ニースが4選手の退団を発表、27試合出場のバークリーはフリーに、ペペはアーセナルに一旦復帰

2023.06.10 14:28 Sat
Getty Images
ニースは9日、4選手の退団を発表した。

今シーズン限りで退団するのは、レンタル移籍中のDFジョー・ブライアン(29)、コートジボワール代表FWニコラ・ペペ(28)、そして元イングランド代表MFロス・バークリー(29)、アルジェリア代表FWアンディ・ドゥロール(31)の4名となる。
ブライアンは、昨夏フルアムからレンタル移籍で加入。左サイドバックとして公式戦10試合に出場し1ゴール1アシストを記録。フルアムへと復帰はせず、フリーになることとなった。

ペペはアーセナルがクラブ史上最高額で獲得した中、期待されていた活躍ができずに昨夏レンタル移籍で加入。公式戦28試合で8ゴール1アシストを記録した。

シーズン前半戦で結果を残していたが、今年に入りヒザを負傷。復帰したものの、終盤戦はメンバー外となっていた。なお、アーセナルでも構想には入っておらず、今夏の移籍が噂されている。
バークリーは昨夏チェルシーを退団し、フリーとなっていた中でニースに加入。リーグ・アンで27試合に出場し4ゴール2アシストを記録するなどしたが、契約満了をもっての退団となる。

また、ドゥロールはナントへ完全移籍することが決定。今シーズンは1月からレンタル移籍でナントに加入。リーグ・アンで12試合に出場、ヨーロッパリーグで1試合、クープ・ドゥ・フランスで4試合2ゴールを記録していた。

ナントがリーグ・アンに残留したことで、自動的に買い取りオプションが発動し、完全移籍となった。

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10位フィニッシュのフルアム、10選手の退団発表…契約切れのウィリアンはオファー打診中

フルアムは15日、の契約満了に伴う退団選手を発表した。 その顔ぶれはというと、セカンドチームの選手を含め、総勢10名。トップチームの選手では今季こそニースに貸し出されたが、フルアムで通算117試合の出場数を誇ったDFジョー・ブライアン(29)をはじめ、GKパウロ・ガッサニーガ(31)、DFシェーン・ダフィ(31)、DFスティーブン・セセニョン(23)が今季をもって離れることになった。 一方で、昨夏に加わり、攻撃の軸として輝いたMFウィリアン(34)や、MFニースケンス・ケバノ(31)に関しても契約満了ながら、新たにオファーを打診中だという。 マルコ・シウバ監督が率いるフルアムは今季がプレミアリーグ復帰1年目だったが、10位フィニッシュと健闘。かつては1年で上がり、1年で落ちるを繰り返したが、今季は一度も残留争いを経験せずの安定した戦いで1年を走り抜けた。 2023.06.16 15:50 Fri

ニース、フルアムのDFジョー・ブライアンを1年間のレンタルで獲得

ニースは8月31日、フルアムのイングランド人DFジョー・ブライアン(28)がレンタル移籍で加入することを発表した。 レンタル期間は2023年6月30日までとなり、買い取りオプションは付随していない。 チャンピンシップ(イングランド2部)に所属するブリストル・シティの下部組織育ちであるブライアンは、2011年にファーストチーム昇格を果たすと、下部リーグへのレンタル移籍などを経て2018年8月にフルアムへ加入。在籍4年間で公式戦117試合に出場して、5ゴール11アシストを記録している。 しかし、アメリカ代表DFアントニー・ロビンソンを序列で上回ることはできず、今季のプレミアリーグ開幕からの5試合では出番がなかった。 加えて、フルアムはパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表DFレイヴァン・クルザワ(29)の獲得が間近に迫っていることもあり、さらなる序列低下が懸念されていた。 2022.09.01 11:09 Thu

昇格組フルアム、ブライアンやオノマーら主力3選手と契約延長

フルアムは14日、主力3選手と契約延長したことを発表した。延長したのはイングランド人DFジョー・ブライアン(26)[写真中央]、イングランド人MFジョシュ・オノマー(23) [写真左]、元ベルギー代表DFデニス・オドイ(32) [写真右]の3選手。オノマーとブライアンは2023年6月まで、オドイは2022年6月までの契約延長となっている。 2018年夏にブリストル・シティからフルアムに加入した左サイドバックのブライアンは、移籍初年度から主力として活躍し、昨季はチャンピオンシップ(イングランド2部)で43試合に出場して1ゴール7アシストを記録。昇格プレーオフでは2ゴールを決め、フルアムの1年でのプレミアリーグ復帰に貢献していた。 昨年夏にトッテナムからフルアムに加入した攻撃的MFのオノマーは昨季、チャンピオンシップで31試合に出場して3ゴール3アシストを記録。昇格プレーオフでは1ゴールを決めていた。 そして2016年夏にロケレンからフルアムに加入したサイドバック兼センターバックのオドイは、フルアムでこれまで公式戦150試合に出場して6ゴール4アシストを記録。昨季はチャンピオンシップで34試合に出場していた。 3選手共に今季のプレミアリーグ開幕戦となったアーセナル戦で先発していた。 2020.09.15 00:00 Tue

フルアムが昨季EFLカップで躍動したブリストルDFブライアンを獲得

▽フルアムは9日、チャンピオンシップ(イングランド2部)のブリストル・シティから、DFジョー・ブライアン(24)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は4年間となり、1年間の延長オプションも付帯している。 ▽ブライアンは、ブリストル・シティの下部組織出身で、バース・シティやプリマスなど下部リーグでプレー。自身初のプレミアリーグ挑戦となる。 ▽ブリストル・シティでは、公式戦230試合に出場し21ゴール29アシストを記録。左サイドバックのレギュラーとしてプレーし、今シーズンもチャンピオンシップの開幕戦であるノッティンガム・フォレスト戦でフル出場を果たしていた。 ▽昨シーズンはブリストル・シティのEFLカップでの躍進に大きく貢献。4回戦のクリスタル・パレス戦、準々決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦では左サイドハーフとして出場し、それぞれ1ゴールを決めて勝ち上がりに貢献。準決勝ではマンチェスター・シティに敗れたものの、ここでの活躍も注目の的となっていた。 2018.08.10 11:15 Fri

サッカーファミリーの絆はかくも美しく温かく 英2部DFがアマチュアプレーヤーのリハビリ費用を全額負担

▽チャンピオンシップ(イングランド2部)に所属するブリストル・シティのイングランド人DFジョー・ブライアン(24)の漢気溢れる行動が多くの称賛を浴びている。イギリス『ガーディアン』が伝えている。 ▽現在、チャンピオンシップのブリストルの左サイドバックとしてプレーしているブライアンは先日、イングランド11部に所属するネイルシー&ティッケナムFCのアマチュアプレーヤー、クリス・コナーが試合中に脛骨と腓骨を骨折する重傷を負ったことを伝え聞いた。さらに、このケガによって自営業者のコナーが数カ月間に渡って仕事ができないことを知ったブライアンは、全く面識がないにも関わらず、同選手のリハビリ費用を全額負担することを申し出た。 ▽ネイルシー&ティッケナムFCは、ブライアンのこの申し出を快く受け入れ、クラブ公式サイトを通じて、「素晴らしいジェスチャーだ」と同選手の計らいを称賛していた。 ▽ブライアンはイギリス『BBCブリストル』を通じて、今回の申し出を行った理由について以下のように語っている。 「スコット・マレー(ブリストルの用具係)のツイッターの投稿を通じて、彼(コナー)の状況を知った。彼は同じフットボーラーの仲間であり、彼は自営業者でもある。それに、もうすぐクリスマスが来るんだ」 「ちょうど、僕たちのクラブにいるフィジオ(理学療法士)の1人がネイルシーでプレーしていたから、彼に“君は彼(コナー)のリハビリを手伝ってあげることはできる? その費用は全て僕に支払わせてくれ”と話したんだ。幸い、僕はそういった手伝いをできる立場にいるし、昔から困った人を助けるように育てられてきたんだ」 「僕たちは彼に起きたような重大なケガを恐れている。僕自身、今回ほど深刻なケガではないけど、過去にケガから来る精神的な痛みを経験してきたんだ」 ▽なお、今回のケガによって来年3月まで本業の仕事をこなせないコナーを支えるため、地元のプロクラブ、ブリストル・シティ、ブリストル・ローヴァーの選手たちが寄付を行っている。 ▽プロフットボーラーといえども、プレミアリーグの一流プレーヤーに比べて決して多くのサラリーを稼いでるわけではないブライアンだが、同じフットボールを愛する仲間の窮地に居ても立ってもいられなかったようだ。 2017.12.07 01:20 Thu

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ユナイテッド買収の『INEOS』にニース売却案か…検討と報道

マンチェスター・ユナイテッドの一部株式を取得したイギリスの化学大手メーカー『INEOS』は同じく所有するニースの売却を検討しているようだ。 ユナイテッドの株式27.7%を買収し、共同オーナーに就任したジム・ラトクリフ氏の『INEOS』。そのユナイテッドでさっそく組織改革に着手し、現場レベルでの改革だけでなく、老朽化が進むスタジアムや練習施設のインフラ整備に動くといわれる。 そんな『INEOS』が所有するユナイテッドとニースはともに来季のヨーロッパリーグ(EL)に出場。ただ、欧州サッカー連盟(UEFA)のルール上、同一オーナーのクラブが同一大会に出場するのは禁じられており、片方が出られない可能性があるとされる。 イギリス『インデペンデント』によると、UEFAがその問題解決に1シーズンの猶予を設けるとみられるが、ラトクリフ氏は幼き頃からファンだったとするユナイテッドの経営に集中したい思いもあり、ニースの売却を視野に入れ始めているという。 この動きはまだ初期段階のようだが、UEFAは2025-26シーズンからこうした問題に対する規則をさらに厳格化する方針ということで、いずれにせよ、売却に前向きとされる。 2017年のFCローザンヌ・スポルトに続き、2019年にニースを買収し、新たにユナイテッドを姉妹クラブとした『INEOS』のラトクリフ氏。ユナイテッドの再建とともに、このマルチクラブ・オーナーシップに関するUEFAの規則をどう解消していくか注目だ。 2024.06.08 13:05 Sat

ニースがフランク・エズ氏の新監督就任を発表…RCランスをフランス2部からCL出場まで導く

ニースは6日、RCランスを指揮していたフランク・エズ監督(53)の監督就任を発表した。また、スポーツ・ディレクター(SD)にはフロリアン・モーリス氏が就任することになる。 エズ監督は、ロリアンの暫定監督を務めたのち、2017年7月にRCランスのBチームの監督に就任。2020年2月にファーストチームの監督に就任していた。 2019-20シーズンはリーグ・ドゥ(フランス2部)を戦っていたチームを2位に導くと、昇格1年目の2020-21シーズンはリーグ・アンで7位。2021-22シーズンも7位で終えた中、2022-23シーズンは2位と躍進させる。 2023-24シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)も戦う中で、3位フィニッシュ。ヨーロッパリーグ(EL)はプレーオフでフライブルクと対戦して敗れていた中、リーグ・アンでは8位でフィニッシュしていた。 ニースはフランチェスコ・ファリオーリ監督がアヤックスの監督に就任。そのため、後任として監督を探していた中、エズ監督の引き抜きを画策しており、本人もニース行きを明言していた。 2024.06.07 15:03 Fri

