年からはポーランドのポドベスキジェ・ビェルスコ=ビャワ、2016年からはブルガリアのベロエ・スタラ・ザゴラでプレー。ヴァイッド・ハリルホジッチ元日本代表監督によって、2017年5月に日本代表初招集を受ける。 2018年3月にサガン鳥栖へと加入するも、1年で退団。2019年3月にポーランド3部のヴィジェフ・ウッチに加入していたが、7月に退団しフリーとなっていた。 スペイン2部のフエンラブラダなどの入団テストを受けていたものの、ここまで所属チームが決まらず。今回、セント・ジョセフスFCに加入した。 セント・ジョセフスFCは、ジブラルタル1部のジブラルタル・プレミアディビジョンに所属。1995-96シーズンに1度優勝を果たしており、国内カップ戦のロック・カップでは2011-12シーズン、2012-13で優勝するなど9回の優勝を誇っている。 2019-20シーズンはヨーロッパリーグ予選に出場。予備予選ではコソボのプリシュティナに2戦合計1-3で勝利するも、予選1回戦でレンジャーズに2戦合計10-0で敗れて敗退している。また、国内リーグでは5試合を終えて4勝1分けの勝ち点13。連覇中のリンカーンFCを抑えて首位に立っている。 2019.10.26 14:45 Sat

30歳で夢を叶える?マドリッドのリーガ2部チームで元日本代表MFを発見

土曜の午前9時。この時期、日中は気温40度になることもある猛暑を避け、レガネスが練習場で早朝プレシーズンマッチを開くのはこの夏、2度目のことだった。今日の相手は昨季、2部昇格を果たした隣町のチーム、フエンラブラダ。その赤いユニフォームの背番号10を着け、とうとう憧れのスペイン・サッカデビューを果たした日本人選手がいる。 その名は、加藤恒平。昨シーズンはJリーグのサガン鳥栖に在籍したものの、それ以外の大半はモンテネグロ、ポーランド、ブルガリアといった東欧の国々を渡り歩き、2017年には日本代表にも招集された異色の経歴を持つMFだ。 まだ本決まりではない。フエンラブラダ入団の話が始まったのは半年前。練習試合の後、当人に経緯を聞いたところ、「鳥栖でフェルナンド・トーレスと一緒だった時、スペインでプレーしたいと言ったら、連絡を取ってくれたんだ。彼の知り合いの代理人が間に入ってくれてね」という。 加藤自身も「選手としてはもちろん、人としても世界一だと思っていて、とても尊敬している」と言っていたトーレスはフエンラブラダでプレーしたことはないものの、この町の生まれ。スペイン代表国際メジャートーナメント3連覇などの功績を称えられ、自身の名前がホームスタジアムの名称になっている。 しかし、加藤は「去年の冬、チームが2部Bだった時にも来て、僕もクラブもお互い合意するところまでいったけど、2部Bはプロリーグじゃないから、書類関係が難しくて。結局、3月まで待ってもビザが下りなかった」という事情で入団が叶わず。スペインでプレーする夢をずっと抱いていた彼はそれまでにあったオファーを全て断っていたため、昨シーズンの残りはポーランド3部リーグのクラブ、ヴィジフ・ウッチで過ごすことになった。 夏を迎え、昇格の戦いが続く間も「ずっとコンタクトは取っていて、上がったら、獲ってよって冗談を言っていた」チームがプレシーズンを開始した7月12日から合流したが、今度の舞台はクラブが史上初めて挑む2部だ。まだ、補強が終わっていないという事情もあり、現在はテスト生として参加し、様子を見て、監督とスポーツ・ディレクターが結論を出すことになっている。 以前、アルゼンチンで7カ月間、修行していたこともある加藤はスペイン語に馴染みがあり、サッカー用語に関してはまったく不自由がないそうだ。「海外ではもちろんサッカーで越える壁はあるが、結局、言葉が喋れないと、サッカーだけでは越えられない壁がある。もう一歩、踏み込むためには現地の言葉は大事だと思う。チームには英語を話せる人もいるけど、スペイン語を話したいからなしでと言って、単語とか、教えてもらっている」と、語学習得にも前向きだ。 ちなみにサッカーの違いについて尋ねてみたところ、「日本人の選手は皆、技術があって走る。90分間、止まらず、テンションも高く保って。こっちの選手はもちろん技術もあるけど、もう少し止まっている時間、考えている時間があって、頭がいいなというか、1、2歩動くだけでスペースを作ったり、時間を作ったりしている。練習から。動きすぎるなとか、ポジションとか、スペースとか、時間とかってワードが凄く聞こえてくる。その辺はこの年になって、まだまだ成長できるなって感じている」と話してくれた。 やはり5年前に2部Bから2部に昇格、その2年後には初の1部昇格も果たし、3年目のシーズンを迎えるレガネスに胸を借りるフエンラブラダのこの夏最初のプレシーズンマッチは2-0の敗戦で終わった。 <div style="text-align:center;"><img src="//image.ultra-soccer.jp/800/image/cws20190721kato_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©️CWS Brains,LTD.<hr></div> 「90分、出るとは予想していなかった」ものの、加藤はボランチとして主に守備面で貢献。プレーでは他のチームメートたちに決して劣っていなかったが、本契約となるのかどうか、当人は「始まって1週間だし、手応えはまだわからない」という。それでも「自分にとっては年齢的にもラストチャンス。だから、このタイミングでここにいられるというのは凄い幸せなことだし、絶対に契約を勝ち取りたい」と意気込みを見せている。 冬にも練習に参加していたせいだろうか。試合中にもスタンドから加藤の名を呼ぶフエンラブラダのファンがいたのも驚きだったが、私と話している間にもサインや写真を頼んでくるスペイン人が結構いたものだ。この夏は久保建英のレアル・マドリー加入で沸くリーガだが、彼がプレーする予定のRMカスティージャはリーガ2部B。加藤がフエンラブラダに無事加わることができれば、デポルティーボに移籍した柴崎岳と共に1部のみならず、2部にも見逃せない試合が増えそうだ。 取材・写真:原ゆみこ 2019.07.21 23:30 Sun

記事をさがす

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly