鹿児島がMF永畑祐樹、MF角野翔汰と契約更新

2017.12.11 18:58 Mon
鹿児島ユナイテッドFCは11日、MF永畑祐樹(28)とMF角野翔汰(25)の2選手と契約を更新したことを発表した。

▽鹿児島県出身の永畑は2008年に清水エスパルスでキャリアをスタートさせた。しかし出場機会に恵まれることなく、その後ギラヴァンツ北九州に移籍、2013年には社会人サッカーのヴォルカ鹿児島に加入したが、その翌年に鹿児島へ活躍の場を移した。今シーズンの明治安田生命J3リーグでは29試合に出場し5ゴール3アシストを記録した。
▽岡山県出身の角野は2015年に鹿児島に入団。最初の2年間はリザーブチームで過ごしたが、今シーズンからトップチームに昇格。だが、今シーズンのJ3リーグでは出場機会はなかった。

▽契約更新を発表した永畑と角野はクラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。

◆永畑祐樹
「来シーズンも鹿児島ユナイテッドFCでプレーさせていただくことになりました!今年果たせなかったJ2昇格を目標に全力でやっていきます!!来シーズンも応援よろしくお願いします!」
◆角野翔汰
「来シーズンも鹿児島でプレーできることを嬉しく思います!チームの目標であるJ2昇格のために貢献できるように全力で頑張ります」

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【Jリーグ移籍情報/12月9日】FC東京が強力2トップと契約更新 G大阪スサエタ、磐田川又は契約満了

Jリーグ移籍情報まとめ。12月9日付けのJリーグ各クラブにおける移籍動向を一挙にお届け。 【J1】 ◆ベガルタ仙台 《退任》 渡邉晋監督(46) ◆FC東京 《契約更新》 FW永井謙佑(30) FWディエゴ・オリヴェイラ(29) ◆ジュビロ磐田 《契約満了》 DF森下俊(33) FW川又堅碁(30) ◆ガンバ大阪 《契約満了》 DF青山直晃(33) MFマルケル・スサエタ(31) 《期限付き満了》 MFダビド・コンチャ(23)→レアル・ソシエダ(スペイン) ◆サガン鳥栖 《完全移籍》 FWビクトル・イバルボ(29)→V・ファーレン長崎 【J2】 ◆FC町田ゼルビア 《就任》 ランコ・ポポヴィッチ監督(52) ◆FC岐阜 《契約満了》 FW薮内健人(24) ◆V・ファーレン長崎 《完全移籍》 FWビクトル・イバルボ(29)←サガン鳥栖 《契約更新》 FW畑潤基(25) 《期限付き満了》 イ・サンミン(21)→蔚山現代(韓国) ◆鹿児島ユナイテッドFC 《引退》 DF冨成慎司(32) MF永畑祐樹(30) ◆FC琉球 《内定》 MF池田廉(22)←拓殖大学 【J3】 ◆ヴァンラーレ八戸 《内定》 MF丸岡悟(22)←近畿大学 ◆いわてグルージャ盛岡 《期限付き満了》 FW薮内健人(24)→FC岐阜 ◆ブラウブリッツ秋田 《引退》 MF古田寛幸(28) ◆藤枝MYFC 《契約満了》 DF阿渡真也(29) MF北川滉平(24) ◆カターレ富山 《契約満了》 FW瀧谷亮(24) ◆ガイナーレ鳥取 《契約満了》 GK細田歩夢(21) DF大屋翼(33) 2019.12.10 06:30 Tue

鹿児島がMF永畑祐樹とDF冨成慎司の現役引退を発表

鹿児島ユナイテッドFCが9日、MF永畑祐樹(30)とDF冨成慎司(32)の現役引退を発表した。 2008年に清水エスパルスでプロキャリアをスタートさせた永畑は、ギラヴァンツ北九州を経て、ヴォルカ鹿児島でプレー。2014年にFC KAGOSHIMAと統合する形となり、鹿児島ユナイテッドFCに加入した。今シーズンは、公式戦2試合に出場し1得点をマーク。Jリーグ通算では、90試合に出場し9得点を記録した。なお、永畑は引退後、クラブスタッフとしてこれからも鹿児島を支える。 2009年にFC岐阜に入団し、プロ生活をスタートした冨成はその後、藤枝MYFCを経て、2014年に鹿児島に加入した。今シーズンは、明治安田生命J2リーグに2試合出場。Jリーグ通算では、100試合に出場し5得点を記録した。 現役引退が発表された永畑と冨成は、クラブ公式で以下のようにコメントしている。 ◆永畑祐樹 「今シーズンをもって引退することに決めました。まずは、鹿児島ユナイテッドFCを応援してくださる皆様、J3降格という結果になってしまい申し訳なく思います」 「鹿児島ではヴォルカ鹿児島時代含め7年もプレーさせて頂き、J3昇格、J2昇格と夢のような経験をする事が出来ました。帰ってきた頃は、サポーターみんなの顔を覚えられるくらいの人数でしたが、今は1万人近くの方々がスタジアムに集まるクラブにまで成長しました。ここ数年の成長は物凄い勢いで、鹿児島のポテンシャルの高さに本当に驚かされました。鹿児島に関わる全ての力を合わせ、1年でJ2の舞台に戻りましょう」 「プロサッカー選手としてスタートさせていただいた清水エスパルスの皆様、僕にサッカー選手になるきっかけを与えて頂きありがとうございました。ギラヴァンツ北九州の皆様、J3優勝J2昇格おめでとうございます」 「最後に12年間支えて下ったファン、サポーターの皆様、スポンサー関係の皆様、現場で共に戦った皆様、本当にお世話になりました。今後は、鹿児島ユナイテッドFCフットボール本部スカウト担当として仕事をさせて頂く事になりました。また違う形にはなりますが、今まで以上に努力し鹿児島の為に必ずJ2に戻れるように頑張っていきます」 ◆冨成慎司 「今シーズン限りで引退することに決めました。僕の現役生活は、本当に人に恵まれていました。どのチームでも周りの方に支えられ何不自由なくプレーすることが出来たし、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。地元岐阜でプレー出来たことはとても幸せでした」 「ここ数年は怪我が続き思い描いた通りにはいかないことが多かったですが、多くの方の協力を得て何度も復帰しピッチでプレーすることが出来ました。本当に感謝します」 「この11年間、応援して下さったファン、サポーターの皆さん、所属チームを支えてくださったスポンサーの皆さん、ありがとうございました。僕を必要としてよんでくれた岐阜、藤枝、鹿児島、各クラブ、スタッフに感謝します。また、共に戦ってくれた選手の皆さんには感謝してもしきれません。みんながいたからここまで出来たし今の自分がいると思います。本当にありがとうございました」 「そして何より、どこに行っても1番のファンでありサポーターであった両親には本当に感謝します。ここまでのサッカー人生を送れたのは間違いなく2人のおかげです。ありがとう。冨成慎司に関わって下さった全ての皆様に感謝します。11年間、本当にありがとうございました」 2019.12.09 18:55 Mon
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J2昇格の鹿児島、MF永畑祐樹と契約更新!「J2の舞台でチャレンジできる事がとても楽しみです」

▽鹿児島ユナイテッドFCは20日、MF永畑祐樹(29)と来シーズンの契約を更新したことを発表した。 ▽永畑は、神村学園高校から2008年に清水エスパルスへ入団すると、ギラヴァンツ北九州を経て2016年から鹿児島へ加入。今シーズンは明治安田生命J3リーグ30試合で5得点を記録し、J2昇格に貢献していた。 ▽来シーズンも鹿児島でプレーすることが決まった永畑はクラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。 「来季も鹿児島ユナイテッドFCでプレーさせて頂きます。J2の舞台でチャレンジできる事がとても楽しみです」 「個人的にも厳しい戦いが待っていると思いますがサッカーを楽しみ鹿児島の為に貢献していきたいと思います。選手の立場としてプレーオフ圏内に入る事で、鹿児島のスタジアム建設が少しでも早く進んでくれればと思っています。来季もよろしくお願いします」 2018.12.20 16:13 Thu
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J2昇格の鹿児島、MF永畑祐樹と契約更新!「J2の舞台でチャレンジできる事がとても楽しみです」

▽鹿児島ユナイテッドFCは20日、MF永畑祐樹(29)と来シーズンの契約を更新したことを発表した。 ▽永畑は、神村学園高校から2008年に清水エスパルスへ入団すると、ギラヴァンツ北九州を経て2016年から鹿児島へ加入。今シーズンは明治安田生命J3リーグ30試合で5得点を記録し、J2昇格に貢献していた。 ▽来シーズンも鹿児島でプレーすることが決まった永畑はクラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。 「来季も鹿児島ユナイテッドFCでプレーさせて頂きます。J2の舞台でチャレンジできる事がとても楽しみです」 「個人的にも厳しい戦いが待っていると思いますがサッカーを楽しみ鹿児島の為に貢献していきたいと思います。選手の立場としてプレーオフ圏内に入る事で、鹿児島のスタジアム建設が少しでも早く進んでくれればと思っています。来季もよろしくお願いします」 2018.12.20 16:13 Thu

【Jリーグ出場停止情報】名古屋の櫛引一紀がC大阪戦、ジェイ&ウーゴ・ヴィエイラが次節出場停止

▽Jリーグは5日、明治安田生命J1リーグ第32節、第28節延期分、J2リーグ第41節、J3リーグ第31節の出場停止選手を発表した。 ▽J1では北海道コンサドーレ札幌のFWジェイが次節浦和レッズ戦、横浜F・マリノスのFWウーゴ・ヴィエイラがV・ファーレン長崎戦、名古屋グランパスのDF櫛引一紀が第28節延期分のセレッソ大阪戦に累積警告により、出場停止となる。 ▽J2では21位以下が確定したロアッソ熊本のDF片山奨典が次節アビスパ福岡戦に出場停止となる。 ▽J3ではJ2昇格を目指す鹿児島ユナイテッドFCのMF永畑祐樹とMF吉井孝輔が次節のFC東京U-23戦に出場停止となる。 【明治安田生命J1リーグ】 <span style="font-weight:700;">FWジェイ</span>(北海道コンサドーレ札幌) 明治安田生命J1リーグ第32節 vs浦和レッズ(11/10) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 <span style="font-weight:700;">FWウーゴ・ヴィエイラ</span>(横浜F・マリノス) 明治安田生命J1リーグ第32節 vsV・ファーレン長崎(11/10) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 <span style="font-weight:700;">DF櫛引一紀</span>(名古屋グランパス) 明治安田生命J1リーグ第28節延期分 vsセレッソ大阪(11/6) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田生命J2リーグ】 <span style="font-weight:700;">DF片山奨典</span>(ロアッソ熊本) 明治安田生命J2リーグ第41節 vsアビスパ福岡(11/11) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田生命J3リーグ】 <span style="font-weight:700;">MF中村亮太</span>(ブラウブリッツ秋田) 明治安田生命J3リーグ第31節 vsギラヴァンツ北九州(11/11) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 <span style="font-weight:700;">MF出岡大輝</span>(藤枝MYFC) 明治安田生命J3リーグ第31節 vsSC相模原(11/11) 今回の停止:未定 <span style="font-weight:700;">MF永畑祐樹</span>(鹿児島ユナイテッドFC) 明治安田生命J3リーグ第31節 vsFC東京U-23(11/10) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 <span style="font-weight:700;">MF吉井孝輔</span>(鹿児島ユナイテッドFC) 明治安田生命J3リーグ第31節 vsFC東京U-23(11/10) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 <span style="font-weight:700;">MFジャキット</span>(FC東京U-23) 明治安田生命J3リーグ第31節 vs鹿児島ユナイテッドFC(11/5) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 2018.11.05 19:35 Mon

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【Jリーグ出場停止情報】J2から5名、J3から1名が追加…一発退場の群馬DF川上エドオジョン智慧は反スポーツ的行為と判断

Jリーグは10日、明治安田Jリーグの出場停止選手を発表した。 今回は先週末にリーグ戦があったJ2とJ3が更新対象に。J2ではザスパ群馬のDF川上エドオジョン智慧、ヴァンフォーレ甲府のMFアダイウトン、徳島ヴォルティスのMF永木亮太、ロアッソ熊本のDF岩下航、鹿児島ユナイテッドFCのDF戸根一誓が出場停止となる。 川上は8日に行われたJ2第19節栃木SC戦の後半12分に一発退場。「ボールとは関係の無いところで相手競技者の胸を両手で強い力を用いて押し倒した行為は、『選手等に対する反スポーツ的な行為』該当する」と判断され、1試合の出場停止処分となった。 J3ではSC相模原のDF高野遼が新たに出場停止となる。 【明治安田J1リーグ】 DFアレクサンダー・ショルツ(浦和レッズ) 第18節 vsセレッソ大阪(6/15) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DFエドゥアルド(横浜F・マリノス) 第18節 vsFC町田ゼルビア(6/15) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF山﨑浩介(サガン鳥栖) 第18節 vsアビスパ福岡(6/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J2リーグ】 MF川上エドオジョン智慧(ザスパ群馬) 第20節 vsレノファ山口FC(6/16) 今回の停止:1試合停止 MFアダイウトン(ヴァンフォーレ甲府) 第20節 vsいわきFC(6/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 MF永木亮太(徳島ヴォルティス) 第20節 vsジェフユナイテッド千葉(6/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 DF岩下航(ロアッソ熊本) 第20節 vsファジアーノ岡山(6/16) 今回の停止:1試合停止 DF戸根一誓(鹿児島ユナイテッドFC) 第20節 vsモンテディオ山形(6/15) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 【明治安田J3リーグ】 DF深津康太(いわてグルージャ盛岡) 第17節 vsAC長野パルセイロ(6/16) 今回の停止:1試合停止 DF高野遼(SC相模原) 第17節 vsFC今治(6/16) 今回の停止:1試合停止 MF安光将作(カターレ富山) 第17節 vs大宮アルディージャ(6/16) 今回の停止:警告の累積による1試合停止 2024.06.10 20:31 Mon
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岩渕弘人4戦連発も岡山は鹿児島と痛み分け、山形と大分もドロー決着【明治安田J2第19節】

9日、明治安田J2リーグ第19節の2試合が行われた。 2試合負けなしも5試合1ゴールと得点力不足に悩むモンテディオ山形、4試合連続ドローから前節黒星の大分トリニータ。 22分、ホームの山形は後藤優介が先制点かと思われたが、オフサイド判定で認められず。一貫して大分を押し込むなか、なかなか最初の1点が生まれない。 後半途中から次第に盛り返した大分は73分、宇津元伸弥のCKに合わせた渡邉新太がネットを揺らすが、クロスがゴールラインを割っており、こちらも認められず。 結局、0-0のドロー決着となり、藤原優大ら一部主力を欠きながらも踏ん張った大分は勝ち点1確保の一方、6試合未勝利に。山形も最後まで1点が遠かった。 J1昇格プレーオフ圏に喰い込むファジアーノ岡山は、ホームで下位の鹿児島ユナイテッドFCと対戦。55分、GKスベンド・ブローダーセンの何気ないビルドアップがカットされ、ンドカ・チャールスにロングシュートを叩き込まれる。 追う立場となったなか70分、途中出場した背番号10、田中雄大のスルーパスに抜け出した岩渕弘人がループシュートを流し込み同点に。今季いわきFCから加入の岩渕は4試合連続ゴールだ。 しかし、岡山は逆転ならず1-1ドローで2試合未勝利に。対して鹿児島。相手のミスを突く形で浅野哲也新監督体制最初のゴールが生まれたが、これで8試合未勝利…守備の強度は確認できた。 ◆第19節 ▽6月9日(日) モンテディオ山形 0-0 大分トリニータ ファジアーノ岡山 1-1 鹿児島ユナイテッドFC ▽6月26日(水) [19:00] V・ファーレン長崎 vs いわきFC ▽6月8日(土) ブラウブリッツ秋田 1-1 ロアッソ熊本 清水エスパルス 1-0 藤枝MYFC 徳島ヴォルティス 0-1 横浜FC ヴァンフォーレ甲府 1-1 ベガルタ仙台 愛媛FC 1-0 水戸ホーリーホック レノファ山口FC 1-2 ジェフユナイテッド千葉 栃木SC 1-1 ザスパ群馬 2024.06.09 21:07 Sun