コンテ新監督たっての希望? ケフラン・テュラム獲得へナポリが本腰か

ナポリがU-23フランス代表MFケフラン・テュラム(23)の獲得へ本腰か。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 偉大なるリリアン・テュラム氏の次男、ケフラン・テュラム。今季は兄マルクスが若い日の父も躍動したイタリアでセリエA優勝を成し遂げ、ケフランもこれに続けと言わんばかりにビッグクラブ移籍の噂が存在する。 昨年父と兄に続いてA代表デビューを飾ったなか、現在はパリ五輪を控えたU-23代表候補に選出され、順当に行けば本大会行き当確か。 その最中、自身の生まれ故郷でもあるイタリアでは、アントニオ・コンテ新監督を迎えたナポリがケフランに対する関心を強めているといい、これは指揮官たっての希望だという。 現ナポリの中盤を支える1人はスロバキア代表MFスタニスラブ・ロボツカだが、どうやらコンテ新監督が自らのサッカーに合致しないタイプだと捉えた模様。若くてフィジカル能力に長けたケフランをご所望のようだ。 ケフランと現所属ニースの契約は25年6月までとなっており、5年間所属する選手側に延長の意志なし。本来、今夏望んでいたのはパリ五輪よりもユーロ2024…ステップアップの意向が強まっているとされる。 なお、イタリアではケフランに関心を寄せるクラブが多数。兄が所属するインテル、父の古巣ユベントス、そしてミラン…ただ、いずれも代替案としてのケフランで、最も関心度合いが高いのがナポリとされている。 また、ナポリはケフランの代替案として、バレンシアのU-21スペイン代表MFハビ・ゲラ(21)をリストアップしているとのことだ。 2024.06.05 20:35 Wed

アヤックスがニースをEL出場に導いた35歳イタリア人指揮官ファリオーリを招へい

アヤックスは23日、ニースのイタリア人指揮官フランチェスコ・ファリオーリ監督(35)を招へいしたことを発表した。契約期間は2027年6月までの3年間となっている。 2025年6月までニースとの契約があったため、アヤックスは違約金100万ユーロを支払ったとのこと。ファリオーリ監督はアヤックス指揮官就任を受けて「ポジティブな考え方で新たなエネルギーをもたらしたい。やるべきことがたくさんあるのは理解しているが、準備している。アヤックスを本来の位置に戻すために時間を無駄にしたくない」と意気込みを語った。 アヤックスでは今季、マウリス・ステイン前監督の下でシーズンに臨むも一時は最下位にまで転落するなど低迷。昨年10月にステイン前監督を解任し、クラブの下部組織で監督経験のあったヨン・ファント・シップ氏を暫定指揮官に据え、5位でエールディビジを終えたが、今季をもって退任していた。 ファリオーリ監督は2009年からマルジネ・コペルタのGKコーチとして指導者キャリアをスタート。カタールのアスパイア・アカデミーでの指導後、親交があったロベルト・デ・ゼルビ氏の誘いを受け、ベネヴェントとサッスオーロでGKコーチを歴任した。 その後は2020年8月からアランヤスポルのアシスタントマネージャー、2021年3月からは同じくトルコのファティ・カラギュムリュクで自身初のファーストチームの監督に就任。同年12月末には古巣アランヤスポルの監督を務めていた。 そして昨夏就任したニースではリーグ・アン5位と躍進させ、ヨーロッパリーグ出場に導いていた。 2024.05.24 06:00 Fri

