フェリペ・アンデルソンは退団決定も…ラツィオとザッカーニが契約延長で基本合意か

2024.04.17 12:40 Wed
FWマッティア・ザッカーニがラツィオと長期契約へ
Getty Images
FWマッティア・ザッカーニがラツィオと長期契約へ
ラツィオはイタリア代表FWマッティア・ザッカーニ(28)との契約延長を急いでいるようだ。

ザッカーニは2021年夏に、ヴェローナから買い取りオプション付きのレンタル移籍で加入。主軸の座を掴み翌シーズンから完全移籍に移行すると、今シーズンもいくつかの負傷がありながら公式戦31試合5ゴール1アシストの成績を残している。
そんなザッカーニとラツィオの契約は2025年夏まで。今夏に契約が残り1年となる同選手に対してはユベントスやフィオレンティーナが関心を示しており、去就が不透明になっていた。

しかし、イタリア『トゥットメルカート』によるとラツィオは元ブラジル代表FWフェリペ・アンデルソン(31)の今シーズン限りでの退団が決定したことを受け、ザッカーニとの交渉に注力。2029年夏までの契約延長で基本合意に達したとのことだ。

ラツィオはこれによってフェリペ・アンデルソン退団のダメージを和らげたい思惑を持っており、近いうちに正式発表まで至ることを期待している。

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イタリア代表最終メンバー発表、プロベデルやオルソリーニが外れる【ユーロ2024】

イタリアサッカー連盟(FIGC)は6日、ユーロ2024に臨むイタリア代表メンバー26名を発表した。 先月23日に候補メンバー30名を発表していたルチアーノ・スパレッティ監督だが、負傷によりDFフランチェスコ・アチェルビ(インテル)、DFジョルジョ・スカルヴィーニ(アタランタ)が既に外れていた。 そして今回、GKイバン・プロベデル(ラツィオ)、MFサムエレ・リッチ(トリノ)、FWリッカルド・オルソリーニ(ボローニャ)の3選手が外れた。一方でアチェルビ、スカルヴィーニの離脱によって追加招集されていたDFフェデリコ・ガッティ(ユベントス)は最終メンバーに残っている。 イタリアは9日にユーロ本大会前最後のテストマッチとなるボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦を戦い、15日にユーロ初戦のアルバニア代表戦に臨む。発表されたイタリア代表最終メンバーは以下の通り。 ◆イタリア代表メンバー26名 GK ジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン/フランス) アレックス・メレト(ナポリ) グリエルモ・ヴィカーリオ(トッテナム/イングランド) DF リッカルド・カラフィオーリ(ボローニャ) ラウル・ベッラノーバ(トリノ) アレッサンドロ・ボンジョルノ(トリノ) ジョバンニ・ディ・ロレンツォ(ナポリ) アンドレア・カンビアーゾ(ユベントス) フェデリコ・ガッティ(ユベントス) ジャンルカ・マンチーニ(ローマ) アレッサンドロ・バストーニ(インテル) マッテオ・ダルミアン(インテル) フェデリコ・ディマルコ(インテル) MF マイケル・フォロルンショ(エラス・ヴェローナ) ロレンツォ・ペッレグリーニ(ローマ) ブライアン・クリスタンテ(ローマ) ニコロ・ファジョーリ(ユベントス) ダビデ・フラッテージ(インテル) ニコロ・バレッラ(インテル) ジョルジーニョ(アーセナル/イングランド) FW フェデリコ・キエーザ(ユベントス) ステファン・エル・シャーラウィ(ローマ) ジャコモ・ラスパドーリ(ナポリ) マテオ・レテギ(ジェノア) マッティア・ザッカーニ(ラツィオ) ジャンルカ・スカマッカ(アタランタ) 2024.06.07 06:30 Fri

イタリア代表候補30名が発表! 違法賭博で長期離脱明けファジョーリも選出【ユーロ2024】

イタリアサッカー連盟(FIGC)は23日、ユーロ2024に臨むイタリア代表候補メンバー30名を発表した。 ルチアーノ・スパレッティ監督の下、大会連覇を狙うアッズーリ。その本大会に向けてはジャンルイジ・ドンナルンマ、ジョバンニ・ディ・ロレンツォ、ジョルジーニョ、ニコロ・バレッラ、フェデリコ・キエーザなど主力が順当に選出された。 また、ボローニャの躍進を支え、センターバックと左サイドバックで高いレベルのパフォーマンスを見せるリッカルド・カラフィオーリが初招集となった。 一方、戦前から国内メディアがメンバー入りの可能性を報じていたものの、やはり物議を醸す招集となったのが、ニコロ・ファジョーリ。違法賭博で7カ月の出場停止処分を受けていた同選手は、今月20日に行われたボローニャ戦で復帰したばかりだった。ただ、同選手が本大会のメンバーに招集される可能性は低い模様だ。 選外選手ではMFニコロ・ザニオーロ(アストン・ビラ)、DFデスティニー・ウドジェ(トッテナム)、FWドメニコ・ベラルディ(サッスオーロ)がいずれも負傷で、MFマヌエル・ロカテッリ(ユベントス)、FWチーロ・インモービレ(ラツィオ)らが外れている。 なお、今大会でグループBに入ったイタリアは、スペイン、クロアチア、アルバニアと対戦する。今回発表されたイタリア代表候補メンバーは以下の通り。 ◆イタリア代表メンバー GK ジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン/フランス) アレックス・メレト(ナポリ) グリエルモ・ヴィカーリオ(トッテナム/イングランド) イバン・プロベデル(ラツィオ) DF リッカルド・カラフィオーリ(ボローニャ) ラウル・ベッラノーバ(トリノ) アレッサンドロ・ボンジョルノ(トリノ) ジョルジョ・スカルヴィーニ(アタランタ) ジョバンニ・ディ・ロレンツォ(ナポリ) アンドレア・カンビアーゾ(ユベントス) ジャンルカ・マンチーニ(ローマ) フランチェスコ・アチェルビ(インテル) アレッサンドロ・バストーニ(インテル) マッテオ・ダルミアン(インテル) フェデリコ・ディマルコ(インテル) MF サムエレ・リッチ(トリノ) マイケル・フォロルンショ(エラス・ヴェローナ) ロレンツォ・ペッレグリーニ(ローマ) ブライアン・クリスタンテ(ローマ) ニコロ・ファジョーリ(ユベントス) ダビデ・フラッテージ(インテル) ニコロ・バレッラ(インテル) ジョルジーニョ(アーセナル/イングランド) FW フェデリコ・キエーザ(ユベントス) ステファン・エル・シャーラウィ(ローマ) ジャコモ・ラスパドーリ(ナポリ) マテオ・レテギ(ジェノア) マッティア・ザッカーニ(ラツィオ) リッカルド・オルソリーニ(ボローニャ) ジャンルカ・スカマッカ(アタランタ) 2024.05.23 23:15 Thu

ザッカーニがラツィオと2029年まで契約延長!「信じてくれる人々の誇りを胸に」

ラツィオは18日、イタリア代表FWマッティア・ザッカーニ(28)との契約延長を発表した。新たな契約期間は2029年6月30日までとなる。 新契約にサインしたザッカーニは、自身のインスタグラムで以下のようにコメントしている。 「2021年8月31日からこのジャージを着ているし、これからもずっとそうしていくつもりだ。鷲をシンボルとして持つ者として、より高く、より高みに飛んでいけると信じてくれる人々の誇りを胸に。これからも共に」 2021年夏にヴェローナから買い取りオプション付きのレンタル移籍で加入したザッカーニ。すぐに主軸の座を掴み翌シーズンから完全移籍に移行すると、これまで公式戦112試合に出場し20ゴール18アシストをマーク。今シーズンもいくつかの負傷がありながら公式戦31試合で5ゴール1アシストの成績を残している。 現行の契約が2025年までの同選手に対してはユベントスやフィオレンティーナが関心を示しており、去就が不透明になっていたが、ラツィオとの長期契約を決断した。 2024.04.19 00:00 Fri