ルヴァンカップのニューヒーロー賞、第1回途中集計結果! POラウンド進出クラブからは3選手

Jリーグは3日、2024JリーグYBCルヴァンカップのニューヒーロー賞第1回途中集計結果を発表した。 同賞は過去の受賞者を除く21歳以下(2024年12月31日に満21歳以下)の選手を対象に報道関係者の投票で決められ、今回は1stラウンド終了時の途中集計結果となった。 プレーオフラウンドに勝ち進むチームからは土肥幹太、吉田温紀、越道草太がノミネート。また、今大会から出場のJ2&J3勢からは計5選手が占める結果となった。 ◆第1回途中集計結果(順不同) MF堀内陽太(浦和レッズ/20歳) 出場数:1試合 DF土肥幹太(FC東京/20歳) 出場数:1試合 ★ MF吉田温紀(名古屋グランパス/21歳) 出場数:2試合 ★ MF越道草太(サンフレッチェ広島/20歳) 出場数:2試合 ★ FW末永透瑛(レノファ山口FC/19歳) 出場数:1試合 MF平原隆暉(ギラヴァンツ北九州/21歳) 出場数:2試合 FW横山歩夢(サガン鳥栖/21歳) 出場数:2試合 DF小島凛士郎(鹿児島ユナイテッドFC/19歳) 出場数:1試合 FW武星弥(鹿児島ユナイテッドFC/20歳) 出場数:1試合 MF岡澤昂星(FC琉球/21歳) 出場数:2試合 ★=プレーオフラウンド進出クラブ 2024.06.03 14:35 Mon

監督解任の鹿児島が浅野哲也氏を監督に招へい、J3に昇格させた指揮官に託す「喜びと覚悟を感じております」

鹿児島ユナイテッドFCは28日、新監督に浅野哲也氏(57)を招へいすることを発表した。28日のトレーニングから指揮を執っている。 浅野氏は、現役時代は名古屋グランパスや浦和レッズ、FC東京、川崎フロンターレでプレー。日本代表としても8試合に出場していた。 引退後は解説者など務めたなか、2007年に湘南ベルマーレのヘッドコーチに就任。2008年にコーチになると、2009年にはユースの監督に就任した。 2010年にはアビスパ福岡でヘッドコーチとなると、2011年8月に監督に就任。その後、なでしこリーグの伊賀フットボールクラブくノ一 で監督を務め、2015年に鹿児島の監督に就任していた。 当時JFLを戦っていた鹿児島の監督に就任すると、見事J3参入を果たし、クラブのJリーグ挑戦時の初代監督も務めると同年で退任。その後、AC長野パルセイロの監督を務め、2019年からwyvernアカデミーダイレクターを務めていた。 自身2度目となる鹿児島での指揮に、浅野氏はクラブを通じてコメントしている。 「この度、鹿児島ユナイテッドFCの監督に就任しました浅野哲也です。再び、この鹿児島で闘える喜びと覚悟を感じております」 「改めまして、徳重代表を始めご尽力下さった関係スタッフの皆様に感謝を申し上げます。鹿児島ユナイテッドFCに関わる全ての皆様と共に、残り21試合を全力で闘って参ります。皆様の更なる熱いご声援とご支援のほど、宜しくお願い致します!」 今シーズンはJ2に復帰した鹿児島だったが、苦戦を強いられており、現在は6戦未勝利で降格圏の18位に位置。26日に大島康明監督を解任していた。 2024.05.29 09:45 Wed

今季J2昇格の鹿児島、成績不振で大島康明監督を解任…17試合を終え降格圏の18位にクラブが説明「総合的に判断した結果です」

鹿児島ユナイテッドFCは26日、大島康明監督(42)の解任を発表した。なお、後任は決定次第発表されるという。 大島監督は、現役時代はヴィッセル神戸や徳島ヴォルティス、ギラヴァンツ北九州でプレー。引退後は徳島でのスクールコーチやジュニアユースのコーチ、カターレ富山でのトップチームコーチを務め、2017年に鹿児島のコーチに就任した。 2021年からヘッドコーチを務めると、2023年8月から監督に就任。チームをJ2昇格に導き、今シーズンも指揮を執っていた。 しかし、今シーズンは苦戦が続いており、明治安田J2リーグで3勝5分け9敗の勝ち点14で降格圏の18位に位置。6試合未勝利という中での解任となった。 大島監督はクラブを通じてコメントしている。 「昨年8月から監督をさせていただきJ2昇格という目標は果たせましたが、今シーズンはここまで試合内容に手応えを感じていたものの結果が伴わず、解任というクラブの決断を真摯に受け止めております」 「鹿児島ユナイテッドFCの熱いファン・サポーター、スポンサー、選手、コーチングスタッフ、クラブ関係者の皆様には大変感謝しております。7年半という長い間ありがとうございました。今後の飛躍、成功を心より願っております」 また、クラブ代表を務める徳重剛氏もコメントしている。 「日頃より鹿児島ユナイテッドFCにご支援やご声援を賜り心からの御礼を申し上げます」 「この度、監督を交代して残りのシーズンを戦うことにしましたのでお知らせします。今シーズンも17試合が経過して降格圏内の18位という状況と、残り21試合をどのように戦っていくかについて協議を重ね総合的に判断した結果です」 「クラブが今シーズン目標としているJ2残留を何が何でも達成すべく、選手・スタッフ、そして、応援してくださるファン・サポーターやスポンサーの皆様、地域の皆様とが更に一丸となって戦って参りたいと存じます」 「大島監督には、2017シーズンより約7年半に渡り、コーチや監督としてクラブを支えて頂きました。その間には、監督交代時に緊急的に引き継いで頂いたことや、2度もJ2に導くなど持てる力を発揮して頂き、クラブの成長にご尽力くださいました。クラブとして心から感謝と敬意を表します。大島監督の今後の活躍を祈念申し上げます」 2024.05.26 22:35 Sun

