ベナセルが筋肉系の問題でアルジェリア代表を離脱

2024.03.21 22:45 Thu
Getty Images
ミランのMFイスマエル・ベナセルがアルジェリア代表を離脱した。アルジェリアサッカー連盟(FAF)が21日に発表している。

FAFの発表によれば、ベナセルは筋肉に軽い問題があるとのことで、所属クラブのメディカルスタッフの下で検査を受けることになった。
また、今回の措置はあくまでもこれは予防的なものであり、ミランのメディカルスタッフとの話し合いの結果、このような措置が取られることになったようだ。

なお、『フットボール・イタリア』はベナセルが30日に行われるセリエA第30節フィオレンティーナ戦に出場できる見込みだと伝えている。

昨シーズン終盤に負った右ヒザの大ケガにより長期離脱を強いられていたベナセルは、今季ここまで公式戦15試合の出場にとどまっていた。

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サウジ勢から注目されるべナセル…基本線残留もミランは柔軟に対応へ

ミランのアルジェリア代表MFイスマエル・ベナセル(26)にサウジアラビア勢が近寄る。 近年ケガがちも万全ならミランの主力というベナセル。イタリア『カルチョメルカート』はこの26歳について、「イブラに続いてジルーとケアーも抜けるミラン…中心となってリーダーシップを発揮すべき段階に」と評価する。 その一方で、イスラム世界のフットボーラーを代表する1人であるベナセルには、サウジ・プロフェッショナルリーグ勢から熱視線が送られていることも紹介。ベナセル自身、将来的なサウジ参戦の意向を周囲に伝えているという。 ただ、それは早くても2025年夏。選手キャリアの終盤に差し掛かる2026年以降でも問題ないと考えているようで、そもそもミランとの契約を2027年6月まで残している。 ミランとしては、今後数日でマイク・メニャンおよびテオ・エルナンデスとの契約延長交渉をグッと進める方針とみられ、ベナセルはタイアニ・ラインデルスやフィカヨ・トモリらと共に、メニャン&テオに続く優先度とされる。 今日現在の見通しとしては、ベナセルは基本的にミラン残留で売却なし。ミランは先方のオファー次第で柔軟に対応するとのことだ。 <span class="paragraph-title">【写真】ベナセルがジルーら退団組へ敬意を表す</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="it" dir="ltr">Mi mancherete…<br><br>I vostri nomi rimarranno incisi nella storia di questo club e nelle nostre memorie <a href="https://t.co/fE4V58qeqZ">pic.twitter.com/fE4V58qeqZ</a></p>&mdash; Ismaël Bennacer (@IsmaelBennacer) <a href="https://twitter.com/IsmaelBennacer/status/1794501460396507216?ref_src=twsrc%5Etfw">May 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.29 14:45 Wed

「我々が悪かったわけではないが…」敗戦に落胆のピオリ監督…ミラン解任の噂には「今シーズンを終えることに集中」

ミランのステファノ・ピオリ監督は、セリエAでの完敗を嘆いた。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。 18日、トリノとのセリエA第37節に挑んだミランは、前半にチャンスを作りながらも2失点を許してハーフタイムへ。後半も開始早々に失点する厳しい展開となると、55分にイスマエル・ベナセルがPKを決めて1点を返すもさらなる反撃とはならず、1-3で試合を終えた。 すでにセリエAでは2位が確定している中での敗戦について、ピオリ監督はメンタル面で相手に劣っていたことを嘆いている。 「枠内シュートを4本しか打てず、厳しい結果ではあったと思う。前半はクロスに対して、十分な集中ができていなかった。個人の戦いは多くの場面で負けており、それが試合の方向性を決定づけただろう。我々のプレーが悪かったわけではないが、相手はより集中力と決意を持っていた」 「今シーズン、我々は普通のチームの中では最高だっただろう。並外れたことを成し遂げたチーム(インテル)は1つあったが、他のチームより我々は優れた成績を収めていたと思う」 また、ピオリ監督はミランの指揮官解任やナポリ行きの可能性などが取り沙汰される自身の去就に言及。まだ決まったことは何もないと強調しており、残るシーズンに集中したいと語った。 「人々は私の去就について何カ月も話し続けてきたが、チームは非常に機能していたと思う。このような状況に陥っていた監督をフォローするのは簡単ではなかっただろう。だから、選手たちを称賛したい」 「シーズンはまだ1週間残っている。その週を経てから、様子を見てみよう。他のクラブとは何も話していない。ミランとの関係がいつ終わったとしても、私はこのクラブとそのファンに大きな敬意を抱いている」 「契約はまだあと1年残っており、私はこのクラブで素晴らしく濃密な5年間を過ごしてきた。だから、今シーズンを終えることに集中しているし、何かあればその時に判断するつもりだ」 2024.05.19 11:20 Sun