ユベントス戦で負傷交代のザッカーニ、重度の捻挫でローマとのダービー欠場が確定

ラツィオのイタリア代表FWマッティア・ザッカーニが左足首の負傷したようだ。イタリア『スカイ』が報じている。 ザッカーニは2日に行われたコッパ・イタリア準決勝1stレグのユベントス戦に先発出場。しかし、前半序盤で左足首を負傷すると、14分にFWグスタフ・イサクセンとの交代を余儀なくされた。 『スカイ』によれば、ザッカーニは左足首に重度の捻挫を負い、靭帯も損傷しているとのこと。なお、離脱期間は最低でも3週間と予想され、今週末に行われるローマとの“デルビー・デッラ・カピターレ”や12日のサレルニターナ戦、19日のジェノア戦を欠場することが確定。 また同紙によれば、ザッカーニは逆転での決勝進出を目指す23日のコッパ・イタリア準決勝2ndレグでの復帰を目指しているという。 2024.04.05 00:30 Fri

「後半は悪かった」ユベントスとの連戦で敗れたラツィオ、トゥドール監督は巻き返し誓う「全てが残されている」

ラツィオのイゴール・トゥドール監督が、コッパ・イタリア準決勝のユベントス戦を振り返った。イタリア『メディアセット』が伝えた。 2日、ラツィオはアウェイでユベントスとのコッパ・イタリア準決勝1stレグを戦った。3日前の3月30日にリーグ戦で対戦したばかりの相手。土壇場のゴールで1-0と勝利し、トゥドール監督の初陣を制していた。 連勝を目指した中、試合は前半はゴールレスで終わったものの、後半に差が出てしまい2失点。2-0のビハインドでホームでの2ndレグを迎えることとなる。 トゥドール監督は試合を振り返り、チームの完成度とコンディションに差があったとコメント。後半にその差が出てしまったとした。 「前半は良かったが、後半は悪かった。我々はここに来るためにキャラクターを示していたが、まだ適応する時間が必要であり、私と一緒に働き始めたばかりの選手もいた」 「ユベントスは3日前とは違い、土曜日に多くのエネルギーを使い果たしており、恐らく我々には負担が大きすぎた。今日はフィットネスレベルに大きな差があると思っていたが、後半にそれが現れた」 また、この試合では開始早々にマッティア・ザッカーニが負傷交代するなどアクシデントもあったが、2ndレグでの逆転を目指すとした。 「パトリックと(マッティア・)ザッカーニにはいくつかのケガの問題があり、(ニコロ・)カザーレは昨日子供が産まれたので2日間寝ていなかったが、出番が必要だった」 「我々は激しさを失い、ユベントスがアドバンテージを得た。そうなる可能性はあったが、2-0の結果でも2ndレグに向けて全てが残されている」 トゥドール監督にとってはまだユベントスとしか対戦していないが、選手のクオリティ差はあると言及。チームとしての完成度を上げるために、成功を積み上げなければいけないと語った。 「ユベントスとの4つのハーフのうち、3つは素晴らしかった。ユベントスはホームでは異なるメンタリティを持っており、1億ユーロの価値のある選手を擁しており、違いを生み出すことができる」 「こうした選手たちの特徴が、特定のスタイルに適していることは最初からわかっていた。上手くいっていないことに取り組み、上手くいったものを積み上げる時間が必要だ」 そんな中で週末にはローマとのダービーが控えているが、連戦のためにチームとしてしっかりと落とし込むことは難しいだろうと予想。その後に、しっかりとトレーニングができるとし、2ndレグでの巻き返しを誓った。 「この2試合とその後のダービーで、最初は完全に落とし込むことは難しい。その後は、恐らく一緒にトレーニングを数回する機会があるはずだ」 「今日は選手たちが全力を尽くしてくれたし、まだ2ndレグが残っているので、何が起こるかを見てみよう」 <span class="paragraph-title">【動画】前半は善戦もラツィオはユベントスの前に敗戦</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="9kVMPcGOrR8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.03 10:25 Wed

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鎌田大地やルイス・アルベルトが去るラツィオ、若返り図る中マルディーニ息子に関心か