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「ここで勝ち点3を取ることでもっと上の景色が見れる」…東京Vの見木友哉、前回対戦で2点決めた広島との再戦に臨む

東京ヴェルディのMF見木友哉が、前回対戦で2ゴールを奪いながらも敗れたサンフレッチェ広島との再戦に臨む。 ヴィッセル神戸、北海道コンサドーレ札幌相手に今シーズン2度目の連勝を達成し、11位に浮上した東京V。さらに、12日に行われた天皇杯2回戦ではAC長野パルセイロを相手に5-0の完勝を収め、公式戦3連勝とした。 そして、トップハーフ浮上も見えてきた上り調子の昇格チームは、15日にエディオンピースウイング広島で行われる明治安田J1第18節で5位の広島相手に今季初のリーグ3連勝を狙う。 5月22日に味の素スタジアムで行われたJリーグYBCルヴァンカップの前回対戦ではチームが2-3の敗戦を喫したものの、後半からの出場で2ゴールを挙げる活躍を見せた見木。 その広島に対しては前半からプレーした選手や、スタンドから見守った多くの選手がプレー強度の高さ、クオリティの高さを口にしていた。しかし、見木自身は前半の入りの強度の高さは認めながらも、個人としてそこまで悪いイメージはないようだ。 「スカウティングでは前半の立ち上がりだったりの強度は高いというふうに言われています。ただルヴァンの時に自分は後半から出たので、その時はそこまでプレッシャーを感じなかったです。もちろん前半のピッチにいた選手にしかわからないところもあるとは思いますし、その前半の立ち上がりが特に強度が高いというのはその通りだと思うので、そうなった時に外していくプレーも必要だと思いますし、1個外せば、相手も結構人に来るので、チャンスになると思います」 「もちろん、ロングボールでリスク回避だったり、相手陣地で進めるということも必要だと思います。ただ、そこで全部ロングボールというのはきついところもあると思うので、両方いい感じで使い分けられればいいのかなと思います」 [3-4-2-1]へのシステム変更を機に公式戦3戦無敗を継続する東京V。初戦の神戸戦を除き、札幌戦、長野戦はミラーゲームを制して5ゴールを挙げているが、個々のタレントの質、システムの練度という部分でも格上と言える相手との対戦は、チームにとって試金石の一戦となる。 見木は「ヴィッセル以外は相手が5枚のチームばかりでミラーになる中、そこをどうズラしていくかというのは大事になってくると思うので、そこはシャドーだったり、ウイングバックであったり、ボランチだったりが、うまくポジショニングを変えていくことだったり、流動性を出すことだったり、ちょっとズラしていくことが必要になってくる」と、この一戦のポイントに言及。 その上で「それを広島相手にどれだけできるかというのは、チームにとっても本当に大事で、勝てば広島より上に行けるという意味でも大事だと思うので、ここで勝ち点3を取ることでもっと上の景色が見れるのかなと思います」と、難敵を撃破しての上位浮上への思いを語った。 2024.06.14 20:15 Fri