南野拓実がフランス大手『レキップ』の年間ベストイレブン選出! 飛躍の2年目は9ゴール6アシストで2位フィニッシュに貢献

モナコの日本代表MF南野拓実がフランス『レキップ』のベストイレブンに選出された。 パリ・サンジェルマン(PSG)の3連覇、12度目の優勝で2023-24シーズンを終えたリーグ・アン。南野が所属するモナコは2位でフィニッシュ。リール、ブレスト、ニースと続いた。 フランスの大手メディアである『レキップ』は2023-24シーズンのベストイレブンを発表。南野が左サイドハーフとして選出された。 チームとしても躍進したモナコだが、南野も苦しみ続けた1年目とは大きく変わり、2年目の今シーズンは躍動。リーグ・アンでは30試合で9ゴール6アシストを記録し、チームの2位躍進に貢献していた。 『レキップ』はシーズンを通した南野に平均「6.08」の採点をつけていた。 「シーズン好調なスタートを切ったあと、秋には低迷期を迎えた。しかし、日本人はよく挽回し、ファイティング・スピリットととても良いフィニッシュを組み合わせた」 「アディ・ヒュッター率いるチームが2位を確保するのに十分すぎるとはいえないが、9ゴール6アシストという成績でシーズンを終えた」 2年目でフランスのサッカーにも慣れ、ヒュッター監督という理解してくれる監督がいたことは大きな転機となったはず。来シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)でもその活躍を見せてもらいたいものだ。 なお、ベストイレブンにはPSGからイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ、モロッコ代表DFアクラフ・ハキミ、フランス代表FWキリアン・ムバッペが選出。モナコからは、南野の他に、ロシア代表MFアレクサンドル・ゴロビン、U-23フランス代表MFマゲネス・アクリウシェが選出されている。 <span class="paragraph-subtitle">◆『レキップ』選定のベストイレブン</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/fom2024ligue1_best11_tw.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> GK ジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン) DF アクラフ・ハキミ(パリ・サンジェルマン) ダンテ(ニース) リリアン・ブラシエ(ブレスト) メルヴァン・バール(ニース) MF ピエール・レース=メル(ブレスト) アレクサンドル・ゴロビン(モナコ) ロマン・デル・カスティージョ(ブレスト) マゲネス・アクリウシェ(モナコ) 南野拓実(モナコ) FW キリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン) 2024.05.23 18:40 Thu

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トゥールーズのコモリ会長が“偽エージェント”問題で警察の捜査受ける…クラブと弁護士は潔白訴える

トゥールーズのダミアン・コモリ会長が、フランス国内で話題を集める“偽エージェント”問題で警察の捜査を受けたようだ。フランス『Le Parisien』が報じている。 コモリ会長は過去にトッテナム、リバプール、フェネルバフチェなどでフットボール・ディレクターを務め、2020年7月から母国のトゥールーズで会長を務めるヨーロッパのットボール界では知られた存在だ。 そのコモリ会長だが、先日にフランス国内で発覚した“偽エージェント”問題に巻き込まれたようだ。 フランス『レキップ』は5日、「スポーツエージェントの職務の違法な行使」、「偽造と偽造の使用」、「組織的ギャングの詐欺」、「組織的ギャングのマネーロンダリング」の捜査によって、ジョン・ヴァロヴィク=ガルティエ、ダヴィド・ヴェンディテッリ、ダヴィド・ワンティエを含む複数のエージェントが、マルセイユで警察に拘留されたと報じた。 一連の捜査は2021年にモンペリエからニースへ完全移籍したアルジェリア代表FWアンディ・ドゥロールの一件を端に発して行われていたものだった。 コモリ会長に関しては、ジョン・ヴァロヴィク=ガルティエの養父であり、元パリ・サンジェルマン監督のクリストフ・ガルティエ氏のもう一人の息子であるジョーダン・ガルティエ氏をカルレス・マルティネス・ノベル監督のアシスタントコーチに任命した際、“偽エージェント”であることを知りながらジョン・ヴァロヴィク=ガルティエと交渉を行ったことが問題視されているという。 そして、コモリ会長は司法警察に召喚され、6月に判決が下される予定だという。 なお、トゥールーズは今回の報道を受けて声明を発表。クラブと同会長が「完全な誠実さと透明性をもって、定められた規則を厳格に遵守してきた」と述べ、会長の弁護士オリヴィエ・マルタン氏は、違反行為は「特徴づけられない」と潔白を訴えている。 2024.06.08 15:12 Sat

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