7試合ぶり勝利にミラン指揮官が安堵「勝つことは非常に重要だった」

ミランのステファノ・ピオリ監督が快勝を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場を確定させたものの、公式戦6試合勝利なしと白星から遠ざかる2位ミラン。立て直しを期した11日のセリエA第36節では、カリアリをホームに迎えた。 ポルトガル代表FWラファエル・レオンやフランス代表DFテオ・エルナンデスらがベンチスタートとなった中、35分にはアルジェリア代表MFイスマエル・ベナセルがシュートのこぼれ球を押し込んで先制。後半に入ると、途中出場のレオンのアシストからアメリカ代表FWクリスチャン・プリシックが追加点を奪う。 その後、カリアリに1点を返されたが、オランダ代表MFタイアニ・ラインデルス、レオン、プリシックのゴールでリードを広げて5-1で勝利。公式戦7試合ぶりの勝利を手にした。 ピオリ監督は試合後、「勝つことは非常に重要だった」とコメント。「ここ数年、長い間このような状況に置かれることに慣れていなかったからだ」と1カ月以上ぶりの白星に安堵している。 「ヨーロッパリーグ(EL)敗退と(ミラノ・)ダービーでの敗北後、このような状況に直面した。勝利して順位を決定づけることが重要だった」 「選手たちはよくやった。特別な試合をしたわけではないが、間違いなく注意や犠牲を払った。それが我々のするべきことだった」 また、ピオリ監督は自らの思い切った選手起用にも言及。流れを変えるための決断だったと明かし、結果にも満足しているようだ。 「記者や選手たちは監督の選択を個々人へのペナルティとも受け取るが、そうではない。6試合も勝てていなかったから何かをしなければいけなかった。多くのプレータイムを費やしている選手の中には以前ほどの輝きを放てていない選手もいるし、精神的によりフレッシュな選手もいる」 「私はこれが正しいと思ったからこのような変化を加えたが、彼らは私の期待していた通りのリアクションをしてくれた。スタメンに入れなかったことに腹を立てていたが、必要に応じて積極的にチームをサポートしていたし、その役割をうまくこなしてくれた」 一方、現状や今後に不安を抱き、前節から声援なしで抗議の姿勢を見せるミランファンについてもコメント。ピオリ監督は早く以前の状態に戻ってほしいと考えている。 「この状況を非常に残念に思っている。我々に寄り添い、エネルギーやポジティブさ、信頼感を与えてくれる雰囲気を作り出せていたことを誇りに思っていた」 「ミランの将来のために事態が解決されることを願っているし、間違いなくそうなるはずだ。まだクラブとは話していないし、リーグ戦が終了する前に解決するのかどうかもわからない。まだ2試合残っているからベストは尽くすつもりだ」 「誰も想像できないような目標を達成可能にするミランのスタジアムが、再び熱意を取り戻すことを願っている」 2024.05.12 17:39 Sun

オファー次第では売却も? ミランのMFベナセルに古巣アーセナルなど関心か

ミランのアルジェリア代表MFイスマエル・ベナセル(26)に移籍の可能性があるようだ。イタリア『Calciomercato.it』が伝えた。 2019年夏にエンポリから加わり、ミランの中盤を支えてきたベナセル。今シーズンは右ヒザの大ケガによりリハビリスタートとなったが、2023年12月に復帰して以降はコンスタントに出場を続けている。 一方、ミランではフランス代表FWオリヴィエ・ジルーのメジャーリーグ・サッカー(MLS)行きが有力となってきているが、高額なオファーが届けばベナセルの売却に踏み切る可能性もあるとのこと。クラブはこの26歳を重要な選手とみなしているが、5000万ユーロ(約81億6000万円)以上であれば放出も考慮するという。 現行契約を2027年6月まで残し、純額400万ユーロ(約6億5000万円)の年俸を受け取っているというベナセルに対しては、ヨーロッパのさまざまなクラブが関心。プレミアリーグのクラブも注目しているようで、特にベナセルにとって古巣のアーセナルが強い興味を抱いている模様だ。 また、サウジアラビアのクラブも獲得に動く気配があり、より高額なオファーはこちらから届くとも考えられている。 ミランの中盤を見ると、昨夏加入したオランダ代表MFタイアニ・ラインデルスやアメリカ代表MFユヌス・ムサ、今シーズン台頭したフランス人MFヤシン・アドリなど将来性豊かな選手が存在。イタリア代表MFトンマーゾ・ポベガもUEFAの選手登録の観点から重要と、頭数はそれなりに揃っている。 ベナセルは「心からミランを尊敬している」と語るクラブ愛の強い選手だが、同じくクラブ愛の強かったイタリア代表MFサンドロ・トナーリは昨夏ニューカッスルへ移籍。オファーがあるなら2年連続の高額売却も十分ありえるはずだ。 2024.03.28 19:47 Thu