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東京ヴェルディのMF齋藤功佑が、今シーズン初のリーグ3連勝を狙うサンフレッチェ広島戦への意気込みを語った。 ヴィッセル神戸、北海道コンサドーレ札幌相手に今シーズン2度目の連勝を達成し、11位に浮上した東京V。さらに、12日に行われた天皇杯2回戦ではAC長野パルセイロを相手に5-0の完勝を収め、公式戦3連勝とした。 [3-4-2-1]へのシステム変更を機にトップハーフ浮上も見えてきた上り調子の昇格チームは、15日にエディオンピースウイング広島で行われる明治安田J1第18節で5位に位置する広島と対戦する。 今シーズンここまでは試合途中に流れを変える“ゲームチェンジャー”の役割を担いつつ、前節の札幌戦ではボランチの一角でスタメン出場し、今季最多5ゴールを挙げての勝利に貢献した中盤のオーガナイザー。 開幕前からのファンダメンタルの積み上げに加え、布陣変更という新たなチャレンジによる変化を経験しながらの現状について齋藤は「リーグ戦2連勝してる中での天皇杯での勝利。3バックに変えてからずっと勝っているという意味で自信はついてると思いますし、しっかりと勝ちながら課題と向き合えているという意味では、すごくいい状態にある」と、ポジティブに捉える。 [4-4-2]では両サイドハーフでのプレーが多かったが、この新布陣で2ボランチの一角が主戦場となっている背番号8は、「毎試合、選手同士でコミュニケーションを取りながら課題と向き合っているので、そのシステムのメリットとデメリット、優位性の使い方だったりというのを、お互い話しながら高められている」とトライ&エラーを繰り返しながらチームとしてフィットし始めていると感じている。 個人の部分では「ビルドアップの起点」、「守備時の強度の出しどころ」を意識したプレーがより増えているという。 「攻撃の時はビルドアップを助ける役割が大きくなるので、そこでうまく前進できるように、やっていきたいと思っています。守備のところでは、ポジションを守るというよりかは、ポジションから積極的に動いて、相手の最終ラインにプレッシャーをかける時もあれば、相手が最終ラインを抜けた時についていったりとか、結構縦横無尽に動くことになるので、強度の出しどころという部分で整理はちょっとずつできてきているので、その出す時に出せるかというのが大事かなと思います」 5月22日に行われ、2-3のスコアで敗れたJリーグYBCルヴァンカップでの前回対戦でフル出場し、ほぼベストメンバーの広島を体感している齋藤は、約1カ月ぶりのリベンジマッチに向けて改めて相手の印象に言及。最大のストロングであるプレー強度の高さに加え、「全員の能力が高い」と評価する相手に対して、一対一の勝負、攻守両面での組織的なプレーと、チームとしての総合力が試される一戦になるとみている。 「強度が高い中でも、それぞれがしっかりしとした技術と判断ができる選手が多い。あとは守備のところでは、後ろの3枚が個で守れたりするので、強度の部分がストロングなので、そこで負けないようにすることが大事」 「全員やっぱり能力が高い。ただ、攻撃では個で何とかするという選手は、そこまで感じなかったです。それぞれが巧いし、その場の判断だったり、駆け引きとかが巧かったりするので、誰というよりかは組織として攻撃してくる中で、ウチも組織として守れるかが大事になる」 「守備の時はマンツーマンぽくなりますし、攻撃の時もマンツーマンぽくなるので、いかに組織として連動しながらプレーできるかが大事かなというふうに思います」 さらに、その前回対戦では前半の15分経たずにFW大橋祐紀に2ゴールを決められるなど圧倒された前半の入りが敗因となっただけに、「ゲームの入り方は非常に重要になる。相手陣地でプレーできるかというのが、すごく大事だと思います」と、普段の試合以上に立ち上がりの攻防を重要視。 また、相手の堅守攻略に向けては、「(木村)勇大に選択肢を与えることが、よりチームとして攻撃しやすくなる方法。そこは周りの選手がどんなサポートをするかというのが大事になる」と、得点ランキング4位タイの8ゴールを挙げるFW木村勇大の活かし方がポイントのひとつになると語った。 2024.06.14 20:00 Fri