日本代表MF鎌田大地の退団やイゴール・トゥドール監督の退任など、今夏は大きな変更が起こるラツィオ陣営。若返りの方針の中、レジェンドの息子に関心を寄せているという。 イタリア『TuttoMercatoWeb』によると、ラツィオが関心を寄せているのはミランのMFダニエル・マルディーニ(22)。元イタリア代表DFでミラン一筋でプレーしたパオロ・マルディーニ氏の息子だ。 2023-24シーズンはモンツァへとレンタル移籍。セリエAで18試合に出場し4ゴールを記録。ミランへと復帰することになったが、そのミランは売却する可能性もあるとされている。 2025年夏に契約が切れるマルディーニ。ただ、ミランではポジションを確保は難しい状況。残り1年となり、ミランが売却するチャンスは今しかない。 800万ユーロ(約13億4000万円)程度と設定されている移籍金に対し、ラツィオは興味を示しているとのこと。ただ、ライバルもおり、フィオレンティーナやトリノも関心を持っているという。 ラツィオは鎌田の退団が確定的。さらに、元スペイン代表MFルイス・アルベルト(31)もカタールのアル・ドゥハイルへの移籍が決まり、中盤が手薄になる状況だ。 2024.06.14 22:30 Fri

「これは愛の物語だ」8年過ごしたラツィオ退団のルイス・アルベルトが感謝のメッセージ「永遠の都は故郷になった」

元スペイン代表MFルイス・アルベルト(31)が、ラツィオファンに対して別れのメッセージを送った。 ルイス・アルベルトは2016年夏にラツィオへ加入。在籍8年で公式戦307試合出場52ゴール79アシストを記録しており、攻撃の中心として活躍すると2018-19シーズンにはコッパ・イタリア優勝にも貢献した。 今シーズンも公式戦44試合5ゴール11アシストの成績を残していたが、今年4月に退団希望を表明。11日に、カタールのアル・ドゥハイル移籍が発表された。 8年を過ごしたクラブに別れを告げることとなったルイス・アルベルトは、自身のインスタグラムを更新。ファンに対しての感謝を述べている。 「僕たちはみんなに物語を伝えたい。これは愛の物語だ。カディス近郊の小さな村から、23歳でローマにやってきたスペイン人の青年が、まさか『魔術師』と呼ばれるまでになるとは想像もしていなかった」 「ラツィオのユニフォームを着た8シーズン、すべての試合、すべてのトレーニングに情熱と献身を注いできた8年間だった。時が経つにつれ、永遠の都(ローマ)は青年にとっての故郷となり、スタディオ・オリンピコは家となった」 「どんなラブストーリーもそうであるように、困難な瞬間、強さを試されるケガ、心の傷のように痛ましい敗戦もあった。でも、人生と同じように愛を忘れられない瞬間もあったんだ」 「家族とともに、青年はピッチで学び、人生も学んだ。妻と子供たちはラツィオを胸に抱いて育ち、毎試合の人々の激しさでフットボールが単なるスポーツではないと理解した」 「今、ラツィオの歴史の一部であるという満足感とともに、素敵な思い出、多くの友人、素晴らしいチームメイト、そして素晴らしいファンたちを残して去る。今までありがとう。フォルツァ・ラツィオ」 2024.06.12 11:25 Wed

トゥドール辞任のラツィオ、ヴェローナを残留に導いたバローニ監督を招へい

ラツィオは11日、マルコ・バローニ監督(60)を新指揮官に招へいしたことを発表した。契約期間は複数年と明記はされなかったが、『フットボール・イタリア』は2年契約で1年延長オプション付きと報じている。 ラツィオでは5日、イゴール・トゥドール前監督がクラブのプロジェクトに関してクラウディオ・ロティート会長らと意見が合わず辞任していた。 バローニ監督はベネヴェントやフロジノーネ、レッジーナにレッチェとプロビンチャのクラブを歴任。昨夏にヴェローナの指揮官に就任。一時は19位に沈んだ時期があったものの、シーズン後半に盛り返し最終的には13位でセリエA残留に導いていた。 2024.06.12 06:30 Wed

ルイス・アルベルトのアル・ドゥハイル移籍が完了、8年を過ごしたラツィオに別れ

カタールのアル・ドゥハイルは11日、元スペイン代表MFルイス・アルベルト(31)の獲得を発表した。『フットボール・イタリア』によれば移籍金は1000万ユーロ(約16億9000万円)、12%は前所属先のリバプールに入るとのことだ。 2016年夏にラツィオに加入したルイス・アルベルトは在籍8年で公式戦307試合に出場、52ゴール79アシストを記録。攻撃の中心として活躍し、2018-19シーズンにはコッパ・イタリア優勝に貢献していた。 昨年10月、2027年6月までラツィオとの契約を延長していたが、4月に退団希望を表明していた。 2024.06.12 06:15 Wed

