“皇帝”アドリアーノの才能が爆発!インテル時代のCLで見せた輝き【ハットトリック・ヒーローズ】

2020.10.03 17:00 Sat
Getty Images
サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い)サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。
今回は、元ブラジル代表FWアドリアーノ氏がインテル時代に決めたハットトリックだ。

◆“皇帝”アドリアーノがその才能を見せつける

アドリアーノ氏は2001年8月にインテル入りするも、半年後にはフィオレンティーナへレンタル移籍。2002年7月にはパルマへ完全移籍。

そこでは、中田英寿やアドリアン・ムトゥらとプレーしゴールを量産。2004年7月にインテルが連れ戻す形で復帰すると、エースとして活躍。189cm、100kgの体躯から、パワフルなドリブルと卓越したシュートスキルでインテルのセリエA4連覇に貢献するなど、カルチョを大いに席巻した。
2005年11月23日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のグループリーグ、アルトメディア(現・ペトルジャルカ)戦では、その怪物ぶりを象徴するようなハットトリックを達成している。

インテルが1点を先制して迎えた41分、カウンターのチャンスからMFルイス・フィーゴが一気に前線へボールを送る。スピードに乗ったアドリアーノがボックス左で追いつくと、そのまま左足ダイレクトでゴールに流し込んだ。

2-0で前半を折り返すと、59分には、ペナルティーアーク付近でMFアルバロ・レコバとアドリアーノが華麗なワンツー。DFライン裏へ抜け出すと、アドリアーノが相手GKとの1対1を制した。

さらに74分には、ペナルティーアーク手前でボールを受けたアドリアーノが、左足を一閃。強烈なシュートがゴール右隅へ決まり、ハットトリックを達成した。

フィジカルだけでなく、スピードやパス、シュートまでも一級品であることを証明したアドリアーノ。全盛期こそ短かったが、パワフルな左利きストライカーとしてインテルでは公式戦177試合74得点を記録した。

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