Eピースでの古巣戦に臨む東京Vの城福監督「臆せずチャレンジングな試合をしたい」…「特別」と語る広島への思いにも触れる

東京ヴェルディの城福浩監督が、2021年以来となる広島の地での古巣対戦への思いを語った。 ヴィッセル神戸、北海道コンサドーレ札幌相手に今シーズン2度目の連勝を達成し、11位に浮上した東京V。さらに、12日に行われた天皇杯2回戦ではAC長野パルセイロを相手に5-0の完勝を収め、公式戦3連勝とした。 [3-4-2-1]へのシステム変更を機にトップハーフ浮上も見えてきた上り調子の昇格チームは、15日にエディオンピースウイング広島で行われる明治安田J1第18節で5位のサンフレッチェ広島と対戦する。 13日、クラブハウスで行われた会見で城福監督は、前日に行われた天皇杯で得た手応えと課題に言及。 ややバタついた前半の入りに関しては「ちょっと足元、足元でプレーしている選手が多く、相手の嫌なところを突いてゲームに入っていくということができなかった」と課題を口にしたが、後半については「入りもよかったですし、クローズのところは本当に後から入った選手も最初から出た選手も、隙を見せないという姿勢を見せてくれた。何よりも山田剛綺の動きがシャドーで入った時のあのハードワークの姿勢というのは、みんなに伝わった。非常に集中力の高いクローズができたと思います」とコメント。 「矢印を自分たちに向けて成長していくプロセスの1試合」で、下位カテゴリー相手にしっかりとした心構えで臨んだ選手たちの姿勢。試合終盤に決死の3度追いを見せたストライカーを名指しで称賛するなど、札幌戦で出た課題を克服したチームのパフォーマンスに満足感を示した。 直近の公式戦2試合でいずれも5ゴールを挙げた攻撃面では、システム変更や相手の戦い方の影響もあったものの、より背後や縦パスの意識が高まった印象だ。城福監督は中盤から短い縦パス3本を繋いで奪った長野戦の先制点を例に挙げつつ、「相手の嫌がること」、「バランス」をキーワードに、「よりムラのない試合運び」をチームに求める。 「これは我々が志向するサッカーでいうと、いわゆるへそと言われている部分をうまくアンカーに入った選手が、ボールを触りながら機能させながら、相手を中に締めさせておいて外を使う。相手が広がったら中を使う、前から来れば裏を使うというところのバランスが大事なんですけれども、天皇杯の昨日の試合で言えば、最初の15分ぐらいは本当に中ばっかりだった。みんながいいことしようとしたというか、相手が嫌なことをしているかというと、本当にいいバランスで入れたかというと、そこはまだちょっとムラがあるいうところは否めないかなと思います」 「ただ、あの1点目というのは最後染野のスルーパスに山田剛綺が反応しましたが、時間で言えばその15秒、20秒ぐらい前というのは相手を広げて最終ラインに戻して最終ラインで回してるうちに、染野ともう一人が裏を取りに行っている。そのボールを相手がギリギリでクリアしたセカンドを拾って、そこからまたスタートしてあのスルーパスでした」 「そこの映像は僕らもハーフタイムに見せました。『間違えるな』と、綺麗なサッカーをやろうとしてやれるほど簡単ではないし、我々が目指すのは相手の嫌がるところ、ゴールに近いところをまず見て、そこからへそを使ったりワイドを使ったり、バランスを取っていくのであって、自分たちにとって何か心地いいというか、気持ちいいコンビネーションのところから入ったら、本当にカウンターも食らいますし、相手も組みやすくなるので、特に裏を取る選手が得意な選手が多いので、ここのバランスを取りながら、しっかりと繋いでいくというところは、昨日の試合だけではなくJリーグ含めてみんながいいバランスで状況を見ながら、いいバランスが取れるような、もっとムラのないような試合運びというのはやっていきたいです」 また、ここにきて徐々に離脱者が増え始める中、長野戦で戦列復帰を果たしたDF谷口栄斗に関しては「彼が離脱している間にチームの立ち位置というか、システムを変えてやっていた中、公式戦でレギュラー陣のセンターバックと一緒にやれたということは、すごく意義がある」、「身体的には全く問題ないと思います。あの時間であれば、我々は離脱した理由である箇所のところのリバウンドが一番心配だったので、そこさえ問題なければ、昨日ぐらいの時間であれば、中2日は全く問題ないと思っています」と、中2日でのリーグ戦での起用を示唆した。 5月22日に行われたJリーグYBCルヴァンカップではほぼベストメンバーを起用した広島に対して、控え中心の布陣で臨んだ結果、2-3の敗戦で古巣初対戦を終えた城福監督は、その敗戦から約1カ月の期間を経てリベンジマッチに臨む。 その前回対戦を経て改めて対戦相手の印象について問われた指揮官は、「ルヴァンで対戦してみても、強度という意味で、やっぱりトップレベルだなと。今まで対戦した中で言えば、それこそ町田と同じぐらいのレベルがあり、広島が今のJリーグを牽引するチームであることは間違いない」、「ボールを奪ってからのスピード感であったり、湧き出てくる人数であったり、局面の強さであったり、カウンターの精度というのは、本当にこういうチームが優勝候補と言われるチームなんだろうなと。観察していても対戦してみても改めて思います」と、称賛の言葉を並べた。 さらに「Jリーグでトップレベル、優勝を争うようなチームというのがどのレベルなのかというのは、ここまで経験してきているので、そこに打ち勝つためのポジションの準備だったり、バトルの準備だったり、セカンドの準備だったり、あるいは予測だったり、カバーの意識だったりというところを、もうワンランク上げないと、勝ち点を持ち帰ってくるというのは難しいと思っています」と、前回対戦を踏まえた上でのチームの改善点を指摘。 ただ、野心的な指揮官は「こういうチームに対して、互角以上の戦いをすること。勝ち点3を取ることというのが、おそらく我々のチームを新しいステージに導いていくことになるんだろうなと思っているので、我々が志向するサッカーで、アウェイではありますけど、勝ち点3を取りにいくという姿勢を見せることが、このチームの今の現在地というのを測れるいい機会だと思うので、臆せずチャレンジングな試合をしたい」と、J1残留以上のサプライズを目指す中で強豪撃破へ意気込む。 広島の元指揮官で、日本代表を率いる森保一監督が先日のシリア代表戦で広島念願のサッカー専用スタジアム“Eピース”への思いを語ったことが記憶に新しいが、同じく2018年から2021年途中まで4年に渡ってクラブを率いた城福監督にとっても、新スタジアムで戦う一戦は特別な思いをもっての試合になる。 新スタジアムで戦う広島の地での古巣対戦について63歳の指揮官は「僕は4年いましたけど、自分が就任した時には、スタジアムができるかどうかわからなかったです。非常に難しい時期でした。その機運は高まってましたけれども、『作りたい』、『でも実現するのか』というところと、場所はいくつかの候補があって、そこが絞り込まれていくプロセスにあったというふうに思います。本当に先人の方の思い、苦労や成果があって、スタジアムが中央公園という本当に町の中心部のところにできるということが決まったのが、ちょうどコロナ禍だったんですけど、それはクラブにとって、あるいは広島にとってものすごく大きなことでした。僕はその時インサイドにいましたけど、みんながそこの近い将来に向けての期待感のある中で、自分は目の前の現実と戦っていた。そんな思い出もあります」と、感慨深げに当時を回想。 また、この一戦の目標として「いい試合をして勝ち点を持ち帰ること」と共に、試合後に改めて古巣のファン・サポーターに挨拶をしたいと、自身にとって「特別」なクラブへの思いを語った。 「4年間いたので、やはり広島への思いは特別ですし、選手とスタッフ、ファン・サポーターに4年間いて、ちゃんとした挨拶ができずに、東京に戻ってきたので、この前のルヴァンの時に何人かの選手とは会えて、あれ以来ぶりに話ができたことはよかったですけど、何よりもファン・サポーターに挨拶できていないというのが、自分はすごく心残りなので、自分のやれることはあのスタジアムでいい試合をすること。それとその後でしっかりファン・サポーターに挨拶をすること。これは自分の中で強い思いがあります。ただ、それは自分の思いなので、とにかくチームが最大値を出して、選手を躍動させて悔いのない戦いをする。これに集中したいなと思います」 2024.06.14 19:30 Fri