「簡単ではない」6戦全勝も2次予選の難しさを語った鎌田大地、それでも手応え「良いモチベーションで、目標を持って戦えた」

日本代表MF鎌田大地(ラツィオ)が、途中出場したシリア代表戦を振り返った。 11日、エディオンピースウイング広島で2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の最終節が行われ、日本はシリアと対戦した。 日本は6連勝をかけての戦いに。対するシリアは、負ければ2次予選敗退が濃厚となる難しい一戦となったが、日本は5-0で圧勝。アウェイに続いて2試合連続続けて5ゴールを記録。2次予選は6連勝、24得点無失点という圧倒的な強さを見せつけた。 6日のミャンマー代表戦で先発した鎌田は、この試合の62分に遠藤航に代わって出場。ダブルボランチの一角で入った中、攻撃的に縦パスやサイドへの展開を見せることに。相馬勇紀のPK獲得も演出するなどした中、田中碧が下がると、アンカーに入り、[4-3-3]のような形に変化していった。 2試合続けての出場となった鎌田。代表を離れた時期もあった中で、2次予選を振り返った。 「失点もせずに全試合勝てたことは良いことですし、自分たちが目指してきたことなので、こういう2次予選のような相手と戦うことは簡単ではないですけど、みんなが良いモチベーションで、目標を持って戦えたかなと思います」 この試合での立ち位置としてはダブルボランチとなった鎌田。「[4-4-2]で、ちょっと碧が6番(アンカー)気味で、自分が8番(インサイドハーフ)気味でした」とポジションについて言及。「碧が抜けてからは、自分が6番でという感じでした」と、2つのポジションでプレーした。 攻撃的な側面だけでなく、ハードな守備、そして後方での冷静なビルドアップと、もともと希望していたボランチでもパフォーマンスを発揮した鎌田。「基本的には攻撃の時は相手の間に立って、センターフォワードに間を締めさせたり、イージーなミスをせずに、しっかりと繋げていければと思っていました」と、自身の役割を振り返った。 「簡単ではない」6戦全勝も2次予選の難しさを語った鎌田大地、それでも手応え「良いモチベーションで、目標を持って戦えた」 日本代表MF鎌田大地(ラツィオ)が、途中出場したシリア代表戦を振り返った。 11日、エディオンピースウイング広島で2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の最終節が行われ、日本はシリアと対戦した。 日本は6連勝をかけての戦いに。対するシリアは、負ければ2次予選敗退が濃厚となる難しい一戦となったが、日本は5-0で圧勝。アウェイに続いて2試合連続続けて5ゴールを記録。2次予選は6連勝、24得点無失点という圧倒的な強さを見せつけた。 6日のミャンマー代表戦で先発した鎌田は、この試合の62分に遠藤航に代わって出場。ダブルボランチの一角で入った中、攻撃的に縦パスやサイドへの展開を見せることに。その後、田中碧が下がると、アンカーに入り、[4-3-3]のような形に変化していった。 2試合続けての出場となった鎌田。代表を離れた時期もあった中で、2次予選を振り返った。 「失点もせずに全試合勝てたことは良いことですし、自分たちが目指してきたことなので、こういう2次予選のような相手と戦うことは簡単ではないですけど、みんなが良いモチベーションで、目標を持って戦えたかなと思います」 この試合での立ち位置としてはダブルボランチとなった鎌田。「[4-4-2]で、ちょっと碧が6番(アンカー)気味で、自分が8番(インサイドハーフ)気味でした」とポジションについて言及。「碧が抜けてからは、自分が6番でという感じでした」と、2つのポジションでプレーした。 攻撃的な側面だけでなく、ハードな守備、そして後方での冷静なビルドアップと、もともと希望していたボランチでもパフォーマンスを発揮した鎌田。「基本的には攻撃の時は相手の間に立って、センターフォワードに間を締めさせたり、イージーなミスをせずに、しっかりと繋げていければと思っていました」と、自身の役割を振り返った。 2024.06.11 23:20 Tue

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