連勝続くミラン、指揮官は中2日での快勝を高評価「とてもポジティブなパフォーマンス」

ミランのステファノ・ピオリ監督が快勝を祝った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 セリエA前節のエンポリ戦で2連勝とし、リーグ2位に浮上したミラン。ミッドウィークにはヨーロッパリーグ(EL)でスラビア・プラハを下し、ベスト8進出を決めた。 そんな中、17日のセリエA第29節ではリーグ戦3連勝、公式戦5連勝を懸けてヴェローナと対戦。前半終了間際にフランス代表DFテオ・エルナンデスが独力で先制点を奪うと、後半にはアメリカ代表FWクリスチャン・プリシック、ナイジェリア代表MFサムエル・チュクウェゼが加点し、アウェイで3-1の勝利をあげた。 試合を振り返ったピオリ監督は、2点リードの状況で喫した失点の場面に言及。アルジェリア代表MFイスマエル・ベナセルのクリアには改善の余地があったと述べつつ、チーム全体の戦いぶりを評価した。 「我々は良い試合をしたと思う。それから彼ら(ヴェローナ)は素晴らしいゴールを決めた。あの場面は我々もよく守っていたが、(失点に繋がった)ベナセルのクリアはもっと注意を払うことができたかもしれない」 「このようなエピソードは試合における戦術的な姿勢、および精神的な姿勢を変える。しかし、我々はチームだった。たくさん走り、たくさんのチャンスを生み出した」 また、中2日という厳しい日程を踏まえれば上出来だったともピオリ監督。このままセリエAとELで勝利を重ねていくつもりだ。 「木曜日(スラビア・プラハ戦)に続く試合と考えれば、とてもポジティブなパフォーマンスだったと思う。(残りの)リーグ戦に向けて素晴らしいスタートが切れた」 「多くの選手を入れ替えたことを踏まえると、少しうまくいきすぎたかもしれない。私はこれを期待していなかったし、その後の失速も予想していない。今は順調で、自分たちの価値を証明する機会がたくさんある」 2024.03.18 15:39 Mon

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鎌田大地やルイス・アルベルトが去るラツィオ、若返り図る中マルディーニ息子に関心か

日本代表MF鎌田大地の退団やイゴール・トゥドール監督の退任など、今夏は大きな変更が起こるラツィオ陣営。若返りの方針の中、レジェンドの息子に関心を寄せているという。 イタリア『TuttoMercatoWeb』によると、ラツィオが関心を寄せているのはミランのMFダニエル・マルディーニ(22)。元イタリア代表DFでミラン一筋でプレーしたパオロ・マルディーニ氏の息子だ。 2023-24シーズンはモンツァへとレンタル移籍。セリエAで18試合に出場し4ゴールを記録。ミランへと復帰することになったが、そのミランは売却する可能性もあるとされている。 2025年夏に契約が切れるマルディーニ。ただ、ミランではポジションを確保は難しい状況。残り1年となり、ミランが売却するチャンスは今しかない。 800万ユーロ(約13億4000万円)程度と設定されている移籍金に対し、ラツィオは興味を示しているとのこと。ただ、ライバルもおり、フィオレンティーナやトリノも関心を持っているという。 ラツィオは鎌田の退団が確定的。さらに、元スペイン代表MFルイス・アルベルト(31)もカタールのアル・ドゥハイルへの移籍が決まり、中盤が手薄になる状況だ。 2024.06.14 22:30 Fri

名手アンブロジーニがグアルディオラをカルチョへ勧誘「イタリアでも非常に尊敬されている」

マッシモ・アンブロジーニ氏が、稀代の名将ジョゼップ・グアルディオラをカルチョへ誘う。『フットボール・イタリア』が伝える。 ミランのレジェンド、アンブロジーニ氏。「黒子」という言葉はこの男のためにあるのではないか、と思うほど脇役に徹したボランチだっだが、時代を彩ったまごうことなき名選手だ。 氏はこの度、合法スポーツベット『OLGB』のインタビューで古巣ミランなどについて語るうち、次第に話題はユベントスのチアゴ・モッタ新監督へ。そこから「指揮官論」へと入っていき、こんな質問を投げかけられた。 “カルチョで指揮を執ってほしい監督は?” 「イタリア人なら誰しも、ペップ・グアルディオラをカルチョで観てみたいと思っているんじゃないかな。イングランドと同じく、ここイタリアでもペップは史上最高の監督の1人として尊敬されているしね」 「ペップがマンチェスター・シティに対する愛着を語っている様子をよく見るよ。『クラブへの愛』、それはカルロ・アンチェロッティがレアル・マドリー愛を口にするのと同じだ」 「私も同じクラブ(ミラン)で17年間プレーしたから、愛着を持つ場所を離れる難しさはよくわかる。ペップがシティを易々と離れることもなかっただろう?」 「しかし、いつかはカルチョで指揮を執って欲しいものだね。少なくともピッチ上での変化は恐れない男だ。新しい挑戦なら、ここイタリアが最適かもしれない」 選手キャリアの全盛期は下部組織時代から過ごすバルセロナだったペップ・グアルディオラだが、30歳で突如としてセリエAのブレシアへ移籍し、その後ローマでもプレー。今なお流暢なイタリア語を話せることで知られる。 キャリア晩年は当時まだ主流とは言えなかった中東カタールへ向かい、最後は北中米メキシコでスパイクを脱いでいる…ペップ・グアルディオラとは冒険家なのだ。 2024.06.14 16:00 Fri

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