日本のS級ライセンスで欧州の監督ができるかも/六川亨の日本サッカー見聞録

日本時間の12日朝9時から、U-23日本対U-23アメリカの親善試合をテレビで観戦した。日本は藤尾翔太のPKと細谷真大の追加点で2-0の勝利を収めたが、意外だったのは、あまりに低調なアメリカの試合ぶりだった。 プレスはその場しのぎで連動性はなく、間延びした陣形に、日本は左MFの斉藤光毅が得意のドリブルで対戦相手を翻弄した。アメリカはOA枠の選手も加わっていたものの、意図的に手の内を見せないよう“手抜き“をしているのではないかと疑ったほど酷い試合内容だった。 それでも2度ほどカウンターからチャンスをつかみかけた。相手はかなりの俊足だったのか、それとも日本のCB西尾隆矢と高井幸大はあまり足が速くないのか。本大会に向けて後者でないことを祈るばかりだ。 そしてこのピンチを救ったのがGK小久保怜央ブライアンだった。迷うことなく果敢にペナルティーエリアを飛び出すと、最初は左足で相手のドリブルをストップ、次は相手より先にボールに到達してクリアした。ミャンマー戦とシリア戦に招集されたGK3人は現状横並びの状態だろうが、U-23日本代表は小久保怜央ブライアンが正GKにふさわしい活躍をU-23アジアカップから見せていると言っても過言ではないだろう。 さて13日はJFAの技術委員会が開催され、終了後に影山雅永技術委員長がメディアブリーフィングを実施した。そこで影山技術委員長は、「早ければ来年にも」日本のS級ライセンスでヨーロッパ5大リーグの監督が務められるようになる「可能性がある」と明かした。 これまでヨーロッパの5大リーグで監督を務めた日本人は、84-85シーズンに当時西ドイツのブンデスリーガ1部、アルメニア・ビーレフェルトを率いた鈴木良平氏しかいなかった。鈴木氏は73年に東海大学を卒業後、元三菱と日本代表監督の二宮寛氏の勧めもありボルシア・メンヘングラッドバッハにコーチとして留学。現地ではヘネス・バイスバイラー監督(後にバルセロナや1FCケルンの監督を歴任)の薫陶を受け、ドイツのS級ライセンスを日本人として初めて取得。一度は帰国したものの、ビーレフェルトからの要請があり、ブンデスリーガの監督となった。 しかし近年では多くの日本人選手がヨーロッパに渡り、5大リーグでレギュラーとして活躍している選手も増えてきた。そこで「指導者養成をどうするか」(影山技術委員長)というのが次のテーマになったという。そして「近年はUEFAとAFCの互換性が認められつつある」として、AFCでプロライセンス制度を導入しているのは47協会中16協会しかなく、その16協会すべてをUEFAは認めないだろうが、AFCより先にプロのライセンス制度をスタートさせた日本協会のS級ライセンスはUEFAにも認可される可能性が高いという。 実際、アンジェ・ポステコグルーはオーストラリア人として初めてプレミアリーグの監督になったが、彼の場合はUEFAの面談を受け、英語でスムーズにコミュニケーションが取れるとしてスパーズの監督に就任することができた。影山技術委員長は「日本でS級を取れば、アジアのどの国でも監督はできる」と現状を解説しつつ、5大リーグのクラブから「オファーがなければ監督にはなれない」と厳しい現実も説明した。 その上で、「風穴を開けるのに、最初に頑張ってくれる人がいたらいいなあ」と正直な感想を漏らしていた。 <hr>【文・六川亨】<br/><div id="cws_ad">1957年9月25日生まれ。当時、月刊だった「サッカーダイジェスト」の編集者としてこの世界に入り、隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長や、「CALCIO2002」、「プレミアシップマガジン」、「サッカーズ」の編集長を歴任。現在はフリーランスとして、Jリーグや日本代表をはじめ、W杯やユーロ、コパ・アメリカなど精力的に取材活動を行っている。日本サッカー暗黒の時代からJリーグ誕生、日本代表のW杯初出場などを見続けた</div> 2024.06.14 11:30 Fri

「何もできなくて悔しい」筑波大学戦で脛骨骨折の町田MF安井拓也が心境綴る「今出来ることをやります」

FC町田ゼルビアのMF安井拓也が、負傷した心境を綴った。 安井は12日に行われた第104回天皇杯2回戦の筑波大学戦に出場。負傷交代していた。 町田は13日、安井について負傷状況を報告。右脛骨骨幹部骨折と診断され、全治は明かされていなかった。 安井は自身のX(旧ツイッター/@ta1121kuya)を通じて、現在の心境を綴っている。 ーーーーー 自分自身の今の立場、コンディション含めて絶対に結果を出そうと思ってました 怪我した今、何もできなくて悔しいです 余裕があればこうなってないかもしれないと思うと、まだまだ強くなれるなと感じます 大好きなサッカーを1日でも早く出来るように、今出来ることをやります ーーーーー 今シーズンの安井は、明治安田J1リーグで8試合、YBCルヴァンカップデ2試合1得点、天皇杯は筑波大学戦で先制ゴールを記録していたが、その直後に交代していた。 これにはクラブOBの鄭大世氏も「脛骨骨折はえぐい!」とコメント。ファンは「早く回復をお祈りします」と、復帰を願う声を寄せていた。 <span class="paragraph-title">【SNS】安井拓也がケガをした今の心境を綴る</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">自分自身の今の立場、コンディション含めて絶対に結果を出そうと思ってました<br><br>怪我した今、何もできなくて悔しいです<br>余裕があればこうなってないかもしれないと思うと、まだまだ強くなれるなと感じます<br><br>大好きなサッカーを1日でも早く出来るように、今出来ることをやります <a href="https://t.co/Z6iE5FODDW">https://t.co/Z6iE5FODDW</a></p>&mdash; 安井 拓也 (@ta1121kuya) <a href="https://twitter.com/ta1121kuya/status/1801071222551376104?ref_src=twsrc%5Etfw">June 13, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.06.13 20:55 Thu

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